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2026年10月18日 イイね!

初めての富士登山その③


無事、富士山の剣ヶ峰に登頂できました。

これから下山しますが、その前に少し下って適当な場所で休憩を兼ねた昼食タイム。
休憩は一回だけ、10分程度しか休んでいないので。



富士山の上で食べたのは持参してきた300円のかつ丼。しかも独りぼっち。風を避けるために邪魔にならない岩影でひっそりと食べていたこともあり、童謡の世界観とのギャップをしみじみ感じつつ、有難く食事をいただく。

小学一年生が富士山頂で友達100人とおにぎり食べるなんて…童謡の世界だけのフィクション。友達の数もですが、それよりハードな行程なので体力的に厳しい。

一方で、宝永山は地元の児童が行事で登るらしいです。



ちょうどかつ丼を食べ終えた頃に、お鉢巡りしてきた彼と再び合流し一緒に御殿場コースから下ります。宝永山経由でプリンスルートで富士宮口に戻ります。

富士登山歴15回の彼曰く「下りの渋滞回避と大砂走&宝永山を堪能できるおすすめのコース」。自分も当初から、情報収集の段階でこのプリンスルートに着目・下山する予定で、急遽ゲイターを準備したのも大砂走を想定してのこと。



こんな感じでザザザーっとすべり下るので特にゲイター必須です。
無かったら靴の中が小石と砂だらけで大変だったはず。

人生初ゲイターでしたが、完璧に防いでくれるので、今後は他でも積極的に使うかも。地元の山歩きや散歩なんかでも、枯れ葉とか小さなごみが入って毎回靴の中&靴下が汚れて不便でした。庭仕事でも効果高そう。



宝永山周辺の景色も大変素晴らしかった。

「いかにも噴火した山っぽい」独特の雰囲気と景観は富士山には無い魅力。



ツアーの団体客が登っていましたが、傾斜がやばくて砂地で大変そうでした。
自分たちは下りだったので楽しかったですが、見るからにツアーは華奢な団体で同情しました。

体力や年齢的に富士登山が厳しい方でも、この宝永山ならハードルがかなり低く、富士山も間近で見られ、景色も素晴らしいので、そういった方にはおすすめです。とにかく富士宮五合目の登山口から無茶苦茶近いので日帰りでも余裕です。



超絶景。富士宮口の場合下りは絶対プリンスルートがおすすめです。
渋滞回避&ケガ防止にもなり一石二鳥。

天気が良かったので景色の素晴らしさがより際立っておりました。
もしガスってると景色は一変、別世界のようだったはずで、コースを間違える可能性もあり、天候は大事です。



火口を歩いて大丈夫なのか?という疑問はともかく、火口を歩ける宝永山。

メディアの影響もあり「富士山の噴火ワード」は頭の片隅にあり、木曾御嶽山の噴火の惨事も記憶に新しく、「もし今富士山噴火したらヤバいな」って、そんな場所でもありました。

「本当に富士山が噴火したらどうなってしまうのでしょう?」



この道を下ってきました。南米のアンデスっぽくて最高過ぎます。

脳内BGMは大杉久美子の「草原のマルコ」。



富士宮口五合目に到着。
下山は楽ちんであっという間でした。

ケガやトラブルなく無事戻ってこられたことがなにより。実際道中、足怪我したっぽい方が這いつくばって下っていたり、具合悪そうな方もちらほら見かけました。

体力的にはかなりハードな工程で、体感的には「SDA王滝100㎞」に匹敵する過酷さでした。基礎体力はもちろんのこと、ペース配分が何より肝で、後半の下りに温存しておかないとケガするかも。



昼食時間抜きで、登りと下りトータル6:08分でした。

足が攣ることもなく、最後は体力的に若干余裕もあり、初めてにしてはペースコントロールも上手くいきました。登りは常に負荷が高く、寝不足と酸素が薄い影響で心拍が高く、終始体調を心配していましたが、最後まで頑張ってくれました。

この時点で、まだ2:15分なのでこの時間なら余裕で家に帰れます。
シャトルバスは早めに満員になり、予定より早く出発してラッキーでした。
バス車内では疲れが出て少し眠くなるほどでした。


駐車場に無事戻り、カリブを見つけほっとする瞬間。

今回のような遠征が増えてくると車の重要性も増してきます。
遠征を支えてくれる頼れる相棒カリブ。

江戸時代は富士登山は最低一週間以上かかる長旅でした。それに比べて日帰りで登れるようになったのは、やはり車社会の恩恵が大きく、道路網の整備と高速移動可能な高性能な車の存在のおかげです。

