ＦＣＲのオーバーホール（※必要箇所のみ）

久々にＺＺネタを♪
新車購入時より、使いっぱなしだったＦＣＲキャブを完全版では無いですが、１５年とか経過してようやくオーバーホール実施して貰いました。
本当なら、丸ごと完全オーバーホールが望ましい姿なのですが・・・今回は、燃料流路を重視した部位での作業をして貰いました。

交換した部品は以下の画像にて




作業終了後の、ザックリのレクチャーですが・・・
・各Ｏリングやパッキン類は、表面コートが既に無くなった状態で本来の機能を損なっている様な状況でした（T_T）
・ニードルも、新品と比較すると随分と磨り減りや段差が発生しておりました(>_<)
・ニードルの受け側も同素材（真鍮）ですので、同様に大幅な磨耗による消耗が生じていたのだと思われます。

その他・・・諸々と状況説明を受けましたが、総論としてＦＣＲキャブレターはレーシングキャブだと言う事！
絶対的な性能と引き換えに耐久性に関しての性能は、普通のキャブと比較し、かなりオミットされていると考えた方が良いとの事でした。

なので、各部品を新品に交換した後の調整状況は、終わってみると色々と弄る前の初期セット状態となっていたそうです。

そして、作業実施して頂いた某所からの自宅までの帰路の道中を試運転しましたが、すごくアクセルペダルの踏み込みに対しての反応の良いコンディションへと変貌を遂げておりました！
初期セットの状態が、ここまでレスポンスの良い状況だったかは１５年も前の話なので記憶も定かでないですが、やった甲斐の有る作業でした。

このコンディションで走るこれからの近所の山坂道・・・凄くワクワクしちゃってます＾＾ｖ