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2022年06月30日 イイね!

『スプリンターカリブ』初年度登録から25年経過。


カリブの初年度登録は1997年6月なので25年経過しました。車に限らず何事でも、四半世紀経過すると時代の変化を感じるものです。1999年からずっとカリブに乗り続けており、自ずと最新の車との違いや大衆車の変遷ぶりを感じております。※(1999年当時は前期型カリブに乗っており、これは後期型よりも2年古い1995年製)



既に「スプリンター」の名は死語になっており、カローラの姉妹車であることを知っているのはおっさん(ミドル世代以上)もしくはカーマニアだけだと思われます。さらに「カリブ」の意味がカリブー(トナカイの北アメリカでの呼称)であることを知っているのは極少数で、一般的にはラテン系のカリブだと思われているに違いありません。なぜなら、かつて自分自身もそう思っていたので。

『スプリンターカリブ』を直訳すると「カローラの姉妹車のトナカイ」になります。4WDのみのラインナップで、走破性の高い本格的なパートタイム式4WD 機構を備え、メインターゲットが北米市場だったという当時の時代背景もあり、販売店の都合から「スプリンター」と「カリブ」をくっつけたネーミングになったのでしょう。実質的には初代カリブはターセル4WDであり、実際、販売店のしがらみのない海外ではターセル4WD(Tercel 4WD Wagon)の名称で販売されておりました。

2代目カリブからベースがカローラ・スプリンターになり、実質カローラの派生車となったことでクオリティや装備などを含め車格が一段上がり、より一般向けの4WDワゴンに進化していきました。動力部・駆動系もカローラシリーズと共通・流用となりA型エンジンの 4A-FE を搭載し、ミッションではAT専用の4WD機構ハイマチックを搭載。



3代目カリブは基本的には2代目をより成熟させたもので、発売当初は4WDのみのラインナップで登場し、カリブ=4WDのアイデンティティはしっかり継承されておりました。駆動系ではリヤサスが独立懸架となり、エンジンはよりトルクフルな1.8Lの7A-FEも登場し、快適性・走行性は向上しました。

中途2WDがラインナップに加わり、さらに4AG搭載のホットバージョンも登場。極めつけは奇抜なカラー&丸目のロッソが登場し、もはやカリブのアイデンティティは崩壊。結局、残念ながらカリブは3代目が最後になってしまいました。後継車のヴォルツ(VOLTZ)も散々な不人気車だったことしか記憶に無いくらいの薄い存在で、カリブの元オーナー達は何処へやら。トヨタ車ではフィールダーかRAV4へ流れるのが自然だと想像しますが、実際はどうだったのでしょうか?

絶大な知名度を誇るAE86の搭載エンジンが4AGということが幸いし、現在でもたまに耳にする機会があるレアな7A-FEエンジン。4AGは4A-FEベース故にシリンダーブロックの壁が薄く、強度的に拡張性がほとんど無いという、チューニングベースのエンジンとしては致命的な弱点を抱えております。パワーを上げたくてもボア径は広げられない、高回転型にしたくても強度的に難しいというジレンマ。そこで意外にもチューニングベースとして7A-FEエンジン登場。



A型エンジンの基本設計はかなり古く、おそらく半世紀近いはずです。そしてその末端が4AGや7A-FEになり、以降は可変バルブ機構を備えた次世代エンジンに替わっていきました。主に世界戦略車のカローラ用エンジンとして大きな役割を担い、信頼性・経済性・整備性に優れた大衆車向けの4気筒エンジン。地味で平凡だけれども、歴史もあり「これからも大切にしていけたらなぁ」なんて思ったり、思わなかったり。