江戸時代は基本、徒歩で移動し、一日30~40㎞を草履で歩いていたそうです。
300年前は東京から富士山まで歩いて行って帰ってくるのが普通でした。
富士山に登頂する想いや重みは、行程の密度に比例し相対的に大きかったはずで、その分、より特別な経験になっていたのは間違いありません。お伊勢参りのように人生の一大イベントだったはず。

一方現代は、車移動の部分は、経験を犠牲にして時間を有効に使う形と言えます。

江戸時代の平均寿命は現代よりもずっと短かったですが、人生の密度はずっと濃かったはずで、炊事・洗濯・家事など、あらゆる仕事が手作業で時間もかかる反面、生活全体の密度が濃かったことは容易に想像がつきます。

現代は時間に関しては持て余し気味で、その持て余した時間をどう使うかで人生の密度が決まる気がします。大量消費社会の一員として労働と消費に多くの時間を費やさざるを得ないというのが実情ではありますが…

自分で選択していかないと、容易に誘惑にのまれ、運動不足や飽食で不健康にもなりがちです。自由の選択肢が圧倒的に増えた分、のまれず、選択していく、個人の自己責任や自立を要求される時代でもあります。



隣のライズと比べるとボンネットの低さと長さが際立ちます。外観がきれい、完全ノーマル、平凡な車、こういった理由で意外と溶け込めているというか、あまり浮いていない気がするカリブ。

ライズも含め昨今はSUV車だらけですが、これは外観・ルックス的にSUVっぽいだけで、本質的な機能性では乗用車の延長上の車が多い気がします。安全基準が厳しくなりボデーの構造上SUVぽくならざるを得なくなり、それにメーカーの思惑と流行が乗った?と考えるのが自然。

三代目カリブは見た目はSUVぽくありませんが、隣のライズとは機能的にはそん色ない程度に「なんちゃってSUV」同士といったところでしょうか。

SUVの定義はともかく、今回のような長距離の遠征で度々感じるのは、走りは燃費以外では全く不満は無く、サイズ感・積載性・運転のしやすさなど、オールラウンドでジャストサイズなワゴンだということ。

所詮、車は移動の道具であり、人生の主役ではありません。
主役は自分自身であり、経験であり、それは日常の一瞬一瞬です。
日産セレナのCM「モノより思い出。」はまさにこの真理を巧みに演出。


カリブと正面のカローラとは型式で4代、年数で23年の差があります。

来年の6月で初年度登録から30年の節目となります。前回のしまなみ海道や今回の富士登山のように長距離遠征にも使え、普通のマイカーとして現役で活躍しているというのが素晴らしいところではないでしょうか。新東名で120キロ巡行できます。



正直、素晴らしすぎて大好きになりました富士登山。
毎年登ってもいいくらいにぞっこん。真面目に恒例行事にしたいくらいです。

「富士登山を目標に1年を頑張れる。」そんな生きがいになりそうな期待感も感じており、実際に運動不足気味で不健康な方にはもってこいの動機付けや目標になるのではないでしょうか。富士山に限らず、登山ブームの背景はこういう心理もあると思いました。

実際自分も富士登山で体力・健康面の自信も復活し、高山の魅力にも目覚め、他の山にも挑戦したくなったよ!来年は燕岳とか北岳とか行きたい。

惑星感、非日常感、ダイナミック感、地球という惑星を感じられる空気感、日本人のみならず世界中の人々が登頂を目指す一体感、各々がハードな工程に向き合う必死さと達成感。富士登山信仰の歴史を身をもって体感できたような、先人の登山者と同じ体験をする機会は、古代の旧道を巡るのと似た部分もあり、感慨深いものもありました。山頂で食べたかつ丼は一生忘れられないでしょう。

もしこれが悪天候だったら印象は激変していたでしょう。
悪天候で無理して登ってもいいことはありません。
天気を選べる日帰り登山で正解だったと心底実感しております。

計画的な弾丸富士登山はいいですよ!
Posted at 2026/10/18 07:36:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | カリブでお出かけ。 | 日記
2026年10月09日 イイね!

初めての富士登山その②


水ヵ塚公園から富士宮口五合目まで標高差950m。予定通り順調に、マイカー規制中の富士山スカイラインを通ってシャトルバスは35分で到着。

登山口の富士宮口五合目で既に標高2,400mあり、雲海を下に見下ろす景色すら珍しくテンションが上がりました。



スマホを持っていないので現地支払いしか選択肢がなく、ここで現金4,000円支払う。証明のタグは小さな紙テープで、自分でリュックに取り付けるセルフシステム。

他に、用紙に記入する義務があり、本来は10分くらいかかるのですが、事前に用紙をダウンロード・記入・持参してきたおかげで数分のロスで済みました。



水ヵ塚公園にて食事・準備・シャトルバス待ちで1時間近くいたので、そこで高地順応したつもりでおり、この後いきなり登り始めてしまう。

これは勘違い&寝不足&テンション高めだったからで、高地順応のセオリーはこの場所、登山口の富士宮口五合目の標高2,400mで60分程です。



まず、天気が良く景色最高です。
標高が高く、遮る木々も無いので、パノラマ的展望が素晴らしい。
そして、登り始め初っ端から負荷が高い。

心拍数が異常に高めなのでペースを落とすが、いつものように下がってくれない。他の登山者「みんなペース速いな~」と一人ぼやきながら、持続可能なギリギリのノロノロペースで淡々と登る。



