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2019年09月22日 イイね!

ブレーキランプ 点きっぱなし



千葉県の台風による被害が甚大ですね。家屋が被災された方は本当に災難で、その深刻な状況には同情してしまいます。停電はようやく解消されつつあるようですが、その影響も日常生活を一変させるほど深刻だったことでしょう。私もちょうど1年前に台風24号による停電を経験したばかりなのでその大変さはよく分かります。

我が家の場合は24時間で復旧したのでまだマシでしたが、職場の同僚は5日間停電していたりと、地域によって復旧時間に大きな差があり、その境界では道路一本またいで天と地ほどの差が生じていました。生活レベルが江戸時代並になってしまいますから… 現代社会にとって電気は生命線と言ってもいいですね。

過去の停電と言えば長くても数時間で復旧していたので「まさかこんな長い時間停電が続くなんて…」というのが率直な思いでした。こんなに簡単に長時間停電が起きてしまうことは本当に驚きで、全く想定しておらず、すっかり安心しきっていました。

以下、2018年の台風24号による停電を実際に経験して感じたことです。

・オール電化でなくて良かった(ガスが使え調理に困らなかった)

・人口密集地域でなくて良かった(生活必需品が品薄になるも都会程ではない)

・冷蔵庫の保冷は停電から24時間が限度(それ以内なら一応使えました)

・頼りになるのは現金と車(お金があり車が使えればなんとかなります)

・停電と電話の不通はセット(電話は役に立たないと考えるべき)

・情報が一切入手出来なくなる(状況が全く不明で非常に困りました)

・暗くなる夜間は明かりの確保が要(自転車用のライトは小型で明るくて重宝)

・無くなって知る “ありがたみ” かな


教訓としては、毎年必ずやってくる台風でいとも簡単に長時間停電になってしまう可能性があることを知った意味は大きいです。停電の背景にある自然災害のパワーが増しており、従来のインフラでは十分防げないことを身をもって理解したことです。大雨や台風といったごく普通の自然現象で、大規模水害や長時間停電といった生活を一変させてしまう状況が普通に起こりかねない、そのように生活意識が変化してきたことです。

基本的には、復旧してもインフラは従来の延長のまま(電柱&電線を使用)でしょうから、今後も同じことが起こると考えるべきでしょう。最近では北海道の例もありますし。電線の地中化は課題も多く、直ぐには実現不可能でしょう。電気料金の値上げや国の借金の増大にもつながってくるでしょうから慎重に議論してほしいです。

自然災害のニュース映像など見ていて車が被災している場面をよく目にします。新車はリスクが非常に高いと感じるので、今後は手厚い保護の保険加入が必須で、それが無理なら中古車でもいいんじゃない?と率直に思います。

経済的に余裕のある方は、車庫付きの自宅に住み、流行りのSUV買って手厚い保護の保険に加入するというのもトレンドかもしれませんが、これは一般庶民にはややハードルが高いかと。もう見栄やしがらみだけで車に乗っている時代ではなく、合理性や実用性が高い車が今後はより評価されて行くことでしょう。ジムニーの人気や軽トールワゴンが大衆車になってきている背景にはこういう側面も大いにあると思います。さらに中古車の比率も上がっていくかもしれません。

この点でも我がカリブは4WDの中古車ということで、いざという時に4WDは頼れます。万が一車が被災しても全然平気です。合理性では中古車がベストかも。

『 川を渡るカリブ https://www.youtube.com/watch?v=VeRlALzxI2Q 』

電化されていない型落ちのフィールダー4WDあたりがお買い得でいいんじゃないでしょうか?HVとかは水害に対しては正直心配なので自分なら選びませんね。それかプロボックスの4WDかなぁ。

新型のカローラが出ましたが、正直どうでもいいです。3ナンバーサイズだし。
カローラの面影は一切なく、まるでミニアベンシスといったところでしょうか。
もう全然期待していませんから。むしろホンダのシャトルを応援しております!

がんばれ!ホンダ&フェルスタッペン。

前置きはこのへんで

残暑厳しい9月のある正午過ぎにそれはおきました…

「あ~暑い、熱い」とバテ気味で帰宅し、車から荷物を降ろし終え「さあゆっくり休もう」と玄関に入る途中、カリブのテールライトが点灯していることに気がつく。スポイラーのLEDも点いていて何か嫌な予感がし、どうしたんだろう?この暑さで車もおかしくなったのか?と確認の為に運転席に向かう。

スイッチ類はしっかり切ってあり、電源を入れ直したりエンジン始動をしてみても特に変化なし。ここでようやく何らかの異常が発生していることに気がつく。

まったく、こういうトラブルはタイミングが悪い時に限って起こるので困ります。暑さと疲れで思考もオーバーヒート気味で、いつものように冷静ではいられません。一旦一息ついてから対処することに。

