
生まれてはじめてのシンガポール旅行に始まり、2009年
11月のローマ・パリに至る6回の外国旅行について、気の赴くままにブログに記録されている旅行記とフォトギャラリーをもとに書き連ねた連載も、まったくノーコメントのまま最終回を迎えました。まるで「すすめ」になっていなかったとの反省から、まだ外国旅行の経験のない方に向けて、まとめを書いてみようと思います。
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建物内にトイレのない一方通行のヴェルサイユ宮殿
1.旅費と休暇の捻出
お金が天から降ってこなくても、目的を持って地道に貯金を続ければ、今は円高なのでずいぶん安く外国旅行に行けます。しかしこの円高が日本の国力の高さを示していたのは少し前までのこと。やがて日本経済の疲弊により急速に円安に向かうでしょう。少しでも早く計画を立て、有利なうちに実行すべきです。
そのために、喫緊の必要がなければ、多少はクルマに投資したい気持ちを抑えてみてください。本当にその改造は必要ですか?
仕事を持ちながら、1週間以上にわたる「長期休暇」が取れない気持ちは十分分かります。ですが、365日のうちのほんの1週間の休暇です。日頃、人の3倍働いて、是非上司同僚の理解を得てください。「お前がいないと仕事にならない」と言われたら、たぶんそれはお世辞か嘘です。
2.目的を持って参加
誰のサポートもなしにいきなり知らない国へ行くのは、たぶん無理です。安い団体ツアーを利用しましょう。しかし今でも団体ツアーは、ツアー企画会社の陰謀により、客が現地で落とすお土産代からバックマージンを得ていることと推察されます。そのため、ツアーバスが停る場所の多くはDuty Free Shop の前あたりが多いのも事実です。ですが、お土産は日本でも買えます。買い物が目的でないのなら、ほかの人をほっといて、集合時刻まで自由に周辺を散策しましょう。掘り出し物がそこいらへんに転がってるかもしれません。
また、ツアーの日程にフリータイムもしくは「1日勝手にどうぞ」の企画のあるツアーを選べば、お土産でスーツケースをパンパンにして帰って行く人に比べて、はるかに多くの収穫が得られるはずです。 そのためには、そのツアーが自分の目的に合致するかどうかの吟味は欠かせません。
3.義務教育程度の英語を
だれでも中学を卒業しているはずです。そこでは英語を3年間学んだはずです。旅行に出かける前に、ちょこっとだけ復習してみましょう。外国映画を字幕を見ないで鑑賞するのも手です。現地に行ったとき、ずいぶん便利ですよ。日本語なんてマイナーな言語、間違いなく通じませんから^^。
4.国際通話可能な携帯電話を
迷子やトラブルに巻き込まれることもないとは言えません。ガイドさんの携帯にいつでも連絡できるよう、国際通話可能な携帯電話を携帯しましょう。あなたの携帯電話のホームメモリ局は日本にあるからです。
5.トイレは日本ほどたくさんありません
暑いとビールやミネラルウォーターを飲み過ぎたりもします。そのため、とんでもない時に尿意を催すことがあります。休憩時間には、したくなくてもしておいたほうが後々困りません。アウトバーンやオートルート、アウトストラーダには、日本と比べPAやSAの数が極めて少ないのです。
また、基本的に都市部のトイレは有料だと考えてください。そのためポケットに小銭を必ず入れておきましょう。
6.郷に入れば郷に従え
せっかく日本から離れたわけです。安全が確認されたら、その国の「お薦め」を是非味わいましょう。できれば、その珍しい料理の写真も撮っておけば、帰ってから写真を見ただけで味を思い出すはずです。もちろん、料理以外にも有形無形、たくさんのお勧めがあるでしょう。
7.この世は楽しむためのもの
法律やマナーに反しない限り、精一杯楽しみましょう。但し、飛行機内は気圧が低いため、無料サービスのお酒の効き目はすごく大きいので注意が必要です。
お酒に限らず、興味のあるものには目を光らせましょう。楽しむために人間としてこの世に生を受けたのですから。そして、異文化から何かを学び取りましょう。
さあ、準備が整ったらLet's goですよ!
Posted at 2012/11/03 11:17:11 | |
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