
個人的趣味で、2024年版の
「N-ONE オーナーズカップレース・参戦登録までの道」
「ロードトゥN-ONEレースロードマップ」
を書きます。
興味ありますよね?
知らなかった事、どれだと通過できるのか?
どうしたらいいのか?
何をどうするの?
私も同じ立場だったと思います。
何度も似たような内容の電話したりして、無限さんに嫌な奴認定されないか心配になる感じでした。
これからレースしたい人なら「スマートに」申し込みしたいですよね!
なので記されていない、説明もクリア方法も載っていない参戦までの道のりを書きます。
なお、車両本体は揃っている前提です。
申し込みにおいて、「初参戦優遇措置」があるので、初めての申し込みは書類不備が無い限りほぼ100%に近い確率で受理されます。
なので、受理されてから車では無く、車の確保が確実な上での申し込みに成ります。
体験や完成した車体で勝負するには、できているマシンを持っている所にお願いするのも手です。
車両以外にも当日の車両メンテやセットアップなどメカニックは居た方が良いですし、当然雇う費用も掛かります。
もし、本気で挑戦してみる気概があるなら、今回のレースで車両とメカニックをセットでお願いした
六ッ美瀬戸自動車様
http://setojidousya.web.fc2.com/
愛知県岡崎市下青野町字宮東6−5
TEL:0564-43-1200
営業時間:8:00~18:00
定休日:日曜日、祝日、レース・イベント開催日
をお勧めします!
ちなみに新車だと、これくらいの装備が必要です。
無限 N-ONEレース車両規定
https://www.n-one-owners-cup.jp/racingvehicle/index.html
なのですでN-ONEを持っている方も、あとから装備してレース車両にすることもできますし、ディーラーで無限のレース用にパーツコンプリート車両も買えたはず。
購入から興味ある人はそちらを当たってみても良いかもしれません。
また、参戦していた車両の中古購入とかもアリだと思うので。
さて、乗車する車両が確保できました!
あと、ドライバーが装着する装備も絶対必要です。
JAF公認戦以上で必要になる、JAF国内ライセンスAとFIA公認のヘルメット・グローブ・シューズ・レーシングスーツ・アンダーウェア上下・靴下・ハンスデバイスにヘルメットターミナル。
最小限でも25万円位掛かり、使用期限が10年の物がほとんどなのと、クリアできないと走行すらさせてもらえない、走行後に違反が見つかると失格になるので、初めての人は店舗のあるお店で買うの勧めます!(経験則から)
ネットで変に安いの買うと公認取れていないとか年数4年経過した在庫とかで結局高くつきます。
お店で「最低限でお願いします」って言えば対応してくれます。
車両と同時に手配完了していないと、特にヘルメットやレーシングスーツは在庫置かないお店が多く、取り寄せてもいつ入るか分からないので、申し込みは
「全てが揃った上」
が安心です。
装備と車とAライセンスがそろったら、クレジットカードを一つ持っていてください。
レースの参加費や前日練習走行の会計が基本的にネットでの購入になるのでクレジットだと安心です。
でも、購入した後にカード情報をブラウザに残さないように注意して下さいね!
また、最大補償額900万円以上の保険に入ってないとダメで、これも事前準備しておいた方が良いです。
モテギと鈴鹿は、必要なメカニックや自分の保険はログイン後の画面で売っているのも有りますが、筑波は保険の用意が無かったので苦労しました。
来年(2025年)以降参加される方が困らないように下の方で行けそうな保険を書いておきます。
(ご自身の保険が東京海上日動グループならレジャー保険の追加で対応できますし、他の保険でも海上日動系なら追加で対応できますが、それ以外の保険はサーキット事故対応なのは微妙なので。サーキット走れる車両保険は無いのでそこは覚悟でお願いします)
まずは無限のホームページ(以下HP)に行って、登録する所から始まります!
https://www.n-one-owners-cup.jp/
「エントリー・インフォメーション」(画面右側の方)
を押すと
下の方に黄色の帯のスイッチ
「会員登録/エントラント・ドライバー登録/レースエントリー・・・」
ってのを押します。
すると初めて、ここで参戦までのロードマップ、つまりゼロから出走までの流れが見えます。
この通りやってください、以上!
