ん~~~
正直迷ってます。
練習会の話書こうかどうするか。
でもまあ良いかなと。(重い腰~)
で、今回はまだこれから頑張って速くなろうと思う人に向けての参考になればと思います。(なのでベテランさんとか凄い人は見ちゃダメねw)
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まず、練習会(通称こそ練)参加に際して言えること。
「具体的な練習課題をあらかじめ考える」
これがないと参加が無意味になります。(楽しむ人は例外です、速くなりたい人の話)
”自分が参加費払って何をするのか。”
これをあらかじめ考えてから参加しないとお金をドブに、タイヤを削る、燃料使う、車体に負担、全て無駄。
(以下:練習課題=テーマ)
今回私のテーマは
1・桶川最終戦以降の初走りになるので感覚を取り戻す
2・最終戦の1走目・2走目データーロガーより、摩擦円での横Gと同程度の縦Gを使えるようにする
3・サスペンションに加えた変更が実際に使えるか試験走行
4・本番に向けて車のメンテした仕上がり具合の確認
5・走行ラインの引き出しを増やす。
その他出たとこ勝負w
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南千葉は1日・半日・1時間とあらかじめ申し込むけど時間調整が出来るためコスト削減の意味でも当日の混み具合で走行を決める。
ただし、自宅からの移動距離と練習走行できるチャンスも念頭に考える。
この日は私のエントリー時点で2台、私で3台目だったので1日を選択。
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コストを抑える選択。
今回持ち込んだタイヤは全てATR-K.SPORTのみ。
サポート品の15インチ4本と12月に購入した14インチ2本(現本番用)の計6本。
本番用で最終調整的な位置づけで午後数本は本番タイヤを使う予定でしたが、予想以上の体力減殺で中止。
練習タイヤで一日走りました。(物事に絶対はないので、状況などで無理に作業する必要はありません)
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走行初めはゆっくりスタート。
朝飯喰ってなかったので走行開始後に朝食w
他の方に先に走って貰う。
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マシンも自分もスタート準備が出来たら、発進。
練習なので慌てずマイペースでも台数(この時4台)から、午前は相当量走れるので、次の注意は「走りすぎない」こと。
走り出したら、まずはいきなり全開ではなく、一発芸的に単発ターンで車の動きとか変更調整した部分とかを感じながら70%くらいの感じで走る。
いきなり危険地帯に踏み込まないw
本数が走れる予測なら無理しない。
(逆にコースが決まっているけど本数に制限があるならいきなり80%くらいで走るが、その前に慣熟歩行でコースは絶対に頭に叩き込む、危険箇所以外は100%まで行っても良い。
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決めた課題に取り組む。
今回は摩擦円を「円」にするため、桶川最終戦で最大横Gが1.1Gまで使っているのに際し、縦のブレーキ方向は0.5G前後くらいまでしか使っていないため、この部分をスープアップ。
(加速側はビートなので1.1Gは不可能w)
この練習は前後のラインの繋がりがないと成立しないため、独自のコースを造ってから掛かる。
なので南千葉なのにスタートから長い直線を取って、旋回制動+路面うねりが酷い所+高速からの厳しいターンで限界Gを出す。
今回はこれで旋回ブレーキ最大1Gまで、慣れるまでは0.7Gくらいを引き出しました。
しかし最大値付近はその後の失速と、高速状態からだとミラクルターンを誘発する危険が高く(現にスピンモード>失速を数回やった)、大きいロスをする危険性が大きくなることが判断できるため、車両的な旋回制動の限界値(この日のセッティングでは)0.9Gを狙うと丁度良いが、感覚的にはぬるくだらだら踏む印象になるのでそこの整合性が得られない。
マシン側の調整と人間側の速度感覚でこの部分がズバッと行けるような工夫が必要な印象。
ここでこの車載映像
すっげー下手くそです。(正確にはこういう運転になってしまう感じですが、言い訳なので下手くそとしてください)
が、ここでは運転や操作ではなく映像中の「立ちあがりで止まる」状態がタイヤが食い過ぎてサイドのドリフトから前に進ませる過渡が上手く繋げられない、切り増も多くなっていることに注目してください。(全体にハンドルを大きく切っていて雑)
ただ、この時の空気圧と減衰力の組み合わせはロガー的に最大値の1.2Gくらいを指しており、この下手くそ車載映像がロガー的には最大グリップです。
ここで困ったちゃん。
最大グリップは=最大の速さ
という認識を変えざる得ませんでした。
最大グリップを得られるタイヤの状態+それを引き出すアライメントを含むサスの調整+運転側の技量=この最大公約数が現状限界の速さ
つまりおのおの頂点が別に存在して、その部分をつじつま合わせないと、タイヤのグリップ余らせてしまう。
じゃあ走りやすいセッティング、つまりリヤタイヤの空気圧をいつもの場所まで上げると・・・気持ちいいくらいタイムの出る走りが出来てしまう。
それがこれ
パイロンは全てドアターンで回れてます。(現地で居合わせた人だけが見ている)
ターンの立ちあがりも小さく大きく自由自在。
(最終走行付近でそれまでと違って愕くほど速かった&小回りの理由は空気圧を変えたから@ネタバレ)
考慮はビートの最大トルク。
ターボでもあれば最大グリップで再セットするけど、軽量化を全くしていない自分自身とマシン(エアコンオーディオフル装備)でこのブレーキグリップ最大値を使うと返って抵抗になってしまう危険性が・・・・
結局楽しく走れるセッティングは、タイヤのグリップが低速側で1割程度低い所になります。
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なんて言うことが嫌ってほど突きつけられる
LAP+データーロガーシステム!
一応今回の走行で腕に付いた錆落としと今後どうするか
「考えるネタ」
を収穫できたこと。
もう一点秘密のセットアップが見えたこと。(セットアップテスト中の組み合わせで見つけた)
この辺りを中心に2/11は色々楽しみたいと思います。
ブレーキも+0.4G強く行ける限界が感触で掴めたのでこれを固められたらと思います!
ビートでジムカーナ、まだまだ飽きない楽しい遊びだ!
全然先が見えないくらい長いもんな~~(遠い目)
今年後半くらいには桶川のトップクラスに追いつきたいな!(不可能じゃないけど望み薄w)
桶川の軽クラスビートレベル高杉ッス。
エアコンオーディオ付ダイエットレスの一般人な私ではトップの変態グループに追いつかないorz