
結婚式前後で私の車を散々悩ませた奇っ怪なトラブル。
4500回転付近で、厚み30ミリの板を後輪で踏みつけたような感じの振動
6500回転付近で、著しく回転上昇が鈍くなり、リアのバルクヘッド付近を金物ハンマーでカンカン叩かれたような金属打撃音&激しい振動。
回転が7000回転以上は上がらなくなる
上記症状が、エンジンが冷間時より少し温まり始めた油圧3.5キロ付近(4.0キロ~3.2キロ付近で顕著)で発生し、完全にエンジンが温まりきると出なくなるという変な症状に悩ませられました。
当初はインジェクターかと思えばそうではなく、EACVかと思い交換してもそうでもなく。
直感で変えたマップセンサーも一時的に治ったのですがまた症状が再発し、行き着いたのは
フューエルレギュレーター
という写真のパーツ。
インジェクターからの余剰燃料をタンクに帰す際にその圧力をマップセンサーに伝える燃圧センサーの一種。
こいつが寒さと経年劣化で終わっていた模様です。
予備エンジンからこのパーツを交換してみると今までの不調は嘘のように消え、その後のテストを2週間にわたり検証してみましたがどうやらここが原因のようです。
で、前述のマップセンサーは新品でホンダからは出てこない(生産中止)ことが発覚!!
ひょっとしたらとこのフューエルレギュレーターは自分の分と嫁の分を確保する事が出来たので公表しました。
・・・ごめね。。。性格悪いことして。。。
でも・・・おそらくこのパーツ、ここ数年以内に激しい争奪戦が繰り広げられそうな感じがしたので卑怯ですがパーツ確保だけさせていただきました。
西田さんでも同種のトラブルが出ているようなので、この先1~3年以内に爆発的に出るトラブルっぽい雰囲気です。
もちろんアフターメーカーのフューエルレギュレーターを付ける方法もあり、その場合はパワーアップとしての効果もあるようなので、必ず純正品が争奪戦になるとは限りませんが、一応新品で取り寄せに成功しました。
発症は寒い日にいきなり「カクン」とパワーが落ちた感じがして、それっきりです。
ある意味ぽっくり病とかと同じような感じの発症なので、上記のようなトラブルが出た場合はこのフューエルレギュレーターを疑ってみてください。
詳細は西田ファクトリーB・K-works・ボディーショップカミムラに連絡済みなので同様の症状でお悩みの方は各ショップに連絡してみてください。
Posted at 2006/12/28 03:16:27 | |
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