
コースの攻略からやりたい人が居るだろうからあえて事前に書かなかった7月30日のコース攻略です。
なお、写真の通り平塚レジスタンスジムカーナには沢山のじゃんけん大会賞品が並んでます。
何と見学の人も参加資格があるので、必ず主催者に話通してご来場ください。
(無言見学参加はダメですよ@(*'ω'*))
この日はレディース企画があり、変に攻略とか書くと自分で考えなくなる人が居るので、難易度上げるためにわざと書きませんでした。
これは企画の意図である「サイドターンの特訓」と言う意味で攻略から自分で考えることが、どこに行っても通用する考えを磨いてもらうためあえて書きませんでした。
今書くのは私が書きたいから書いているだけですが、これからも
「自分で上手くなり、どこでも通用する運転をしたいなら、攻略を見ない」
というのを心がけてください。
(あ、でもこのブログは見に来てね!)
それでも私が書くのはその手前のもっと初心者の人(初めて~5回以内の人がどこをどう走るのかをあらかじめ知っておく)向けに書いており、練習会で訳わからない走行で無駄にしてほしくないので書いてます。
あと、こうして言語化することで自分のボキャブラリー維持のためですw
なので、玄人さんや常連さんがこのブログの攻略なんか見る必要全くありません。
そこは勘違いしないでください!
あくまで初めてやる人に「こういう走り方もあるよ」ってのを案内するため、自分の為に書いてます。
それでも事前に書くと企画にはマイナスになると思い、レディース企画の邪魔をしない為に今回は事後で書きます。
事後なのでコース図の配置と違っている部分も補正して書いてます。
こういう攻略が出来るようになると、慣熟歩行前に数回、慣熟歩行から本番までに数十回コースを脳内で走れますので、今後の競技活動には必要と思います。
と、いうわけで、慣れている先輩や後輩さんたちはここでさようなら(#^^#)
またブログ見に来てくださいね~~!
(*'ω'*)ノシ
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と、言うわけで7/30の午前コースについて私見。
イキナリ答え書いちゃってますが、走る順番として
スタート>7>6>1>2>1>2>4>5>3>2>1>6>7>ゴール
という感じでパイロンのそばを通過します。
最初に「1じゃないの?」って言われそうですが、私のNA660cc最弱エンジンに800キロの車重+体重という重い組み合わせで1番パイロンを30度という低角度サイドターンをしようとすると、この路面がスタートから12番側に水はけ傾斜が有るので次の2番パイロンまでに十分な加速と「勢い」が稼げない。
となると、1>2番の登り勾配を勢い殺さず行くためには回転数をごまかす方が勢いを殺さないで済む。
結果スタート時に右側に並べて7番6番のギリギリを通って、旋回Rを大きくとってサイド引かない戦術を取りました。
ただし、パイロンには寄せますよ!
アクセルを全閉にしないでオーバーラップ使ってアクセルとブレーキ同時踏みで、必要最小限の前荷重だけ貰う代わりに回転数を生贄にして勢いを殺さず、最初のサイドターンは2番パイロンで。
・・・・・ん?びっくりした?
左足??
ああ普通に使いますよ、小排気量で重い車、1.6リッター超えた車には分かってもらえない非力なビートでほぼ同タイム出すわけですから、これくらいの芸当は普通です。
でなければ、ファイナリスト595EVOで人並みのタイム刻めませんよ。
NS-2R使っていればあと0.5秒以上は何もしないで速いわけですから。
それを空気圧のセットアップが決まって、同じようなタイム刻むには
「持てる全ての技術と車両の掌握、タイヤのコントロール」
で叩き出す。
MTでの左足ブレーキは使いどころが難しいですが、使う部分は必ずあります。
覚えておいた方が良いと思います!
同乗された酔猫庵さんには体感で出し惜しみなくw
追記:ちなみにビートで1番を実験で30度ターンしたら0.7秒も遅くなったとさw
次は息子の撮った映像を見ながら
平塚攻略のヒントがガッツリ映っていたと言いましたが、それは一回目の2番パイロンサイドを抜けた直後から、一定角度を遠回りすることでハンドル舵角が一定のまま1番パイロンをサイド引いてます。
タイヤの向きが変化ない所を見てください。
この遠回り、平塚は横長のコースなのですが、そこをコースアウトしないで無駄に走らないギリギリで縦にコースを使うと速い。(<長年通った経験則)
その基準はハンドルを修正しないで舵角一定で走るために遠回りと舵角修正しない事でタイヤへの負担を減らし、且つ処理できる仕事量を大きくするために何度もハンドルを切らない運転技術、その為に2番のサイドターン侵入での舵角調整を楽にするためにスタート直後の1番を30度サイドしないで左足ブレーキで向きを変える。
あえて言おう
「サイドターンはブレーキ技術なので多用すると遅いw」
この基本が有って、
「けど、深いサイドターンはグリップで向き変えるより速い、回転数高い、距離短いから使う」(深い=70°以上かな?)
