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2017年11月30日 イイね!

続・MTB チューブレスレディタイヤ エアー漏れ 完結?




台風の影響で 『王滝 9月』が中止になり、一旦中断していた 『チューブレスレディタイヤ エアー漏れ対策』 の続きになります。『王滝 11月』に参加し"漏れ具合"を確かめて来ました。

『王滝 9月』の中止が決定してからはタイヤはずっと放置したままで、その後、『王滝 11月』の
開催10日前頃になってから ようやくタイヤの状態を確認。

・エアー漏れが酷かった前輪はほとんど空気が抜け、ぺこぺこの状態

・正常な後輪は1.0 bar以上残っており、まったく問題なさそうでした

とりあえず前後共にエアーを補充し、改めてエアー漏れの状態を把握してみると、やはり前輪の減り方が激しく、このままではまともに使えない状態にすっかり戻ってしまっていました。

ここで、シーラントを追加することに決めたのですが、内部を掃除して一からやり直すか、このまま追加補充で済ませるのかで少し悩みましたが、最終的には追加して済ませることにしました。

シーラントの重量は増えますが大した重さではありませんし、なによりも一から作業する大変さを知っているので、心がくじけました。それに、今後のこともあるので、シーラントを追加し続けてどうなるのか様子を見てみたかったというのもあります。


改めて、これまでのエアー漏れの状況を時系列順にまとめると

   経過前  経過時間  経過後  変化圧  変化圧/時間

1st  1.8 bar   10H     1.7 bar   -0.1bar   0.01 bar

2     2.0 bar   11H     1.7 bar   -0.3 bar   0.03 bar

3     1.8 bar    3H     1.5 bar   -0.3 bar   0.10 bar  (実際に走行)

4     1.6 bar   11H     1.2 bar   -0.4 bar   0.04 bar

・ここで一度、エアー漏れに改善が見られなくなってきたのでシーラント追加

5     1.6 bar   11H     1.6 bar  ほとんど減っていない

・実走で効果を確かめるつもりでしたが、王滝中止の為、一旦中断

・この状態で50日ほど放置


6     1.8 bar   10H     1.0 bar   -0.8 bar   0.08 bar(50日 放置直後)

・ここで、このまままではまったく使い物にならないので一回分のシーラント追加

7     1.8 bar   10H     1.8 bar  ほとんど減っていない

8     1.8 bar    3H     1.8 bar  ほとんど減っていない (実際に走行)

・この万全の状態で、『王滝 11月』に臨みました



レースの方は3周回目に設定された5時間の制限時間をオーバーしてDNFでした。

実際に走った距離と時間は、メーターの走行距離で68㎞、5時間半程度でしょうか。


肝心のレースを走ったチューブレスレディタイヤのエアー漏れですが

      経過前  経過時間  経過後  変化圧  変化圧/時間

 9   1.8 bar    5.5H   1.8 bar   0.0bar    0.0 bar (『王滝 11月』で実際に走行)

・帰宅後、一週間以上室内に放置

10    1.8 bar    200H   1.6 bar  -0.2bar   0.001 bar (一週間以上室内に放置)

・ちなみに、正常なタイヤの後輪は同じ条件でこんな感じでした↓

11    1.8 bar    200H   1.7 bar  -0.1bar   0.0005 bar (一週間以上室内に放置)

完璧にエアー漏れは治まったようで、レース中もチューブ並みにほとんど減りませんでした(前後共に1.8 barで使用)。これでようやく 前後輪共にほぼ同じような状態になりました。

やったー! こんどこそ本当に完治しました。
帰宅後から一週間様子を見ていましたが、特に悪化もしていませんでした。

しかし、今後も使い続けていく限りは重量増とシーラント代がネックになってきますので、可能ならばタイヤの個体差に気がついた時点でさっさと返品交換してもらった方がいいでしょう。



