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2017年02月02日 イイね!

マスターグレード・ガンダム

マスターグレード・ガンダム人生を振り返ると・・・なんて書くと話が重くなっちゃいますが、既に寿命の後半戦(アラフォー)になった私にとって、思い起こせば・・・という事を最近ポロポロ感じます。

例えばロードスター好き、ひいてはスポーツカーが好きになったのは就職して2年目に中古の「ユーノスロードスター」を購入してからで、それ以前は全くクルマに興味がありませんでした。

では何故クルマにハマったのかといいますと、それはプラモデル、特にガンプラ(ガンダムのプラモデル)の影響が大きいのです。例えるなら私にとってクルマは「大人のプラモデル」なんですよね。

切った、貼ったというモデファイが自由にできるというフリーダムな素材感、各パーツの重量・塊感。それらがガンプラに近しい所有欲を満たしてくれるのです。

特にクルマの凄いところは”カタチ”が「雑誌」等で見るものと「市販」されているもので同じものだということ。

アニメーションでは作画という言葉があります。

テレビで観るガンダムと(今見ると微妙ですが)旧ガンプラは、キットによって出来の落差が激しく、当時の子供たちは脳内でカッコ良さを補正していました。でも、クルマは基本的に作画が崩れることはありません!それは本当に凄いことです。

さて、前置きが長くなりましたが、ガンプラといっても実は私、高校では卒業してポッカリと作らなかった時期があります。

しかし、有り余る自由時間(暇ともいう)がありつつも、遊ぶ金も無かった大学時代。
ガキの頃に作ることのできなかった「量産型ズゴック」300円の存在は暇つぶしには正に神。友人と一緒に塗料などを素材を買い込み、皆で作っていました。


そして本格的なターニングポイント、再び大きくハマるきっかけになったのが1995年7月に発売されたマスターグレード(MG)シリーズ第一弾の「RX-78ガンダム」です。

こちら、ハイターゲット(上級者向け)な1/100ガンプラシリーズのデビュー作。なんとデビューは22年前!

22年前、テレビ放映していた「新機動戦記ガンダムW(ウイング)」は宇宙世紀(旧ガンダムの世界観)にとらわれない自由な発想で新たな顧客(お子ちゃま&ショタ好き)を獲得。それに併せたウイングシリーズのガンプラもスナップフィット(接着剤不要)、多色成型、可動範囲向上と進化を続けていました。

しかし、ロートルなファンが食いつく宇宙世紀ものは、OVAとして継続してはいましたが、マニアックな存在としてガンプラの新作は絶望的な状況かと思われていました。

そんな中、ハイターゲットな「ガンダム」のリメイクキット発表は第一次ガンプラブーム直撃世代には大ニュース。しかもこのマスターグレード(MG)シリーズは限定モデルではなく、ナンバリング・キットとして継続販売されるのです(ちなみに現在ナンバリングされているMGは195体)。

プロポーションはホビージャパン誌での開発レポートを見る限り完璧。なんてったって原型はロボ師、佐藤拓氏とのアナウンス。

市販キットに原型師の名前を出すなんて、ガレージキット(少量生産・一般販売はなかなかされない上級者向け模型)レベルの造形をインジェクションキットにするのか!と、開発段階の発表からテンション上がりまくり。

佐藤拓氏は残念ながら故人となってしまいましたが、ロボ師という二つ名の通り、エヴァンゲリオンのガレージキットやバーチャロン(セガ)のモデリングをされた方でもあります。

さて、当のマスターグレードの価格は驚きの2,500円(当時のガンプラ相場の倍以上)!

でも、それに見合った納得のパーツ分割で、二重関節や一部内部構造の再現、デュアルカメラはクリアー造形、コアファイター内蔵、ハイパーバズーカーやビームライフルを懸架可能!正にエポックメイキングな内容。

また、パッケージはフルCG!!しかもその制作は「ひげのプラモ怪人」小澤勝三氏!プラモ狂四郎世代だったら興奮せずにはいられません。
特にプロモーションムービーではポリゴンのガンダムが動いていて、ついにコンピューターでガンダムが動く時代が来たのか・・・と驚いたものです。

そして、最も衝撃を受けたのは・・・足の裏まで再現されている事!昔のガンプラは足の裏まで気が回っていなくツルツルだったのですが、見えないところまで造形するその姿勢は本当に痺れました・・・

そんな当時の衝撃が既に22年前なこともビックリですが、昨年末にまた再販されたマスターグレード・ガンダム(Ver1)を店頭でみて感慨深くなり、年末年始にチョットずつ作っろうと思って再購入しました。ちなみにデビュー当時はMG買うのに並んだんですよ!

初代「MGガンダム」は今の目で見るとモナカ割だったり、絶望的に透けるプラ(青と赤!)だったり、全然可動しなかったり、筋彫りが太かったり、バリも出ていたりして手ごわいです。

でも、そのプロポーション自体が色褪せることはありません。大学時代にワクワクして作ったキット、その頃を思い出しました。

作成自体は特段改造もせず、色味を抑えてお台場ガンダム(MGガンダムVer3)の水転写デカールを貼り込んでみました。

初代「MGガンダム」の見所は、足の滑らかなライン!!78の脚は、まるでスポーツカーの如く艶やかさを感じます。

さて、現在は時代は進み1/1ガンダムをお台場で拝むことが出来るくらいガンダムがメジャーな存在になりました。
この現在まで続くガンダムブームが再燃するキッカケ、ターニングポイントになったのがこのマスターグレード・シリーズなのです。

そんな時代背景とともに、自分も大きく影響を受けたこのMG「ガンダム」。最近は1/144しか作っていなかったので、数年ぶりの1/100スケール制作ですが、サクサク組めちゃうのはありがたいことです。

ガンプラひとつでも、これだけの思いが詰まっているのですが、すでに22年経過とは・・・繰り返しますが、未だにあの時の衝撃は忘れていません。まさにターニングポイントです。

また、学生時代の影響は、ずっと継続するものなんですね。アラフォーになってもガンプラ作っているとは子供の頃には思っていなかったです。
でも、やっぱり楽しくてカッコイイんだよな~
Posted at 2017/02/02 11:20:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | ガンプラ | 日記

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