日曜は、今度の土曜に新品ATR-K.SPORTを実戦投入のためタイヤ慣らしをしてました。
丁度良い距離にあるのでお茶菓子持って友人の仕事場を急襲w
??タイヤの慣らしとはなんぞや?
新品組んで会場で装着、いきなり全開・・・とか駄目ッスよ。
天下のブリジストンさんでも公式HPで慣らしについてこう言ってます。
○新品タイヤの慣らしについて
(←リンク)
当然、ATR-K.SPORTも同じ事が必要です。
ATR-K.SPORTをお使いの皆さん!!
新品のATR-K.SPORTを組んだら、まずは慣らしをしましょう!!
さて、突然開始の
ATR-K.SPORTは慣らしをしようキャンペーン!
(特に競技で使われる方です、街乗りオンリーでは不要)
まあATR-K.SPORTの評判をWEBチェックすると必ず当たるのが剥離問題。
たしか、2011年の7月生産モデルでも有りましたね・・・2012年も何件か。
最近だと2015年の年初モデルでも有ったようです。
「私、5年間これだけを本番で使ってますが、剥離って一回もないのですけど・・・・」
で、ATR私設応援団を自称する私としては剥離した人に直に聞いてみたんです、どういう状況で使ったのかって。
そうして、剥離しない私との使い方(運用)からおおよそこんな差があることが判ってきました。
ただ、1000人とかにアンケートした訳ではなく、直接会える数人から聞いただけの話なので、参考までにって事です。
競技で全開にして走っている前提でそれ以外に。
○新品組んでそのまま温存して、イベント当日に会場で装着して全開走行した。
○温存のため3ヶ月くらい別箇所保存で放置後に現場で装着して走った。
おおよそこの辺りが剥離の最終的な引き金のようです。
もちろん運転が凄く速い人達に聞いたレポートなので、その領域だとそう言う事になるのかなと思わなくもないですが。
しかも走っている最中は剥離しているとは思えないくらい普通に走れるそうです、終わって降りてみてビックリという。
そもそも製造ロットでの可能性も残っているので、運転側が絶対では無いのですが。(運とか含む)
この対策としてATR-K.SPORTは組んだら、街中を制限速度程度で巡航する感じで慣らして下さい。
と、私は思っています。
正直剥離させたことがないので何とも言えないのですが、私は組んで会場でいきなり全開とかはしてません。
結果剥離しないのかなと。
他にも
「常に履きっぱなし」とかありますので、空気圧と大気中のオゾンに圧力が掛かった状態のままになっている環境です。
つまり本番タイヤだ温存温存~~大切に大切に~ってやっていないんです。
オフ会も街中移動も本番タイヤ履きっぱなしで使う。
副次的に、もしジムカーナやらなかったら、ビートの減りやすい後輪ですらATR-K.SPORTで2年くらいは普通に使えそうな耐摩耗性能と思います。
最近は
、「タイヤの走行音を気にしないなら、ATR-K.SPORTを一般使いでもお薦め」してます。
理由は2年くらいでタイヤ溝が無くなるので新品交換できる。
「え~~2年しか保たないの??」
とか言われそうですが、某有名メーカーお付きのドライバーさん達は皆言っているではありませんか
「タイヤの寿命はどんなにハイグリップでも1年、1年で履き替えなさい」
って。
理由はタイヤの硬化でちゃんと保管されていないと新品時の性能が維持できない、履きっぱなしで5年だの6年だのは自殺行為だと。
けど、ATR-K.SPORTは頑張っても2年で溝が終わるから、タイヤの硬化による悪影響より先に溝が終わるので
”履き替える時期が目で見える”。
変に耐久して「溝有るから平気」という変な呪縛からは解放されます!
だって溝が無くなってきたら交換だし、その時期と硬化の始まる時期がおおよそ一致する。
有る意味タイヤの健康状態が判りやすい摩耗具合。
そして履き替えても値段そのものが安いので大きな負担には成りにくい。
ラジアル最強グリップ!