ですがw
コレだと少し説明不足感あって、上記の画面の左側にこういう場所が有ります
ここに「初めての方」という所があるので、そこを押します。
2回目以降はIDとパスワードで入る必要が有ります。
最初の登録で、どうしてもパスワードの設定は必要なので、絶対に忘れないようにメモしてください。
基本情報が入った上で保存すると、メアドに次回ログイン時のIDが添付されたメールが届きますので、パスワード書いたメモに一緒に書き添えてください、絶対ですよ。
登録は開催5週前まではある程度変更が自由なので、参加に必要な登録情報が得られなかった場合、保留して後から入力することも可能です。
初回で有った方が良いのは保険で、開催5週前に参戦申し込みで自分と「メカニック」の保険が申し込めますが、そこまで登録した情報が保存されず、毎回打ち直しになるので、保険があるのなら、その情報をもってエントリー情報に書き込んでください。
こういうの慣れている人はエントリー募集開始のタイミングで一斉に書くと効率良いですが、記入事項を一々調べながらだと結構悩まされるので、気合と根性で乗り越えてください。
なお、筑波ではメカニックで2人と私で3人と会場の駐車料金はレースカーは込みでサポートカー台に着きプラスですが、メカニック登録すると人数分結構ボリュームのあるお弁当が付いてきます。
お茶とかお水にコーヒーも無限側が用意してくれるので、それを含めた値段であると思ってください。
私”当日まで知りません”でしたw
エントリーが受理されて、初出場だと「ゼッケン・無限パワー・ホンダレーシング」などのステッカーが送られてきます。
ゼッケンを貼るサークルとかもあるし、N-ONEオーナーズカップレースの専用ステッカーとかも決められた場所に決められた通り貼る必要があるので、そちらの入手法は私は知りません。(レンタカーに装着済みだったので)
なので事務局の方に聞いてください。
同じ人が同じ車両に同じゼッケンや違うゼッケンでの参加はゼッケンのステッカーが実費になるので、それが嫌な場合はドライバー登録では無くエントラント登録だと、同一ゼッケンで違う人がエントリーでも大丈夫に成りますが、車のオーナーさんがどう考えるかで違って来るので良く考えて下さい。
開催日の5週間前から受付開始されます!
ちゃんとカレンダーでチェック必要ですが、初出場は特権で優先的に確定貰えるようなのでそのつもりで準備すると良いでしょう。
参戦申し込みは、受付開始されるとログインした後のページの下の方にチェック入れてカゴに入れて購入に成ります。
決勝エントリーだけなら49700円、前日占有走行も格安に成っているので、移動経費や旅費・宿泊費なども考えながら申し込んでください。
初参加なら前日も走行して、速い人の走行をラーニングするのお勧めです!
その為にできれば2日走行できるとよいですが、タイヤやブレーキのエア抜きとかパット残量とかも見越さないといけないので、そこも良く考えてください。
さてさて、申込期間が終わり時は進んで2週前になると、無限から小包が送られてきます。
!??
段ボールを何が送られてきたかと開けると、
初出場の人にはこういうファイルが送られてきます。
中にはドライバー情報とか、緊急時の連絡先など記入しておかないとダメな所が結構あります。
クリアファイルの中に当日のタイスケとか車両情報を書き込む欄とか、装備品の詳細とか、サービスカーの侵入許可書とかドライバーやメカニックの登録人の入場証、それらの品を受け取った受理書への記入などなど、しっかり一読して書くべきところは記入しておきましょう。
ファイルの表紙にも名前とか車両のナンバー(場所・数字・ひらがな・ナンバーの全て)を記入したりします。
特に装備品は厳しくチェックされます(通常は)。
なので・・・数字とか間違っても車検時の装備品チェックで訂正されると思いますので、分からなければわかる所だけ全て記入が基本ですけど、規格が通らないとか走行すらできないので、装備品はキッチリ揃えましょう。
当然ハンスもその取り付けの「シザー」と呼ばれる部品やターミナルも型式が適合するかまで調べられます。
なので、初めて装備品揃えるならネットより実店舗の方が良い理由です。
2回目買う事があれば、サイズとか変化なければネットで良いですが、必ず製造年と月は確認してから買って、到着後はそれが正しいか即チェックして下さい。
まずファイルを開きますと
こういうのはちゃんと記入しておきましょう!
あとね、どうしても言っておきたいのがファイルに挟まれている○○を入れる、○○のコピーなどと書かれた部分に何を入れるのか?
これも事前用意です。
これはクリアファイルに入っている車両申告書を入れます。
これが実物。
で、この書類が入れる所が多数あって、ビビるのですが、年間複数回走る人はここに連続して入れて行くそうです。
なので初出場だとガラガラで「車両申告書ってそんなに一杯あるの?」とか思ったのですが、一枚だけあればOKで、同梱物の中にあります。
次にこれ
これはわかりますよね?
次
それと
この上記2枚は、N-ONEの車検証入れに同梱されている
「メンテナンスノート」
に入っており、「この車両はレースで使用されました」というのを判子押されて、ある種のサービスが強制終了になるそうです。
ここにはコピーを入れれば良いそうですが、メンテナンスノートの原本を入れる必要が有ります。
2回目の参戦以降はコピーと言う感じかな?