ひたすら高い負荷が続き、休めるような平坦区間は一切なく、序盤から予想以上にハードで過去一番過酷な登山です。例えるなら、果てしなく続く階段を一段飛ばしで登るくらいの負荷がずっと続く感じでしょうか。

相変わらず「みんなペース速いな~」とぼやきながら、持続可能なギリギリのノロノロペースで淡々と登る。

心拍数がいつものように下がらないのは、高地だからなのか、寝不足が原因なのか、単に負荷が高いからなのか、悶々と動揺しつつも、とにかく余裕がない。



最初の山小屋。何合目か忘れました。

まだ序盤なので、ここでは休憩せずスルー。



やはり日帰りの富士登山ということで、天気を選べるので最高の景色を楽しめ、この日は駿河湾や伊豆半島も一望できました。



過去最高地点は自転車で登った乗鞍スカイラインです。この高さで既に乗鞍に匹敵し、地球の丸みを感じられる程の高さとスケール感。日本一の山は伊達ではありません。



七合目の山小屋が見えてきました。標高2790メートル。
ほぼ中間地点の七合目で初めて10分ほど休憩しました。

普段は高速道路か新幹線の車窓から眺める富士山。



途中から同じくらいのペースで登っていた方と仲良くなり、その後ずっと一緒に行動することに。自分より10歳くらい年下の地元の男性で、富士山には15回程登っているベテラン、初富士登山はなんと小学生だとさ。

そんな彼に「今日の天気は100点満点で何点ですか?」と聞いてみたら「100点!」という回答。それぐらい天候に恵まれた絶好の日に富士山に登れたことにまず感謝。そして仕事サボってすいません。



この場所から水ヵ塚公園駐車場が見降ろせました。



景色最高。



後半はさらに過酷になり余裕ないです。
持続可能なギリギリのノロノロペースで淡々と登る。
会話しながらだと登れないくらい呼吸に余裕がない。



頂上が射程に入ってきました。

持続可能なギリギリのノロノロペースで淡々と登る。

この辺りから下りのツアー集団待ちで数回渋滞が発生しだす。


度々登場する仲良くなった彼

とうとう頂上の鳥居まできました。
前にいる彼とずっと会話しながら登ってきたので余計呼吸がきつかったです。
山頂手前ははさすがにきつくて会話も少なめでしたが。



自分にとっての頂上は剣ヶ峰なので休憩せずそのまま剣ヶ峰へ向かいます。
仲良くなった彼とはここで一旦分かれて別行動。彼はお鉢巡りへ。
お鉢巡りの誘いを断り、念のため、下りのために体力を温存しました。



惑星感がすごくて、蔵王よりも阿蘇よりもスケールが大きくて圧倒されます。


BSトラベゾーンキャンピング 

ちなみに蔵王も阿蘇も日本一周中に立ち寄ったので、フル装備のクソ重いランドナーで登ったという過酷なヒルクラの思い出として刷り込まれており、蔵王はエコーライン全体のキツさ、阿蘇は霧のなかの絶景のやまなみハイウェイ&お釜手前の激坂がヤバかったです。

この時代、ランドナーは650Bという特殊なタイヤサイズだったので、一般的ではなく日本一周中は新品2本を持って走っておりました。後にMTBで650Bサイズが普及し始めたときは懐かしい響きと共に「まさか!」と驚きました。

阿蘇はその後、ハイエースのキャンパーで旅行しましたが、蔵王はこれ以降行っていないので、もう一度、こんどは軽い自転車でヒルクラムしたい。



剣ヶ峰手前の激坂は傾斜がヤバいだけじゃなく地面も滑りやすくて登山靴じゃないと厳しい。ブラタモリ富士山スペシャル見たけど、涼しい顔して「よくタモリ登れたな~」と思った。

後にブルドーザー使ったのを知って納得。タモリでも涼しい顔して登れると誤解を招きかねない、富士登山は簡単という間違った印象を視聴者に与えかねない。

富士登山はハードです。自分は過去一番キツイ登山でした。



写真撮影待ちの渋滞中。10分くらいかかりそうだったのでストップウォッチをここで止めました。女性スタッフが無料で写真撮影してくれるサービス待ちの列。



富士宮口五合目をスタートしてから3:54分で剣ヶ峰到着。
休憩は一回、七合目で10分しただけで登り切りました。



初めて富士山に登ることができ、人生で特別な一日となりました。
世界遺産にふさわしい、日本が世界に誇れる素晴らしい山であり日本の象徴。

その③へつづく
Posted at 2026/10/09 14:20:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年09月30日 イイね!

