
今日現在の表示である。「平均燃費」は満タン法に比べ高めに出るのは分かっているし、ここでの問題点ではない。
「平均燃費」計の「過大指示」は、実際には時速200kmしか出ていないのに、スピードメータでは220kmを示し、ユーザの快感ポイントをくすぐるイタ車の誘客アクセサリの類だから、はなから信用していない。単に傾向をつかむだけの玩具だ。
問題は、その上の「燃料計」の「過小指示」なのだ。燃料計はアクセサリとは大きく異なり実用品であり、多少の誤差は許せてもここまで狂っていると、まともな人間の世界では詐欺といわれるうえ災害時には命に及ぶ。
CR-Zの燃料タンク容量は40LでZF1もZF2も同じだ。センサは高価な流量計ではなくタンク内のフロートだろう。写真は満タンにしたときリセットしてからの経過を示す。
詐欺たるゆえんはこうだ。
①ディーラで納車後、10km走っただけでEMPTY ALMが点灯した。最近までディーラから250mのところにENEOSがあったが、別の看板を掲げていたので銘柄統一のために行きつけのENEOSまで22km走ってしまったのだ。満タンにしたら25L入った。つまり残り15LでEMPTY ALMが出ることになる。なんかおかしい。
②満タンからものの50kmほど走っただけで、燃料計は1目盛も減る。やっぱりおかしい。
③燃料計の指示値が約半分になるまでの早いこと。(写真例参照)絶対におかしい。
④残量2目盛になってもEMPTY ALMは点灯しない。致命的におかしい。
⑤騙されるか!と、そのまま走り続けるがやがてエンジンスタートの度ににぎやかにALMが点灯、うっとうしいことおびただしい。仕方がないから行きつけのENEOSで15Lだけ入れてみる。燃料計は
1/2を示す。給油前の残量は5Lだったのか。下手に信用してはいかん。
⑥昔のホンダ車は、燃料タンクの設計がいい加減で、給油ホースのノズルが止まったら満タンになったと思ったら大違いで、ボディを揺するとまだまだ入り、本当の満タンでようやくタンクも燃料計の指示も満タンに。ひょっとして、懐古趣味からZF2もこれを採用したんだろうかと思うが、いくらなんでもそれはないだろうと不信感ばかりが募る。
⑦昨日、ホンダの本社から電話で「購入御礼」。「なにか不都合なことはありませんか」と聞くものだから、この件を話す。どうせ社外の「電話アンケート専門会社」のアルバイトだろうと思いつつ、自分のクルマのことになるとつい力んでしまう。相手は数をこなしてなんぼなのにいかんいかん。
⑧本社にこの件を話したのに肝心のディーラに連絡しないのでは、まるで半島の女酋長の告げ口外交みたいで卑怯千万だと思い、今日さっそくことの顛末をディーラに連絡。本当は工場長と話したかったのに、今日の相手は新入りの作業員。燃費計のことじゃなくって、燃料計の誤指示だと理解してもらうのに時間かかったなー。
⑨この燃料計というオオカミ少年を道連れに、高速道路かっ飛ばして600km先の石巻まで無給油で走る蛮勇は持ち合わせない。だが、SAのバカ高いミカジメ料込のガソリンを入れるのは絶対に嫌だ。本当にガス欠になって、燃料ポンプが逝ってしまうとさらにバカ高い代償が待っている。
⑩6/8の出発まで早や1ヶ月を切った。素早い切り分けと的確な無償修理を受けられない場合、最悪、携帯ガスボンベと釘を探し始めることになるかも。ふふふ。
満タン法燃費記録格納庫
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Posted at 2014/05/11 19:02:44 | |
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