この続きの話w
https://minkara.carview.co.jp/userid/12206/blog/48164585/
なお、
大井先生ターンは大井プロから教わった技術なので、こちらの紹介解説などはディレッザDAYなど、大井貴之プロに「お金払って講習を受けてください」(*'ω'*)
私の方で技術解説はしません。
しかし
MR乗りとしては知っておいた方が良い技術なので、少しの出費で永遠使える技術ですから参加して学ぶにはお勧めです!
(ビート乗っている遠藤って大工の人が言っている大井さんターンっての教えて!って聞けば教えてくれるはずw)
なお、大井先生ターンは車両走行の感触状態が悪い状態でも筑波2000のダンロップなどで有効に使える技術ですが、基本を学ぶのにジムカーナの方が理解しやすい技術なのでお勧めです!
でもそれは大井プロからレクチャー受けてください('ω')ノ
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前回の前置きをお目通しください。
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今回はいきなり本題
「直ドリサイドターン」
これは私の師匠の一人である
「屋根無芳一」さんからやり方の手順だけ教わった技術。
神髄を学ぶには、
平塚青果市場ジムカーナ練習会「アルパイン」さんの講師なので、そちらにお伺いください。
私のは神髄ではなくMR車で使うにはこうやったという
「自己流導入」です。
こちらも
Wサイドターンと運用は被る所が有ります。
手書きで申し訳ないが、こちらがその活用
狭い間隔でのサイドターン2回目が深いターン要求。
Wサイドと一部被るのは似たパターン攻略で、亜種に分類されそうなので。
(ネタバラシすると、直ドリサイドはもう一つ条件が整った時に有効だからです。)
基本こういう場所の攻略はどちらでも行けますが、直ドリはサイドブレーキの時間が長いのと、速度が出ているとタイヤにフラットスポットを作りやすいので、練習は
「終わりかけのタイヤ」
が良いと考えます。
やりやすいですからね(;^ω^)
上の写真のように、スラローム>エンドターンの最後の2本とかだと、速度も載っていてかなり狭い。
この場合ですとWサイドの方がタイム的に速い。
そして技術的にもWサイドの方が簡単なので、失敗しないという観点ではWサイドがお勧めになります。
問題はWサイドより荷重姿勢の入れ替えを少なくて済むのがメリット。
サイドブレーキのロック時間が長くなる、その分遅くなる、タイヤの異常摩耗が起こりやすいのがデメリット。
上のはWサイドをお勧めしているのは理解できると思います。
けどね、
あと一本ここにパイロン追加されたらどうでしょうか?
スラロームエンドターンの最後の様な配置の外側に規制パイロン置かれて
「スラロームエンドがゲートになっているコース」
これをWサイドで行こうとすると外側のパイロンを引っ掛ける危険性が高い場合。
この時の侵入でサイドターンの振り出しを大きくしたくない。
荷重載せ替え時間が規制パイロンでビビッてしまいそうな目の付く位置に置かれて恐怖を感じる・・・・なんて
狭小侵入からの深いターンの時に、Wサイドよりも直ドリサイド侵入の方が確実に回せるようになります。
これも
MR殺しの配置ですのでMR車ジムカーナの人は出来るように成っておくと攻略が楽になります(#^^#)
やり方は簡単、長くサイド引いて、最後の瞬間旋回操作をして、小さく回す。
もちろんサイド引いている間はクラッチも切ってます。
Wサイドより難しいのは
「速度調整」
2本目のターンの所でサイド引いてクラッチ切って著しく車速が落ちるのを計算してサイドを引かないといけない。
また、
ビビッて早目にサイド引くと、旋回操作に必要な車速と勢いが殺され過ぎて、やはり失敗する。
コースによって同じパターン操作での直ドリサイドが成立しない。
つまり、
「車両状態が安定した上で、車の車速が落ちる量を身体が知っていて、丁度良い侵入速度を合わせられる」
というのを
走行中に確立できないと、失速して死亡とか、直ドリのままアンダー死亡とか、
無残な結果になりますw
「車の動き方を身体が知っていて、速度・路面を読み切れないと成立しないターン」
という
超難度技。
身に付けば、前のパイロンで侵入間違ったとか、路面滑って姿勢崩したまま深いターンの侵入してしまっても、立て直せる可能性ができるので、MRドライバーのジムカーナ人は身に付けた方が良い技術。
狭小地での2連続ターンで侵入を膨らませられない場所でのみ使う技術なのですが・・・・・桶川ジムカーナでしかこんな難しい技術が要求されるコースは設定されないと思います。(;^ω^)
