
それでは私の走り。
まず修理したエンジンヘッドガスケット交換とLSDの修理。
こちらは完璧でした!
特にLSDはピニオンギアとサイドギアが割れるというメチャクチャレアケースな壊し方をしたらしく、その補修部品が高額で請求来てビビリましたww
でも直した効果はバッチリで、気持ちよく走れました!
私がレクチャーして通用するのは一番最初の「初めて体験しちゃおう!」って所まで。
私自身30才まで外装系のオフ会仕様で、部品だけ凄いの入れて自慢する・・・感じでしたが、ある時に大きなターンポイントが!
掲示板のオフ会で当時のG6ジムカーナ関東、ガレージTT(<てぃーつーと読みます)さん主催の旧富士スピードウェイジムカーナ場で最後に開催されたイベントで初めて参加。
参加した理由は、部品は入れて、
「これ以上の速さを求めるなら人間側も上手くならないと車にどんな部品を入れたらいいのか判らない」
という壁に当たったのが根本。
今振り返れば、「部品入れる前に純正をしゃぶり尽くせ」となりますが、当時はこれが楽しかったんですよw
で!当時に最新と思われる部品を入れまくって、足回りも凄い(オートマック・コニー初期型)の入れて意気揚々と乗り込んで
「奈落の底wwwwww」
自分の運転技術を突きつけられました!
そこからめげないで、他の車より速い車を作る・・・つまり今のようなドライバー寄りではなくメカニック寄りの思考からスタートしました。
そんな苦い経験も、そのTTさんのスペシャルプログラムで全日本の赤いMR2にお乗りの選手(名前を失念してます)の助手席を抽選で当たって体験して、
「サイドターンって凄くカッコイイ!!」
って感動しました。
だから今もサイドターンにこだわって、その時のMR2の全日本選手がやってくれた同乗体験をして欲しくて、それが切っ掛けの原動力になるのは私自身の経験則で判っているので、知らない人に一人でも多く体験して魅力を知って欲しいと常に思ってます。
余計なことと思いつつ、講師や上手い人の助手席体験とか、つたないですが声を掛けやすいなら私の助手席でもジェットコースター気分で体験だけでもしていただけたらと思ってます。
サイドターンって格好いいんですよ!!
某イベントのサイドターン無しはカレーの掛かっていないカレーライスと切り捨てるのは、折角カッコイイのを観客の見えない所でやったりとかそもそも無いとか「馬鹿だね完璧な」と思うのはそう言う所です。
あ、私の私見ですので突っ込んできたら全力で返り討ちにしますw
とはいえ、私もそれほど運転が上手いわけではありません。
マシンもろくすっぽ整備できないし、修理なんてとても無理だし。
良いマシン買える甲斐性もないし。
本当に速い人とは違って、車の拠り所が違い本当の速さに辿り着きにくい運転スタンスらしいので。
だからせめて、入り口だけでもバリアフリーで気軽に体験して欲しいと思います。
その上で嫌ならそれで構いませんが、サイドターンの助手席の横にパイロンがくっついて車がクルクル動く曲芸のような世界は、一度だけでも体験してそれから良いか悪いか判断して欲しいと思ってます。
「そういう世界もあるよ」って体験だけでも!
それが私が練習会とかイベントへ初めての方をお誘いする理由です。
上手く走れた時は「今の良かった!」って自分で判りますし、タイムがそれを裏付けます。
ある目標タイムを自分で決めて、それを越えた楽しさは格別です!
その楽しさを求めて・・・まあ、求めすぎて俳人と言われる方も存在しますが、そういう人が出来るくらいの楽しさはあると思ってください。
本題からそれましたね~
改めまして走り。
AMベスト 撮影:ああやまええら
今回もコースが良かったです!
ただ、新人さん対策の時間調整のためある程度ヌルイ方向に振ったとコース監修のはやと先生が言ってましたが・・・・
どうしてどうして、なかなかの難コース。
6-7のパイロンは勾配の影響でインに付きにくい・・・けどその手前で2速に入るためそのシフト操作に忙殺され早めのサイドが間に合わない。
結果突っ込みすぎになりやすい。
じゃあ減速するとその後6番~5番で上り勾配のため失速しがち。
結局押っつけてコースに踊らされながら自分の精度だけで勝負という非常に厄介な状況でした。
もう一点、3番2番の2本巻きは、8番からの加速で距離があり一瞬だけ2速に入る。
これも上り勾配のためギアチェンジで悩む所。
大体は突っ込み過ぎのオーバースピードになるため、8番の加速から許される程度大回りのラインで姿勢を作って勢いを殺さないように小回りしつつ、立ちあがりでもたつかないような速度を作る。
そして実は三本巻きで走ると速いというwww
と、言うことをやってのけないとタイム出ないww
まだタイム狙わない人には良いのですが、タイム狙っている人には4重の条件そろえを要求されるタフな設定。
萌ですね!!w
しかも立ちあがりが全て上り勾配という・・・パワーとトルクのない車では苦行以外何物でもないというw
結局勢い殺すとダメで仕掛けられた罠に嵌るギリギリをねらうという嫌なコースでした。
私のマシンだと特にギアが合わないし。
メチャクチャ忙しかったです!
