
趣味の城跡巡りをしていると、期せずして図らずも草ヒロと遭遇することがあります。
十神山城跡には
2年前に訪れましたが、そういえばあそこに草ヒロがあったなと思い出しました。
今回のブログは、草ヒロをフューチャーした城跡巡りをテーマに2年ぶり2度目の十神山城跡攻めです。
なお、草ヒロとは草むらのヒーローの略。
十神山城跡(十神山・標高93m) 西側からの遠景。

中海に突き出した半島の山上に築かれており、水運を抑える要衝として重要視されたとのこと。
十神山には3つのピークがあり、小十神、中十神、そして十神山山頂となります。
城跡としての遺構は乏しい。 現在は公園として整備されており、浜辺にはキャンプ場もあります。
十神山の入口、駐車場です。
尼子十砦・十神山城の説明看板。

この十神山が城跡であったと分かる案内を見つけられるのは登山口にあるこの看板のみです。
尼子十砦(あまごじっさい)は、戦国時代に出雲国を支配した尼子氏の本城である月山富田城を防衛するため配置された
十神山城、神庭横山城、
三笠山城、赤崎山城、豊岡城、高尾山城、高守城、
勝山城、寺山城、
安田要害山城の10の城砦。(攻略済みのお城はブログのリンクを貼ってます)

なお、尼子十砦とは別に月山富田城を守る10の支城、尼子十旗(あまごじっき)もあります。
尼子十旗は、
白鹿城、
三沢城、
三刀屋城、
赤穴瀬戸山城、
牛尾城、
高瀬城、
神西城、
熊野城、馬木城、
大西城。 (攻略済みのお城はブログのリンクを貼ってます)
登山道は整備されてて歩きやすいです。
山道もいくつもの方向に通ってます。

今回は2年前には行った中十神、小十神には行きません。 山頂を目指します。
10分ほどの登山で簡単に十神山山頂(標高93m)に到着です。
石の祠があるので手を合わせてお参りします。(-人-)

今回は十神山を舐めてて手ぶら登山。 お供のミニカーすら持って来てませんでした。
十神山城跡の本丸があったとされる山頂の様子。 城跡に関する案内は何もありません。

十神山には目立った城跡の遺構(石垣・堀・郭など)は見られず。 眺望も木に囲まれて無し。
2年前は山頂から別ルートで下りたところで草ヒロと遭遇したのですが、今回はうる憶えのルートで下山したところ、間違えてキャンプ場がある砂浜に出てしまいました。
仕方ないので海面すれすれのコンクリート道をぐるりと歩いて草ヒロのほうに向かいます。

ところが、この日は波があって道が完全に冠水してる箇所がありました。 (大ピンチの緊迫した場面だったので冠水箇所の画像はありません) 飛び跳ねて走り抜けたものの靴と靴下がビショビショになってしまった。 暫く靴と靴下を脱いで乾かす休憩を挟んでから草ヒロのほうへと向かいました。
そして、草ヒロとの2年ぶりの遭遇です。

実はこの場所には十神山の山頂を経由することなく反対側から歩いてすぐ来れたという・・。
右側面のボディーは蹴られて?ボコボコに凹んでますね。 ドアミラーも無くなってます。

後ろのナンバープレートは付いたままだったので画像処理してます。
種種はフォルクスワーゲンのヴェントGLIでした。

ヴェントの販売期間は1992年~1998年。
反対側に回って左側面。

こちら側は比較的に綺麗。
タイヤは四輪ともパンクしてます。
バッテリー? いや、何故かアイリスオーヤマの3ウェイ・スティククリーナー(掃除機)の箱。

何が入っているのか?ガムテープでしっかり封印。 開けてみる勇気はありませんね。
右側に寄り添うように転がってたタイヤはこの車のものではありませんでした。
最後に前方からお顔を公開。 バンパーは凹んでクワガタになってます。

割れた左のヘッドライトから枯れた草が出てるところに草ヒロの哀愁を感じました。
ということで、今回は草ヒロをフューチャーした城跡巡りというテーマでお送りしてみました。

最後に十神山城跡をバックに愛車をパチリ。 ありがとうございました♪
Posted at 2021/09/22 20:16:22 | |
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