2026年9月のブログ


車検の期限が10月末に迫っておりますが、8月は遠征メインで忙しく、整備する余裕がまったく無く、9月に入ると こんどは雨ばかり続いて思うように車検整備が進まず困っております。

オイルショックの影響も長引き、オイル価格は以前の2倍。ブレーキオイルの納期も以前に比べて遅く、アマゾンでは1ヶ月後とか不便な状況が続き、やはり整備にも少なからず影響を受けております。



最悪、後整備という方法も可能なので、今年は優先順位の高い整備に限り実施し、残りは車検後に、時間のある時にのんびり整備していこうと思っております。

とりあえず無難にラインを通過できる状態ならOKとします。
消耗品等の交換は後からのんびり、という感じで車検に臨みます。


たまっていた古いカレンダー 作者の「ひろはまかずとし」氏も既に故人

そろそろ、自宅の「家じまい」とか「老後の生活」とか真剣に考えることが増え、荷物の処分を少しずつですが、かなり本格的にやっており、これまで残して置いたものでも思い切って処分しております。今後、趣味の荷物(自転車、バイク、車、登山やら)をどう処分していこうか悩んでおり、量も膨大なので大変です。

体力的にも今後、これまでのように趣味に没頭できるとも限らず、体力が残っている今のうちに、趣味そのものも徐々に縮小していくのが賢明だと思っており、その一環として車のDIYから卒業せざるを得ない時期が来るのだと、そろそろ考え始めております。



具体的には車を買い替え、整備は丸投げの体制に移行し、たまにエンジンルーム覗いたり、タイヤの空気入れたりと、まあ20年前の体制に戻るだけですが… 正直少しさびしい。

買い替えないで、このままカリブに乗り続け、整備だけ丸投げの体制が可能なら、それも選択肢としてあり得ますが、その場合でも整備工場や維持費次第という感じになるでしょうか。

軽バンに買い替えるのが最も現実的で楽で無難で経済的なのですが、愛着やら、ひねくれた性格やらで、実際はどうなることやら。個人的には軽バン=上がりの一台ですね。

こういった一連の老後の生活の準備のカギとなるのが自身の健康状態なのは間違いなく、これ次第で移行時期がガラッと大きく変わってしまうので、見極めが難しく悩ましい面もあります。

ともかく、ある程度の備えや、準備しておく必要性は痛感しており、まず出来ることとして、余分なものを見極めて処分したり、現実問題から目を逸らさない態度というのは絶対必要でしょう。

【9月の走行距離】

クロスカブ    0㎞( 0日)
カブ( JA07 )  174㎞( 8日)

カブ合計   174㎞ (先月 93㎞) (先々月 282㎞)
自転車    363㎞ (先月 688㎞) (先々月 526㎞)
カリブ    115㎞ (先月 1553㎞) (先々月 240㎞)

    合計 652㎞ (先月 2334㎞ )(先々月 1048㎞ )

9月の走行距離は①自転車②カブ③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて17日、②カブが8日、③カリブが5日でした。

カリブでの通勤は1日だけで、他の4日はごみ処分で乗っただけなので距離も伸びず、先月の13分の1の走行距離。普段雨の日はカリブに乗らないのですが、今月はさすがに雨が多くて久しぶりに乗りました。同じく雨が理由でカブでの通勤も増えました。



それ以外では、今月は登山が1回(2:20)、ウォーキングが4回(30分×3、60分×1)、ローラーは12回(60分×7、50分×3、30分×2)と、これも雨が多かったことで過去最多を更新。まったく運動しない休養日は2日だけでしたが、ローラー30分は実質的に休養日に相当かな。

今月はとにかく雨の日が多く、日中の活動もかなり制限され、それが9月の走行距離やローラーの回数に顕著に表れております。
Posted at 2026/09/30 20:15:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリンターカリブ | 日記
2026年09月29日 イイね!

