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2023年06月30日 イイね!

大雨の爪痕。



今月初めの記録的大雨の翌日、様子を見に、河口に向かって川沿いにポタリングに出かけてきました。同じことやってるスーパーカブに遭遇。

河口から数十キロ離れているので、河川の水量がかなり増えていても氾濫等の被害はほとんど見られませんでした。しかし、南米の大河っぽくダイナミックで迫力がありました。



河原の公園・グラウンドも被害は免れておりました。



河口にかなり近づくと、低いエリアでは一部氾濫が見られ、この道は危険なので迂回しました。

この場所以外では、意外と、自転車は膝くらいの深さまでなら普通に走れることが分かり、車が迂回している冠水場所も乗って通ることができました。

歩いて通ることが可能なら、担いで進められるので、その点では無茶が出来ますし、そもそも電気系統とは無縁なので水に強い。渋滞とも無縁で、通常の巡航速度で移動可能で、今回のような水害時の機動力は非常に高いと感じました。確実に時速20キロで移動できるのは魅力的。



さらに河口に近づくと田んぼが広範囲に渡って冠水しており、思わず「千と千尋の神隠し」の終盤のワンシーンを連想。

さらに進むと、冠水の影響で通行できる道路が限られ、この先は進むのが難しくなっており、時間も少なかったので引き返しました。

河口付近の低い土地の被害が一番大きかったです。水没した車も数十台見かけ、冠水に弱い印象はぬぐえません。一台は中におじいさんが乗ったままで、念の為に声をかけましたが、プライドの高い頑固オヤジ的な素っ気ない反応でした。

その横を普通に走っていたから大したものです、自転車。



今度は別の日に、山間部の様子を偵察してきました。



まず、地元の主要国道が通行止めのままで、不便で今後支障が出る可能性もあり、どんな様子か気になっておりました。

自転車なので歩いて通れましたが、土砂のスケールが予想以上に大きくて驚きました。全く復旧する気配も感じられず、大変ひっそりしていたことにも驚きました。



別の日にまた偵察。こんどは、よく自転車で走っている完全舗装の林道です。



ここは迂回して通りませんでした。酷かったです。



こんなんでも通ります。



渡って、反対から撮りました。



こんなのは楽勝。



倒木が本当に多い。



ギリギリ車は通れそうですが、路肩の完全復旧は難しそう。





こんな感じで、舗装路にしてはアドベンチャー感の高いコースになっており、MTBに限って言えば、これはこれで楽しいかも。車も来ないし。

この林道は数年前から崩落と復旧を繰り返し、恒常的に工事&通行止め箇所が数か所あり、自転車・徒歩・オフロードバイクなら強引に通行できるような状態になっておりました。

それが今回の大雨で一気に被害が拡大し、自転車・徒歩でしか通れなくなり、復旧もさらに困難そうで「もう無理なんじゃないの?」って正直思っています。

台風が通過し、線状降水帯が発生しただけの、ポピュラーな気象現象でこんな被害が発生するのですから。気候が変化したと諦めるしかない。



完全舗装の比較的新しい林道でこんな状態。未舗装の林道は荒れて、まともに走れる状態ではないのでしばらく行ってません。

日本全国、山間部はどこも似たり寄ったりだと思うので、従来コースでの「SDA王滝」開催は非常に難しいと思えるのです。

【6月の走行距離】

カブ    639㎞ (先月 566㎞) (先々月 527㎞)
自転車   482㎞ (先月 363㎞) (先々月 300㎞)
カリブ   160㎞ (先月 224㎞) (先々月 359㎞)

  合計 1,281㎞ (先月 1,153㎞ )(先々月 1,186㎞ )

6月の走行距離は①カブ②自転車③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて14日、②カブが12日、③カリブが7日でした。自転車の距離が少ないですが、替わりに山歩き・その他で健康・体力維持に努めております。体重はボーダーの65㎏を行ったり来たり、そんな感じです。

本日6月30日は、カリブのオイル交換の予定日でしたが、忙しいので後日実施します。走行距離が少ないので全然平気です。

Posted at 2023/06/30 23:58:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2023年05月31日 イイね!