大量の洗濯、バイクのメンテ、荷物整理、車内掃除と、帰宅後もやることはいっぱい。
疲労困憊で、車内から部屋へ荷物を運ぶだけで精一杯で、結局、翌日以降に行いました。

『コンチネンタル X-キング プロテクション』 まとめ

・タイヤに明らかに個体差があり、エアー漏れが酷い製品もある

・エアー漏れが酷い製品でも、シーラント処理を複数回増やすことで十分防ぐことは可能

・正常な状態では24H経ってもエアーほとんど減らないので、チューブ並みに十分実用的です

・エアー漏れが酷い製品は管理が格段に面倒になるので、さっさと返品交換してもらうのがベスト

・タイヤ自体の基本性能は高く、全く不満はありません。パンクもこれまで一度もありません

エアー漏れが酷い場合の対処法

・1.0 barくらいの低圧でシーラント作業を実施し、穴を塞ぎ、徐々に圧を上げていく

・面倒でもピンポイントにシーラントを行き渡らせ、確実に穴を塞いでいくことが重要

・これを複数回繰り返し実施することで、空気漏れは十分防げます(面倒で重量も増えますが)


買ってから随分経過してしまいましたが、ようやくタイヤの個体差を把握&克服することが出来
て満足しています。重量増とシーラント代は無駄ですが、私はこのまま返品せずに使い続けます。
これまで前輪のエアー管理が非常に煩わしかったですが、勉強代だと思うことにしました。

チューブレスレディタイヤ、しっかりした品質のものならば決して悪くありません。
以前はネガティブなイメージが強く、敬遠していましたが、実際に使ってみて考えが変化しました。
これからはもっと積極的に使っていこうかなっと思い始めています。MTBに限っての話ですが。

まあ、消耗品ですし。次のタイヤは、国産のIRCか? 
そんなことよりも、26インチサイズのカタログ落ちを心配すべきなのかもしれません。

『王滝』なんかでは、年齢層が高いこともあってか26インチのバイクを結構見かけますが、
今後はどうなっていくのでしょうか?26インチタイヤの生産と供給。

私はタイヤさえ入手できれば26インチのバイクでも全然平気だと思っているので、26インチの急激な衰退には正直イラっとしています。タイヤが自由に入手できないなんて、あり得ないですから!



今回の『王滝』の完走率を見ても、バイク性能はそんなに関係なく、基本は脚力&持久力&バイクコントロールだと思いました。機材という幻想と誘惑に惑わされずに、引き続き乗り慣れた26インチバイクを使用し、地味に基本スキルを向上させることを考ていきます。

『王滝 11月』のせいで、まだ回復しきれていません。
10日経ちますが、まだ少し変です。

心も体もバイクも凍てついたままです…。
Posted at 2017/11/30 21:55:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2017年09月13日 イイね!

MTB チューブレスレディタイヤ エアー漏れ 完結?




前回の続きになります

シーラントを入れ替えた後もエアー漏れに変化は見られず、前輪は8時間で空気圧が半減し
このままでは普通には使えない状態がまだ続いています。

前回同様、後輪は減り方が緩やかなので普通に使えます。



まず問題がある前輪のエアー漏れを詳しく調べてみました。
ホイールに傷をつけたくなかったので浴槽で作業。

やり方は、台所用の中性洗剤を使った石鹸水をスポンジに含ませてサイドウォールに満遍なくかけるというもの。エアー漏れがあればプクプクと泡が出て、漏れの状況がとても分かりやすい。



結果はサイドウォールのそこら中から泡がプクプクと発生し、その数何十ヶ所というレベル。



屋外に出して少し乾かすと、エアー漏れの穴だけ白く残るので、とても分かりやすい。

サイドウォール全体に散らばったこの白い点が全てエアー漏れの穴です。





サイドウォールからの漏れだけで8時間で空気圧が半減します。



久しぶりに動画をアップしてみました。動画で見るとなかなか説得力があります。
ちなみに5月の『王滝』はフロントタイヤはこの状態で出場し完走しました。

一応、しっかりシーラントを使い、基本に忠実に丁寧に作業したつもりなのですが、前輪だけこのような状況です。穴だらけで絶望的に思え、これなら8時間で空気圧が半減するのも納得です。

