
車をちゃんと仕上げるには?
あくまで「私は」の話なので、ご自分の都合の良い所だけ拾って貰えばOKな話。
鵜呑みにして事故っても自己責任ですからね(#^^#)
外装とか見た目の話は美的センスゼロの私より皆さんの感性を優先された方が良いと思うので割愛します。
さてさて、ちゃんとした車を目指すには、そもそも
「どういうのが正しい車なのか」
を、知る必要があると思います。
それにはちゃんと正しい車を経験する必要がある、と思います。
その先は自分の好み次第!
じゃあ今ある車を自分でセットすればいい・・・・けどね、経験上ゴールを知らないで自分でセットをいくらに詰めても
「ゴールが無いから永遠セットアップだけして1週間でまた弄り出す」
という無間地獄にハマります。
自分の車を例えば速いとか、快適とか、静かとか、目標が決まっているなら簡単なんです、速さのために軽量化して出力上げて・・・快適性と静かさを犠牲にできます。
快適性を優先するなら、一般道で高級車のような動きにするために車両を重くして剛性出して、それを支えるバネレートに則したグリップのタイヤと減衰力調整。
静かさならドアの気密性高くして、デッドニングとか。
目的決まっていると楽なのは、そういう所ですが、じゃあゴール地点ってどうなのかは知っておくと良いって話。
速さでも、私はポルシェが良いと思ったけど、BMWi8も違う方向性ながら超良かったと思います。
この先の「ゴール地点」ってのは自分が乗ってみて良かった車両を参考にすればよいと思います。
快適さならロールスロイスとか参考になると思うし、静かさならプレジデントとかアルファードの会社役員用とかに乗れる機会を見つけて体験してみる。
そこを目指してカスタムしていく。
カスタムの道のりはそれぞれですが、目指すべき目的があるのと、何となく想像でネットで拾った情報をやみくもにやってみるのでは方向性が違ってきます。
そして何かを拾うには何かが犠牲になるのも覚悟して、どちらを選ぶのかは自己責任で進むべきと考えます。
例えば快適性や静かさは、重量が増えるし燃費も悪化する、気密性の為にドアの締りが悪くなるかもしれない、そういう犠牲。
快適静かで燃費も良いとかやり始めると「際限なく課金する事になる」。
速さもね、最終的に筑波2000で1分切りたいならフォーミュラーカー持ってきて練習すれば良いわけで。
一般道走れないという犠牲も付いてくれるけどw
だから自分の理想と思えるゴール地点を知って、ゴール地点に到達するためにどうしたら良いかを考えると結局効率よくたどり着ける。
不必要に新しい部品だからと遠回りしないで済むというメリットが出てきます。
そのために自分が自分の車をカスタムするためにどうするかは、良い車を経験して知る事で、ゴールからの逆算が最も効率よく理想の完成に持っていけると思います。
迷惑になるからディーラーさんでの試乗は回避が良いですが、販売では無い試乗会などは貴重な機会になると思いますので紹介が目的の試乗会を探すと良いと考えます。
あとはお友達やお知り合いの伝手かな(*‘ω‘ *)
公道、つまり一般道を走るには路面の歪みや穴からの突き上げや衝撃などは起こりますが、そこも飲み込める快適性や静寂性の性能を自分の経験で
「これが良い」
と思える車に出会って運転して
「コレだ!!」
って車を体験することが、新車を買う・中古車を買う・チューニングやカスタムで自分の車をそこへもっていく・には最良の一手と私は思ってます。
「自分が何を求め、何が欲しいのか?を自分が知る」
これが重要と思います。
見た目が良いのを選ぶのに鬼キャンやタイヤはみ出しや着陸まで3センチを望むなら、一般公道走行をあきらめて入手するのも「大事」と思ってます。
オフ会会場までローダーで持っていくとか、それはそれで良いと思いますが、ローダー買う金も維持するのも無理だからとブッチ切りで公道走行するのは極力回避の方が良いと思います。
乗りたい車に乗るにはそれなりのコストも掛かるという認識は必要。
チューニングやカスタムで自分の車を「自分が考える理想」に近づけるには、自分が思う理想に限りなく近い完成されたものを体験するのが最も効率的にする、つまり
「車をちゃんと仕上げる」
上で、オーナーでありドライバーである自分のゴール地点を明確化するのが重要と私は考えます。
相対的にゴールに行くのに最も遠回りなのが、新しく出た部品を試して、何となく思っていたのと違うのにその部品をそのまま対策しようと別の何かを交換する対策。
まあ悩むのが好きな人には良いので、これはこれで良いのですが、私も同じ時期があって今に至る上では「無駄に遠回りした」という思いが強いです。
ああ、決して悪いのではないのですよその経験で得られたことも多くあるので、けどもっと早くゴールにたどり着きたい人には遠回りですよと言う話。
「車をちゃんと仕上げる」の”ちゃんと”には、自分が思う理想の状態に最も近しい車を体験して、そこに逆算で行けるように「経験を積む」のが肝要と言う話でした。
まあ私の経験談なので参考にもなりませんが、読み物として受け取ってもらえると嬉しいです。
そんな訳で、最初にどこから手を付けるのか?
「自分の中で良いと思った理想を体験できるように色々試乗する」
買った無改造の車でゴールの人も居るし、ベースとして理想を求めるのも良いと思いますが、なにが理想なのかを心の中で実体験として理解しておくと、効率よく仕上がると思います。
ベース車に自分が求めるものは何なのか?
何をどうすればその隙間を埋めらるのか?
理想を知って新しいパーツがその隙間を埋めてくれるのか、そうでは無いのかを自分で判別できるだけで理想への道のりが大きく短くなる。
自分で自分を知り、ベースに何を付加するかを取捨選択するための基準を自分で体験する。
そんな体験談でした。