初めての富士登山 その①


お盆休みに行った「しまなみ海道サイクリング」が素晴らしく、琴線に触れるような感動もあり、改めて旅行の醍醐味を実感させられました。同時に、予想よりも体調が良く、余裕で実行できたことで気を良くし、この状態を維持したまま9月の連休にどこか行けないか欲が出てきました。

行きたい場所の優先順位1位「しまなみ海道サイクリング」、2位富士登山はほぼ迷いなく確定しており、次は富士登山に行くつもりでしたが、残念ながら富士山は9月10日で閉山することが分かりガッカリ。

しょうがないので富士登山は来年までお預けかな…。



還暦が射程に入る年齢になり、ここ数年の間に身近で、50代や60代で元気だった人が突然急死したり、親世代でも亡くなる人が増え、平均寿命の80歳頃まで生きられそうという漠然とした想いはただの幻想であることに気が付きました。

「人はいつ死ぬか分からない」と悟り、「やり残したことをやっておかないと後悔しそう」という心境から、元気なうちにやっておきたい主に体力が必要なことから、優先順位をつけて実行していこうと強く思うようになりました。

「来年に富士登山できる保証はない。それでもいいのか自分?」

「どうにか閉山の9月10日前に富士登山できないものか?」

考え出すと実行せずにいられなくなり、具体的なプランを練り始め、そこから怒涛の情報収集が始まり、もう富士登山のことで頭がいっぱい。

会社を休むことの罪悪感よりも、富士登山することの意味・価値の方が遥かに上回るように心境も徐々に変化してきました。

この時点で、富士登山は日帰り登山の一択でした。
山小屋の宿泊環境になじめない・苦手というのが一番の理由。
御来光に興味が無く、むしろあの渋滞だけは嫌い・避けたいのも理由の一つ。



日帰り富士登山の最も有利な点は、当日の天候を選んで登山できること。悪天候の影響を回避でき、すばらしい景観も堪能でき、荷物も最小限で済み負担も少なく、登頂するのに理想的な条件がそろうことで、結果的に登頂率が高いからです。

こういった理由から、日帰り登山するのが富士登山するには最も良いと考えました。もし日帰り登山が難しい場合、一気に難易度が上がります。

山小屋の事前予約の必要性から当日の天候を選べず、装備も増え、工程日数も増えるので、変わりやすい山の天候に翻弄される確率も上がり、たまたま天気がよければラッキーですが、シーズンの夏では確率的には厳しそう。

最短の富士宮ルートの標準コースタイムは、登り5:45分 下り3:15分 トータル9:00。高低差が1376メートル。過去これほどハードな登山経験は一度も無く、日帰り登山を想定した場合の全体のスケジュールはタイトです。

まず現在の自分の実力でコースタイムがどれくらいになるのかを知らないと実行に移すのは怖く、そこが基準となって遠征全体のプランを練ることになるので非常に重要です。

思いがけず急に、富士登山決行することになってしまいましたが、歩くことに関してのトレーニングはまったくやっておらず、間違いなく不安でした。しばらくランニングを中止していたことや、しまなみサイクリングに重心を置いていたので自転車しかほぼ乗っていなかったのです。



過去、実際に1日に9時間も普通の散歩ですらしたことはなく、登山で9時間というのは未知の領域。自転車でも9時間走ることも最近はまったくありません。

しまなみ海道から帰ってきた一週間後、富士登山を想定して、明神山の乳岩コースでシミュレーション登山してきました。

本番を想定して、荷物も実際に近い状態で背負い、服装や装備も気にしながら、負荷も高めで歩く。高温多湿で汗を大量にかいた影響もあり、帰路足のふくらはぎが攣り、歩く筋肉の衰えとペース配分の重要性を痛感しました。荷物を背負って歩く負荷の高さも想像以上で、これ以上荷物は増やせないと実感。



明神山の乳岩コースの標準コースタイムは 登り約4時間、下り約3時間とけっこうハードで、富士登山を想定したトレーニングとしては適切でした。実際の自分のコースタイムは登り2:37、下り1:53 トータル4:30と、標準コースタイムの約65%でした。

標準コースタイムの65%を富士登山に当てはめると、予想コースタイムは6時間になり、休憩を1時間追加した7時間が往復の所要時間。シャトルバスの往復で70分、自宅から水ヶ塚駐車場まで往復4.5時間と、日帰りの富士登山はスケジュール的にタイトで、すべて予定通り確実にこなさないと時間的に厳しくなります。

シャトルバスの時刻が始発5:00 終発18:00と縛りがあるので、これもタイトなスケジュールになる一因。最悪、高額なタクシーを使えばスケージュールは少し伸ばせそうですが…料金がネック。



週間天気予報で決行日を大まかに決め、事前に有休を使う旨を会社に伝えておき、確実に翌日の天気を確かめた前日に有休を出し休みました。

天気の関係で決行日が早まったせいで、3日前に登った明神山乳岩コースの疲れ・筋肉痛がまだ残っていたこと、装備も急遽アマゾンで手配し、出発の9時間前にギリギリ届くという、スリリングで慌ただしい状況でした。