次が指定部品の合格証などのコピーを入れます。
椅子買ったけど中古で適合の書類有りませんとかは買っちゃダメな奴です。
椅子のは後からWEBダウンロードできないので注意ですよ!
けど、認定部品の制度にしているので、足回り・マフラーなどは無限HPのここからDLできます。
このページは車両規定の所で、ログインより手前のページにあります。
マフラーと足回りはこの指が指す部分から一つ一つ手探りで探します(;^_^A
メーカーごとにまとまっていないので、手間が掛かるので覚悟して臨んでください。
プリンター無いとヤバイ。
また、申請とここへの表記・・・というか車両の登録の時にレンタルだとどの部品交換しているのかしっかり聞かないと、のちの修正、特にこのファイル着た後に変更すると追加で有料になるようなので、ちゃんと聞いて正しい情報で入力、その入力と同じものを印刷してファイルに入れる。
なお、4点ベルト(必須・規格・使用年数は適合の状態)とブレーキパットは表記のみで指定部品の証明書類は不要でした。
面倒だけど、これらのファイルに必要とされる書類の準備は求められる以上必要なので、当日前にすべて揃えてください。
そうそう、車載カメラは申請書作って提出して、自分がこっそり見る用なら良いけど、誰でも観られるようにYouTubeに公開したらペナルティーでカメラごと提出させて没収とか書いてありました。
単純に接触とか事故の時に、「サーキット自己責任」の原則を棚に上げて「相手が悪い」とかいう
下衆ヤロー
が居るので、その対策でWEBの申請させた後にさらに紙で誓約しろとか鬱陶しかったので、WEBまでは申請書いたけど紙の宣誓はせず、カメラも載せませんでした。
なので今回「全く映像ありません」です。
その覚悟あるのなら書けばいいし、カメラ載せないなら書く必要なし。
しつこいのでカメラ載せませんでした。
当日。
前日の占有走行は残念ながら仕事で参加できなかったので一切わかりません。
タイスケにのっとってまずは受付。
前日来た人は前日の受付でも大丈夫!
人間側の免許証やライセンスの確認、受理書の提出、車載カメラの書類提出などが必要です。
ちなみに、この日に「免許停止」とかの期限内だと走れませんので・・・というか会場までどうやって来た?ってなるので(;^ω^)
次に車検。
指定部品に申請と違わないか、指定されていない部品が付いていないか、車高違反含む車検通らない仕様に成っていないか?
安全のための保護がされているかどうかなど見られます。
合わせて、装備品に不備が無いかもここで見られます、普通ですと。
もちろん一つでも不備があれば車検落ちで走れません。
結構言われるのがオイルレベルゲージの抜け防止対策ですが、N-ONEレースだと指摘されたかわかりません。
受付・装備品・車両の検査が通れば出走準備になります。
当日も写真撮影して掲示板に顔写真貼るようなのですが、前日行くと決勝日に顔写真付きのエントラントリストが出ていて気分良いです(#^.^#)
ま、私の場合は影絵の方がカッコイイですけどね、シークレットドライバーみたいで、こちらの方が良い場合、このままで良いよって思うww
サービスパーク・パドックは十分なスペースをくれたので、テントで居住スペースにするもよし、真ん中にレースカー置くもヨシ。
会場に行ったらレーシングスーツ着てヘルメット持ってフォトセクションがあります。
せめて髪の毛くらいは整えておくと良いでしょう。
また、飲み物は無限側が用意してくれているので、ドライバーとメカニックの分は用意されてます。
これも私は当日まで知りませんでしたw
山野哲也選手もアドバイザーで会場にいるので、車載カメラの分析やロガーデーターの分析などで診てもらうと良いかもしれません。
あとは走るだけ。
装備品の確実な装着、スタート前にエンジン掛けるのは3分前ボード出てから。
そうだ、カメラ無いから証拠の無い笑い話で書くけど、ダミーグリッドからスタートグリッドに着くための
「フォーメーションラップ」
で、スタ-トして勝負掛けちゃって、周りの様子がおかしい事に気が付いて大人しくなった人が居ました。
スタ-トの手順として、ピットロードからコースに出て、予選結果からの順番が決まってます。
仲間やメカニックさんなど居れば、ピットロードからコースに出た後、グリットの前に来ていて貰って、誘導してもらうと良いでしょう。
そうして着いたのがダミーグリットです。
一旦エンジン停止。
5分前ボードが出てコース上の人退避の指示が出るとコース上は車両だけに成ります。
この時アナウンサーが車番と名前を紹介してくれているので、余裕が有ったら手を振りましょう(#^^#)
3分前ボードでエンジンスタート!