後輪はこのような漏れは全くありませんので、これがタイヤの個体差ということなのでしょう。

全く同じ作業で、一方は正常でもう片方はこんな感じというのは心情的には納得出来ません。
穴の数も異常に多いので、つい「不良品や欠陥商品じゃないの?」と疑ってしまいます。

改めて考えてみると、チューブレスレディタイヤというのはチューブレスとは違い、シーラントを使用することを前提につくられたタイヤです。そしてシーラントの使い方次第ではエアー漏れが起こることも容易に想像できます。こういったグレーゾーンがあるので白黒ハッキリさせるのが難しいという側面があります、チューブレスレディタイヤ。

この時点でまずハッキリさせたかったのが

・タイヤに問題があり、シーラント(作業も含む)には問題がないのか

・タイヤに問題はなく、シーラント(作業も含む)に問題があるのか

・現状を購入元に伝えて返品交換が可能かどうか

問い合わせた結果です

ネット通販の販売店へまず問い合わせてみました

・タイヤの状態は実物を見てみないと判断しかねるが、返品交換には応じる

・他社のタイヤでは過去に似たようなケースはあるがコンチネンタルでは無い

・チューブレスレディタイヤは個体差がある

最悪、返品交換には応じてもらえるという事だったのでまず安心しました。返品した場合の納期が現時点ではハッキリしなかったので、この時点では直ぐに返品するつもりはありませんでした。

気になったのは自分と同じようなケースがコンチネンタルタイヤでは無いと言われたことで、「不良品」や「欠陥商品」じゃないのと疑っていた自分としてはこれはちょっと意外でした。

次にコンチネンタルタイヤの販売元へ問い合わせてみました

・返品交換、その他もろもろの対応は販売店へ問い合わせて欲しい

・チューブレスレディタイヤは個体差がある

・サイドウォールからエアーが漏れるケースがあることは認識・把握している

・こういった小さな穴をシーラントで塞ぐのがチューブレスレディタイヤの特徴

・タイヤに個体差があっても大部分はシーラントで防ぐことが可能

・具体的なシーラントの使い方&穴の塞ぎ方を教えてもらいました

まず販売元の担当者の情報は的確で、自分の現状を伝えても「チューブレスレディとはこういう性質のタイヤで個体差もあります」と自信を持って説明していたのが印象的でした。その中で繰り返し強調していたのは「穴をシーラントで確実に塞ぐこと」でした。

チューブレスレディタイヤはまず、穴に確実にシーラントをいきわたらせることが重要で、そのためには通常の作業手順では十分ではないというニュアンスを受けました。

ホイールを回転させただけではシーラントは均一に流れないので、穴を確実に塞ぐとは限らない。穴があればその場所にシーラント液が溜まるようにタイヤの向きで調整するのが理想的な作業だそうです。サイドウォールの穴に対してはタイヤを横向きにして、側面部に液が溜まるようにするという感じになります。

この方法はこれまでも行っていることを伝えると、「低圧で行い穴を塞ぎながら徐々に圧を上げていくのがいい」とおっしゃり、これは初耳だったので少し驚きました。具体的な数値を聞くと1気圧くらいから作業するということで、さらに驚きました。

一般的な作業手順では一気に3.5気圧まで上げてからシーラントをいきわたらせることになっていたと思うのですが、「高圧だと逆に穴が塞がらない場合がある」という説明でした。

とにかく具体的な作業方法が聞け、大部分のケースで穴を塞ぐことは十分可能とおっしゃったので、少し希望が出てきました。今までのやり方と違う点は基本的には空気圧の違いだけですが。

早速実行してみました。



まず空気を抜いて1気圧まで下げます。

浴室に移り、石鹸水を使ってエアー漏れの穴を確認し、そこにシーラントの液が溜まるようにして数分待つ。これをひたすら繰り返していると確かに穴が塞がっていきました。

面倒でそれなりに時間もかかりましたが、確実に穴は塞がっていくのでやりがいはありました。

穴が全て塞がった後も1気圧のまま一晩置き、翌日、エアーの減りを確認して問題が無かったので1.5気圧に上げ、その後も問題が無かったので1.8気圧まで上げて10時間が経過。

