週末は知り合いのビート乗りの結婚祝いでバタバタしてました。
金曜は、諸般の事情でビートを降りた友人からスペアで持っていたエンジン・ミッションを引き取りに。
「間違いなく俺が使う」
ってことで引き受けてきました。
大昔に某エンジンオイル添加剤でクランクメタルにオイルが入らなくなり、抵抗無く回るがオイルレスという凄い状態で、初めて行った桶川ジムカーナでエンジンブロー。
当時はカミムラさんもエンジンはやっていなくてそのまま西田ファクトリーBさんに搬送して衝撃の原因
「メタル完全摩耗によるブロー」(割れた破片すらなかった)
という・・・・オイル添加剤は私の中では禁則事項になってます。
どんなに薦められても入れる気無いのでご了承下さい。
その当時、今のようにヤフオクがない時代でシリンダーブロックが全くなくて本当に苦労しました。
無理を承知で西田さんの所にあった問題有りシリンダーで復活させたほど。
問題有りの問題は後年問題出ましたが、その時は他の選択肢がありませんでした。
ヤフオクって凄いシステムですよね!
いや、インターネットの爆発的普及が凄いのかも。
長い前置きですが、そんなことからエンジンやミッションなどは常に予備を置いておく感じです。
これからS660が出てくると、現状のスペックでは乗り換える人が多いと推測します。
あまりの故障で潰される個体が出るとなると部品事情は益々酷いことに。
思い入れのあるビート、形としての引き取り手がなかった場合でディーラーや解体屋さんに引き取って貰うなら、その金額で「はぎ取りオフ」を本気で考えてください。
はぎ取られた姿を見たくなかったとしても、取ったパーツは必ず使います。
スピードセンサーとかドライブシャフトとか、リアフェンダーも穴開けて剥ぎたいくらい。
解体屋さんのプレスで一気に潰すよりは込めた思いは部品を通して確実に他で生かされます!
先日のPC修理もそうですね、ディスプレイ死んだ個体と私のロジックにダメージのある個体が合わさって復活。
出来れば稼働の状態で引き受けてくれるを方を優先に!
でもディーラーでの下取りは間違いなく潰される方向なので下取り価格を参加人数と引き取る部品によってこの世から無くならないようにして貰えると嬉しいです。
完全に潰すならはぎ取りもご一考して下さい。
それでは本編(ここからかw)
まずは秘蔵のモノを断腸の思いで譲っていただきました!
IRSレベリングインジェクター!
(真空パック未開封!!)
レベリングが完了しているインジェクターです!!
桶川の反省で言っていたそれ以外の出力というのはこのこと。
入れ替えてインジェクター清掃と「レベリング」の凄さは驚きです!
ギアチェンジでガツンと前に出る!
つまり今までは同じ操作でも前に出ていなかった。
踏んだ時ではなく、普通の街中移動でいつもの通りに3000回転でのシフトアップで硬質のトルクが・・・・
最初クラッチミートが下手になったかと思ったほどです。
いや~皆さんIRSのインジェクターレベリングと洗浄って騒ぐわけだわ、よっくわかった。
すげーすげー
自分の車に物足りなかったパンチが新しく備わった感じ。
みんカラにIRSさんが居た時にやっておけば良かったなw
秘蔵品を出してくれたクマビー氏に感謝!
そのお代を調達してくれた妻にも感謝!!
次の直すはフロント車高。
どうにもリアのトラクションが掛かりにくい。
かといって掛けすぎるとサイドでリアが出なくなったり途中でドリフトキャンセルされたり(パワー無いから)と加減の難しい問題。
「でんでん虫を退治するぞー」とか言いながら、ターボパワーの凄さはヨダレが出るほど羨ましかったり。
S660って・・・・・
とか考えちゃうわけですw
いやいや、無理ですけどね。
ただ、現実問題で前に出る性能と横滑りを誘発しやすい性能と、それ以外のコーナーで横へ滑らない性能。
一見タイヤの問題な気がしますが、タイヤグリップはATR-K.SPORTで全部の方向に安定したグリップが約束されている、つまりクセの少ないタイヤなのでそれを生かすためにもサスの調整は肝になります。
空気圧と減衰力は当日現地での路面やコースと相談なので触らず、それ以外では車高バランスで調整が一番現実的。
・・・・・と表向きは言いつつも、この最大の効果はショックのストロークを伸び側に振りすぎていた結果、突き上げが酷いのでプレロード掛けて調整しちゃった言い訳w(テヘペロ)
もうね、サスペンション壊れるんじゃないかって衝撃に耐えかねました。
プレロードで伸び方向の余裕を少し削ったらマイルドな感じに。
やっぱ、普段移動で疲れるのは良くないッスよね。
引き替えに車高が上がりましたし、ブラケットによる車高調整も下端一杯なのでここまでです。
リアの車高も合わせて上げないとダメになりましたが、それは追々様子見ながら。
ブラケットであげるかプレロードであげるか、トラクションのためにそのままか。
3/15日の平塚で決着を付けるつもり!
その3/15日平塚ですが、朝の受付開始時間が前倒しとなってます。
「遅刻にお気を付け下さい」
朝の7:00~7:45分となってます。
参加の方はご注意下さい。
早めの行動早めの撤収です!
以上、色々直しました。
フロントの突き上げなくしたら今まで以上にビートが好きになるフィーリング。
ただ運動性から元の車高に下げたい感じもするし・・・
禁断のブラケットショート加工
とか考えちゃうww
まあ2年後くらいを目処にですけど。(金銭的に)
とりあえず満足なエンジンフィールとサスペンションのストロークフィールが入ったので、あとは競技でタイムが出るかどうか。
相対的にライバルを出し抜けるかどうか。
こればっかりはガチでやってみないと判らないし、勝っても負けてもそれが楽しい!
そうそう!ライバルが居るって素晴らしい事ですよ!
競える相手、たとえ友人であっても持てる能力を全力でぶつけられる。
もちろん相手も全力で闘ってくれる。
その土俵は時間(タイム)。
パイロンタッチでもバックギアでもタラレバも勝ちは勝ち、負けは負け。
そこが厳然とあって全力を出せるのって凄く贅沢ですよね。
最近強くそれを思います。
新しく速い人が来れば、それを目標に頑張れるし、速い人は色々勉強になるし。
ヘボと打っても上手にならない将棋と同じで上手と当たって負けるから自分が上手くなれるきっかけが得られる。
桶川のビート乗りは新旧問わず私にとって宝物です!