という意味が出てきて、考える
「微妙な時の使い分けの線引きは如何する?」
という。
路面・勾配・グリップ力・ダンパー調整・車体の出来る範囲・運転。
この要素を私の自分のビートで合わせた場合に午前コースの1>2>1>2の攻略はこうなりました。
これがヤリスとかだと、1番30度サイド、2番150度サイド、1番170度サイド2番90度サイドでも速いですので、あくまで私のビートで私の運転の場合です。
けど、平塚の27秒くらいのコースの前半だけでもこれくらいの事を考えて走ってますので、練習にも勉強にもなります。
今はあえて言語化してますが、これが自然体で出来るので、最近はあまり考えてません、「普通に何も考えず走ってこれだけの処理をしている」簡単に言うと
「ようは慣れ!」ですw
ここから午前コースの後半セクション、2>3>4>5>3>2・・・
です。
一気に行きますw(容赦ない)
ここで重要なのは4番の位置。
ここへのアクセスを車体の出来る範囲を考えて前半最後の2番をどのくらい離して速度を載せるか考えます。
速度を載せすぎると荷重の載せ替えが時間的に間に合わないですし、2番にべったりくっついて最小過ぎても、勢いも速度も回転数も落とすと登り勾配なので失速してしまう。
ここだけはタイヤのグリップ頼りで行けるギリギリを狙う。
4番と5番が思った以上に近くて2本巻のノリで回れたのと、3番が緩い方向になったため5>3>2の折り返しがサイド無しで行ける設定になったので、サイドは4番からドリフトで押し切る事がビートでもできました。
5番でサイド引いてスピンばっかされると困りますが、車体Gが大きく溜まっているのにちょこっとしか曲げないとか、サイドターンできない人にとっては思いっきり行ってスピンする、半端に慣れた人だと大きく後輪を振って楽しい攻略になるけどタイム出ないという「罠セクション」でした。
上の映像の通り、イン切りドリフト(後輪がドリフト状態なのに、ハンドルが旋回内側に向いているサイドターン技術、この場合はタイムロスが出ない走行)でこのセクションを抜けてますが、ただでさえ滑りやすい場所なのでこれができればタイムもバッチリ出ていると思います。
後はゴールまでのいつもの奴。
3番回る時に次の2番の位置を「自分の感覚で空間把握する」という事ができれば問題無くクリアできるはず。
切遅れとか、2番パイロンに侵入で近づきすぎると1番パイロンに邪魔されたり踏んでしまったり。
2番はコース図の黒い線の外から入るライン(図の赤いボールペンの線)を辿れば、2>1>6まで踏み抜けられますが、1を抜けたあたりからサイドターンの操作始めないと6番>7番を最小で抜けられない、なぜならば6番7番の走行エリアは酷い砂ぼこりでやたら滑るので、6番の真横でサイド引いてもアンダーにしかならないので、「早目に向きを変える」入力をするのがお勧めです!
ゴールしてからやたら速度落として、ゆっくりx2移動されパドックに向かう人が居ますが、レジ練はゴール切ったら即次車がスタートするので、のんびりされるとみてる側がビビるので、素早く安全確認前提でパドックに入ってください。
ゴールに浸るのはパドックエリアに入ってからが良いと思います。
速すぎず遅すぎない、ミスコースしても早めに切り上げると、コース管理をボランティアで手伝う側としてはハラハラしないで済むのでお願いします。
以上で私なりの攻略でした。
午後コースはもう良いよねw
書いてて飽きたわ。。
午後は2番と3番の2本巻を
舵角と速度を一発で決めてドリフトで繋げ!
4番>5番>6番>4番は最小限をアンダーオーバー出さないけど速い「旋回最小を威力殺さず回る感触を探りだす」、そしてサイドでどこまで寄せて回れるか?
主にはこの2点ですが、4番から立ち上がって>2番>1番>6番までにビートだと2速に入るほど吹け上がるので、7番のサイドターンがシフトダウンからの操作でメチャクチャ忙しくなり、特にこの部分がターボ車や大排気量車だと1速のまま繋げられるので、0.5秒以上突き放される「ビート殺し」のセクションでした。
ビートは直線で勝負出来ないし、シフトチェンジして直後にシフトダウンして、さらに7番>8番のすべるエリアでのサイドターンドリフトが要求されるので大変難しい操作を忙しく頑張りました。
午後コースはダイジェストですまんかった。
まあ次回のコースもこういった攻略を書きますが、今度はコース図だけを見ての攻略になります。
「初めて走るから走り方教えて」って人に向けて書くので、常連さんや玄人さんは読む必要が無いと考えます、普通の話なので。
なお、次回のコースに想定される「罠」に関しては触れませんので、なんか書いてある通りに走ると上手く行かない場合は、罠に掛かっている場合が有ります。
それは実際のレイアウトでお楽しみください(#^^#)
なお、今回の罠は午前コースの5番でのサイドターンをしようとすると後輪が道路側に引っ張られるので4番からドリフトが必須だったと、午後コースは2番>3番の2本巻を勢いで行こうとすると路面的にメタメタになる、速度をちゃんと落として2本巻しないと最小で上手く行きにくい部分でした。
走った方で攻略が分からなかった方は、ビートはこう走ってましたと言う話でした。
車違うからあてには出来ないけど参考にはなると信じてます。(*'ω'*)
次回も申し込み始まってますので、よろしければこちらのリンク先からお申し込みください!
私もエントリー済みです(#^.^#)
申し込み・お問い合わせは
レーシングチーム・レジスタンス公式HP
https://rtr-motorsport.blogspot.com/
です、よろしくどうぞ!