フロアポンプのメーターで空気圧を確認すると、10時間で0.1気圧しか減っていませんでした。
素晴らしい!チューブ無しでこの気密性ですから、完璧に漏れは収まったと言っていいでしょう。

これでもうスローパンクタイヤとは呼びません。
チューブレスタイヤと自信を持って言える状態にようやくなりました。
タイヤの個体差への不満も、もうどこかへ吹き飛びました。コンチネンタル最高。



シーラントで穴を塞ぐために、あえて低圧で作業するのがポイントだったとは!
ほんと、目から鱗でした。

シーラントで穴を塞ぐコツを完全にマスターしたのでエアー漏れの不安は完全に払拭出来ました。
これで7~8時間の走行時間でも、ピンポイントで好みの空気圧に設定できます。

理想的な空気圧を探っていく楽しみも増えました。
1.6気圧とか、一度低圧を試してみたいですね。


2017.09.14 追記

エアーを2.0気圧まで上げてみると、11時間経過で0.3気圧低下。
石鹸水で再び漏れをチェックすると、サイドウォールからの小さな漏れを数か所確認。

どうやら2.0気圧に耐えられない穴から漏れているようで、圧を上げていくに従ってシーラントで塞いでいた穴が再び開いてしまったようです。前輪は1.8~2.0気圧を境にシーラントの保持能力がせめぎ合っているような状態でしょうか。

一旦1.0気圧まで下げ、シーラントを再度いきわたらせ、再び1.5気圧まで上げてしばらく様子を伺っています。仮にこの状態が続いたとしても、10時間で0.3気圧の低下ならば十分使えますし、実際は1.8気圧くらいで走ろうと考えているので多分大丈夫でしょう。

どちらかといえば気がかりなのは、実際に走行してタイヤに負荷がかかったときにどれだけエアーが漏れるかの方で、一度試走して確かめてから本番に臨んだ方がいいでしょう。


2017.09.16 追記

これまでのエアー漏れの状況を時系列順にまとめると

   経過前  経過時間  経過後  変化圧  変化圧/時間

1st  1.8 bar   10H     1.7 bar   -0.1bar   0.01 bar

2     2.0 bar   11H     1.7 bar   -0.3 bar   0.03 bar

3     1.8 bar    3H     1.5 bar   -0.3 bar   0.10 bar  (実際に走行)

4     1.6 bar   11H     1.2 bar   -0.4 bar   0.04 bar

ここで一度、エアー漏れに改善が見られなくなってきたのでシーラント追加

5     1.6 bar   11H     1.6 bar  ほとんど減っていない

これまで積み重ねて塞いできた膜、そこにシーラント追加の効果が現れたのか?
ともかくとても良い状態で本番に臨めそうです。

本番で果たしてどれくらい減るのか楽しみ?でもあります。
最悪の場合でも途中で一回 空気を補充すれば済むことです。

台風で中止かぁ… 。 11月に代替競技を検討中みたいです。

Posted at 2017/09/13 21:32:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2017年09月11日 イイね!

MTB チューブレスレディタイヤ シーラント交換 (4か月ぶり)




9月の『王滝100』が近づいてきたので少しずつ準備をしており、ちょうど一週間前にはチューブレスタイヤのシーラントを交換しました。正しくはチューブレスレディタイヤですが、ここでは省略。

チューブレスタイヤは今年の5月の『王滝100』から使い始め、それ以来ですから今回が4ヶ月ぶり2度目の使用になります。その間タイヤは一度も使用せずに放置していましたが、エアーの減り具合の変化を見たかったので定期的にエアーの補充だけは行っていました。

