8月末頃から右側ドアミラーの調子が悪くなってきました。
前回の「ブレーキランプ点きっぱなし」に続き故障ネタです。
実はドアミラー、これまでも格納時に調子が悪くなることはしょっちゅうあり、持病のように慢性化しておりました。その場合でも数回開閉を繰り返せば回復し、一応は使えていたのでそのまま修理せずに乗り続けてきました。
ところが今回の故障はドアミラーが開閉しないのみならず、内部の駆動モーターが「ギュ~ンー」と延々と回り続けてしまうのです。こうなったら最後、ミラー板を取りは外し(スナップ式固定なので工具不要)、内部のブラックボックス本体をドライバー等でコジって上から押さえつけ、強制的にモーターを止めなければならないのです。こうなると非常に厄介なので、出先のスーパーの駐車場などでは怖くて開閉ボタンを押せなくなります!
不思議なのは、なぜか?右側のドアミラーだけ調子が悪くなります。左側はこれまで一度も故障したことはありません。もしこれが個体差だとしたら不公平過ぎます。
個体差以外で考えられる要因は、運転席側はドアの開閉頻度が助手席側よりもずっと高いはずなので、その分だけ衝撃・振動が発生しドアミラーに影響を及ぼすのだと考えられます。『塵も積もれば山となる』そしてドアミラーは逝く。
正直他のことで忙しく、車いじりへのモチベーションも低かったですが、こうなったらそんなことは言っていられません。なんとか時間をみつけ、重い腰を上げ、修理に取り掛かりました。
ドアミラー内部の様子。
ブラックボックス本体の上下の隙間が大きく開いていることが一目瞭然。さらによく観察すると、プラリペアらしきもので修復したような跡も見られました。
何となく思い出してきましたが、ここの隙間が開くとドアミラーの開閉が上手くいかなくなるのです。それで以前、隙間が開かないようにプラリペアで接着させたはずです。
その修復ヵ所が、暑さのせいか、振動のせいか、ともかく劣化し隙間が大きく開いてきたのでしょう。どうやら、隙間が小さいうちはギヤ同士の噛み合わせが悪いだけで済み、動きにムラがあってもなんとか駆動力を伝達し、一応は使えていたようです。
さらに隙間が大きくなるといよいよギヤ同士が噛み合わなくなり、開閉が不可能になるばかりかモーターが永遠に回り続けてしまうようです。
せっかくドアミラーを分解したのでブラックボックス内部を見てみました。
ざっと見た限りでは樹脂製のギヤに異常は見られませんでした。
偏っていた白いグリスをギヤ周辺に移動させ、さっさと蓋を閉じました。
根本的な原因はブラックボックスの上下の嵌め合いが弱いことで、上下の隙間が開くに従ってモーターの駆動力を上手く伝達しなくなるようです。ここは欠陥まではいかなくても構造的に少し問題があるように感じます。
処置としては当然、上下の隙間を開かなくすることです。前回のプラリペアの処置では弱かったようなので、今回はタイラップでしっかり固定し、さらに隙間にアロンアルファを流し込み、前回よりもずっと強固にしたつもりです。
タイラップで固定したことで周囲に凹凸ができますが、取り付け時に干渉することもなく、全く問題なくすんなり取り付けられました。
2ヶ月経過しましたが、その間完璧に開閉しており非常に調子がよいです。
これなら「もっと早くやっておけばよかった」と少し後悔。
やはり電動格納の故障原因は『内部ブラックボックスの上下嵌め合いの弱さ』で間違いなさそうです。この弱点をおさえられればまだまだ十分使えそうです。タイラップ+アロンアルファの固定は結構強力だと思うのでこれは期待できそうです。
おそらくタイラップが緩むか切れるまで大丈夫で、あと4、5年は持ちこたえてくれるでしょう。4年後には30万キロを突破する予定なので、ほぼ完治したつもりで楽観的に受け取っております。
洗車機に入れるときなど、電動格納だと便利ですよね。最近、今まで利用してきたスタンドとは別のスタンドで洗車することになりました。
経緯はこんな感じです…
いつものスタンドが中古の洗車機に入れ替え、それに便乗して値上げしてきたのですが、200円→300円へと価格が1.5倍に跳ね上がったのに洗車機能の違いがまったく分かりませんでした。スタッフに違いを尋ねると「洗剤が変わった」とか、つまらない言い訳をしてきたのです。
以前からここのスタンドは営業方針がセコイと思っていたので、これをきっかけに給油も含め一切の利用をやめました。前々から気になっていた価格表示のネオンも紛らわしくて、これも意図的に行っていると思う。
その後、給油のスタンドと洗車のスタンドを分けて利用することになり、新しいスタンドはそれぞれが少し遠いので、若干不便になりました。それで買い物のついでに利用することが多くなり、結果的に洗車の回数が月1回程度にまで減少。
洗車はこれまで通り一番シンプルな水洗い・シャンプー洗車(200円)オンリー。
トッピングも一切無し。
劣化しても水滴をはじく塗装
洗車頻度としては少し足りないので、手洗い洗車を復活させようかとも考えますが、なかなか実行には移せず。その代わりに、黄砂みたいな砂ぼこりが溜まるとタオルでサッと拭いたりしています。後部のバックドアは直ぐに砂ぼこり溜まってきますので、手軽&効果的でタオルで拭くのも意外といいです。タオルはマイクロファイバーが絶対いいです。
このへんのモチベーションの低さはボデーの塗装劣化の影響も大きいかと。
それでもブログには書いていませんが最低限度のWAX掛けは実施しています。
ドアミラー修理直後の走行距離 251,710㎞
Posted at 2019/10/31 22:04:44 | |
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