2014年07月29日
先に断っておきますが、不具合を抱えての走行はオススメできません。
JAFなり保険屋のロードサービスで安全策を取って下さい。
私もBライの保持条件でJAFに加入してます。
万が一でも実際にどうにか出来る保険(的な体勢)があったから。
その上で映像の続きです。
午後の走行映像は7本目。
すっかりチェックも消えて「これは家まで行けるな」と十分に感じる手応えを感じてました。
荷物積んで平塚青果市場の駐車場(さっきまでコース)に車を置いてジャンケン大会までは書きましたね。
その後にエントラントの皆さんやスタッフや会長ご夫妻に挨拶をし撤収。
以前は青果市場のそばにあるファミマの脇の道を129号線へ行ってましたが、この129の合流ですっごい混み方をするので最近は青果市場から北へ行きます。
程なく平塚車検場を過ぎるのですが、その車検場の前の辺で、午前走行を見合わせたあの4000回転の以上で発生するダダダが発生!
無理やりアクセル開けて前に進めます。
その後、症状が2500回転以下なら前に進めるのに問題ないレベルと判断できたため、症状が出ると小刻みにシフトアップと、エンジンの点火時期が狂ったような感じの症状を感じ取れたため、時々アクセルを大きく煽りました。
そうすることで点火補正が揃うのか、しばらくは普通に乗れるためです。
端で見たら「旧車會?」って感じでしたし、症状が出ている時は1気筒エンジンかと思うほどエンジンに力がなくなり酷いレブリミットに当たったような感触になります。
人間側の対処は半クラでエンスト回避・アクセル大きく開けて点火時期狂いのような症状をECUの固定プログラム領域まで持って行って補正をさせる・惰性を殺さない。
この時点ではこの程度の対処しか思いつかず、周りの安全を気にしながら流れに乗ってこの対処を色々繰り返す・・・結構疲れますよ。
もう本番走行の緊張感なんて「へ」でもないです。
そのくらい神経使って、63キロ離れた自宅を目指すわけですが、この状態で残り60キロ・・・・その長さに軽い絶望感があったことは否定しませんw
しかし片側1車線の普通の道、しかも天気が良い日曜日、夏休み、この後雨と条件が重なり、裏道すら混んでやがる。
止まりたくない私としては裏の裏道を走り抜けるわけです。
速度は出せないのですが、返って好都合!
何とか129号へは信号変わり待ちだけで合流出来ました。
が!
そこから試練がww
4000回転以上で発生していた症状が2500回転付近から発生し始め、更に下り坂だと元に戻り、上り坂は1気筒エンジンになることを確認。
「ひょっとして引力の微妙な作用で症状出てる!?」
走行しながらECUのあたりに手を差し込んで軽く揺さぶるとある程度の改善が見られる事を発見!
平塚でのトラブル対処のためECUを固定しなかったのもこの緊急対処に役立ちました。
しばらく走りさっさと高速で家に帰ろうと東名高速入り口にたどり着くと・・・・
高速道路入り口渋滞orz
経験からこの渋滞は海老名SAの先で東京方面の綾瀬バス停までダメ。
そこまで渋滞+エンジントラブルではぶっ倒れるため東名高速は諦めました。
新しくできた圏央道も、その分岐まで行く気にならないほどの渋滞。
仕方がない、246号を行くかと心に決めたものの、厚木警察署前にある3連オーバーパス(陸橋)の上りで大雨に遭遇!
更に上り坂でエンジン絶不調!!
アクセルを入れて高回転ゾーンにすらもっていけない。
クラッチつなげても前に進まない。。
アクセルほぼ全開でクラッチ接続は10%未満の・・・・まるで珍走族ww
それでも坂の勾配は無情にも前に進めるのを阻害する。
無慈悲に降り注ぐ雨!!
