2014年09月09日
今回新規立ち上げの
「軽カー耐久レース@福島リンクサーキット11月2日」
の告知も準備中です。
車両規則緩くして、「GT選手権ごっこを軽で楽しむ」というコンセプトで行われます。
まだ募集開始前なのですが、11/2に軽自動車GT選手権ごっこをやりたい人はお金と車を用意しておいてください。(お値段控えめです)
詳細は平塚終わったら書きます。
一応私は「スタッフ」としてお手伝いの予定ですが・・・・
本当は走る側なのですが、レース経験が皆無(混走全開は普通に出来ます)なのと財政的な事情で。
新しい規格のクラスもAT限定とかであるし、ビートやカプチなどの本気スポーツもクラスがあるので詳細お楽しみに!!
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と、いう話も内々で伝わってますが、とりあえず情報漏洩だけして自分の事など。
宣言通り妻のお買い物ビートで年内一杯は走ります。
ただ、メインマシンが帰ってきたら即時現体制に戻ります。
なので桶川のライトウェイトも今回限りのスポット参戦の可能性が高いです。
もちろん桶川前(19日正午より前)に100%の体勢で帰ってくることが有れば軽クラスにエントリー再変更しますが、おそらく”無い”と思います。
日曜に各所でジムカーナが有ったようですが、どこ吹く風でした。
メインマシンがないとイベントがあっても興味が沸かないし、沸いても何も出来ないので極力見ないようにしてましたw。
出られないストレスは体に毒毒なのでw
でもちょっとだけ良いことがあって、妻のビートをレーシングカーに変更できました。
以前譲り受けた「黄金足@千波の足回りと同じ物」の吊しの物。
これを再搭載しました。
ちょっと経緯があって、以前はこの足に純正アッパー入れてバネレート4キロ6キロでプリロード0にしてストロークを最大に大きくしつつ車高も高くして乗り心地重視で組んだことがあるのです。
が!
その時はフロントの突き上げが酷く、1ヶ月使う前に部品を外し、入れ替えで用意していただいたGABの減衰変更可能ショックを搭載。
健康状態が悪くなる衝撃が走行中に起こるので、「私のスペア部品」と言うことで保管しておりました。
この後GABのフロントも突き上げが酷く純正リアを改造してフロント転用とかしました。(今回の話のオチになるので経緯だけ)
もうね、乗り心地は我慢していただいてレーシングセッティングと部品へ変更。
もちろん妻の車ですが私の好みに合わせて調整しました。
この今回の再搭載までに4年くらいの間が空いてますが、この間に私のサスペンションの構成と働きを知る機会が幾度かあって調整に対してのさじ加減や考え方などを勉強できたのが大きかったです。
以前の4キロ6キロよりもレートアップの6キロ8キロで組み上げた今回。
以前のより乗り心地が良くできました。
隠しても仕方がないのでブッチャケると、以前の時はフロントのバネをプリロード0からマイナスくらいで組んだのですがサスペンションシャフトが底突き起こして路面の荒れから来る大きな入力に対してバネ4キロだと縮み側を確保出来てなかった。
「”無知”故のアホなセッティング」
だったんです。
半年前にメインマシンの足回りをO/Hした時にシャフトの長さとかおおよそ知り得たのでそこからの割り出しでやってみた所大成功!
乗り心地はバネレートが純正の1.9キロ2.5キロ(GABバネ・推定)から各々3倍くらい硬いレートですが、扱いやすさと性能と乗り心地を全てまとめることが出来ました。
とは言っても「マシ」というレベルのようですが。。
じゃあ何で前回と今回とでこんなに違いがあるのか?
辿るとこの足の販売時まで遡ります。
元々黄金足は6キロ8キロが基本だったのですが、ショックシャフトのショートストローク化の時に後から4キロ6キロ設定が追加されました。
ただ、私の感想から言うと、ビートのフロントに掛かる軸重量に4キロだとプリロード0から自由長180の1G沈み量を検討しつつバンプラバーの長さも加味すると、入力と車体フロント軸重を支え切れていないかなと思います。
6キロでショックが底突きしない程度のスプリング縮み幅とシャフトの長さとケースの許容長さと減衰力の塩梅がバランスされているなと。
その証拠というか、フロントは6キロだとプリロードが0でもショックが成立してます。
成立しているとは、ちゃんと機能していると言う意味で突き上げや路面の追従性、ステアインフォ(<黒沢元治先生提唱の)がちゃんと機能しております。
唯一難点はそのまま組むとハンドルが重いかなと。
もちろんここにもMDiが12年くらい前からやっているアッパーマウント固定ナットにスラストベアリングを挟むという事でパワステが付いたような軽さも出しております。
うん、良いレーシングカーになりました。
操舵感覚もメインカーとほぼ遜色ない所まで来てます。
それだけに運転者の技量も鏡のように反映されるのでうっかり他人に貸せない車になりました。(注)
足の交換でトラクションが有効に生かされるようになり同じアクセルの踏みしろでもより速く走れるようになりました!
良いじゃない!(手前味噌ww)
レーシングお買い物カーのできあがりww
LSD入れたらその瞬間から「タイムでなきゃ嘘仕様」。
お買い物にタイム計測無いので無用なスペックですが、妻も足の交換で曲がることがこれだけ違う、車の速さまで変わってしまう、減衰力でどうとでも味付けを変えることが出来ると言うことを妻に学んでいただいたのでヨシとしたいです。
メカニカル(部品的)な変更の真骨頂は
「使い切るために必要な微調整のさじ加減を体験し覚える」
という部分で妻の運転能力がもう一段上に上がれたかと思います。
これでまた新しくビートの魅力が追加されたと思います!
(注・運転操作そのものは以前より簡単ですが、簡単ゆえに人間の操縦限界であるタイヤグリップを越える速度が簡単に出るため楽しくてつい踏んでしまい、コントロール限界越えて刺さるためです。そのためグリップ限界付近を知らない人間には貸せないと言う意味です。安全速度での通常移動が車の性能に左右されない人には問題有りません。)
平塚と桶川、壊さないように走らないとな。
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この交換にあたり。
チラっと書いた純正後輪ショックのフロント転用で全体が長いサスをアッセンブリー全長が短い足へ交換するのすっげ~~大変だった。。
ちなみにこの交換で最大の問題はスタビ(純正だけど)の強さ。
その長さを組むのに大変ってのはパーツレビューでレポートに書いたけど、外すのは苦渋の決断
「両足外しでハブぶら~ん」
をせざるを得ませんでした。
ハブ左右とスタビの重さを持ち上げてショックとハブと本体を結合するの持ち上げながらの作業で重かった。。。
背骨付近の筋肉痛になる寸前まで踏ん張って付けました。
あきらめて支え棒してジャッキ降ろした。
この話で「うわぁ。。。」って思った人とはお友達になれる気がするww
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メインマシンに乗れなくてもビートと関わっているのが楽しい!
Posted at 2014/09/09 14:49:44 | |
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ビート | 日記