
某所で
「覚えられない」
「走りきれない」
「どうしたらいいのか・・・」
ジムカーナのコースの覚え方って、基本的に「自分の思う通り覚えて大丈夫」なんです。
ただ、コースを外れると「ミスコース」と言う扱いになって計測時間が無効になります。
タイヤテストとか、自分の運転を試してみたい人にとって「無効」というのは、その一回の走行を無駄に消費という形(走っているので勉強になっているはずですが)になるので、どんなに遠回りしたりロスしていたりしていても、コース上を走行すればタイムは計測されて記録に残ります。
つまりミスコースを繰り返すのは「勿体ない」ってのが伝われば掴みはオッケーです。
さて、人によって自由なコースの覚え方。
書くと覚える人は、雑用紙と色鉛筆とかクレヨンとかポスターマーカーとかサクラクレバスとか持って行ってパイロン書いて、前述の色付きペンでなぞる。
OK
ジムカーナの場合は「慣熟歩行」というコースを歩く時間があります。
そこで歩いて実際のイメージを目で焼き付けて覚える(私はこれ)
OK
貰ったコース図に色々書き込んで、イメージや注意点を書き込んで覚える。
(たまに見た目のコース図と実際のコースに大きい差異があるので注意)
OK
何やってもいいんですよ、覚えるのは。
ジムカーナは基本2分未満の走行、なので走行距離としてはせいぜい2キロ前後。
で、コース覚えるのに基本的な事は「慣れ」です。
場数と経験には勝てません。
「練習会なら良いけど本番がダメ」
なんて人もいらっしゃいます。
これも「場数と慣れ」が特効薬。
大昔にICCであったドライビングスクールジムカーナ編BBQ付きの時に
「緊張するからタイム計測したくない」
なんて人も居ましたが、上手くなりたいならタイムを追いかけるのが近道です。
基本的にジムカーナはその日2本走ったら終わりで、同じコ-スが組まれることはほぼありません。
慣熟歩行の時間はありますが、コース長いと1回歩いて時間切れ。
一日に12回も走行できるとか、コースが短いとか、「これからジムカーナやってみたい人向き」なのが平塚青果市場ジムカーナ練習会。
コースも午前午後で変わるので、慣熟歩行も2回出来ますし、大きいコースで一日2本で終わりのジムカーナの事前練習にはもってこいなので、お勧めしてます。
「慣熟歩行」というコース攻略
ジムカーナの平面図が事前に公開されていても・・・・コース攻略、ミスコースしないで走りきるには
「慣熟歩行大切」
です。
ここの記憶力がモノを言います。
また、会場の路面のうねりとかを計算できるので、重要!
初めてのジムカーナで路面のうねりなんか気にすることはありません。
けど「見た景色の追従」は重要と思ってます。
私の場合で今はやらなくても大丈夫ですが、自分の車両に座った時の目線位置をマスキングテープで窓ガラスに印をつけて、外に出て同じ位置に目線高さを合わせた姿勢で慣熟歩行を歩きます。
格好悪いですが、慣熟歩行で一回コースを走れます。
すると、その姿勢で今見えたものが本番でも走るコースですから、その見えている風景と違えばミスコース。
同じ風景を見ておくと、実際の時に迷わずに済みます。
紙を見るより風景で覚えた方が私の場合は楽でした。
例えばサイドターンした後、人間が遠心力で方向感間隔を失いがちです。
最近のコースはぬるいので2周(720°ターン)なんて中々ありませんが、2周も脳を揺さぶられると次にどっちへ行くのか分からなくなる、
「頭真っ白」
なんて事がベテランでも起こる時があります。
そんな時に慣熟歩行で正しい出口に向かう方向を見ておく、走行の視線高さでみた風景イメージを追えれば結構楽です!
だから慣熟歩行の時は、「自分の体の幅では無く、使う車両の車幅の分を見越して、車に乗った自分が実際にパイロンのどこを通過するか、その時の風景」が大事。
「パイロンセクションの出口でどこを見ておくか」
「パイロンセクションに行く途中はどの風景か」
「パイロンセクション入るのに、どの風景か」
慣熟歩行のイメージをより実車での運転風景に近づける、中腰で恥ずかしいですけどね、慣れれば中腰でなくてもなんとなく分かるので良いですが、初めてとか、長くやっていてもミスコースしてしまう人は、こんな方法も試してみてください!
勝ちを狙うにはそのコースの路面をどれくらい知っているか?がどれだけ大切な資産か分かってくると思います。
一番最初の初めて走行の時に、ミスコースしてしまうのは普通です!
ただ、それを防ぐためにどうするか?
その対策の一つして、私が使っていた「風景」という方法もありますというお話でした。
私が15年ジムカーナしていてミスコースしたのって6回くらいです。
それも「足が攣った」「寝不足」「操作遅れ」「変なセッティングしていた」など、数えるくらいでした。
紙の平面図では覚えられない部分は「風景で覚える」作戦、如何でしょうか?(#^^#)
先行って風景作戦は、車体のロール、制動距離、ギア段数も反映できるようになると、中腰不要になります。
また、平面図だと2次元ですが、風景は3次元での記憶になるので距離感など含めて、より正確に記憶できます。
これも慣れると平面図みて走行組み立ても路面状況も含めた操作全部が「コース図発表された瞬間から理解できてしまうし、脳内で何回も本番走行できてしまう」ので・・・・だから慣れなんですけどね。
走った記憶って、自分がみた風景と掛かったGの記憶が一番のお宝です!(*‘ω‘ *)
一応3/19の平塚ジムカーナ練習会@レジスタンスは満席になりました、以降はキャンセル待ちになります。