前日もフルタイムで働いていたのでこうなるのは必須で、計画的な弾丸富士登山と言えるかも。無計画な弾丸富士登山だから問題になるのであって、計画的な日帰り富士登山は、バリエーション豊かな富士登山の中の合理的な選択肢の一つだと言えます。



富士登山用に急遽追加で購入したものは、下山用の「ゲイター」、ザックカバー、ボトルホルダー。ハイドレーションの吸い口のシリコンが切れていたので急遽買い替え。前回使ったのはSDA王滝だからコロナ前、6年近く経過しておりました。



ザックのファスナーの取っ手が樹脂製で、経年劣化で切れかかったり脆くなっていたので、事前にすべてタイラップに交換。このザックも15年くらい使っており、登山専門店の店員おすすめだった「オスプレー タロン22」というモデル。古くても性能や使い勝手に特に不満はなく、このまま使いつぶすつもり。デザインは最新の方がカッコいいですが。



ハイドレーションのドリンクとは別に、気分転換にコーヒーが飲めるようにドリンクホルダーを取り付け。その他、ハイドレーションのセッティングやら補給食の準備やらで、どんどん時間が過ぎていく。

もう少し早く寝る予定でしたが、9時過ぎにようやく布団に入る。
緊張してか結局あまり寝れませんでした。

翌日、深夜2時過ぎに自宅を出発。深夜の高速は真っ暗で、大量の大型トラックだらけで別世界のようで近未来・SFっぽい。道路以外の景色も真っ暗で、どの辺を走っているのか看板を見ないと分からない。目も衰えており、夜の運転は年々キツイと感じます。


謎の無人料金所 ここがナビの目的地で 絶望中の記念撮影

「目的地周辺に到着しました。音声案内を終了します」
カーナビにセットしておいた目的地に到着。

周りは真っ暗で、少し前から一台の車ともすれ違わず、さびれた観光地のような変なところに来てしまったと絶望。

カーナビが古いので「水ヵ塚公園駐車場」が目的地候補に無く、「水ヵ塚ゲート」を候補にし「位置的に大体同じだから大丈夫だろう」と詰めが甘かったようです。


真っ暗な山の中で、てっきり道を間違えて全然違う場所にいると思いこみ、この時点で「今日の富士登山は最悪難しいかも」と焦りました。

一旦冷静になり、とりあえず料金所を出てまっすぐ進むと広いT字路にぶつかり、すると左側が急に明るくなり、目的地の駐車場だと一瞬でわかり、そのまま左折して公園に入り無事駐車できました。

帰宅後グーグルマップでルートを再確認すると、どうやらエバーグリーン経由で来たため他の車とすれ違わなかったようで、152号線を通ってきていれば焦りも無かったと思われます。

そもそもカーナビが古いので新東名の存在を認識しておらず、新富士IC出てからのルート案内がでたらめであっちこっち翻弄されまくりでした。ナビにも頼れず、真っ暗な時間帯で方向感覚も麻痺し、富士山周辺に土地勘がないのでお手上げ状態。なんとか目的地に到着してこのありさまです。

最小限のロスで済んだのは幸いでしたが、カーナビの買い替えを痛感させられた出来事でした。新東名とその周辺一帯の情報がスッポリ抜け落ちており、その付近ではまったく使い物になりません。そもそもケチらず地図のデーター更新をしておくべきだったと反省。

2009年製のパナソニックのストラーダというモデルを使っており、最近、ニュースでパナソニックが2027年でカーナビの製造・販売を終了すると報じられ、時代の変化を感じますね。駆け込みで買っておくべきなのか?


御来光目当ての登山客のライトの列が確認でき神秘的な富士山

水ヵ塚公園到着は午前5:15分頃でしたが、広い駐車場は既に6割ほどが埋まっており、平日にも関わらず早朝からにぎわっておりました。この日は天気が良く、今週はこの後数日間天気が崩れる予報で、閉山日も近づいていたり、自分はこういった理由で選びましたが、考えることは皆さん大体同じだったようです。

好みの駐車場所にカリブ移動後は、まず朝食をがっつり食べ、トイレをしっかり済ませ、装備準備を入念にし、バス乗り場は既に行列だったのを見て知っていたので、慌てることなく余裕をもってシャトルバス乗り場に向かいました。



この早朝の時間帯の乗客は日帰り富士登山する方が大半という印象で、全体的に健康的なハイカーが多く、外国人は1割くらいでした。職場の同僚らしきグループが朝から元気で少し目立っていました。後はみなさん静かで、日本人の家族連れが装備絡みでドタバタと何度も車を往復しているくらいでした。

