2021年06月16日
MDiエンドウです!
今日は少し暇になったので軽量ボンネットについて。
友人が82スターレットに乗っていた時の話と、私のビートが某ショップの写真撮影に協力した際に、撮影の間だけ付けた時の話。
その後桶川で事故してやまみさんに作ってもらったボンネットは、一回目の反省をちゃんと飲み込んで対応しているので問題ありません。
それと、見た目重視の人には関係ない話ですが、一応目通しだけして軽量ボンネットの影響というのを知っておく程度には良いかなと思いますが、長文面倒ならスルーOKです。
イイねだけ押してもらえるとモチベーション上がりますw
さて、軽量ボンネット。
基本はFRPですよね。
ビートのあの大きさだと結構たわむ。
さらに風圧掛かると・・・・波打つ・・・・らしいですが、本当かどうかは知りません。
友人のスターレット、ターボついていて1.3リッターながらショートホイールベース。
中古でしたが、初めて試乗した時は乗りやすかったのに、LSD入った後の乗りにくさは凄かったです。
で、当時はスポコン・ガチオフ系だったので「ボンネット軽量化」なんて話聞いたらウハウハしちゃうわけですよ。
スターレットがボンネット交換する半年前にフロントフェンダーもFRPになって、程よく軽量化になって凄く車が良くなった感じでした。
今から・・・・18年位前かな?
これだけフロントフェンダー軽量化が良いなら、
「ボンネットも行けるんじゃね!」
ってなるわけです。
で、この話の展開で読める通り
「ぬわんじゃこりゃ~~」
ってなるわけです。
次にビートの話。
まとめは最後に。
某ショップの近所にある公園がロケーション良く、そこまで新製品のFRP製デザインボンネットを取り付けて移動。
途中の山道みたいな場所で新製品付けて移動とか喜ぶ私を現実が打ち破る。
まとめ
軽量ボンネット編
〇荷重移動の剛性落ちる
〇軽くなる分タイヤの接地面圧落ちる
〇ねじり方向の剛性も落ちる
〇タイヤのグリップが活かしにくくなる
で、まずはスターレットは、フェンダーとボンネットが軽くなり、剛性はそれほどでもなかったのですが、著しく加速性能が悪化。
踏み込むと空転、LSDで前に進むがコントロールしにくい状態。
終始アンダーステア。
危ない車になりました。
オーナーが軽量化を止めるほどの悪化。
ビートの場合、衝突安全性も下落。
ハンドルを切った時の初期応答性が悪化、ステアリングインフォメーションが希薄になって、軽いけどコントロール性が悪いし初期の感触が悪い。
運転して不安感が半端ない。
ビートだとストラットタワーから先がグニャグニャに感じて、このままボンネットエリアが真ん中から折れるかと思うほどの感じでした。
その後は色々やって、軽量ボンネット対策をして、事故の復旧のための軽量ボンネットは運用できるようにしましたが、結局今は
「純正鉄ボンネット使ってます。」
軽量化はね、悪い事ではないと思いますが、車体によって「許容限度」があると思ってます。
トゥデイの軽量化とビートの軽量化では、軽量化できる「余地」が違っていると思います。
なので、軽量化部品入れてすぐの運転は、特にアンダーステアや旋回は気を付けてください。
今の私の感想としては、重量はある程度無いと運転しにくいと思ってます。
過度のフライホイール軽量化とか、トルクは無くなるから速くないし、アクセルコントロール強要されて運転がシビアになるし、ビートだと純正から-200gくらいが限度と思います。
軽さの正義も良く分かってますが、町乗りこなしてサーキットでも走るには、剛性保つ意味でも過度に行き過ぎるのは自己責任でと思います。
(軽量化はやったら最後戻れない場合が多いので、その覚悟だけはしてやってください!)
Posted at 2021/06/16 19:05:00 | |
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