CR-Z DAA ZF2を人生最後のクルマ(たぶん^^)に選んだ。
これまでにも同じクルマに2度乗ったことは2回ある。
理由は様々だ。
今回のZF2選択は、前車ZF1での4年弱の試乗を終えた今、最後のクルマにふさわしいと考えたからだ。
マイナーチェンジとはいえ、バッテリーをニッケル水素からリチウムイオンに換え、燃費はほとんど変わらずに動力性能が少し上がった。
両バッテリーの特性比較は、すでにノートパソコンで実感している。B787搭載のリチウムイオンが発火したことはそれほど気にはしていない。早めに燃えれば保証されるしニュース種になる。面白いじゃないか。
CR-Zには大きく分けて2種類ある。ホイールが16インチと17インチの2種類だ。
16インチ車は17インチ車に比べ税制面で有利なうえ燃費がいい。重量差もあるが慣性モーメントは16インチのほうが小さく、2台並べて0ー100km/hを比較すれば若干16インチ車が速いだろう。あくまで想像だが。
乗り心地はタイヤ内の空気の量による。反面、より扁平なタイヤを履く17インチ車は、地面との対話が密になる。しかし、メーカーは、このクルマを開発したときに選んだのは16インチだと思う。
最後のクルマになるんだから、何がしかの付加価値を与えたいと思った。見栄えだけの空力パーツではない。実効パーツだ。足回りを軽くしてやろう。純正7.6kgより軽いホイールを履かせよう。
隣県の富山にBBSジャパンがある。昔のワシマイヤーだ。経営難に陥ったが立ち直った。応援したい。RAYSの鍛造も所有しているが10年を超えた。やはり新しい葡萄酒は新しい革袋がふさわしい。
ウエブカタログで16インチ1ピースを探す。あった。2種類だけ。唯一の気がかりは、ホイールマッチング。
純正のホイールは、16インチ6J+45、5穴114.3mm。
対してBBS16インチは、7J+42。ここに落とし穴があったのだが、当時販売店からはバッチグーの回答を得ていたし、BBSジャパン本社からは公差があるので確実とはいえないけど、まあ5mm程度ツラウチになるでしょうと。
そうこうしているうちに悪天候の冬に突入、自分でZF1のフェンダークリアランスを確認もせず、保証が効かなくなるのを承知で手に入れたBBS RE-L2にコーティングして過ごす。
春になったら、究極のホイールバランス取って、滑走路を借り切ろうとも(笑)
3月4日納車。帰宅して最初の作業はフェンダークリアランス測定。フロントフェンダー外側とタイヤの最も出っ張った箇所との間隔だ。
7J化は計算上、インセット差3mm+1/2インチ12.7mm=15.7mm外側へ張り出す。
ホイール中心から真上のフェンダークリアランスの実測値14mm。1.7mmのハミタイ!
保安基準では、ホイール中心より上、前方30°後方50°の範囲でフェンダーからはみ出てはいけないのだ。
7インチ+42のBBSホイールはまだ装着はしていない。あくまで計算上の話。
しかし、両社とも一応OKを出している。公差があるからとかいっているが、ミスマッチとはいっていない。
究極のバランサーを保有する某県の工場で実装したうえで、ツラウチ/ツライチ/ハミタイが決まる。最悪ハミタイなら、金だけ消費して何も得ることなくUターンとなる。これがホントのさよならだ。動画はつい今しがた削除されたけど。
唯一の解決法は、ホイール側ハブシート高を正確この上なく平ったく削ることなのだが、1mm削るとハブリングストッパーの溝に達する。にっちもさっちもいかないとはこのこと。
今日からの季節外れの雪は、「行くな・無駄だ」との天の声かもしれない。だがZF2との約束だし乗りかかった船だ。沈もうが浮かぼうが自己責任。路上で刃物は振り回さないと思う。たぶん(笑)
Posted at 2014/03/07 13:50:06 | |
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