2006年12月11日
デジタルについては前述の通りだ。
が、動物(人間)の五感はすべてアナログ。
ものを見る。音を聞く。味を楽しむ。寒さを感じる。痛みに耐えかねる。遅くまで起きていると眠くなる。ろくに食事をとらないと腹が減る。
これら、すべてアナログ。そう、自然界にはアナログしかない。人工的に作ったのがデジタル。
音を聞く。この一点で考えても凄いことだと思う。
今、目の前のディスプレイのパヴァロッティの歌声は、決して後からは聞こえない。左右を識別するのはたぶん両耳への音の大きさの差と位相差。だが、スピーカが前にある限り決して後からは聞こえない。これは凄いことだと思う。
こんなことに感心するくらいだからソムリエなんてまるで魔法使いなんじゃないかといつも思う。
Posted at 2006/12/11 23:49:21 | |
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2006年12月10日
今日で、ほぼ我が家のデジタル化が完成した。
仕事の上では、デジタル化に取り組んで幾星霜、デジタルネットワーク化はとっくに完成を見たものの、我が家のデジタル化はTVだけが取り残されていた。
リビングルームの大型液晶TVは、前のやつが壊れたとき、家人が払うと言ったので買った(笑)気風のよさが太っ腹が際立つ出来事だった。
30インチ液晶が50万を超えていたころだ。これからはTV放送もアナログからデジタルになり、ハイビジョンが普及するとの宣伝は、例によって新しい物好きな性格の私をいたく刺激した。
思えば、ソウルオリンピックのTV中継で、2機の衛星を使ったハイビジョン中継に一役買ったころ、デパートの催し物広場に置かれた大型スクリーンに映し出される競技の模様は、カメラマン不在でも視聴者には何の不都合も感じさせないほどの大きさときめの細かさで見る人を圧倒したものだった。だがこのときのハイビジョン実験は、まだアナログだった。
現在、光ファイバー網は日本中に張り巡らされ、一般家庭でも超高速双方向通信の恩恵を受けるまでになった。
デジタルは、変調技術や誤り訂正符号などの難しいことを省いて言えば、最終的には0と1のビット列。多少の雑音があったところで、1か0かさえ判別できればいい。伝送路としても記録媒体としてもこれはアナログより遥かに優れていると言える。
かつて、小遣いをコツコツ貯めて買った「秘蔵の」LP300枚を、いつの間にかCD,DVDが数の上では上回ってしまった。
そして今、新しく買った自分専用のデジタルハイビジョンTVとデジタルチューナ付きHDD/DVDレコーダでパヴァロッティを独り占めしている。
Posted at 2006/12/10 17:23:36 | |
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2006年11月22日
みんなでワイワイやる酒はいい。みんなそう思う。
だがしかし、自分の許容限度を超える酒を自室にこもって飲む酒もある。
忘れたいことや、思い出したくないことに酒の力を借りるときもある。
歌謡曲。
このジャンルに、失恋と物事がうまく行かなかったときの悲哀を歌った歌を除いたら、たぶん、レコードショップは潰れるだろう。
11月は、自分の誕生日月なのに、随分寂しい日々。
Posted at 2006/11/22 20:48:56 | |
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2006年11月22日
なのである。と言いたいところだが、そうでもないこともあると今夜は言いたい。
今年、95歳になった私が言いたいことは山ほどあって、何から話せばいいか分からないほどだ。
「苦労は買ってでもしろ」とは、先人達からの言い伝えだ。
だがしかし、かつての先人たちの習いどおり、そんな言葉を発しても何の効果もないことを最近つくづく思う。時代が悪いといえばそうなのかも知れない。だが、ちと違うと思う。
とまれ、バイク事故ごときで、10年にひとり出るかでないかの逸材をあしざまに扱うごとき愚行は、断じて私が許さん!断じて!!
Posted at 2006/11/22 20:32:53 | |
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Life | 日記
2006年11月02日
π(円周率)、少数点以下の数字が無限に続く無理数。
人生とは、π のようなもの。
七転八倒しながら計算を、、、しかし計算し終えることなく生涯を閉じるもの。
あ~あ、こんな風に考えちゃ、ダメだなー。。。。
Posted at 2006/11/02 21:54:36 | |
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