
これは、2024年9月8日平塚ジムカーナ練習会のお話だよ!
ってフレーズにピンと来た人は、映像からYouTubeに飛んでイイね押してください!
さてさて、いつもはどれだけ参加者の意表をつくかに余念のないMDiエンドウですが、今回は7番8番パイロンの狭い設定の中、その間をコースとしてライン設定して8の字やWフリーターンをやって、針の穴を通す事で承認欲求満たせたので、NO2は真面目に攻略に掛かりました。
NO2最初の走行からかなり本気で攻めたのが見ていた皆さんに伝わって、パイロン踏まないのにギリギリまで攻める車両が多く居たように思います。
走りで気持ちが通じ合えた感じで個人的には大満足でした。(本当に通じたとは思ってないけど、触発されたなら嬉しいです)
真面目に攻める。
運転は本気モード。
部品は着いている限り。
「調整」
を合わせながら走行しました。
リア純正系ロアアームに変更して、高速道路移動でポテンシャルを確認していて、「すごく良いな」と思っていたのですが、その感触とは裏腹のルーズ(オーバーステア)に減衰力を落としたりして対応してました。
けど決定打にならず、幾分の改善は見られるものの、止まらないルーズ。
NO2コースをいくら走っても31秒043辺りが精いっぱい。
後ちょいなのに31秒と言う壁が超えられない。
自分の中では持てる技量の精一杯を出し切って、上のタイム。
車の運転は、人間の体調や反応速度に筋力も含め、エンジン出力に冷却性能、摩耗具合もすべて含めて
「一つのユニット」
なので、今この瞬間付けている部品、その日の体調も含めて全てがその日のタイムに直結します。
身体が大きく体重が重い、身体が小さくて筋力足りない、全てが要素の一つとしてユニットになります。
正直、部品入れても調整が甘いなら伸びる余地が有ります。
逆に車側の部品が足りないとか、調整がイマイチだったとしても伸びる余地がある。
部品はその日の当日入れ替えられるなら試してみるのも良いけど、本番走行だけでそれはギャンブルなので。
けど空気圧や減衰力や車高は当日でも、違和感あるなら調整できる余地がある。
なのでこの日は調整しながら走行となりました。
実はNO1の走行時から車体の旋回重心位置に違和感あって、だましだまし運転していたのですが、息子から「ちげーだろ」って指摘受けて、前輪のタイヤ外してダンパー調整ww
それで違和感は解消したけどルーズが止まらない、どうにも止まらない。
空気圧も再調整して走るも31秒が切れない。
無ムムム・・・・・
そこにNO2コースの2回目の走行になって、息子から更なる指摘。
「空気圧落とすしかないんじゃね!」
うん、ダヴァンティー・プロトゥーラレースの最大グリップ空気圧は「1.8キロ」。
けどこれは初期型前期で探り当てたもので、初期型後期の今のモデルで適合するかは微妙な所。
いやいや、コンパウンドやタイヤの構成などに変化はないけど、改修された部分の影響で空気圧が変わるのはあり得る話。
平塚の減衰セットは基準値で、フロント-11段・リア-9段(最強からの戻し)なのですが、この時NO2コースの1回目でフロントもリアも同じ減衰力になってました。
減衰弱めて路面との追従性を良くしてオーバーを止める方法に出ていたのですが、2段もさげたにもかかわらず、
「反応変わらない」
この反応とは、車のリアクション感触が変化が少ない意味。
多少改善傾向になるけどルーズの出方に改善が出ない。
息子がこの時
「まったくクルクルターンで10周とかやるからタイヤ終わったんじゃないか?」
「温感空気圧下げよう!!」
といわれ、もうそこしか無いなと思って、「温感1.7キロ」で設定。
走り出したらこの映像
外映像
車載映像
この後に追加の一本の「NO2コース7本目」も走りましたが、タイム良くなったもののどこかでパイロン触れたらしくペナルティー入っていたので、このタイムで仕上がりでした。
まあでも切れなかった31秒を超えて、30秒7へ。
パイロンタッチしたの見なければ、この後は30秒4台でした。
空気圧下げて良しとするなら、初期型後期のダヴァンティー・プロトゥーラレースは温感1.75辺りが良さげ。
ただ、路温は60度を超えていた温度でしたし、10.5周のクルクルターンでショルダー傷んでいたので、それが無くてタイムアタックしていたらどうだったのか・・・それはまた来年(#^^#)
真面目にマシンを追い込んで、タイムの出る運転を神経とがらせて運転する。
サイドターンを極力カウンター当てない、タイムの出るサイドターンを全力で使っている私の運転です。
5番でカウンターを当ててますが、7番8番でふりっ返しの時短をするためにカウンターの当たるサイドにしており、もう一つ先を見越した運転も今回車載にハンドル操作含めて特別公開しております。
この運転だと5番>7番8番の距離が短くてもサイドターンのG貯めが間に合います。
説明するの難しいので観たい人だけ見て「参考になれば」と思います。
また、NO1の時に5番>7番で8番の間を間に合わせるのもこの技法を使って、Gの載せ替え時間をふりっ返しで時短しているから、7番8番の間を走るのに使ってました。
まあこれはふりっ返しの荷重移動とG載せ替えを同時に行うシチュエーションが設定されていないと練習すらできません。
こういうコース設定も「レジスタンス主催回」ならではの差別化になっていると思うので、サイドターンとはいえ色々な使い方を学ぶからシチュエーションに合わせた、その一回では無く、その先のターンも視野に入れた走行がタイムに直結します。
そして練習会なので自分の思った通りに練習できる!
タイヤが良くなっても出力がっても、コントロールするのは常に4カ所なので、この話見て盛り上がった人は、是非来年2月か3月に開かれる
「平塚青果市場ジムカーナ練習会 レジスタンス主催回」
に申し込んで、是非常連に成れるくらい通い詰めてください(#^^#)
申し込み・お問い合わせは
レーシングチーム・レジスタンス公式HP
https://rtr-motorsport.blogspot.com/
にお願いいたします。
Xの方にも「#レジスタンス」で検索掛かるので、そちらもチェックして下さい!
https://x.com/rtr_motorsport
ビートでサイドターンは不可能ではありません!
直線は遅いだけで、曲がっている時はクラス上の車両より速いことも普通です。
そしてパワステ付いていない分だけステアインフォもダイレクトなので、「ドライバーを育てる車」です。
AE86などにも引けを取らない、ミスをミスとしてドライバーに失速と言うペナルティーを与えるので、ビートを速く走らせようとするなら、基本に忠実な運転ができないと速くないという稀有なマシン。
私が今まで面会したプロドライバーも「ビートだ!前乗ってた~」って話を良く耳にします。
これから乗るには部品問題が散在しますが、運転上手くなりたいならクソ遅いビートを速く走らせる部分に運転が上手い必要が多くあるので、若い人にビートで沢山競技走行して、上手い人が増えて欲しいと思います!
ビート買ったら、一度はサーキットやジムカーナなどに挑戦して下さい('ω')ノ