
およそ1年ぶり!
やまみさんがお手製で作ってくれたトランクが帰ってきました!
今年2月のイバチュー(G天竜練習会)でチューナー様からの課題「トランク有りと無しを体感せよ!」の結果を受け、トランクの軽量化を再施工しました。
実は重い純正のトランクもトラクションが掛かりフィーリング的に良かったのですが、軽量のトランクだと270度より深いパイロンターンだと侵入でのブレーキングが軽くて良いので全体的に速く走れます。(逆に言うとラフに走っても回せてしまう)
それだけに以前の状態だとサイドターンの姿勢作りとか速度作りとかターン中のハンドル操作とかが簡単にできるためにそこでの精度を追求する事が出来ず(つまり下手でも何とか成ってしまうためそれ以上の技術向上が止まってしまう)、結果イマイチ伸び悩むのと、その部分での差が一向に埋まらず「何で遅い運転なんだろう」という疑問の答えが見出せませんでした。
チューナー様のお話で純正に戻した時、当初はVerZのリアウィング付きのトランクで軽量トランクからの比較だと立ち上がりのトラクションの掛かりが非常に良く後輪が路面を捉えるのが良く解りまたブレーキでの荷重移動もしっかりやってあげないと回らないので、パイロンターン時の速度・・・というより重いトランクでも確実に回すための車速(主に減速状態での)とフロント荷重の掛かり具合が絶妙に良く感じました。
「さすが純正の重量配分」とか思ってましたが、走行回数を重ねるにつれリアウィングの重量が重過ぎる印象になりZさんから羽無し(+錆びて穴空き崩壊寸前)の純正トランクを譲り受けました。
この羽無し純正トランクのバランスが自分的に「最高の状態」と感じてパフォーマンスアップを体感、当然ビートのトップクラスの人にもやっとこ付いていける程度になってきたためこれ以上車を何かしたくないな・・・・とか思っていたのですが2月のイバチューで課題に挑戦した結果
「トランク無しにしたら55秒のコースで0.3秒程度速く成った」(極力同じ状態で走りました)
重いトランクでの走行と、完全に決まっているマシンの全体バランスから更に1歩進めるとは・・・・
もちろん軽量トランクを使うに当たり、速度超過状態でも回せてしまう簡単さの反面、速度の作り方が難しくナーバスな反応に成りがちなので大きい会場だと侵入車速の作りが難しく成ります。
しかし侵入速度の調整をこなす事で初めて軽量トランクの優位性を生かせると感じました。(それなりに下地が無いと無理なんだーってことッス)
って言うことが書ける程度に運転が少しだけ進歩した様な気がするため再搭載しても有効に活用できるであろうという推測の元、チューナー様から再搭載のお許しが出ました!
でも時々は重いトランクに乗せ換えて練習ってのも有りかもね・・・。(自分下手なので)
このやまみさん製軽量トランク、一時は完全に手放した状態で他の方に渡っていたと思っていたんです。
しかしちゃんと保存して将来に備えていてくれたチューナー様!(ありがとう!)
そんないきさつで某パン屋さんが「純正トランク譲るよ〜〜」っていう私からお願いしたお話をお断りするという酷い事をしてしまいましたがこれだけの事が裏で起こったので申し訳無いッス。
何にしても皆さんから熱い援護射撃に日々感謝のMDiでした!
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実は軽く回せてしまう軽量トランクだとリアキャリパーの損耗に気がつき難いという事も内緒でありますw
重量トランクにしたらサイドを今まで以上に酷使したようで結果昨年のマイクロスポーツカーミーティングの時には半壊状態、平塚終了と同時に完全に終了してました。
昨年の東京戦も開幕から兆候はチラホラ出ておりました。(急にサイドが効かない等)
桶川最終戦は交換したリアキャリパーだったため大丈夫でした。
Posted at 2011/03/28 07:46:56 | |
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