費用はシャトルバス代往復2,400円 駐車料金1,500円 富士山入山料4,000円
合計7,900円に高速代とガソリン代が加わります。自宅から自走なので宿泊代がかからず、日帰り登山は費用面でも経済的です。



この距離から見ると、富士山との距離は意外と近いと感じ、登山もあまり大変なイメージはありませんでした。後に気がつくのですが、実際は巨大だからそう感じただけです。

バスは満員になり次第出発し、列に並んで30分くらい待った後に出発。
補助席も使って満席でした。



バスは35分かけマイカー規制中の富士山スカイラインを通って標高2,400mの富士宮口五合目まで一気に駆け登っていき、気圧の変化で耳がおかしくなったり、景色も変化していくのを感じられ、いよいよ富士登山が始まるのを実感しつつの車窓からの景色に釘付け。登山前のこの緊張感は『乗鞍ヒルクライム』や『SDA王滝』のスタート前のようでドキドキわくわく。

その②につづく
Posted at 2026/09/29 08:04:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | カリブでお出かけ。 | 日記
2026年09月02日 イイね!

「しまなみ海道サイクリング」その④尾道へ帰る


旅行時の三種の神器。ノートパソコン、ガラケー(ガラホ)、デジカメ。



昨日走った「しまなみ海道サイクリング」尾道ー今治 間の工程。
距離87㎞、所要時間4:44分、AV18.4㎞、最高速度50.9㎞でした。

炎天下の浜名湖一周より全然楽でした。



ホテルの朝食はこんな感じ。東横インに比べて決して豪勢ではありませんが、最大限のコスパで美味しいものを提供しようとする姿勢が感じられ、特に味付けが絶妙で好感がもてました。



食べきれなかった朝食は今日の昼食にします。計画的に多めに盛ってきたのは事実。それでも小食なので常識的な量だと思っています。サラダは近所のスーパーで買った昨夜の夕食の残り。



昨日も紹介した今治造船の本社。風の中のすばる~♪

♪旅はまだ終わらない~



本日も早めに出発。涼しい時間帯にできるだけ走り、暑さの厳しそうな後半はバテないようにセーブして走ります。



本日も朝から高温多湿でしたが、雲が多めで比較的涼しく風向きも悪くはない。コースは昨日走ったルートを戻るだけなので、難所だったり、休憩ポイントだったり、間違えやすい橋への入り口なんかも覚えていて、初日のような緊張感はほぼなく気楽。写真撮影も半減。



再び四国から本州に戻ります。早朝なのでサイクリストも少ない。尾道から今治を目指すサイクリストが圧倒的に多い印象で、尾道から向島行きの船が到着するごとにサイクリストの集団が上陸し、ペースに応じてバラける感じでしょうか。

道中に複数あるレンタルサイクルステーションから借りる観光客が多いのもしまなみ海道の特徴でしょうか。それに外国人サイクリストも多い。



絶景の東屋で昼食タイム。観光スポットに立ち寄ってジェラートやソフトクリームを食べることに興味がなく、景色の良い場所で、静かに、食べられればなんでもいいです。



地元のローカルな菓子パンだったり、総菜だったり、気取らないありふれた庶民感覚の食べ物を好んで買います。気取った流行の店は苦手で、行列に並んでまで食べたいものってあるかな?



移動そのものを楽しむのが自分流のサイクリングの醍醐味。自転車で長距離走っていると腹ペコになるので、極限までいくと味覚が研ぎ澄まされて何を食べてもおいしい。以前、山の中で腹ペコになりパンの耳の美味しさに感動したことがあります。

「プレーンなパンの本当の美味しさを知っていますか?」



自転車で走っていると、ふと閃いたり、普段頭に浮かばないようなことが頭に浮かんだり、インスピレーションをラジオの送受信に例えるなら、いつもとは違う周波数をキャッチできる感じでしょうか。登山や山歩きも似たような感覚で、車やバイク移動では起こらないので、体を動かす有酸素運動と密接な関係の心理的・生理的変化なのでしょう。ランナーズハイが有名ですが、そういう変化が起こります。



最後の橋。二階建ての下を自転車で走るのが特徴。
いよいよ尾道に戻ってきたかと思うと寂しい。



向島に戻ってきました。ガチのレーサーからレンタルサイクルのファミリーまでバラエティ豊かで、普段まったく自転車に乗らないのにサイクリングしたくなる特別な場所、それが「しまなみ海道サイクリングロード」。

人口過疎の離島を結び、特に有名な観光地もないので、一般道の車がものすごく少ない。これがサイクリストにはものすごく快適に感じられ、歩道もしっかり整備され小さな子供でも安全にサイクリングできる環境が整っている点も素晴らしい。橋も含めたしまなみ海道沿いの景観も素晴らしいですが、純粋にサイクリングする環境としても快適で素晴らしい点も、景観と同じくらい高く評価したいです。