少し落ち着いたところで、まず冷静に状況を分析。

・左右のブレーキライト、スポイラーのLEDライト共に点灯している

・ブレーキを踏んでもブレーキランプは一切反応しない

う~ん、これだけでは状況がよく分かりません。困りました。
とりあえずバッテリー上がりが心配だったので、手っ取り早くネットで調べてみることに。

すると、同じ症例がわんさか出るわ出るわ。どうやら故障の事例としては珍しくないようで、まだ確定ではありませんが、現在の状況が何となく分かってきて少し安堵しました。



運転席のフロアマットを確認してみると犯人も発見、無事確保しました。

この黒い部品(ブレーキクッション)が破損し、欠落すると、ブレーキランプのスイッチを押さなくなり、そうなるとブレーキランプが点きっぱなしになるようです。



ブレーキランプのスイッチは押すことでライトを切るもので、押されていないとライトが点灯するのです。つまりブレーキペダルを踏んでいない通常の状態ではスイッチが押されており、ブレーキを踏むと押されていたスイッチが戻り、ブレーキライトが点灯するしくみです。

よく考えてみると合理的で理にかなっていると感心しました。

とりあえず電子カタログで品番と価格を調べ、モノタロウで早速注文。情報収集から部品調達までネットで済んでしまうので、最近全く整備工場や共販へ行っていません。しかも届くまでが早い。どこも人手不足だと思うので、これぐらい簡単な修理は個人のDIYで行えばいいと思いますよ。

宅配業者の負担を増やしてしまうのは申し訳ないですが、時代の流れとしては仕方がないでしょう。せめてもと思い、留守にしない、受け取りを待たせない、ご苦労様と一言かける、を心掛けています。

日本のコンビニと宅配業者は本当に便利で頼りになります。
その割には社会的地位が低いのが残念です。特にコンビニ店員。

部品が届くまで2日かかりそうなので、その間なんとかしなくてはなりません。
破損した部品を修復可能か一度試し、使えそうなら使ってみることにします。



まずはプラリペアで試してみましたが、相性が悪いのか、古すぎて性能が劣化しているのか、ともかく全くダメでした。プラリペアを使うのも久しぶりで使い方すら忘れていました。

最近では、紫外線で硬化する接着剤をホームセンターなどで見かけますが、実際の性能はどうなのでしょうか?機会があれば試したい気持ちもありますが、コスパ的にはやや高い気もして、買うのをためらっています。

やはり自分は「迷ったら買わない」人間なのです。



次は定番の瞬間接着剤、頼れるアロンアルファで挑戦。

必ず常備しておきたい一品。



これは普通に接着できました。ただ強度的には未知数で少し不安もありました。

数日使えればOKなので、とりあえず使って試してみます。



一応元通りに取り付けられ、テールランプも正常に作動するようになりました。

作業し難い場所で、姿勢も不自然になるため、単純作業の割には苦労しました。
特に手や指が攣りそうになって、イライラして困りました。

作業手順としてはシンプルで、①ブレーキを踏んだ状態にして取り付けスペースを確保、②さらにスイッチを押した状態にし、③ようやくクッションをはめ込めます。



最初は片手でブレーキを押しながら作業していたので、片手だけでは②と③の作業がうまくいきませんでした。そこで①の作業はパンタジャッキを使うことにし、これで②と③の作業を両手で行えるようになり、すんなりはめ込めました。



これで部品が届くまでの2日間 問題なく使えました。
この部品たった一個のために… ありがたい。

こんな小さな部品でも無くなると非常に困ります。部品自体は一見何てことない平凡なものですが、全体との関わりの中ではとても重要な役割を担っている、そんな典型的なパーツです。

どこの場所に、どのような関わり方で使われているかが重要性を決定づけます。トラブルが起きて初めてこういった部品が集まって一台の車が正常に機能していることに気がつくのです



今回のトラブルの原因は、経年劣化による強度不良及び破損でしょう。素材としては少し弾力性がある樹脂で、熱の影響を受けにくいこともあってか、使用頻度が高いわりには長持ちしたと思います。22年、25万キロで破損。自分はフットブレーキを使う頻度が極端に少ないので、その影響も少なからずあるでしょう。

樹脂製品にはそろそろ注意した方がいいかもしれません。

といっても樹脂製品だらけというか、車の半分くらいは樹脂製品で出来ていそうなので、もう信頼するしかありません。特に室内はほぼ樹脂や化繊で出来ているという印象です。その点でも、直射日光がモロにあたるメーターパネル上面とか変形しないのは流石のクオリティで、パネル周辺のビビリ音とかも一切発生していません。

こういう細かい部分も含めたトヨタ車の80点主義を高く評価してあげたいです。


※ウィキペディアより

デザインもトヨタ車はすばらしいと密かに思っております。古くなっても色あせないデザイン性をしっかり保っており、流行から外れてもなお存在感を放ち、全然ダサく見えないところが素敵です。センチュリー、2000 GT、初代カローラ、初代MR2、AE86などなど。

スバルのアルシオーネは当時はインパクトがありましたが、今見るとコテコテ過ぎて少しダサく感じます。やはりトヨタ車のデザインは秀逸だと思います。セリカもいいですが85年頃のコロナクーペは特に好きです。



まとめ

停電によって電気が全く使えなくなるのも困りますが、一方でカリブのように制御不能に陥りライトが点きっぱなしになるのも困ります。電気はしっかり制御できてこそ本来の役割を果たすものなのです。

その制御に決定的な役割を果たすブレーキクッション。100円の部品でもこれだけ耐久性があるということで、やはり日本車は素晴らしい。
Posted at 2019/09/22 09:18:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリンターカリブ | 日記

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