ともかく25年経過しても好調な7A-FEエンジン。素晴らしい。エンストはこれまで一度もありません。現在も一発始動で真冬でも全く不安ナシ。完成度・耐久性・整備性の面では本当に素晴らしいものがあります。こういった安心感は絶大で、大きな長所でもあります。可変バルブ機構を備えた新型エンジンは構造がより複雑になっており、故障率が低いのは断然旧型のA型エンジンでしょう。※(前期型の頃はノーメンテだったので信号待ちでアイドル回転が下がりエンストしたことが1、2回ありました。おそらく、これはISCVの動きが悪くなっていた影響でしょう)



ということで30万㎞までは乗るつもりでおり、まだ数年はかかりそうなので、劣化し雨漏りしていたカーポートの波板をDIYで交換しました。当初はポリカーボネートの透過率の低いブロンズ色にするつもりでしたが、最終的には耐衝撃性でガラスネットを選び、カラーは店舗に在庫があったクリアになりました。8尺の波板7枚はカリブでは運べないので、軽トラを借りる必要もあり、購入時に注文するか判断に迷いが生じました。ネットで購入しにくい大型商品は、特に田舎の小さな店舗は品ぞろえが悪く不便を感じます。

交換後、やはり夏は暑いので日よけを工夫する必要があり、「ブロンズにしておけばよかったかなぁ」と若干後悔しましたが、洗濯物を干すのにはちょうどいいので日よけを工夫しながら快適に使っていくつもりです。



梅雨の時期ということで、ワイパーブレードのビビリが気になったので角度を調整しました。こんなにズレるものなのか?って思うくらい角度を曲げ修正し、全くビビらなくなり快適になりました。

熱で鉄道のレールが曲がるのと同じ原理でワイパーブレードの鉄も曲がってしまうのか?謎です。今回の作業で気がついたのが、高速でワイパー動作させると勢いでウィンドウからはみ出し気味なので、それでワイパーブレードの位置調整も同時に行いました。



25の位置が+15公差になっている理由がよく分かりました。これだけ距離を開けないと高速動作時にワイパーがガラスからはみ出してしまうのです。ゆっくりだと気がつかないので動作テストは必ずMaxスピードで行いましょう。位置の重要性が良く分かりますし、調整も結構シビアで手こずりました。



ここがベストポジションとなりました。
ワイパーブレードも意外と奥が深いと感心。
位置が適切でなかったことを反省。

【6月の走行距離】

クロスカブ 549㎞ (先月 561㎞) (先々月 441㎞)
自転車   482㎞ (先月 571㎞) (先々月 613㎞)
カリブ   237㎞ (先月 185㎞) (先々月 161㎞)

  合計 1,268㎞ (先月 1,317㎞ )(先々月 1,215㎞)

6月の走行距離は①クロスカブ②自転車③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて22日、続いて②クロスカブが19日、③カリブは9日でした。6月は梅雨の影響で車に乗る機会が若干増え、自転車の走行距離も少なめでした。クロスカブはコンスタントに安定して乗っており、もはや生活必需品で手放せません。

こんな感じで自転車・バイク・車を使い分けているので、ガソリン価格高騰の影響は少なく、ほとんど気になりません。「なんで貴重な血税を投入するの」と若干の不満はあります。それよりも電気代や生活必需品の値上がりの方が実感としてはインパクトが大きく、特に電気代の負担は大きい。



さらに今月は水道料金が通常の3倍で、まさかの9,000円超えでショックでした。原因は水漏れです。検針員の指摘で水漏れが発覚したのですが、最近は2ヶ月ごとにしか検針しないもんだから気がつくのが遅れ、その間、水を垂れ流しておりました。

自力で漏水場所を特定後に業者に連絡して修理してもらうつもりでおりますが、どうなることやら…。暑くて体力仕事は大変ですが、宝探しゲーム的な楽しさもあるかも。元栓をこまめに開閉し、漏れを最小限にとどめながら、気長に作業を進めているところです。地面の湿り具合で漏水個所を特定するのはかなり困難だと感じており、早くも行き詰ってきております… 。
Posted at 2022/06/30 23:14:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリンターカリブ | 日記

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