まあゲートパイロンのどちらかをサイドターンの深いターンが必要なんて、
走行完了できない人が出てしまう問題が出てしまいそうですが、桶川ジムカーナはそんな問題
「運転手が下手くそw」
の
一言で終わる鬼畜コース設定ですから、日本で最高難易度のサイドターン要求される桶川ジムカーナにアタックするMRドライバーは使えるように成らないと、こんなターンで撃沈されてしまいます。
ちょっとだけ雑談すると、桶川は滑りやすい路面の所とか、荷重抜けやすいウネリとかも
「計算されてパイロン置かれる」ので、サイドターンポイントにアンダー出る場所が設定され、フロント抜けて行ったり、立ち上がりで脱輪しやすいポイントでサイドターンさせてリアが脱輪とか
「普通」
なので、
「ゴールしてタイム競うのが競技」
なんて
生ぬるいこと言うやつは、手痛く引っ叩いて目を覚まさせるw
スタイルです。
ガチで。
そんなコースに挑む猛者が桶川ジムカーナアタッカーですので、こういった技は練習会で練習して覚えてください。
技術という引き出しは人より多く持っていて、持っているだけ良い。
車両を把握して手足のように車をコントロールできて、ゴール出来たうえでタイム競うのが桶川なので、
「その要求技術水準に達していないと毎回悔しい涙を飲むことに」
そんな
勇者たちに応援の意味を込めての技術解説です。
それだけ鉄火場の様な競技内容なのに草レースのぬるい雰囲気がギャップ萌えという・・・・
ジムカーナ好きなら一回くらいは参加してみると良いと思います。
さて話を戻してww
直ドリサイドターン、JAF公認系のジムカーナには一切不要な超難易度の技術、操作だけではなくクラッチ切ってサイドブレーキのロックした状態での減速率とその距離でサイドターン操作を適切なタイミングで行う必要があるターンなので
車両側も相当良く出来ていないと難しいサイドターンとなってます。
説明した通り
「必要になるかもしれないターン」っていうカテゴリーなので、重要度は低いけど、それが出た時に攻められるか逃げて安パイ取るかで1秒程度差が出る細かいセクションの攻略技術です。
こういうのの
練習に平塚青果市場ジムカーナ練習会@レジスタンス主催回は最良のステージとなると思いますので是非ご参加ください!
なお、
青果市場ジムカーナ練習会@レジスタンス主催回は次回
3月30日(日曜日・参加費1台一名6500円)
ですが、
桶川ジムカーナ第2戦と同日なので「猛者が来ない」回となります。
年度末の晦日で予定が多くあると思いますが、
是非参加検討して下さい!
もちろんコース的に
Wサイドも直ドリサイドもNO1コースならやってOKです!
また、ややパイロン間隔広め設定なので失敗しても大きいタイムロスにはなりません。
走行中に車両止めると1台だけならロスが大したことなくても20台とか発生するとNO2コースの走行が走行本数少なくなるので、極力タッチ少な目、走行間違ったら素直にコースを次の人に譲る、それだけで一日12本が13本に成ったりするし、グデグデ走れば11本しか走れなくなります。
皆さんの協力で一杯走れるようになります(#^^#)
申し込み・お問い合わせは
レーシングチーム・レジスタンス公式HP
https://rtr-motorsport.blogspot.com/(<リンクに成ってます)
にお願いいたします。
Xの方にも「#レジスタンス」で検索掛かるので、そちらもチェックして下さい!
https://x.com/rtr_motorsport
すでに申し込み開始されてますので、遠慮無くお申し込みください!('ω')ノ
****追記****
自分で突っ込みいれますが、本来「直ドリ」なので、本来はサイド切っ掛けで直線ドリフトをしてそこからターンするのが本則ですが、ビートだと直線ドリフトは維持できるパワーが無く、サイドロックしながらの直線侵入からのサイドターンが実用化出来た限界でした。
そもそも直線ドリフトでタイム捨てるなら、そのまま侵入した方がロス無く速いです。
けど、スラローム侵入しないで、速い速度からサイドするのに、切っ掛けのサイドをあえて長く引いて減速にも使いながらサイドの切っ掛けにする、その時にサイドターンが小さく回れる速度まで落とすというアクションをしないといけないので、ロングサイドロック高速直線からのターンというのがこのターンの正体ですw
Posted at 2025/02/26 11:28:04 | |
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MDiエンドウの挑戦 | 日記