
お盆休みの約2週間前、衝動的に旅行に出かけたくなり、第一候補の「しまなみ海道サイクリング」を目指し、情報収集・宿の確保・スケジュールを同時進行で進めながらプランを練り始める。
当初、高速道路の渋滞回避のため、鉄道移動&レンタルサイクルの利用も検討しましたが、自分が満足できそうな自転車のレンタルは難しそうなので却下。混雑する時期に自転車の輪行と荷物一式持って新幹線で移動というのも迷惑極まりないので、これも却下。
そもそも片道80㎞の行程を、ビンディングなし・使い慣れたサドルなし・得体のしれないポジションとコンディションの自転車で走るというのは、考えれば考える程現実的ではありません。それに一泊二日分の荷物をレンタルサイクルでどうやって運ぶのか?一泊せずにちょろっと走るだけなら可能でしょうが、レンタルサイクルで今治まで走って、一泊して、戻ってくるとなると、自分はうまくイメージできませんでした。
一泊二日の日程で尾道ー今治間を往復サイクリングする場合、車に自転車を積んで現地まで行き、そこから「しまなみ海道サイクリング」するのが最もポピュラーな手段だと思え、今回もこれに決定。特に複数人の場合はコスパ的にも有利でしょう。カリブで久々に遠出したかったこともあり、高速代・燃料代・宿泊費がそれなりにかかりますが、それも今回は良しとします。
それ以外の選択肢としては、事前に自転車と荷物を営業所止めの宅配で送り、人だけ公共交通機関で移動し、現地で自転車と荷物を受け取り、サイクリング終了後に再び自転車と荷物を宅配で自宅に送り、公共交通機関で帰宅する方法もありますが、費用・手間暇・自転車破損のリスクやらを考慮すると、かなり遠方の遠征でなければ自分は使う気にはなれません。

2015年5月GW 日生港 この頃は前期テール 11年も前でなつかしい
山陰方面については過去、小豆島サイクリングには数回出かけており、その都度、播州赤穂で一泊して翌日早朝に日生港に車で移動し、フェリーで渡航・小豆島サイクリングの後に午後に再び播州赤穂に戻り一泊というスケジュールが無理がありませんでした。その経験を踏まえ、一気に広島(尾道)まで移動するのではなく、土地勘がある播州赤穂で一泊し、翌朝に尾道まで車で移動しサイクリングスタートするプランとなりました。
宿と駐車場の確保の段階で、尾道周辺は宿泊施設や車の駐車場の確保が容易ではなく、尾道ー今治間の往復サイクリングを想定した場合は、向島の運動公園を拠点に車を駐車&スタートするのが比較的ポピュラーな選択肢のようで、播州赤穂で一泊した翌日早朝に向島の運動公園へ向かうことになりました。
朝8:30以降(公園事務受付手続きの関係で)に向島の運動公園を出発し、約4~5時間で今治のビジネスホテルに到着。翌日同じコースを戻るという大雑把なプランです。幸い、今治も播州赤穂もローカルな観光地ということで比較的リーズナブルな価格で宿の確保ができ、播州赤穂が12日と14日の2泊、今治が13日の1泊と、トータル3泊4日の遠征プランが確定しました。それでもコロナ前より2割程度はアップした感じでしょうか。人気観光地でのハイシーズンは1万円以下での宿泊は難しいのが現状ですから、それに比べればかなりリーズナブルでしょう。
プランが確定しても手放しで喜べないのは、連日続く猛暑!が不安でしかたがなかったから。この時点では連日ニュースで話題になるくらい40度近い猛暑が続き、週刊天気予報でも尾道ー今治は37度前後と厳しい予想。最近は2時間以上連続して走ることもほぼ無く、真夏の30度以上の炎天下で長時間走ることもまずありません。それに極めつけはもう若くはない…
不安払しょくと、当日のシミュレーションと暑さへの耐性をつける目的で、最高気温38度近いこの日、あえて涼しくない時間帯を選んで浜名湖一周してきました。
雲が少なく、日陰もほぼ皆無という厳しい環境。予想以上に過酷で、特に走り始めの30分~45分が体が適応できなくてきつかったです。学生の頃の真夏の部活動を彷彿とさせますが、水分も休憩も自由だし、一人マイペースなのでそこは救い。
少ない日陰で休憩。既にかなり消耗しており「予想通り厳しいなぁ」という感想。
