
そんな訳で平塚最終戦の動画です。
まず最初に
RSアイザワ南千葉イベントの映像を見て下さい。
注目はゴール前の「8の字セクション」のパイロンからの離れっぷり。
全体として勢いがありタイムもそこそこ出てますが、パイロンから離れてしまって遠回り&路面傾斜で立ち上がらない&立ちあがりのもたつき(傾斜以外)
これが今回の特訓前の映像で直すべき場所です。
平塚の午前練習で、この離れる原因を何とかしようとブレーキによる車速殺しを補正するために、そのタイミング・踏力・ストロークスピード・荷重の載せ具合・その時の速度など色々考えながら走ってます。
それでは午前走行1〜3本目まで一気にw(撮影のはやと先生.たいぞ選手に感謝!)
最初は南千葉より少しだけマシくらいの速度しか殺せてません。
しかし2本目になるとだんだん形になって、「止まった?」位からサイドターンをやり始めてます。
ビートを知らない人に説明しますが、660ccNA64psでやってます。
車にパワーとトルクがあるなら静止状態からでもパワーオーバーで誤魔化せますが、ビートは無理です。
ちゃんと正確にサイドターン操作と状況を作っているからこういう芸当になってます。(ここら辺がビートはドライバーを育てる車のゆえんですね)
練習はできないことを試すわけですから、失敗とか気にしません。
タイム計測していますが、競うタイムを計測しているわけではないので。
それでもはやと先生が横に乗ってくれると
タイヤの接地面圧が上がり乗っていただいた緊張感から正確な操作を心がけているので2本目よりもっと良い感じになってます。
私だけではなく、ほとんどの方はこうして地道に練習して速く成って行きます。
ただ年齢とか才能とか環境とかで成長速度は違ってきますが、プロではないのでこの過程を楽しみたいですw
そして午前中4本走行枠の最後、練習内容としてやりたかったことの基本が体感できてきた4本目(でもまだ甘い)
午前の仕上げ
だいぶパイロンに近いターンが出来てきました!
午後は4本走行で2本目と3本目が本番の湘南ジムカーナシリーズ!
んで、午後の1本目、練習走行でマシンからの反応が微妙にしっくり来なくて釈然としないまま走り終わり、何故か車の手応えが悪くモヤモヤしながら少しアジャストかけてみた1本目(午後2本目ね、撮影はああやまええら、感謝!)
なんかマシンと自分がちぐはぐしてスッキリしない、楽しくない走りでした。
2本走ってダメダメ感全開。。
何とかするためにインターバルにやれる限りのことを考えます!
そこで1本目の自分の走行映像を繰り返し見ていて有る事に気がつき調整して臨んだ本番2本目(午後3本目)
マシンからの手応えが違い過ぎ〜〜w
orz
アジャスト大成功~~けど。。。
本番1本目はほぼドライに対してこの2本目は雨が降ってきていて滑る滑る〜〜
滑るけど車の反応は良かったのでしっかり走れている。
もっと早くこれに気がつけばな。
ゴール前のパイロンの寄せは午前の練習の成果と思います!
楽しい時は車のことを考えないで走行ラインだけに集中できた時で、楽しくない時はなにか奥歯に物が挟まったような手応えでマシンに遠慮した走行になるようです。
この差減衰調整1段/30段中
この減衰1段がマシンをコントロール下で制圧できるか出来ないかの狭間だったようです。
(午前のはやと先生乗せた走行で、タイヤ面圧上がってのフィーリング向上を生かせれば良かったのに。。。もったいね~w)
さらに今後を見据えた減衰調整ではやと先生を乗せての反省走行。
色々アドバイスを頂き、「ここは良い」「ここが甘い」「ここがイマイチ」を正確に指摘して頂いて
「悪い所」・「良い所」
をしっかり把握して次の練習を自分で考える。
悪い部分を指摘されて凹まない図太さと、それに立ち向かい「克服しようとする勇気」が重要になります。
もちろんそのアドバイスや指摘が「理解できる領域に自分がいるかどうか」も重要で、悪い所を言われても理解できないならそれは「本人が現段階で言われても対処できない」部分になります。
言っても出来ないのは、単純にドライバー側はそれに対処できる体制に無い場合が多く、「理解不能」という感じで処理されます。
なので特訓項目がハッキリしている人に、その特訓に際してのアドバイスは有効になります。
何か特訓項目がある人はその悩みを相談しようと言われるのはそれが理由です。
逆に相談しなければ何か悩みがあるのか、楽しんで終わりなのかハッキリしないので「助けてもあげられない」というのもあります。
悪い部分は現実に自分がダメな所、上手くなりたい速く成りたいならそこを乗り越えないと上達しない事は明らかなので、
「悪い部分を指摘してくれる人はわたしを応援してくれている人」
と思ってます。
だから師匠とか先生とか講師ってありがたい存在なんです。
イベントでは自分の事で精一杯になるので、練習会の存在って重要なんですよ!
この時の判断基準は「実績」という事になります。
知ったかぶりの方が良い悪い言っても実績が全て物語ってしまうのですよ。
自分が出来もしないことを他人に言うと相手にされなくなる、逆に出来ることを他に伝えることで自分を見直す糧になる、そういうことです。
平塚青果市場のジムカーナは、イベントも有るけどやっぱり練習会。
イベント当日にこんなに一杯走らさせてくれる所って他に見ないし、上手い人がゴロゴロ転がっていて、同乗も逆同乗もお願いし放題の場所は他に無いッス。
平塚で上手い人に同乗・逆同乗をお願いしないのは参加費半分無駄にしているといっても過言では無いくらい勉強にはうってつけの場所なのでオススメです!
あ、宣伝ですけど平塚参加者がその次に楽しい場所として参加する場合が多い「桶川ジムカーナ」もよろしくね!
私にとっては桶川がホームッス!
総括:
そんな訳で練習風景を載せて、こういう所からこういう段階を踏んでこういう走りになるというのをお伝えできたらと思い動画ばっかりのブログになりました。
意外かもしれませんが、走っている人はその人にとって「別段普通に走っているだけ」というのが分かると思います。
要はその人の「普通」を凄い所にするために練習したり色々経験したりする訳です。
特にジムカーナは若さよりも経験がモノを言うのでとにかく続けて練習した分だけ技量は間違いなく向上します!
まずは体験!
「ジムカーナは車両に普通以上の負担が掛かる」と良く言われますが、負担の少ないと言われるレースで他車と接触したら
「ボディーへのストレスが大きいとか言うレベルじゃなく壊れます」・・・・よね?
ジムカーナはよっぽど理性が無くなってアクセル踏み過ぎない限り壁接触とかは少ないし、そもそも他車が混在しないし。
車で遊ぶなら多少のボディーストレスは目をつぶっても、引き換えでサイドターンとか出来るようになったら格好良く有りませんか?
警察に捕まらず、アクセル全開にできる場所!
ぜひクローズド空間に見学でも良いので遊びに来て下さい!
桶川は今月23日、来月23日開催予定です!