要らない人は電子制御を切る操作。
青旗がポストから振られるので1周回って今いた所に戻ってきます。
スタートラインより前に着いたりとかするとペナルティーになるので、フォーメーション始まる前に自分の位置を把握しておいてください。
5秒前ボードが出た後にシグナルが赤を点灯します。
あとはコース管理の人が赤を消灯するとスタートです。
青は出ません、赤ランプの消灯でスタートです!
規定周回のドラマが有ります!(#^^#)
最後チェッカーフラッグをMP(メインポスト)で振られたらそこで終了!
ランプは黄色の点滅をしてます。
ハザードランプ付けて、ゴールをドライバーが理解している事をアピールすると良いでしょう。
この日別の競技で、チェッカー出ているのにゴール後にもう一度チェッカーフラッグを受けてしまう
「Wチェッカー」
という反則行為が有ったので、チェッカー見たらハザードランプ点ける。
ポスト員さんが手を振っていたらもう終わっているという認識。
ゴール後は追い越し禁止なので、チェッカー後に勢い余ってなど割と寛大に対応してくれますが、もう終わった話なので悔しければ次頑張りましょう(#^^#)
でもまだ終わってませんw
パドックや車両保管所に誘導されます。
そこで一定時間車両の走行状態を保存します。
この時に装備品などは持って帰って良いですが、車両は違反が無いかチェックされますので、車両に触らないようにしてください。
車両保管解除のアナウンスが出たら「公道車検」と言うのを受けます。
これ受けないと次回ペナルティーとかあるので、走行後車両チェック表という書類を持って、牽引フックを取り外し、車検場へ持っていきます。
時々「ウォッシャータンクの水が入ってない」なんて指摘も受けるので、ちゃんと車検項目は守ってくださいね!
それが終わったら片づけOKです!
意外と大変でしょ?
長い文章お疲れさまでした。
なんでこんなの書いたのか?
今年初めにお話し来た時にどう申し込みするのかもわからず、何処から手を付けて良いのか分からなかったから。
2016年くらいのは似たような案内書いている人が居たけど、最近のが分からず、保険とかとかどうしたらいいのか分からなかった。
調べたけど不明すぎて・・・・
で、私が今回取った方策を紹介します。
まず支払いが最大900万円を超える損害保険。
生命保険の延長で損害特約つけられる場合はその方が安いです。
ただ、レジャー保険などという名称になるのと、「箱車のレースが入るかどうか」は確認してください。
この後紹介する私が入った保険も箱車は良いけどフォーミュラーとかはダメと言われました。
フォーミュラーはもっと上の「超危険対応保険」に入ります。
ロッククライミングとかエベレスト登頂などの危険度と同等だそうです。
で、私の方は「スポーツ安全保険」というやつで、クラスはCWです。
https://www.sportsanzen.org/hoken/kubun.html
箱のレースまではこれで面倒見てくれるそうです。
最大3150万円くらいまでは補償範囲だそうですが、スポーツをする団体に使う保険なので、最低一人4850円で4人以上で成立でした。
ウチは家族と仲間の一人の4人で申し込みして、約20000円位掛かりました。
おかげで、富士のチャンピオンレースで、S耐の前座の時に、妻と息子が保険加入していてピットクルーにできました。
この一手は大きかった(*‘ω‘ *)
加入月~3月31日までの切り替えの使いにくい区切りですが、1年間は守られるので、凄く助かりました。
御一人様で家族も勝手に保険に入れるとか、外に遊びに行くことが多い友人をちゃんと断って加入条件にしてあげれば、4人は揃えられると思うので、何かあったらサーキットまでの移動中などの事故も含まれるので良いと思います。
他はネットでずいぶん見て回って、電話したりしても全部ダメでした。
保険特約の設定が無い場合はこれが最善手だと思います。
なお、N-ONEレースは鈴鹿とモテギと富士はこの保険が強制加入条件でのレースになるので逆に心配不要という。
筑波だけフリーダムだったので探すの大変でした。
昨年耐久レースでこのN-ONEレースを間近で見ていたら、申し込みで制限60台超えて、エントリー不受理とか発生したそうで。
今年は新たにチャレンジャークラスを新設して、エントリー全員受理をしたようです。
人気のレースなのと、自分に合った腕の人と走れますので楽しいと思います!
挑戦できる人は是非!
勝ちを狙う人はマシンを自分で用意して、5年くらい腰を据えてセットアップをコツコツ積み上げると良いと思います(#^^#)