2008年07月31日
今回は我が家の事では無く…同僚の棲む地域(そこそこ街中)の事となりますが、一つ一つは小さめなんですが小高い山の多い地域であり、またその山肌にびっしりと家が立ち並んだりもしている住宅事情で…電波の流れ方向から見た場合の陰となる地区においてはテレビの受信映像が極端に悪く個別で対処できるレベルでない為、受信感度の良い場所に共同アンテナを設置し、そこよりケーブル線を引き各家庭に繋いで居るシステムで運用している様なのですが、もう直ぐ電波方式が地デジに代わるとの事で、この共同アンテナは使えなくなり、アナログ放送終了をもって撤去する事になったのだが、問題はこの後の事…。
地デジに放送が切り替わる事による、視聴の為の選択肢がいくつかある訳ですが…人により意見がバラバラのよう…^^;
電波の受信環境に何ら不具合の無い普通の地区であれば、屋根に対応(UHF)のアンテナを設置すれば良いんじゃないのと思いますが…元より共同アンテナを用いなければテレビ映像が受信されない地域なので、単独のアンテナではさっぱり見る事が出来ないとの事…それならば、アナログ放送終了の時と同じくして、地デジ用の共同アンテナを新設すれば良いのでは?と言う話も上がったようですが、それを設置する為の工事費がとんでもなく高いとの事で、同意する声が少ない事から
自治体も設置を諦めたとの事…orz
そして、新たに…と言うか、新設の共同アンテナ案に同意しなかった方々が実施しようとしていた対応策が2種類あり、この地区の方々は否応が無しに、このどちらかを選択する事と
成ったのですが…これはこれでひと悶着の様子^^;
その対応策は、光ケーブルとケーブルテレビの二種類なのですが、それぞれに問題が有るとの事で、・・・光に関しては、パソコンがあってインターネットを繋ぐ事が大前提の方法(パソコンが無くても契約できますが、インタネット接続料金は使わなくても発生します)。
そして、ケーブルテレビに関しては、パソコンは有っても無くても関係無いのですが、通常民間+国営放送以外に、もれなく標準で専門チャンネルがいくつか見れる
契約となってしまう方法(もちろんその分の料金が発生します)。
どちらかに合致する家庭は、別に何とも思わないのでしょうが…ただ単に、今まで通りのテレビだけを見たい家庭にとっては、どちらも選択し切れない状況だったりしています。(無駄な出費でしか無い)
多分、国内には同様の不具合が生じている地区は、まだまだ沢山あるのでしょうね。(本当に、全ての問題を解決しての地デジ運用なのかな?と、地デジ推進CMを見る度に疑問に感じます。)
古今東西世界のどの国においてもなのでしょうが、今泣いている人、訴えている人の声は、少人数であれば有るほど、耳に届いていても吸い上げないシステムが確立されてしまっているのが悲しいです。
多数決…本当に便利で都合の良い言葉だと思います(T_T)
Posted at 2008/08/01 00:07:37 | |
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