2023年5月のブログ。


みんカラのプロフィール画像ですが、これはNZ・豪州を自転車旅行した時のもので、自分のアイデンティティをあらわすのに相応しいと思い採用しました。

初めて自転車に乗り始めた幼少の頃から、自転車に乗ってふら~っと出かけるのが好きで、その範囲が次第に拡大していき、日本一周・海外まで行ってしまったわけですが、基本スタイルは自転車に乗って知らない風景・町を眺めながら のんびり移動するのが好きなのです。



みんカラのプロフィール画像の自転車は現在このような姿になっており、主にポタリング用として現在も現役で使用中。細めのスリック系タイヤ&軽量ホイールの組み合わせで漕ぎの軽さは抜群で、デュアルコントロールレバー採用で遊び心を持たせ、楽に上って・走れ、乗って楽しい自転車に仕上がっております。



ちなみに基本仕様はこんな感じ

・フレーム「テスタッチ ハイジ」(クロモリ タンゲMTB Wバテッド)
・ホイール「アラヤプロホイール チーム XC395」(26インチ)
・メインコンポ「シマノデオーレXT」(フロント3段×リア8段)
・サドル「ブルックス」(皮サドル)
・タイヤ「コンチネンタル コンタクトシティ」(26×1.75)

フレームはかなりレアで、MTB用のクロモリパイプを使ったランドナーとMTBを融合させたような珍しいスケルトン・仕様で、市場に出回ることはまずないでしょう。

アラヤの職人が組んだ完組ホイールも、漕ぎの軽さと絶妙な剛性感で気に入っております。ニップルがアルミだったので、保管中に経年劣化で破損し、怖いので全てブラス(真鍮)に交換して乗っております。耐久性より軽量化を重視するアルミニップルはやはり競技用です。

ブルックスの皮サドルはポジションの融通が利かないのでポジション出しに苦労します。ピラーのヤグラを削って出来るだけ後ろにしてもまだ足りないくらい。しかたないので前乗りで我慢して乗ってます。



この日はノコギリと軍手持参でポタリング。
目当ては気になっていた道路をふさぐ倒木と大量の落ち葉の除去。



随分前から走る度に邪魔で気になっていたのですが、一向に取り除かれる気配は無く、「誰も道路管理者に連絡しないの?」「地元で取り除く人は誰もいないの?」と不満気味でした。

とうとう諦めて、自分で取り除くことにしました。




思ったより木が大きくて大変でしたが、ギリギリ一人でも運べました。



この後、落ち葉を取り除きました。
だいぶスッキリして通行もしやすくなったでしょう。

この日はこれで一旦終了。あくまでもポタリングのついでなので、体力・時間と相談して残りは後日行うことに。



後日、夏日でハードな作業が予想され、スコップ・熊手も必要だったので、この日はクロスカブで来ました。とてもカブっぽい使い方。まさに働く車です。



今回は前回作業した場所の奥、コーナー付近とその先を実施。



結構重労働でしたが頑張りました。
スッキリして大満足。

この道は他にも掃除したい場所が複数あるのですが、倒木が太かったり、草が生い茂っていたり、安易に手がだせません。



そもそも、最近倒木が多い。林道や登山道でもよく目にします。

「SDA王滝」はコース維持が困難で、「従来のコースでの開催はもう無理なんじゃないか?」とさえ思えます。

【5月の走行距離】

クロスカブ 566㎞ (先月 527㎞) (先々月 523㎞)
自転車   363㎞ (先月 300㎞) (先々月 653㎞)
カリブ   224㎞ (先月 359㎞) (先々月 216㎞)

  合計 1,153㎞ (先月 1,186㎞ )(先々月 1,392㎞ )

5月の走行距離は①クロスカブ②自転車③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて16日、②クロスカブが13日、③カリブが8日でした。先月同様、自転車の距離が少ないですが、替わりに山歩き・その他で健康・体力維持に努めております。

クロスカブは毎月500㎞前後で安定して利用しており、年間6,000㎞ペースで推移し、間もなく3年経過で18,000㎞手前。



先月に続いて、5月はとても忙しく、自由な時間が少なくストレスが多い月でした。運動不足とストレスで体重管理が難しく、ボーダーの65㎏を行ったり来たりしており、梅雨入りしてさらに体重管理が難しくなりそうで厳しい。



4年前の5月初旬はこんな状態でした。

Posted at 2023/05/31 23:58:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2023年01月31日 イイね!