湿度の高い暑さの中、エンジンのトルクを維持するためにエアコン生きているのに消して走行。
もちろん窓を1ミリすら開けられない豪雨。
「泣いて良い?」
某元議員並みに泣きたかったです。
車置いて徒歩で歩こうかと思うほど。
でもそんな迷惑かけられないし、その後の対処も面倒くさい。
とにかく上り坂は珍走状態で、でも下りに入るとエアコンも使えるほど息を吹替すほど好調。
この先246との分流手前に長い上り坂があるのを知っていたのでその手前で右に逃げました。
しかしこの右折レーンが上り坂になっていて、時速5キロ位しかアクセル全開で出すことができず、後続の車に迷惑かけました。(ごめんね)
小さい道(43号)なので脇に止めようかと思ったのですが、雨のため止めても外にすら出られないのでは意味が無いと騙し騙し移動。
601号から更に北上を続け、上り坂を最小限に・・・・この頃にはECUハーネスを助手席の背中に押し付けるとまともになる事が判明し実行。
なんとか不調ながら前に進めることができたのでこのまま行ける所まで行こうと判断。
しかし周辺道路は大渋滞。
そうだ!圏央道行ってみよう!
と、いうことで、圏央厚木インターから圏央道へ!
・・・すいてる!!!!
さすが出来たて!
さすがのグーグル先生も圏央道新規開通区間はまだナビ案内できないらしいですが、地図データーだけは生きていたので突入!
何とか80キロ規制の中、特に遅い車の流れは速度的に維持できたのでその後ろをカルガモ走行。
それでも上り坂では咳き込み症状が出て上り坂を見る度に憂鬱になります。
ただ、道が綺麗だし信号がなく、交通量は多いけど流れがあったので走り切れました。
狭山PAにてお昼寝休憩。
疲れてノックアウトが正直な所、精神的にも。
その前にさいたま地うどんを頂いて、ECUの配線後ろに空のペットボトルを差し込んで配線を浮かせました。
え?ああ、そこまでは手で持ち上げてました。シフトチェンジの時に隙ができるので、高速の5速ホールド走行ができたのは助かりました。
狭山PAでECU対処の簡易対策ができたので・・・その後は関越練馬まで10回位咳き込みそうになる症状が出ましたが、半クラ使ってアクセル煽ったりしながら頑張って自宅まで騙し切りました!
63キロの行程が500キロくらい走った疲労感があります。
サバイバルラリーってこんな感じなんだろうなと。
また、車をゴミにしないで自宅まで運べたのも普段の訓練の賜物だと思います。
エンジンやタイヤの感触、ミッションの具合とか感じながらの走行。
後日この感触もトラブルの原因究明に役立つだろうし、他の車にもあり得る事ですから。
これだけ不具合を出しながらも走りきった事で、得られた情報量は莫大ですが、疲れたのと、もうこういった走行は極力回避したいですね!
そんなわけで平塚動画の午後車載の一番最後にて表明してますが、チューナー様からのアドバイスで
「今のメインマシンをドックに入れてしばらく補修に専念させます」
推定半年間。
実は平塚の走行時間に打ち合わせてある程度方針を決めていたのですが・・・
他にも廃車してS660待ちとか、妻の車をメインカーに作りなおして箱替えとか色々選択肢はあったのですが、本厄を身代わりしてくれた・・・嫁まで運んでくれたこのマシンを手放す気にならなかったので長期入院引き換えで
「修理します」
桶川とかはしばらく軽クラスからライトウェイトに変更してLSDも未装着で純正足を調整しただけの妻のビートで走る予定です。
運転技術下落を最小にするために平塚も出るつもりですが、妻のビートなので今回のようなタイムは出ません。
サイドターンも無しでグリップオンリー走行でメインが帰ってくるまでの間細々頑張るつもりです。
改めての基礎練習には良いかもですねw
走行をやめるわけではありませんが、一線で戦えるマシンでないのも事実。
なので半年間の休眠を
「勇気ある退却」
と捉えて頂けると嬉しいです。
アイシャルリターン!!
帰ってきた時は「ソロモンよ・・・」とか言うんだろうなww
あ、別に落ち込んでないので深刻にとらえないでくださいね。
製造から23年経過の車で競技する際に本厄が重なってひどい状態になっているだけなのでw
むしろ本体が病気になる分ビートが背負ってくれたと前向きに捉えてます!
修理代は頭がいたいですがww
そのため大きくお金のかかるお誘いはごめんなさい。
新年会も忘年会もそうま会も参加のつもりなので仲間はずれにしないでね~~
平塚のも元気に参加なのでその際は皆さんよろしく〜
Posted at 2014/07/29 07:31:58 | |
トラックバック(0) |
ビート | 日記