2011年07月07日
スクーターのチューン話に興味のない人はさようなら!
専門用語も出るのでわからなかったら帰った方が良いです。
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街道の流れに乗れず怖い思いをしている61トゥデイ。
色々弄るために「プーリー付近」のバラシと組み立てをHPを参考におそるおそる挑戦したら・・・ビートのブレーキ周りの方がよっぽど難しいと判明。
つまり簡単w
スプラインを潰さないとか機械作業の基本を抑えていればですが10分程度でウェイトローラーと呼ばれる部品を部品入れ替え調整できる事がわかった。
で、しばらくウェイトローラー(以下WR)を弄ってました。
WRはプーリーと呼ばれる部品の中に装着されるおもりのこと。
純正では6.5gのが6ヶ入っています。
この6ヶの内3ヶずつを入れ替えて重さを調整する事で加速重視か最高速重視かの特性を変えます。
WRの組み方にはお約束があるのでそれに従って軽いのを最初やったら私の体重が重すぎてで前に進みませんw
で、WRを重くしたら最高速までがかったるく遅くなります。
試したのが、6.5gx6で純正は39gでこれが基本。
軽いのは 6.5gx3 3.5gx3で30g 前に進まないw思ったほどピックアップも良くない。
重いのは 6.5gx3 7.0gx3で40.5g低回転でトルクが出るけどピックアップが遅く30キロ走行以下なら純正よりトルクフルで良いところしか出ないが、40キロ以上は加速できるエンジン出力が欲しくなる。
など。
考え方は4輪のフライホイールとダブらせるとわかりやすいかな?
結局「純正って良くできてるな」と。
実験より目的である「WRの変更では最高速に変化が出ない」と判断できたため根本的にプーリーの外側の領域にVベルトが押し出されるように構造を考える必要があることを知り、それではどうした物かと考える。
お金は掛けたくないし・・・でも街道の流れはおっかないし。
魔改造で、構造的にプーリーボスと呼ばれるスリーブを短くして、その分ランプレーとの外側かプーリーフェイスの外側にワッシャを噛ます、同時にプーリーのドライブフェイス側先端部を少しだけ削ってあげる・・・またはWRの作動範囲を大きくなるように改造する。
・・・などリスクいっぱいな改造もあったのですが、時間が掛かるし仕事の足なので2時間も3時間も掛かりっきりにはなれないから・・・
どうしたらいいのか寝ながら考えた結果、
街道での波に乗れない怖さ
魔改造の作業時間と完成した物の精度の問題
金銭の問題
など熟考の末に出来合いのハイスピードプーリー導入を選びました。
結局魔改造を頑張っても時間と労力の割にリスクが高すぎで余り意味がないかなと。
候補の社外ハイスピードプーリーは2社
キタコ
SP武川
に絞りました。
絞った理由はキタコは値段が張るけどWRは純正のでいけるのでその後の調整を余り考えないでいける、調整で乗り味が変化しない。
武川のは安いけど初期適合のWRの重さは純正と大幅に違う、販売チャンネルが少なく部品代の他に振込料や送料と手続きを考慮すると店舗で買うキタコと差が小さくなるのでめんどくさいのが先に立つ。
結局店舗で買えるキタコにしました。
トドメの決定打は定価5250円がセールで4463円になっていたこと。
武川はショップ在庫がないので3150円が2980円前後で売られていて、これに送料が640円、代引きが410円(振込で260円)、調整用WRが5g6ヶで900円前後で4900円
ショップに買いに行くガソリン代くらいの足の出ならキタコの方が武川の強制WRセッティングを考えるとお得と判断。
キタコに決めました。
交換前は私の体重と風防で風の抵抗をまともに受けるため最高速度が49キロしか出なかったトゥデイが交換後は58キロくらい出るようなったので街道が怖くなくなりました!!
一応制限速度内で捕まらないし、最高速の他に出足も良くなって大満足!
それなりに荷物を積んでも4ストだとトルク的に問題が出ないので不満点が解消されました!!
WRも純正品が使えたため加速特性に大きな変化が無く扱いやすさをそのままに最高速だけのばせたから安心して走れます。(ウィリーするような加速は必要無いので)
これにてトゥデイの改造は終了。
フルチューンです!!
フルチューンとはその人が「これで満足」と思ったのがフルチューンで、レーシングパーツてんこ盛りにするのがフルチューンではありません。
他は知りませんが私の中ではそうなってますw
堂々と胸を張って
「俺のトゥデイ(2輪)フルチューン!!」
皆さんご一緒に、さん、はい!
「俺のトゥデイ(2輪)フルチューン!!」
ご唱和ありがとうございましたm(_ _)m
Posted at 2011/07/07 09:58:48 | |
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トゥデイ【2輪】 | 日記