映像ではスルスル走ってますが、罠を見抜いてギリギリ嵌らない所を抜けるので、タイムが出た出ないはどこか気がついていない罠に嵌った可能性があります。
わたしもまだ気がついていない罠が潜んでいそうな感触なのですが・・・・・
まだまだ勉強不足って事で。
PMベスト 撮影:ああやまええら
午後も罠が一杯w
はやと先生が朝ドラミで「踏んでください」と言ってましたし、その通り踏めるコースですが、キッチリ減速を要求されるコースでした。
大きい罠は3カ所、2番の180°は30°ターンで出口が道路側に行かないと、立ちあがりでお尻が滑ってトラクション掛からない罠。
7番パイロンは当日の判断で無くなっていたので良いのですが、実際には6番-3番の下り勾配で、ドリフトでいけるのは2リッターターボ4WDだけという。
あそこサイドで行くと、1番までの直線で速度が稼げないので、6番で滑らせたら1秒はドブに捨てる酷い罠でした。
じゃあグリップで・・・も本当に止まるくらいの減速をしないと勾配で足を取られてアンダー誘発。
しかも平塚のグリップしない路面+ホコリ等のダストでずるずるの時でもしっかりとフロントを逃がさず、リアが暴れないトラクションを確保の必要性が・・・という条件を揃えるためにしこたま減速してあげないといけない、ドMには萌え萌えキュンな我慢セクションw
最後は1番の360°の進入で路面にくぼみがあって、進入で嫌うと大回りになりすぎてロスが発生。
当然立ちあがりでもくぼみが丁度外側のタイヤに嵌るため、舗装のくぼみという天然要害の罠でした。
もう諦めて某所足に負担を掛けて真っ向勝負でしたw
結果全体の2番手タイムだったので良いサスペンションと度胸と腕っ節でねじ伏せる走行だったと思います。
ま、ビートの場合ですけどね、罠の感じ方は。
映像見ても「そんなだったの?」って分からないと思います。
それだけ映像のビートはスルスル走っているし、一見すると「どこでタイム差が付いたのか不明で、スッキリしない」という・・・一番アラが判りにくいコースでした。
平塚で「何でこれだけタイム差が!?」ってなる典型的な難しいコースでした。
レジ連の今回のスポットは、簡単に走れるコースほどタイム出すのは難しい・・・過去に私も散々嵌ったので、煮え切らない方に少しだけ種明かししておきます。
嵌った当時は桶川で2秒差だったはやと先生に、直後のレジ連でこういうコースで4秒ちぎられて、大混乱させられた苦い経験がw
いやいや、初心者向けにゴールまでは簡単だけどタイム狙うとドツボに嵌る「簡単だよ詐欺」な2コースでした。
タイムがスッキリしなかった人はコース作成者に負けたと作成者に拍手をしてあげてください。
まだ見えない罠があるかもしれませんが、私が気がついたのはこんな感じです。

記入欄がずれてますが私のタイムです
そして!!奇跡の話!
この日は台数が多く、でもコースのボリュームを減らしたくない関係で走行本数を1本減算となりました。
結果光電管トラブルとかパイロン抱き込みなどのトラブルが発生してもなんとか終わらせられたわけです。
そのため、午後の2セット目は2本走行で終わりだったのです。
そこで、息子を乗せて挑んだ2セット目の1回目、50台中総合2位の31秒544をマーク!
正直これ以上は誤差くらいしか上がらないなと思うくらい一杯に走った感触でした。
いやいや、ここで気持ちが負けちゃイカンだろうと30秒台を絶望付きで狙って走ったんです。
2本しか走れない午後の2セット目で
2本とも1/1000秒まで同タイム
という。
厳密に言うと2本目は
疲れて折角暖まったタイヤを生かし切れなかったのですが、とはいえタイムを揃えるにも程があるピッタリショー!
これは初めての経験でした。
ゴールした瞬間の電光表示板見て「ビビリ」ました。
めちゃ笑えました!
という事で、楽しく平塚レジスタンス練習会は終わりました。
帰りの渋滞はきつかったですが、今回は早めに切り上げたので明るい内に自宅に戻れたのでだいぶ楽に楽しむことが出来たのがGOODです!
次回は7月の最終週、皆さんの参加検討お待ちしております!