2014年01月08日
活字を読もうキャンペーン第3弾
今回は本の紹介ではなく本の選び方。
一連のご紹介にあわせて本をそれぞれのルートでご購入いただいた皆さんには感謝を。
さわりだけでも読んでいただいている、もしくは読破されてしまった方もいると思います。
考えていた内容だったか、そうではなかったか、それは感想文として考えておいて下さい。
問題は
「読んで楽しかったかどうか!?」
金額分、それ以上に楽しめたか・勉強になったかどうかの「思うことがあったかどうか」が重要です。
読んだ内容から更に踏み込んだ自分の考えも、本という切っ掛けがあったから考えるチャンスを得られたわけですから、すでに知っている以外の事は本を読んだから得られた考えなのでどう転んでもお得だと思える本でしたが・・・如何だったでしょうか?
さて、本を全くゼロから選ぶに当たって。
基本的に活字本の場合はコミックと違って立ち読みがある程度許容されてます。
なのでこういった本は本来
「書店にて購入が一番良い買い方」
と思います。
ちょいと大きめのスーパーに入っている書店には「趣味・車・バイク」というコーナーがあり、雑誌の下に本と書籍DVDが置いてあります。(もしくは車以外で知識を得たい分野のコーナーで)
車種別のメンテナンス本から、種類は少ないながらドラテク本、主に教習所の攻略本などが所狭しと並んでいると思います。
その中で自分の一冊を見つける。
今はネット上に今回のように「この本お薦めだよ~こういう風な内容」とかって紹介されていると判りやすく買いやすいですよね!
アマゾンなんかレビューって感じで出てますし。
特にその場で真剣に吟味しなくても読者感想文を参考に問題なく買えると思います。
本題:私は本を選ぶ時、コミックも小説も活字の本も選ぶ際は以下の3点を重視して買ってます。
タイトル・カバーを見た時のトキメキ。
目次が興味を引く内容か。
ぱらぱらめくってみて、飛び込んできた文字が自分が欲しいと思う内容で絵や写真なども含めて判りやすく訴えかけているか。
いわゆる「直感」
そこっ、笑うな!!
マジでこんな感じです。
今はほとんど手放してしまいましたが、昔角川文庫の・・・現代で言うところのラノベ(ライトノベル)に大ハマリして、高校時代の通学の電車は往復本を読んでました。
高校生で買える新品本なんてそれほど多くはないので古本屋をチャリンコで梯子してました。
遅くは閉店まで居たこともありましたが、ほとんどは次にどんな本を買って読みたいかの物色で、内容をその場で見ることはありませんでした。
もちろん地雷も踏んでますよ!
タイトルに騙され。
カバーに騙されw
帯の紹介文に騙されww
最後は作者のグダグダにやられwww
ネットがない時代に良い本を探す野生の感はこの頃構築されたかな。
更に本の場合、特に古本屋の場合は「一期一会」なんです。
まあ大体の場合は翌日行けば普通に買えます。
が!
ある時見た本がどうしても頭に残って買う決心をして次の日行ったら見あたらない。
2時間探して(<お店側は不審だっただろうけど)見つからず、店主に聞くと
「売れた」
吟味するのも程々でないといけない!!
それ以降は直感を信じるようになりました。
ただ直感と言っても上記の騙されに引っ掛かると金銭的精神ダメージを受けるので自分なりの判別基準とその判別速度を上げるために、「タイトルと目次とパラ見の印象」で、金銭的に厳しい場合は最後の方の数ページを読んで決めるようになりました。
中にはタイトルと内容が全然違うのとか、最初の数ページは良いこと書いているけど、それ以降はだんだん迷走してきて、最終的に尻切れトンボとか・・・意外と多いんですよ。
まあ「活字離れ」と言われる現象も、こういった詐欺まがいの(読んでいる人間置き去り)本が下手な鉄砲数打ちゃ当たる作戦であふれ出たことにも一端はあるでしょうね。
せっかくお金出して買った本がこれじゃねぇ。
しかも欲しい話は書いて無くて巧妙に隠蔽して判りにくい説明のうえ最後にも答えを書かず「講演会にご参加を」って。(主にイラレとかフォトショのハウツー本に多い)
もっと酷いのは最後のページで「この文章は書きかけですよね??」ってあからさまに判るブツ切れとかww
途中から書いている人が絶対に入れ替わったよねとか。。
なので、それらに引っ掛からないために判別の「タイトル・目次・ぱらぱら・最後ページの終わり方」は重要です。
あと、挿絵や写真など、小説は作風のイメージ画なども多く入っている方がより読む人に優しく出来てます。
他にも文字の大きさ・書体、余白の間隔とか・・・読んで貰うためにどうするかってのを考えてくれている本は文章の文字が目から飛び込んできます!
(ちなみに今回紹介の本、目次見てぱらぱらして貰うと意味がわかると思います)
そんな土台の上で、先日の車本を紹介しました。
どの本も読んでいくと多少判りにくい部分があると思いますが、逆にその部分は説明しにくい部分が文章になっていて、「良く文章で表現したな~」って感心させられる部分です。
それだけ表現しにくい部分に踏み込んで読んでくれた人に内容を伝える
知識を伝えるための本気の本です!
こういった本がもっと全体を占めれば活字離れも無くなるのかなと思います。
本の価格以上に良いことを知ることが出来る
そこに本と本屋の価値があるかと思います。
ま、確かに住宅事情で本をスペース的に保存できないなどの条件で電子書籍化の波は確実に出来てます。
でもやはり本は紙で読みたいですね!
PDFファイルの小説読んだり、コミック(孤独のグルメ)もiPhoneに入ってますが、読みにくい目が痛いww
また、バッテリーを使わないで読める「本」というメディア。
私は好きです。
足回りの自力調整と合わせて、活字の本を探す楽しみと読む楽しみ、知り得たことを使う楽しみが一人でも多く体験できると良いと思います。
あ、本を選ぶ時にやっちゃいけないことを一つ。
「ぱらぱら見た時、難しくて何書いてあるか判らない本は手を出しちゃダメ!」
そもそも読んでくれる人に「判りやすく・論理的に・可能な範囲で短く・伝えたいことが明確」という基本的な部分を無視しているのは本として終わってますので。
(偉そうな学者さんの本に多い傾向です。教科書と言われても反論できない構成)
教科書と本は同じ形態で全く別物です!
私流の本選びはこんな感じですが、一連の紹介した本はこれらの厳しい俺の審査をパスした優良本です。
この優良本を理解できないとなると逆にヤバイ事になりますので気合いで読み込んで下さい。
怖がらず、TSUTAYAでもくまざわ書店でも立ち寄った際は、興味のある分野の活字本を手にとって見て下さい。
もしかしたら新しい出会いがあるかもしれませんよ!
Posted at 2014/01/08 16:33:31 | |
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ネタ | 日記