コロナ禍の運転免許更新。 



5年ぶりの運転免許更新に出かけてきました。
3回連続のゴールドになります。

過去全て運転免許センターに出向き、ほぼ正月休みに更新してきたので、毎回無茶苦茶混雑しておりました。今回はコロナ第8波の真っただ中にあり、まだまだ収まる気配もなく、流石に正月休みの更新はマズいと思い取りやめました。

コロナの状況を伺いつつどうしようか悩んでいるうちに免許更新を忘れてしまうのもアホなので、さっさと更新しておきたいところなのですが、密は絶対に避けたいというジレンマ。そこで今回は最寄りの警察署での更新を初めて試すことになりました。最寄りの警察署は自宅よりもさらに山間部に位置し、かなりローカルな地域・警察署なので密解消という点ではかなり期待できそうでした。

不安だったのが、事前情報が少なく古い情報も混ざっていたりで、最近の正確な情報を得られなかったことです。例えば「即日交付されない」とか、何年前の情報だよって感じ。



仕事の兼ね合いで時間が空いたこの日に突発的に出かけました。

スマートにカリブかクロスカブで出かけても良かったのですが、正月太り&運動不足解消を兼ねて自転車で行ってきました。灯油運搬で破損したキャリアもこの通り無事復活しております。

「健康は地味な努力の積み重ね」がマイ・スローガン。
なんとか65㎏以下の体重をキープ出来ております。



ベルが付いていなかったので代わりに「ダイソーのアヒルちゃん」(正式名バイシクルパフホーン)を装着。警察署に出向くので万が一ベルが無いことを指摘されると面倒なので保険のアヒルちゃんなのです。この日は風が強く行きはひたすら向かい風だったのでプロペラがグルグルと元気良く回っておりました。

この警察署を利用するのは免許更新以外でも全くの初めてで、コロナ禍で数年ぶりに通った久しぶりの方面・ルートということもあり、道路の整備が進んでいたり、前回通ったときとは随分変化しており戸惑いました。

例えば、トンネルの強度を補うためでしょうか、一部内側に厚みが増したことで歩道が狭まってギリギリ通れるくらいになっていたり、非常に走りにくくて危険で、自転車目線では全体的にストレスが増す変更になっておりました。



極めつけは、交通量の多い国道を避けるためにいつものローカルな道を選んだつもりが、終盤、想定外の通行止めになっておりました。



70年代の円谷プロ作品に出てきそうな警告音声。
過去、数々の通行止め現場に遭遇しましたが、こんなの初めて。

結局来た道を戻り、交通量が多くて歩道も整備されていない拡張工事中の国道を通るしか選択肢はありませんでした。しかもこの先は4㎞で200m上る難所なのです。その内の3㎞は190m上る6~7%の勾配で、これまで九十九折りだった道を真っすぐに改修中で、勾配は以前にも増してきつくなっており、相変わらず強風の向かい風基調でなかなか厳しかったです。



終盤が予想以上にハードで、予定より50分ほど遅れながらも無事に警察署に到着。
標高が高く、気温は多分5℃くらいしかなく、汗かいて体も冷えて寒い。

いきなり駐輪場が無くて門の壁に立てかけるという洗礼。玄関を入ると手作りと思われる木製の足踏み式の消毒器があり、踏むと足踏みが「ガタン!」と外れてしまい、手で直して再度踏み直す始末。体温測定器もいくら待っても反応せず、額ではなく手をかざすタイプだとさ。手をかざすと自転車で来たせいか冷え冷えの33℃を何度測定しても示す。低い分にはOKで問題なく通してくれました。

この時点でローカル感満載。田舎の警察署すごいわー!建物内部も昭和のまんまで警察署独特の冷たく暗い雰囲気と相まってドラマのセットのようで独特の存在・空気感でした。

肝心の更新手続きですが

①受付にハガキ・免許証を提示後、申請用紙を渡され記入する。5分
②申請用紙を記入後、再度受付に提示し、暗証番号を機械で入力・印刷。1分
③受付前の通路で待機後に別部屋(8畳ほどのプレハブ小屋)へ移動。5分ほど
④お決まりの講習(講義15分 ビデオ15分)30分きっちりで終了
⑤すぐに別室へ移動し適性検査(視力)写真撮影。3分程で終了
⑥受付で料金(3000円)支払い、同時に免許証を渡され全て終了


待ち時間は非常に少なく、講習のタイミングが良かったこともあり、大変スムーズで、玄関入ってから50分程度で帰れる感じでした。密に関しても、受付前の通路が狭くて少し密になりやすかったですが、それでもせいぜい5,6人程度しか集まらず、しかもすぐ横がドアで出入りも頻繁なので不安感はさほど感じませんでした。講習の受講者は自分も含めてたった3人しかおらず、そもそも椅子が6脚しかないことから6人定員だと思われます。