S660を購入して初めてラジアル最強グリップの凄さを知った人が多いと聞きますが、あのグリップがATR-K.SPORTの値段で購入できるし、街乗りだけなら2年くらい保たせられる、繰り返しだけどタイヤの硬化より溝が無くなるので目に見えて交換時期がハッキリしている。
一般道利用でATR-K.SPORTを選ばない理由が理解しにくいと贔屓目には思います。
選ばれない理由をあえて挙げるなら長距離乗る人が走行するのにタイヤノイズが気になるというのは理解できるのですが、そのノイズも競技で使える最強グリップとの引き替えですし、そのグリップゆえに
「タイヤパターンがカッコイイ!!」
ってのが有ります。
まあ、ビートのエンジン音以上にノイズが気になる人は最強グリップを選んではダメだと思います。
もっとラグジュアリーなタイヤにしてマフラー純正新品で。
そういう人以外は街乗りも定期的にしかも最強グリップで、最強グリップゆえに普通の速度では安全にいけるATR-K.SPORTで良いのではないかなと考えます。
安く長くも良いですが、あまりにケチるといざって時に裏切られますよ!
閑話休題w
それではATR-K.SPORTの具体的な慣らしとは。
私は組んだらまず街中を走行します。
走っていると、ある瞬間から急にタイヤの感触が「スゲェグリップを感じる」瞬間があって、それで慣らし終了。
もし温存するにも、その感触を出してから温存します。
ただ、私は基本的に付けっぱなし。
慣らしと管理は以上で終わりですww
この感触出るまでに一般道の制限速度付近では30km程度の距離を、高速道路も適度に利用すると15km程度の距離で出てきます。(経験上の推定値・感触出る前の高速は絶対無茶しちゃダメですよ)
なんてことはない、「感触出るまではいきなり全開で使うな」って感じです。
そんなわけでATR-K.SPORTは15インチにつづいて14インチが入荷して購入し、前後輪とも久々に新品で揃いました。
組付けはいつも信頼の
パーツワンさんで!
新品タイヤだ嬉しいぜ、お~~いえ~~~!!
ってブログを書こうと思っていたのだけれど、ビ筑のエントリーが少なすぎて急遽そちらの特集を組んだため遅くなりました。(受付締め切り10日まで延長だそうです)
相変わらず素早くキッチリ組んでくれる
パーツワンさん、ありがと~~
使い終わったATR-K.SPORTの溝の無さに苦笑してましたね。
私も同意見ですww
(だって3ヶ月も入荷しないとか想定外だったし)
以前はアジアンタイヤの信頼性を疑っていた時期があって、その時は安いタイヤだからと常に予備タイヤを携行していた時もありましたが、5年も使い続けると信頼よりも信用できるようになります。
5年間剥離とか事故は一回もなかったので、最近ではよっぽど別の理由がない限り予備タイヤを持って移動しません。
街中をハイグリップタイヤで走りたい「安全を意識する人」は一般タイヤとして是非ATR-K.SPORTを使ってみて下さい。
でも、速度違反や峠を攻め込んだりしちゃダメよ!
まあそれやるとタイヤが思った以上に摩耗しますけどね。
セーフティードライブはエコドライブとレーシングドライブの基本になります!
タイヤのグリップはタイヤ性能のみに依存しています。
なので良いグリップタイヤを定期交換が良いと考えます!
定期交換にはそれなりの金額でないと続かないですし、続けることで安全を担保出来ますので。
そう言ったことを含めてATR-K.SPORTの一般使用をお薦めしてます!
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2018年3月12日追記:
あと、運転スタイルによっても違うようです。
私はステアインフォと感触を大切にする運転スタイルで、他の方よりタイムは出しにくいですが、競技状態の走行でも車両の掛ける負担が極端に少なく走るタイプです。
逆に自分の言う通りに車を関係なく走らせるタイプの運転スタイルの人程剥離が起こりやすい傾向のようです。
運転スタイルでどちらが良いという話ではありませんし、どちらが速いって話でもありません、むしろ負担の少ない走りはベストタイムが出にくい傾向です。
しかし、このスタイルによっても剥離は起きる人、起こらない人があるとすると、ATR-KSportの剥離は
「ドライバーの運転に原因」
があるとも推測できる事象が多くありますので、剥離剥離と言う前に自分の運転がどの程度タイヤに負担を掛けているか考えてみてください。
後輪駆動でフロントを剥離させる運転では、タイムは出ても評価はされません。