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三重大学自動車部のブログ一覧

2020年11月13日 イイね!

コルトラリーアートバージョンR(Z27AG)のタイベル交換と自己紹介

コルトラリーアートバージョンR(Z27AG)のタイベル交換と自己紹介皆さん初めまして。今年入学したけんと(康成(伊豆))と申します。
現在は先輩から購入したコルトラリーアートVer.R(Z27AG)に乗っています。

そんなコルトですが、走行距離が21万キロオーバー!過走行ってレベルじゃねーぞおい!
そんなこんなでタイベル交換をすることになりました。

しかしこのコルト、部内ではクランクのボルトが硬くて回らないことで有名。(元オーナーも元々オーナーもタイベル交換あきらめたしなぁ)

が、、、今回は強力なインパクト(TONEのごついやつ)を貸していただき、クリューバーをふんだんに吹きかけて回してみると...バキン!!との音とともにボルトが緩みました!

そしたらエアコンベルト、オルタベルトを外します。どちらも外すのは簡単です。テンションを緩めたら自然に外れます!!!

次にエンジンカバーとタイベルの上半分のカバーを外します。
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次にエンジンマウントの手前に見えるアース線とコンプレッサーにつながってるカプラーとクランク角センサーのカプラーを外しましょう。
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外したら次はエンジンマウントを外していきます。エンジンをパンタジャッキで持ち上げましょう。
オイルパンをジャッキアップしてエンジンを持ち上げるのですが、この時木片等を噛ませてオイルパンをシバかないようにします。(重要です)
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そしたらエンジンマウントを固定しているボルトナットを外しましょう。
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外しました。エンジンブロック側の棒が1本外れていますが気にしないでください!
次にウォーターポンププーリーを外していきます。
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このように適当な棒を使ってプーリーの回り止めに使いましょう!そこまで固くはないのでラチェットを使って、どうぞ!
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外れました。次にタイベルカバーの下半分を外します。
クランク角センサーのカプラーに気を付けて外しましょう。
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外しました。テンショナープーリーとオートテンショナーが見えますね。

次にテンショナープーリーを外します。
テンショナープーリーを外すと一気にテンションが抜けてベルトが外せる状態になると思います。
テンショナープーリーを外したら次にオートテンショナーとそれが押す金属の部品を外しましょう。
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外しました。1枚目のフィラーキャップそばに置いてあるのが金属の部品、2枚目の手に持っているのがオートテンショナーです。オートテンショナーを取り付ける際はこれを万力で縮めて、穴に適当な割ピンを差し込んで伸びないようにしておいてください。
弱い割ピンを使うと曲がって外せなくなるので注意!(1敗)

そしたらタイミングベルトを外します。
タイミングベルトを外したら、外した時の逆の手順でテンショナープーリーまで取りつけます。
まずタイミングベルトを取りつける際、1番シリンダーを第一圧縮上死点にしないといけないのですが、カム側のスプロケットがいい位置で落ち着いてくれないので、このように固定します。
吸気側はヘックスにトルク出るパイプを噛ませて番線で固定します。
排気側は17のメガネとインシュロックを使って車体に固定します。
これでオッケー!
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そしたらこの状態でテンションをかけていくのですが、ミツビシ独特のめんどくさいテンションのかけ方になっているのです。
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絵で描くとこんな感じになっていて、まずテンショナープーリーで大まかにテンションをかけた後、オートテンショナーが補正をするといった形になっています。(めんどくさいなぁ)
そのテンショナープーリーでテンションをかける際は、こんな特殊工具が必要になりますalt
こんなもの、タイベル交換にしか使わないのでまず置いてありませんし、持ってません。(汎用性0ですし)
純正品番でMD998767なのでディーラーに行けば売ってくれます。2000円くらいだったと思います。高いですね。
そしたら排気側のスプロケットに17のメガネを差し込んでスプロケットを2周回しましょう。あまりにもスカスカならコマずれしてて圧縮がかかってないと思います。
その後、エンジンブロックとスプロケの合いマークが同じ場所に戻ってきているかをも確認しましょう。ベルトにつけた印は2コマ分づつズレていきます。ズレないエンジンもあればズレるエンジンもあるのでややこしいですね。
車体とスプロケの合いマークがずれていたならやり直しです。(1敗)
成功していたら、30分程度放置して、そのあとにオートテンショナーのピンを抜きましょう。そこまで力はいらないのでラジオペンチで抜いてあげましょう。
固いようならテンションのかかり具合が不適切だということです。テンションをかけなおしましょう。
その後は外した順番に部品をつけていき、最終的にエンジンがかかれば終了です!

コルトはフレームが邪魔で整備がしにくいですが、僕でも無事できたので、やる気がある人はぜひ、交換してみてください!

けんと(康成)でした。
Posted at 2020/11/13 15:36:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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