総合的に大満足の警察署での免許更新でありました。密に関しても免許センターとは雲泥の差でしょう。ゴールド免許で良かった。



帰りは追い風、下り基調、意気揚々と無事帰宅。途中買い物も済ませてのトータル4時間程の日程。程よく体重も減り、これで食事も気兼ねなく沢山食べられました。

常にクールな保険のアヒルちゃん。ホーンは一応は鳴りますが、コツがあって非常時に片手だけで鳴らすのは難しく、ほとんど飾りか魔除けのよう。プロペラは良く回るので、単調な自転車・バイクには気晴らしにはなるかも。

【1月の走行距離】

クロスカブ 673㎞ (先月 715㎞) (先々月 728㎞)
自転車   511㎞ (先月 415㎞) (先々月 286㎞)
カリブ   303㎞ (先月 489㎞) (先々月 352㎞)

  合計 1,487㎞ (先月 1,619㎞ )(先々月 1,366㎞ )

1月の走行距離は①クロスカブ②自転車③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて18日、②クロスカブが13日、③カリブが11日でした。

1年で一番寒い時期ですが、いつも通り自転車とバイクがメインで、車は短い距離ばかりをちょろっと乗る感じです。この時期にしては自転車もよく乗りました。最低気温はせいぜい‐5度程度なので、装備が充実していれば冬のバイク・自転車も割と平気で、長時間でなければそこそこ乗って楽しめます。

しかしながら、若い頃に比べて寒さに弱くなっており、特に手足が冷えやすく、この時期は毎年霜焼けに悩まされます。そんななか、バイク用に買った電熱グローブが自転車で活躍中で、これまで使ってきたどのグローブよりも快適です。

もっぱらバイクはグリップヒーターで十分こと足りており、2輪はグリップヒーターと厚くないグローブの組み合わせがベストかも。ハンドルカバーがあれば尚良し。
Posted at 2023/01/31 22:03:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2022年09月29日 イイね!

水道料金が3倍に跳ね上がった。築34年『自宅の漏水』


6月下旬、通常の3倍に跳ね上がった水道料金(9,000円)の紙を渡され、漏水が発覚。検針員に対処方を尋ねると「指定業者一覧表を渡され、その中から選んで連絡・見てもらう」とのこと。

漏水でも大小様々なケースがあり、自分で簡単に直せる場合もありそうなので、まずは室内の水回りを総点検。トイレ・浴室・洗面所・台所といった室内は全て問題なく、外もざっと点検しましたがそれらしき場所は見つかりませんでした。

漏水個所が家の外となると、見つけるのは難しいと判断し、早速、近所の指定業者に連絡し、翌日に来てもらう運びとなりました。

翌日、指定時間よりかなり早く業者が来て戸惑う。まずは室内の水回りの点検から始め、やはり室内は大丈夫でした。どうやら漏水は地中に埋まった配管の可能性が高く、こうなると漏水個所の特定も容易ではなく、高額になるケースもあり、普通に数万単位の費用がかかりそうな話を聞かされる。

イメージ的にはハイテク機器を駆使してスマートに発見できるものと思っていたので、土の湿りや音を頼りに、探って掘り返す原始的手法を聞いた時は少なからず驚きました。後で知ったのですが、一般的な水道屋と漏水個所を検知する専門家とは区別され、状況に応じて使い分けるようです。

今回依頼した水道屋の場合、具体的な作業手順としては、「埋まっている水道管を見つけ、中間辺りを一度切断・止水し、漏水エリアを半分に絞り込み、その後、地味に配管をたどって漏水を見つけていく」とのことでした。

さらに、業者も忙しいようで、基本的に肉体労働なので年齢・体力的にきついこともあり、「出来れば自分で掘ってもらえると助かる」と言われ、同情し引き受けてしまう。

こうして埋まっている水道管を自分で見つけ、中間地点を掘り、その後業者に連絡して漏水個所を特定&修理してもらう運びとなりました。「やれやれ…まさか自分で水道管を掘ることになるとは!」※ (結局、漏水箇所の発見まで自力で行い、修理のみ水道業者に依頼。暇な時間にコツコツ作業したので、漏水発見まで2ヶ月。集中して一気に作業すれば1~3日の作業内容)



自宅の建築図面を引っ張り出すも配管経路は記載されておらず、こうなると地中に埋まっている配管を元栓からたどっていくしかありません。管がひたすら直線に走っているだけなら簡単ですが、実際は曲がったり・上がったり・下がったり・向きを変え走っているのでなかなか厄介です。

一番確実なのは、水道管を元栓からたどりながら ひたすら掘り進める手法ですが、これだと時間と労力がかかり過ぎます。それなので直線部は極力掘らず、分岐や曲がっている場所を予想しながら堀るのですが、これは見当違い・見落とし・勘違いが発生しやすく、かえって発見が遅れる可能性もありリスキー。



