
なんかね、モヤモヤっとした感じがしていたファイナリスト595EVOの操舵感触。
前回や仕事に行きながらのテスト走行で「空気圧高めが良いみたい」なのは見えてました。
レポートは平塚青果市場ジムカーナの会場に到着前から始まります。
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注意:これはあくまで私のビートで使った限りの話です。
万人に「これで決まり」って事はありません。
セットアップなんてものは、メーカーから出庫され納車された段階でバラバラと思ってます。
レーザーアライメントで合わせてもモヤモヤした感じが残るのは、それだけ車が「個体差」が出ているからだと思ってます。
それだけ厳密な車体の歪みを新車状態のデーターを基本にアライメント取っても上手く行くはずがないと”私は”思ってます。
そんな人がこれで良いと思う話なので、万人受けする下地の上の話ではありませんのでご了承ください。
なお、このブログ読んで生じた不具合などは一切責任取りませんので、自己責任で設定変更してください。
素人のタイヤレポなんか読みたくもない玄人さんは読まないでくださいw
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と、神経質な人を遠ざけてw
まあ楽しい読み物としてお付き合いのほどを。
前回3.5キロまで入れて街中を走っていたのですが、それから2週ほどビートは不動でした。
自宅から東名高速に乗って厚木ICで降りてガソリンスタンドへ。
この時まではガタガタして空気圧良い感じにしていて、あっても空気圧が下がる方向なのにマイルドさよりダンパーのバネが硬くなったような印象でした。
給油して空気圧を見ると3.0キロになっていたので、前後輪とも3.5キロまで上げる。
燃料も約半分くらいだったので満タン(=満量タンク)に。
走り出してガソリンスタンドの出口の低い側溝蓋の段差を超えた瞬間に最初の変化を感じる。
「タイヤが滑らかに接地している!」
空気圧上げたのに、空気圧を下げたようなマイルドな感触。
その後会場までの一般道、当然路面の痛みなどアンジュレーションがある中を、スイスイ気持ち良く走れている。
「メッチャ良いな!!」
この日妻はお休みで、息子をビートに乗せて移動していたのですが、その息子に
「空気圧上げたらメッチャ感触が良くなった!!」
て、感想を漏らすほど。
実際に走り出して、前後とも3.5キロのままスタートさせる。
午前1回目の3本走行は、1本目が良くだんだんタイムが下がっていく。
午前2回目は1本目がイマイチだったので、2本目は気合入れて走って、3本目は気合ダレw
5月の時の走行はファイナリスト595EVOをそれまでのATR-KsportsやナンカンNS-2Rに沿ったセットアップで、筑波サートラで轟沈、平塚もタイヤ感触悪くて路面と喧嘩している感じでした。
減衰力も触ってみたけど、なんか違う感が有ったのですが、それでも何とかタイムを出してました。
今回は違う。
タイヤからの感触がATR-KsportsやNS-2Rと似た感触を得られたので、マシンが思うように思ったように振り回せるし付いてくる!!
キターー―――――!!(*^▽^*)
パイロンのキワキワを狙って車を持っていける!!
ドリフトも思った所でGO・STOPが可能!
グリップイマイチだからタイムこそ平凡だけど、タイヤを十全に活かす走りができて気持ち良い!(*'ω'*)
そう、気持ちいんですよ!!
スタートで空転多かったり、踏んでもトラクションの掛かりが弱いとか・・・
「んな、こめぇーこた~良いんだヨ」
キッチリ踏み込めました!!
さっぱりスッキリ、購入以来のモヤモヤが解消できました!
楽しかった~~(#^^#)
スッキリとした所で追加検証。
更に空気圧上げるとどうなるか?
やはり連続走行するとダレが早い。
けど3.0キロだとこんなに気持ち良くは走れない。
ウチのビートでのセットアップですが、推定で3.4キロ~3.6キロの空気圧範囲がベストなのかなと。
そして、平塚午後のコースでは、1回目でどうやっても27秒台から抜け出せなかった。
たまたま助手席体験希望の酔猫庵さんが乗ってくれて車重量増えたら
「タイムアップ」
・・・・・え?、つまりタイヤへの面荷重が足りていないって事??
平塚は「2乗の方が速い」というジンクスがあり、路面がそれだけ良くないのですが、気持ち良く走っていたのに更に走りが速いと。
まあ一度きりですので推測ですが、絶対的荷重が不足しているのは、このサイズの想定されているタイヤの荷重に届いていないのかなと。(;^ω^)
でなければ、空気圧ここまで上げて丁度良い反応。
空気圧を上げても下げても悪くなる。
ウチのビートだと街中3.5キロで走ると、丁度良い快適なタイヤになるし、感触も良くなって、タイムも人並みに出る。
ああ、平塚には普通にもっと速い車もいますが、660ccのNAでのタイムなので、これ以上出せって言われたって無理ですからw
エアコンもオーディオもロールゲージも贅肉体重もフル装備!
でもおおよそ、このコースならビートでこのくらいだと速いってのが分かるので、「人並みのタイム」と表現しております。
えっと、何が言いたいかって言うと、
「780キロの重さの車だと街乗り含むサーキット走行も3.5キロ前後に美味しい空気圧が存在している」
と言うのを情報で出そうと思います。
コレは今時の軽自動車は1t前後なのが多いので、その辺りをターゲットに出来ているのかなと。
新しいアルトは580キロの重さだと、評価されにくい可能性があるのかなと。
タイヤと路面の掛かる面圧がある程度無いと、中々トラクションを出しにくい作りっぽい気がする。
そんな印象を受けました。
ただ、使用する車に合わせた最適な空気圧を見つけると、耐摩耗性が凄く良く、グリップも程々で感触良く運用できるタイヤ、ただし熱を一定以上入れるとバランス悪くなる可能性がある、一定の条件を維持すると幸せなタイヤ。
と、言えるかなと推測します。
まあ楽しく走れたのは、この通り!
スラロームの寄せとかまあまあ良いかなって言えると思います。
んで、終わった後のタイヤ写真。
高速道路と一般道で60キロほど移動したあとで、公認サートラ・平塚2回・仕事オフ会など移動でも3か月以上使ってこの感じ。
左前(右前もほぼ同様)
左後ろ(右後ろもほぼ同様)
あれだけサイドターンでドリフトしまくって、まだ山が残っている!!
練習用に最高だと思うのですが!(#^^#)
ウチの車は空気圧3.5キロが幸せでした!
他の車両で他のセットアップは、自分で探し出してください。(;^ω^)