
そこからちょいと過酷な7時間待ち。
一応10台以上車両が集まる前提で、全車に100%充電時間を取るためにあえてこの空き時間。
私はこの日、筑波のジムカーナ場で同じZummyさん主催の「バトルジムカーナ」、そして筑波1000では「無限・サーキットアタック」が開催され、各々に知り合いが居るので見て回ることに。
実は先週も会ったばかりのPSWコペンさんや、えましぃさんや高柳ワークスさんと
「先週以来ですね!」
と、俳人的なご挨拶ww
ジムカーナ場に車を置いて、獣道からTC1000へ徒歩、見学後に再び徒歩でジムカーナ場に戻って撤収。
まだ10:10くらい。
あまりお邪魔して集中力を欠かせてしまうのは本望ではないので、適度に撤収。
超暇ですけど・・・・2000のパドックに戻る前にコンビニ寄ってお昼と差し入れ買ってパドック帰還。
バトルジムカーナにケータリング来ていたらと思ったけど、空振りだったので。
やはりやることが無く、朝早かったので一眠り。
目を醒まして飯喰って、TVみて。
ネットやって・・・・どこのニートだ!!って時間を潰しました。
パドックではリーフを中心としたEVカーライフの可能性展示会!(仮称w)
災害時に可動バッテリーから家庭用電源を取るパワーサプライ変換器によるIHヒーター給湯デモンストレーションや、1軸2輪の座る式セグウェイ風の乗り物実演なども開かれました!
コスプレとかも飛び出す感じでした。↑写真
ここで遅ればせながら予選の車載映像です。
タイヤをケチる運転に関しては一級と思いますが、タイヤを削ってタイム出すにはイマイチなのかなと反省。
借り物リーフ君の私の評価が高い理由は、蛇角一定での走行ができる車両・・・つまり足回りのセッティング完成度が高い車両でした。
怖くない運転が出来ることは、サーキットを走る上で最低条件と思います。
掛け値無しで凄く良い感触でした!
さてさて、バッテリーも100%まで充電していただき、いよいよ決勝!
予選の時は2周は流す感じで調整後に走り出して、6周しかできなかった。
今回の決勝のダミーグリットはそのまま決勝スタート。
そのスタートするのに「2000を一周してグリット」ってことで・・・
「バッテリーが持つのか心配」
になり、1コーナー後の下り坂でニュートラルに入れて電気稼いでチマチマせこく「走りきれるだけの電力」を稼いだつもり。
しかしここで、ニュートラルからドライブに入れたら「販売店に連絡してください」ってエラーメッセージが!!
心理的パニックに。
グリット付いたら1分。
その間メインスイッチ切って、一回は走る体勢に。
すると再び同じエラーメッセージが点いて、もう一回電源入れ直し。
落ち着いて、
5秒前からスタート!!!
しない!!!!!??????
最初サイドブレーキかと思ってハンス付けて見えないから身体くねって見ると外れている・・・何で動かないか判らず真っ白!
ふと見るとコンソールにPの文字が・・・・・
ち~~~ん、しゅ~~~りょ~~~
緊張していないようで、緊張していたんですね。
「これもレース!」
走りきれるだけの電気を稼ごうと余計な操作をした自分のミス。
さらに冷静にスタート準備できれば良かったのに、気が付かなかった自分のミス。
5秒遅れてスタート切れました。
出遅れたその後の走り、タイヤが2014年製のRE-11Aだったので熱の入りが心配、7時間ですっかり冷えて、予選の飛び出しを繰り返さないように1周だけ慎重に。
以降は・・・
自分にとって正しいと思っている運転をするだけ。
後のラップタイムで明らかになりましたが、タイム的に全然手抜きしてませんね、ステアインフォと感触が良いので楽々走れます!
レンタル車両で
横滑り防止だけ切った走行タイムです。
タイヤ温まったら秘密モ-ドのスイッチ試してみても良かったな・・・もう一つ抵抗が少なくなるらしい。
スタート後、周回重ねる度にタイムが上がり続け、
「最終ラップで予選タイムを抜くベストラップw」
1分16秒785
・・・事前練習していれば良かったかな・・・
車の動きが周回経験で上がる・・・と言う事は
「まだ本当の限界を引き出せていない運転。」
まあ
ポン乗りでここまで行けると言うべきか、ポン乗りじゃダメだよねと思うか微妙なところ。
タイヤの温まりとか要素もあるけど・・・
そして、ベストの出た最終周回は、実は一台同じクラスの人がコースオフした後に追い上げてきて、クラス2位を守るために必至に走ったタイム。
ロスにならないように相手のライン選択肢を潰して、こちらの立ちあがりをフルに活かす!
これはレーサー鹿島先生に実演で見せて貰った戦術。
見せて貰った時に私は追い上げでノートでしたが、あの時3周ほどノートでフルアタックして全て防がれたために勉強できたこと。
プロと一緒に走ると言うことは、こう言うのを体験で見る機会に恵まれる。
同じ環境で走るから判ること。
教えて貰うのではなく同じ土俵で走る重要性。
そう言った意味では、プロと走れる機会が多い私は凄く運が付いていると思います!
もちろん闇雲に走ってもダメですよ、同じ土俵って事はお互い命がけ。
プロと同じ土俵で走るなら、それなりの技量や礼儀も持ち合わせないと弾かれてしまう。
だから
国沢先生に「君なら大丈夫」という言葉を掛けていただけたことの重要性、
私はこれを誇りに思って今を走ってます。
走りに戻って。
学んだことは使ってみたいお年頃w
ちなみに予選ラップは3秒速いマシンなので、裏ストレートでヤラレル可能性が高い!
しかしダンロップ以降を防ぎきって、
車体1/2差で逃げ切り2位でした。
やっちまった割りに
結末はドラマチックなゴール前展開だったでしょ?
タイヤが温まってくるとどんどん動きが良くなるリーフ君!
だから逃げ切れた感じ。
けど、ゴールしたら残り「4キロしか走れません」とバッテリー残量表示されてました。
予選の時より2キロ長いけど、スタ-ト時に70キロの表示だったので、薄氷を踏む感じでした。
見学の息子がスタート失敗をみて腐っていたようですが、最後の攻防戦を見てドキドキハラハラして笑顔で駆け寄ってきましたw
(スタート勿体ないとしつこく詰め寄られもしましたがw)
レースだからこそのドラマがある!
やっぱりドラマの主人公になるにはサーキットに来て走ってみないと判らないですよ。
ドベ争いでもそこには競争と戦術があり、厳然と勝敗がある。
だから面白い!
リーフのZE0 ZE1をお持ちの皆さん!
ワンメイクに近い状態のレースが用意されてます。
ぜひ挑戦してみて欲しいです!
もちろん、最初からレースだと怖いでしょうから、最初はヘルメット無しで走れる「TC2000/3周体験走行会」、次に「タイムアタック走行」、そして「リーフ・チャンピオンレース」!
ステップアップしていけばOKです!
いきなり上手い奴なんて居ません。
みんな練習して経験値積んで上達していきます!
走った経験は裏切りません!
そして走っている時、ドライバーは主人公になります。
「ドライバー」
とは、車の全責任を負い運行する人。
次のドラマは自分が主人公で行きましょう!!
詳しくはコスモスピードさん
http://cosmoauto.com/
もしくはZummyレーシングファミリーさん
https://www.zummyracing.jp/
まで。
ちょっとでもドッグファイトの経験が積めたこと、鼻差でも競り勝ったこと。
非常に大きい経験と今後の自信に繋がります!