舘山寺のいつもの休憩ポイントは午後だったので日向でした。
なのでいつもとは違う場所で休憩&補給。
なんとか無事戻ってきました。
いつものサイクリングとは趣旨が異なるので写真は少ない。
走行距離55㎞、時間2:36分でした。本番はさらにプラス2時間走ることになるので非常に過酷なのは間違いなく、当日本当にこのくらいの気温だったらヤバそうです。本番ではどれくらい日陰がありそうなのか?とても気になりました。
それでも、実際に38°日陰なしで走るとどんな感じなのかを体感できたのは大きく、心の準備ができたという意味では不安は多少は和らいだでしょうか。
当初、一泊するための荷物を運べる、旅行用のこの自転車で行く予定でしたが、革サドルに慣れておらず尻が少し痛くなったので、当日使用の自転車はこの時点ではまだ未定。サドルだけ替えようか?要検討。
以前旅行時に使っていたミニノートPCが古すぎてネット(ブラウザ)が使えなくなっていたので、今回新たに購入。頑強性と低価格を理由に前から一度使ってみたかったクロームブックの中古をメルカリで購入。高校で3年間使っていたものらしく、7000円くらい。
試しに使ってみましたが、アマプラやユーチューブの動画はまったく問題なく視聴できる十分なスペックがあり、年に数回しか使わない外泊用のサブPCとしてはこれで十分だという印象。後は頑強性に期待!
相変わらずガラケーからスマホに買い替える気はありません。
遠出するということで、オイルショックで先延ばししていたカリブのエンジンオイル交換を急遽実施。結局、先延ばしは一か月程度となりました。
この日は早朝から30°近かったので自宅以外の日陰でオイルとエレメントを交換。エレメントはいつものモノタロウではなく買ってあったDJを使用。
それ以外では、バッテリーの充電、ホイールナットの締め付けチェック、タイヤのエアー調整、油脂類のチェックを一通り、エンジン・補器類周りのオイルにじみチェック、下回りのチェック。ヘッドカバー周辺のオイルにじみが確認されましたが、この程度なら微々たるものなので大丈夫でしょう。車検前に交換するつもり。
あと旅行とは関係ありませんが、タイミングベルト交換どうしよう?
10年ほど前から持病のトランスファーのシールからのATF漏れは、特に念入りに処置しました。通常は月300㎞程度しか走らないので3か月スパンの処置で大丈夫ですが、ガムテープの粘着性能が低下する夏はテープが剥がれることがあり、それが原因で滲んでくる場合がありますが、その場合でもポタポタと地面に垂れる程ではないです。
今回の遠征のためだけではありませんが、粘着性能を期待して、少し高価な積水のガムテープを新たに購入し、カースロープを使ってしっかり丁寧に時間をかけて処置。今後も継続して粘着性が高いのか検証します。
久しぶりにWAX掛けと油膜取りでガラスも拭き、万全の状態で出かけられます。
カリブの状態はすこぶる好調ですが、かれこれ5年ぶりの遠征になるので、万全の状態でも心配気味なのはしかたがありません。なにしろ29年前の車ですから!
一周間前頃から台風が奇妙なコースで接近しはじめますが、この頃はまだコース予測に幅があり「たぶん大丈夫だろう」と考えていました。数日前にはコースがほぼ確定。関東から上陸し日本列島に沿って西に進み、さらに出発当日と台風の位置が重なり、しかも同時進行で西に進むことになりそうという、嫌がらせのような台風の動き。
幸い台風の勢力が弱く、徐々に温帯低気圧に変わりそうだったので、従来の台風に比べて天候も比較的穏やか。週刊天気予報でも微妙ではありましたがサイクリングが絶対に不可能な悪条件ではありませんでした。
お盆休み期間だったため、日程を1日ずらせないこともなかったので、直前までホテルの空き具合・台風の動き・天候をチェックしつつ、ホテルのキャンセル可能なギリギリまで待って、最終的にプランの変更はせずそのまま、12日に自宅を出発することとなりました。
当日は雨具持参でも走る覚悟だったので、風による橋の閉鎖が一番心配でした。
今治に一泊するため、しまなみ海道の通行止めだけは絶対に避けたかったのです。
その②につづく