2012年11月05日
スクーターの話。
スクーターの駆動系の事が説明無しで判る人対象です。
別に凄くためになる話でないことは"ここで宣言します"ので興味無い人はさようなら~~
さてさて。
50ccのトゥデイ(AF61)を仕事で乗ってます。
一応「前のオーナーがエンジンのO/Hをしたかもしれない、その時はホーニング程度だった感じがするかもしれない」との事ですが、「排気量の違反申告脱税しないために小形自動二輪登録」してます。
で、税金多く払う代わりに2段階右折は無しとか最高速も60キロとか色々有るのですが、50ccのキャブレター式スクーターではそこまで出ないわけですww
なのでアフターパーツの交換とかして何とか対策するわけです。
AF61なのでまずはズーマーというスクーターのキャブレターニードルとか変えて良い感じだったり、プーリーとか交換して最高速を60キロまで出してみたり、そのプーリーの中のウェイト変えてトルク特性とか変えてみるわけです。
モアトルク・モアパワー
とか欲しくなり、でも製品を買うには安いけどお金の壁が立ちふさがるわけで。
先日も冷却ファンを軽量な物に変えたら上が軽くなるかなと・・・
だけどAF61用のって、4穴の旧タイプゆえになかなか無いし、3000円有ればビートのオイルとかATR-K.SPORTの1/2本買えちゃうのでどうしても出したくないわけです。
元が10万円、中古で1万数千円(友達卸なので)に3000円の改造パーツ(クーリングファン)とか・・・俺の中ではあり得ないなと。
で、風量は兎も角、その部品は「軽量」を謳っているため、軽量の部分だけなら何とか出来るかなとDIYやってみたわけです。
ファンの中心部にあるテーパー形状の部分を切ってみた訳ですw
風量は上がらず、外周部を加工しないのでトルクも落ちにくい、けど軽いとなれば、良いかなと。
このファンの回転はクランクから直接なので回転抵抗が下がる、けど遠心力外側は重いまま。
「軽度のパワーフィールと伸びが出ると良いなぁ」
くらいの軽い気持ちで。
ところがやってみると、トルクすっかすか。
回転の上がりに前に出ている感が付いてこない。
「クーリングファンて実はターボ!?」とか思うほどスッカスカw
結局ウェイトローラーの重さを6.5gx3・6.0gx3=37.5gから6.5gx5・6.0gx1=38.5g(この組み合わせは邪道です。本体を痛めますのでやめて下さい。)にしてバランスが取れました。
その差1g。
たった1g。。
純正は6.5gx6=39g
前の状態よりは幾分良いフィールです。(37.5gより)
純正の39gだとトルクがあるので前には進むのですが、最高速までの到達時間が長く、40キロ超えた辺から頭打ち感。
なので6ヶの重りの1つだけ6gのを入れてます。
で、切り飛ばしたテーパー部の話に戻るわけですが。
この回転部品の中心を切ったらいきなりセッティングがピーキーになりました。
1gとか0.5gってスクーターだって普通は使わない数値です。
そこまでタイトに詰めていく・・・もしこれが車のフライホイールと置き換える(厳密には違うもので違う働きですが、回転軸と重さの相関関係が似ているという意味です)と、車にも「最低必要なフライホイール重量と、限界まで詰めると、エンジンが持つトルクやパワーにタイトなバランスを要求されたり・・・」
するのかなと”思っただけ。”
フライホイール軽い=えらい、すごい、速い、かっこいい~
って時代はとっくに過去の遺物(=ナンセンス)ですが、その上使いこなすには凄いバランス調整が要求される可能性があるなと、スクーターで仕事に向かう途中考えながら走ると、
現場までの時間を有意義に使えるお話でした!
今日の話はアフォな理論を考えながら走ると、時間を有効に使えてますます大アフォに成れる勧めって事で!
まともな大学出ていない、しかも文系寄りの戯言なのでスルー願いますm(_ _)m
Posted at 2012/11/05 18:52:22 | |
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