決戦ホイールに取り付けてあるので、基本的に練習で使う機会はありません。
本番直前の試走とレース本番専用のタイヤ&ホイールになります。

予想通り、エアー漏れのスピードは徐々に酷くなって行きました。
私のタイヤの場合フロントの減りが早いので一ヶ月が限度といった感じでしょうか。



4か月ぶりにタイヤをリムから外し、恐る恐る中を覗いてみるとこんな感じになっていました。

湯葉?一見そんな感じに見えますが実際はツ~ンとした臭いが漂ってグロテスク。

全体的に液体シーラントの粘度が高くなり、固体化が進んでいました。
ニオイも少しきつくなっており、これ以上放置しておくと更に大変になることが予想されます。

作業が面倒でもあまり長期間放置しておかない方がいいでしょう。



シーラントを入れ替える前に、まず古いシーラントを除去しタイヤ内側をきれいに掃除しておきます。

ニオイがきつく、この日は天気も良かったので屋外で作業しました。



古くなったシーラントは、部分的に柔らかくヌルヌルだったり、ゴムのように弾力があったり、場所によってまちまちですが、アイボリー色のコーキング剤のような色と感触をしています。

最終的に、手で剥がせる場所は剥がし、それ以外は歯ブラシでこすって取り除きました。
他の道具も使ったりして試しましたが、手と歯ブラシの組み合わせが一番やりやすかったです。



歯ブラシは酷使したのでこんなになりました。



色がアイボリーから黄色へ変化していった剥がしたシーラント。

シーラントは水に触れると化学反応を起こし、液体→個体になっていくようでした。
なので作業は、水をかけながらこすり、ボロボロになって剥がれ取るという感じになります。



ビード部分にシーラントがしっかり張り付いているので、これを手で剥がしていくのも面倒でした。

しっかりゴム状になっており、そのおかげで空気を密閉していたことが伺えます。



手を抜くとエアー漏れに関わりそうで、結局これぐらいまできれいにしました。

ここまでの作業で約2時間。これを使う度に毎回行うのか… チューブレス面倒。



タイヤを物干しに吊るして乾燥。



ホイールのリム内側も掃除したのでこれも乾かしますが、万が一落ちるとダメージが大きそうなので物干しは避けて安全第一で地面に立て掛けておきました。

天気が良かったのでタイヤもリムもあっと言う間に乾き、その後の作業もはかどりました。



これでようやく新しいシーラントを入れられます。

よくバルブから注射器のような器具で注入しているのを見かけますが、こっちの方が楽で速いと思いますけど。手で簡単にタイヤの脱着が可能なので、わざわざバルブから入れたいとは思いません。

エアーはコンプレッサーを使い一発で充填出来ました。
シーラントに関わる一連の作業にも大分慣れ、さほど煩わしく感じなくなってきました。

面倒なのはむしろエアータンクへの空気充填。



入れた後は馴染ませるためにひたすらホイールを回転させ続けます。



ついでに、買っておいた新品のカセットを取り付け。
普段は安くて重いカセットしか使いませんが、せっかくの軽量ホイールなので今回はXTグレード。

結局、今回のシーラントの入れ替え作業だけで半日も掛かってしまいました。
やっぱりチューブタイヤと比較してチューブレスは大変だと思いました。
空気管理のみでほとんどメンテナンスフリーのチューブタイヤは楽でいいです。

今回の作業で改めてチューブタイヤの良さを実感しました。

前輪のエアー漏れは相変わらず酷く、後輪のエアー漏れは緩やかといった感じで、肝心の期待していたエアー漏れの改善は見られませんでした。そっくり前回と全く同じ状況です。

これでやはり問題があるのはリムやシーラントではなくタイヤ自体だということが濃厚になりました。

どうしよう?
Posted at 2017/09/11 22:42:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2015年07月25日 イイね!