琵琶湖・浜名湖と比較してもダントツで安全で快適で走りやすいです。



到着。しっかりフルカバーしてきたので安心。それに目立ちますね。最近は黄砂が珍しくないので自宅の周りでも車にカバーするのを見かけます。効果は絶大なので面倒でもする価値は大いにあり。自分は塗装劣化予防と洗車を極力しないためカバーしてます。洗車なんて1年に一回ほど。普段は下部だけ洗うとか程度。



帰路の山陽自動車道は交通量が多く、飛ばす車が多かった。山陽自動車道は最高速度80㎞区間ががほとんどなので新東名の120㎞区間とは40㎞の速度差がありますが、大部分の車は100㎞オーバーの速度で走行。自分は捕まりたくないので常にプラス10㎞で走行し、90㎞巡行しているとほとんどの車に追い抜かれます。追いつくのは大型トラックか、まれに遅い車。

多くのドライバーは走ることで精いっぱいで周りが見えていないと感じます。覆面パトカーの存在の有無というのも重要で、オービスと違いどこで取り締まっているか分からないところがポイントで、広範囲に対して速度抑制の抑止力となります。

「山陽自動車道は覆面パトカーが少ない、もしくは見かけない。」という印象。

固定式オービスの場合、その区間だけの抑止力にしかなりません。しかも親切丁寧に「速度取り締まり区間」の標識が必ず設けてあるので事前に察知することが可能です。大抵は事故が起こりそうな危険個所に設置されていると思われますが、どうしても抑止力はその区間だけになりがち。

こういった背景から、近年は移動式オービスが登場し絶大な効果を上げているはずです。①どこで取り締まっているのかわからない、②罰則が厳しい、この二つで十分効果をあげられると思うのですが、アホな警察組織は相変わらず、40年前からまったく変わらない取り締まりを現在も行っており、同じ場所でトラップをしかけ、知らずにひっかかったドライバーから罰則金を徴収するだけの謎のシステムが継続中。

飛ばす地元のドライバーはその区間だけ減速。
そこ以外は再び飛ばす。

移動式オービスが全国津々浦々に迅速に普及してほしいと心底願っております。
同時にレーダーの販売を禁止すれば尚効果高し。



播州赤穂駅の東横インに到着。3:00ジャストなので駐車場はガラガラでした。好きな場所を選べるのでいつもの場所に駐車。周りの車はどんどん新型にモデルチェンジされていくので、時代の流れを感じます。


10年前 2016年 東横イン駐車場

二階に上がるスロープ下が定番の位置。過去すべてここに駐車してます。



セブンの周辺もなんとなく景色が変化していました。
コンビニは寄りやすくなって良し。


10年前 2016年 

セブンの位置が向かって左に後退、建て替えたので入りやすく感じたようです。


翌朝

朝食が楽しみな東横でしたが、ここは期待しすぎたのか少し残念でした。まず食事が冷めていたこと。味付けも平凡。前が子供連れだったせいで、前後の板挟みでせかされるようなプレッシャーが発生。食堂は混雑するのでいつも部屋でゆっくり食べます。



自宅までの帰路は、お盆のUターンラッシュと重なり大阪周辺で渋滞にはまる。

なんとか京滋バイパスに合流して最小限のロスで済み、滋賀に抜けてからは渋滞もなく、仕事でいつも使っている区間なので走り慣れた道。真ん中の車線をマイペースで走るサンデードライバーが多くて、流れが悪く、ストレスも多く疲れました。平日のトラックが多い方が走りやすいです。



お土産はインスタント袋めんの播州ラーメンとカレーラーメン、甘い菓子、メロンパン。実はメロンパンが大好きで、普段は山崎のメロンパンを好んで食べ、冷凍庫に5個ほど常備。それくらい好き。

あっちのメロンパンってあんが入っていたり個性的です。



ノントラブルで安全に帰宅できたのがなにより。走行に関しての不安要素はまったくなく、いつも通り水温もアイドリングも挙動も安定しており、高速では2,500rpm付近でひたすら巡行するだけなので負荷も高くなく燃費もぐっと伸びます。
重心が低いワゴンは高速巡行が楽なので疲労感も少ない。

帰宅時の走行距離 280,777㎞。毎月これくらい走行すれば1年で30万キロに到達する計算ですが、それはさすがに無理。実際は あと4年くらいかかるかなぁ。

「しまなみ海道サイクリング」はこれでおしまい。
Posted at 2026/09/02 22:21:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | カリブでお出かけ。 | 日記

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