2022年09月09日
えっと、私、本業は大工さんやってますが、最近またまた
「お宅の屋根壊れてますよ」
という「点検商法」と呼ばれる手口で壊れていないのに壊れていると誤認させて不要な工事をする業者さんの営業が多く出回ってます。
もちろんね、「嘘」から始まる業者をタダじゃ済ませません、私が把握した点検ではその嘘を並べた業者を全件消費者センターに通報しております。
それでもね、引っかかっちゃう人が多いので、
「そう作業員風の人に言われても、自分の家でお願いしている大工さんに点検してもらう」
のが対策です。
飛びこんできた人には
1・「不要です帰ってください」と言う
2・しつこい場合は「自分には専属の大工さんが居る」から不要と言う
3・まだ食い下がる時は「警察を呼ぶ」、できればスマホで録画
警察を呼ぶ根拠は1の「帰ってください」という敷地からの退去指示に従わないようでしたら警察の出動根拠になるらしいので、退去を指示したのに居座ると言えば
「警察がすっ飛んできて逮捕してお持ち帰りしてくれます」
さらに最近、
「家主の許可なく勝手に梯子を掛けて屋根に上がる業者」
が現れ、東京都調布市で悪さをしました。
たまたまウチのお客さんのお宅だったので、私が急行し屋根をチェックして、やはり全く壊れた個所などありませんでした。
これね、もし工事のために「わざと屋根を壊す」なんて事になると大変な金額が必要になりますので
「絶対にセールス業者を屋根に上げないでください。」
今回はそこまで悪さしませんでしたが、もし壊されたら大変な金額が全く工事が必要ない屋根に発生してしまいます。
なので屋根に梯子で上がろうとする業者は、静止指示と退去指示の徹底。
場合によっては警察呼んでから足止めして持ち帰りしてもらう位しても大丈夫です。
絶対に屋根に上げちゃダメよ!!
年齢関係なくセールスはアタックしてきますので、対抗策としては家の近所で20年以上連続して続く工務店を頼ってください。
大手の会社だと余計に色々変な工事を勧められてしまいますので。
有限会社とか無印(無法人)の工務店がお勧めです。
ちょっと酷い案件があったので注意喚起と周知だけ。
Posted at 2022/09/09 12:48:01 | |
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