プロフィール写真のボルボは今もあの場所に在るのか気になって…



「みんカラ」のプロフィールに使っているこの写真。
昔 オーストラリアを自転車で旅行したときの一枚です。

車が趣味ではない私が「みんカラ」を始めることになり、“「みんカラ」らしく 自分らしい写真を”ということでこれを選び、今でもけっこう気に入っている一枚です。

当時の旅行中の日記によると、この日は2001年9月4日なので、アメリカ同時多発テロ事件のちょうど一週間前です。場所はオーストラリア北西部、ポートヘッドランドから東へ60kmの荒野(ブッシュ)で、一号線をデ・グレーからポートヘッドランドへ向かい、途中ここで一泊したようです。

オーストラリアは広大な国土がありますが、人口の大部分は沿岸部の大都市に集中し、内陸部の人口はとても少なく大きな都市もありません。広大な内陸部には小さな街がいくつも点在し、街と街が完全に離れていて、その間隔が100km以上ということも珍しくはなく、ナラボー平原では次の街まで1000km以上ありました。

そのため、国道沿いにはロードハウスが整備され、陸路を移動する旅行者などはそこで補給や宿泊が可能になっています。ただ自転車の場合は一日に移動できる距離が限られ、次のロードハウスまで一日でたどり着けない場合も多く、その場合は途中の荒野などでキャンプすることになります。



オーストラリア北西部は特に街が少なく、ロードハウスの間隔も長めで、補給と移動が一番大変な区間でした。毎日40℃近くまで気温も上がり、常にポリタンクに水を入れて持ち運ぶ必要があり、オーストラリアで最もワイルドで、緊張感のある充実したハードな日々が続いていました。

荒野でキャンプする場合によく利用していたのが「テルストラ」の中継所です。「テルストラ」とは日本のNTTのような存在で、中継所はどんな場所にも存在していて大変重宝しました。

中継施設は道路から少し奥に入った場所にあるので目立たず、施設の周囲は比較的フラットで草も生えていないことが多くテントの設営も楽でした。「テルストラ」の中継所さえ見つけられればその日は快適に泊まることが出来るので、荒野でキャンプする日は快適そうな中継所を探すのが日課になっていました。

状況によっては、有刺鉄線の柵を乗り越えたり… それぐらい毎日必死でした!
マットを敷いて横になっていると… 決まってアリがやってきたり!(向こうのアリは攻撃的で大変)



ボルボの前日も荒野(ブッシュ)で一泊し、やはり「テルストラ」の中継所を使っていました。そんな日々のなか、久しぶりに中継所以外で見つけた快適にキャンプ出来そうな場所がここで、しかも思いがけず車が捨ててあり、こんな場所でイスに腰をおろして座れることが夢のようで、本当に嬉しかったことをよく覚えています。それぐらい毎日、くたくたでへろへろでした。

ボンネットとドアを開けたのは私で、しっかりと元通りに直してから出発したので安心して下さい。
この写真、セルフタイマーで撮ったので私が写っています。



旅行中は毎日日記を書き、地図には泊まった場所を記し、写真もありますから、ボルボのおおよその位置は特定できそうです。それならばグーグルマップでここを特定し、あのボルボを見つけられそうな気がしてきました。


自分では当時の記憶をはっきりと覚えているつもりでしたが、当時の日記や地図や写真に照らし合わせ、改めて思い出してみると意外と曖昧だということが判明します。まず、一号線から向かって左側の道(ダート)へ入った荒野だと思っていましたが、地図に記してあるポイントは右側なので実際とは真逆でした。

しかも、この場所とは別の“似た風景の場所”と記憶がリンクしていて、いつの間にかデビルズマーブルズ周辺のスチュアートハイウェイ沿いだと思い込んでいました。

実際の場所がポートヘッドランドから東へ60kmという位置にまず驚きましたが、毎日へろへろになりながら広大な景色の中を数ヶ月移動していましたから、記憶が曖昧になるのもしかたがありません。


この黒い影が非常に怪しいです。

場所はここで間違いないと思いますので、影がボルボという可能性も十分あります。
この解像度ではギリギリ車を認識することが難しいのですが、人工物であることは間違いないと思います。そう考えると、形状的には車の可能性が高く、そうなるとやっぱりボルボだと思います。



この捨てられたボルボですが、レンタカー代わりに安い中古車を外国の旅行者が買い、調子が悪くなってここに放置という感じでしょうか。まったく動かないというわけではないけれど、このまま旅行を続けるのは無理で、連れの車がもう一台あってそれに便乗とか… 想像してしまいます。

