2008年10月10日
たった17年ですか・・・
約3年前・・・2005年の事件と成るのですが、横浜のとある学校の校門付近で通学途中の9人の生徒の列にR33GT-Rが突っ込み死者2名重軽傷者数名となった事故(殺人行為)が有りましたが・・・
先日…ようやく刑が決まった様子(危険運転か業務上過失で争われていたとか?)で…危険運転致死傷17年の懲役刑が処されたとの事を、ご子息さんが同じ学校に通っている同僚から聞きました。
また、被害に遭われてしまったそれぞれの生徒や親族の方々の事故当時から現在進行形の生々しい話とかを聞くと、とてもいたたまれない気持ちにもなり、改めて人の移動する為だけの能力を何倍にもする事の出来る車の使い方や向き合う事について考えさせられました。
事故に関係の無い人達からすると、ニュースで取り上げられたトピックスの一つでしか無く、その後の加害者や被害者の経緯は、再びニュースで取り上げられないと、知る由も無い(それこそ刑期を満了し再び世に放たれた加害者が隣に居たとしても、そんな過去があったなんて知る術も無い)事となるのでしょうが…被害に遭われた方々の苦悩や苦痛の日々を知ると、これから先も、いい加減な気持ちでは車には乗れないなと思いました。
しかし…この加害者・・・誰も何も全く気にもしていないのに、独りよがりな自惚れで、(借り物の車に乗っている自分を)格好良く見せたいと言う考えで、アクセルを踏み込み、コントロール不能に陥り、二人の将来のある若者を殺め、その他多くの同じく将来に夢を持っている子供達に一生消えることの無い身体や心へ傷を刻み込んだ事実…また、その当時から加害者は、取調べに際して言い訳を並べ罪を逃れようとしていたとの事であり、その当時の職(フリーターだったかな?)や生活状況諸々の事もあり個人の賠償能力は全く持って期待できない状態と言われており、それは今でも今後も状況の変化は無いと思いますが…
何をして、どうやって、被害者の方々の癒やされる事の無い罪を償い続けて行くのでしょうね…。
そして、刑が確定するまでの3年間・・・加害者はただただ言い訳などで刑を逃れようとし生き逃れ続け・・・被害を被った方々は、何の解決もされない3年間と言う長い時間を待ち続けていた・・・それこそ、その当時その学園の学生だった生徒達は、全員卒業してしまうほどの時間を・・・
どの事件に関しても思うことですが・・・なんで刑が決るまでに、こんなに無駄と思われるほどの時間を掛ける必要があるのだろう?
冤罪の気配が微塵にも無い事件なのであれば、もっとスピーディーな対応を行って欲しいところです。(そんなのだから、被害者泣き寝入り、加害者保護の構図が無くならないのでは?)
大変重苦しい話、失礼致しました。
あと、追記として・・・この事件で無くなったお二人の冥福を祈る為に、沢山の方々からの募金を募る事ができ、マリア象が手向けられてたとの事です。
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交通安全 | クルマ
Posted at
2008/10/11 00:35:18
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