
航空自衛隊の美保基地航空祭2018ブログの完結編です。
美保基地航空祭2018 ①
美保基地航空祭2018 ②
美保基地航空祭2018 ③
美保基地航空祭2018 ④ ←今ココ! (最終回)
それでは、飛行展示の続きから・・。
陸上自衛隊が保有する注目の輸送ヘリコプターCH-47J(愛称:チヌーク)の飛行展示です。

後方に見える山は中国地方最高峰の大山(だいせん)です。 今年は開山1300年祭。
後部の大きなハッチが開きます。

この後、陸上自衛隊の精鋭部隊が乗り込んでいく様子を見ました。
今年春、美保基地に新しく陸上自衛隊の美保分屯地が開設されました。

日本海側沿岸地域の防衛・警備任務を担っている陸自中部方面隊の空中機動力の強化のため、陸自の美保分屯地が開設され、新しく輸送ヘリコプターCH-47Jが配備されました。
なので、今年の美保基地航空祭でとても注目される飛行展示でした。

真上の方向に離陸です。
少し上空を旋回した後、ホバリング開始。

ここで後部のハッチから陸上自衛隊の精鋭部隊がロープを使い次々と降りてきます。
その肝心な場面は、自分がいた場所からは地上展示のC-2輸送機に隠れて見えないという。

地上に降りた部隊たちは素早く高機動車に乗り込みます。
空中人員輸送から地上戦へ。

部隊を乗せた高機動車が走る。
陸上自衛隊の新しく開設された美保分屯地に、新しく配備されたCH-47Jの飛行展示。

今年の美保基地航空祭で良いものを見させてもらいました。
ここで午前中の飛行展示は終了でお昼休憩となりました。
この休憩時間の間に美保基地内をフォトラリーしながら歩きます。 フォトラリー?
昨年は配布されたプログラム台紙にスタンプを押して歩くスタンプラリーでしたが、今年は指定場所4箇所を撮影して歩くフォトラリーに変わっていました。

基地売店、正門近くの昔の航空機展示場所、管制塔、航空機地上展示のエプロン地区。
広大な基地内をフォトラリーして歩く歩く。 この日の歩数計は17,801歩。
フォトラリーのゴール地点でもらった景品です。

美保基地のクリアファイル、ノート、ペンを頂きました。 ありがとうございました。
格納庫内での各ブース(ANA、海上保安庁、高尾山レッドクラブ)でもいろいろもらってましたね。

今年の航空祭での戦利品の数々です。 缶バッジ、ステッカー、ペーパークラフト、内輪など。
格納庫内とは別に外にも陸上自衛隊の装備品車両展示がされていたので拝見する。
93式近距離地対空誘導弾

全長:4.9m、全幅:2.6m、全高:2.6m、重量:4.2t、車両部製作:トヨタ、ミサイル諸元 全長:約1.5m、重量:14kg、発射機製作:東芝
93式近距離地対空誘導弾は、低空域目標の撃墜を主とした地対空誘導弾である。 陸上自衛隊では、平成5年度に初度調達し、6年度から部隊配備。
155mm榴弾砲FH-70

口径:155mm、全長:12,400mm(射撃時)、砲身長:6,022mm、全備重量:約9,600kg、給弾方式:自動装填、発射速度:6発/分、最大射程:約30,000m(噴進弾),約24,000m(通常弾)、中砲牽引車(FH70用)で牽引。 補助動力装置(APU)を有しており、最高速度16km/hで移動できる。 操作人員は9人。 略称FH70。 60年度から部隊配備。
基地売店や数多く並ぶグッズ売店も見て廻りました。 おびただしい数の自衛隊グッズに目移りしてクラクラしてしまう。 2巡して回ったが結局何も買わず。
飲食売店もたくさん並んでます。 しかし、最近は吉野家スタンプキャンペーンに全力を注いでいる都合で何も買って食べずお腹を温存しました。 (航空祭後に吉野家直行しています)
実は、この日は夕方に生ビールを飲む野外イベントへの参加予定があり、ここで美保基地から帰ることにしました。 朝から行動をともにしたジュゴン9さんとお別れする。
しかし、その後に夕方の生ビールを飲む野外イベントがキャンセルになったとの連絡を受けた。
なので予定変更。 午後の飛行展示は美保基地出た後で駐車場から観覧しました。
まずは、美保基地の主役であるC-2大型輸送機が4機続けて離陸していきました。
C-2大型輸送機4機は、航空祭最後のおおとりで飛行展示を披露します。

なので、何処か遠くに飛んで行って消えて、暫くしてから最後にまた登場します。
その間に飛行展示するのは、海上保安庁のAW-139ヘリコプター「みほづる2号」でした。
駐車場上空を飛ぶみほづる2号を見上げる。
そして、今年の美保基地航空祭の最後を締めるのは、Blue Whale(青い鯨)ことC-2大型輸送機4機による展示飛行です。

美保基地上空にC-2大型輸送機が戻ってきました。
C-2大型輸送機が4機も揃った状態で飛んでいるのを見るのは初めてです。
旋回して戻ってくる。 カッコいいじゃないか。
ベストショットです。

今年の美保基地航空祭はブルーインパルスが来ませんでしたが、このC-2大型輸送機4機による編隊飛行はブルーインパルスよりもある意味貴重で珍しくなかなか見れない光景。
昨年春から配備開始されたC-2大型輸送機が所属してるのは全国で美保基地だけです。
美保基地上空を飛んで航空祭に集まった人たちを魅了してくれる。
4機の編隊飛行から散って1機ずつの展示飛行に。
大きな機体を大きく傾けて飛ぶC-2は輸送機です。

用途:輸送機、乗員:2名~5名+110名、全幅:44.4m、全長:43.9m、全高:14.2m、
搭載エンジン:CF6-80C2(2基)、最大速度:マッハ約0.82
Blue Whale C-2が駐車場上空を飛ぶ姿をずっと見上げて眺めました。
ローアングルに構えてカマロ越しに撮影。

C-2大型輸送機の展示飛行は14時から30分間繰り広げられました。
最後は駐車場からの観覧でしたが航空祭を一日中堪能。

とても良いものを見ることが出来ました♪ ありがとうございました。
これは来年も美保基地航空祭に行かないといけませんね。 早くも来年が楽しみです(^^♪