実際にボルボかどうかは はっきりしませんでしたが、車の大きさ程の目標物を探し出せたことにはちょっと感動しました。やはりこれは、道路も地形もこれほどシンプルなオーストラリアだからこそ可能だったわけで、普通は森林か市街地のコンクリートジャングルに覆われ、これほど詳細に場所を特定することも まず不可能でしょう。

まさか本当にこの場所を探し当てられるとは… あはは。

ちなみに、オーストラリアではこの北西部がワイルドで一番好きでした。
バオバブ、乾燥した大地、奇岩、素朴な街、etc.

ボルボの位置↓
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2+%E3%80%926722+%E8%A5%BF%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%B7%9E+%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC/@-20.3516193,119.0252335,125m/data=!3m1!1e3!4m2!3m1!1s0x2b8ab7436ab2ffc7:0x400f6382479c9a0!6m1!1e1

Posted at 2015/07/25 08:52:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年07月04日 イイね!

「i pod 」バッテリー交換  後編


そして…

修理完了まで10日のはずが、集荷した3日後に届き、バッテリー交換を依頼したのになぜか新品並みの再生品が届くという、うれしい誤算続きでした。

「クリックホイール」の感度がモデルによって違うようで、届いた再生品はシリコンカバーを付けると反応しなくなったので、シリコンカバーの「クリックホイール」部をハサミで切って対応しました。

「i pod」(携帯音楽プレーヤー)ですが、色々なところで使う機会があるので、もう一台欲しい気もしますが、“どうしても欲しい”という機種がないので、もう少し待って新商品やモデルチェンジに期待します。まあ「クリックホイール」が復活するとは到底思えませんが。

他には「ウォークマン」という選択もあるのですが、「i pod」の音質に全く不満がないので、高い価格&「iTunes」が使えないデメリット以上の魅力は特に見当たりません。
本体のデザインも断然「i pod」が好きです。



音質については賛否両論、色々と言われている「i pod」ですが、自宅では常に「MDR-7506」を使用し、こういった良質のヘッドフォンを使うと癖が無く良い音で聴けるので、弱点は付属のイヤホンにあるように思えます。

「カリブ」で聴くときは音質はそんなに気にならないし、仕事中はトランスミッター使用なので音に期待するのも変ですし、自分の使い方では「i pod」の音質に全く不満はありません。

家電売り場で「ウォークマン」を試聴したときは「良い音だなぁ」とも感じましたが、「i pod」の音に慣れているせいか少し癖があるように感じたので、結局、好みだと思います。
長年「i pod」のクセのない音に慣れてしまっているので、好きなのはやっぱり「i pod」です。



再生品を使い始め、バッテリーの持ちが悪い原因が何とトランスミッター自体にあることが判明。
接続コードの接触不良のようで、うまく充電がされていなかったようです。
アマゾンで安物を買ったのですが、レビューを見るとよくある症状のようでした。

・GREEN HOUSE FMトランスミッター&充電アダプタ GH-FTC-IPOD2TK ¥ 1,650
(写真 向かって左)

さすが○○製、全く期待を裏切らない、価格相応の品質です。

今回新しく購入した製品はこれ
・ウイッチ iPod/iPhone用 FMトランスミッター(シガーソケット付属) ブラック \ 2,280
(写真 向かって右)

コードの形状が同じようで、なぜか互換性があり、どちらでも使えました。

仕事用の車は電源が24Vなので写真のコンバーターを使って12Vに変換して使っています。



当初、自分でバッテリー交換に挑戦しようとも考えていましたが、“それなりに”リスクもあったので一番確実な方法を選択しました。

結果、再生品といっても、まるで新品そのものなので、送料込み4,860円なら十分納得できる価格ではないでしょうか。

迅速な対応も好印象でした。
Posted at 2014/07/04 21:49:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記

プロフィール

「カリブ、ウォッシャ警告灯点灯。 http://cvw.jp/b/1648221/48573986/
何シテル?   07/31 23:38
よろしくお願いします。
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