これが実際の配管と漏水箇所ですが、このT字路を見落とした為に、かなり遠回りしてしまい、結局労力は数倍かかってしまいました。外の蛇口の存在によって翻弄された感じ。結果的には自宅の水道管の位置をほぼ把握できたこと、ついでに床下を一巡りして土台や床の状態を見られたことは有益でした。



T字路を見落としたことで経路を見失い、ほぼ正反対の台所の配管からたどってスタート地点に戻ってきて発見。掘った穴はざっと10ヶ所以上。深さは35cm前後が多く、一度掘っているせいかサクサク掘れました。らせん穴掘りSD-75と大きめマイナスドライバーが重宝しました。



床下に潜り捜索中の自分。地面に段ボールを敷き詰めると意外と楽に移動できました。あと痩せていて良かったと痛感。普段使わない筋肉を使ったりしますので意外と体力は消耗します。通気が良いせいか暑さは苦になりませんでした。

見えない所は結構適当だなぁと思ったり、通気が良くて意外と清潔だったり、シロアリや腐食は皆無だったことなど、大きな不安要素が見つからなくてまずは一安心といったところの我が家の土台でした。



こうした地味な作業を積み重ね、漏水個所を無事発見。



漏水箇所は元栓のすぐ近くにあり、水道管を元栓からたどりながらひたすら掘り進める一番確実な手法をとっていれば苦労なく見つけられたのは事実なので、多少なりとも「やってしまった感」は否めません。



後になって思えばこのT字路は怪しい要素が複数ありました。①土がかなり湿っていた。②周辺の植物の育ちが際立って良い。③水道管は基本的に建物の外周に沿って走っており、床下を経由して走っていくことは不自然。

しかし外の蛇口の存在によって、結果的に見逃がしてしまいました。

・土が湿っているのは頻繁に水道を使うから

・浴槽やトイレ等の水回りは台所周辺の一か所に集中しており、水道管を建物の下を走らせると近く・合理的に思えた

・水道管は建物外周に沿って走らせるという基本を知らなかった。


                        水道屋による配管修理中



漏水発覚から2ヶ月半後に水道屋が来て無事修理完了。

【かかった費用】

水道屋 修理代 (作業 1.5時間 配管代等含む) ¥4,000
浅香工業 金象印 Wらせん穴掘りSD-75      ¥3,464        

                      計 ¥7,464

これに、約2ヶ月間の漏水によって増えた水道料金¥6,000を加えると、トータル¥13,464となります。もっとも穴掘りSD-75 は今後もガーデニング等の庭いじりで使うつもりで購入しており、実質¥10,000ポッキリで済んだ感じ。

同じような一軒家の漏水で修理に何十万円もかかっているケースもあるようなので、それに比べたら破格の値段です。今回修理してもらった業者でも、漏水箇所の発見に時間がかかると高額になり、実際に20万円ほどかかったケースもあるとのこと。悪徳業者に頼んでしまうとぼったくられそうで、なんだか怖いですね。

漏水箇所の発見は大変ですが、難しくて専門性が求められる類の大変さではなく、地味で時間がかかったり、肉体労働的な大変さなので、基本的にはシロウトでもコツコツ作業を積み重ねていけば十分可能だと思いました。ただし、地面がコンクリ等で覆われていると専用の道具が必要になってきますので、シロウトではかなり難しいでしょう。

業者に修理を依頼する場合ですが、大々的に宣伝している大手よりも、地元の信頼できる業者に頼む方がいいでしょう。ただし地元業者は人手不足等で忙しい場合も多く、近い割にスピーディーさに欠けるかもしれませんので、その点は大目に見てあげましょう。

・漏水しても慌てて修理依頼&契約してしまわない 
・水道料金と修理代を天秤にかけ、冷静に修理プランを検討する
・自分で状況を冷静に把握・分析・観察する
・元栓の開け閉めだけでも漏水被害は多少なりとも抑えられる
・信頼できる業者を見つけることがまず重要。じっくり選ぶ
・地面が土だったり、掘れそうなら自分でチャレンジするのも有り

幸い我が家は周囲が土と砂利だけだったので助かりました。ガレージ等でのコンクリート化は、こういったケースもあるので配管の位置等を考慮し慎重に施工した方が無難で、やはり新築時にガレージを立てるのが安心ですね。



応急処置だけでも、短時間なら漏水量の90%近く減らせるので、修理するまでの間節約できます。ビニールテープでぐるぐる巻いて、さらにガムテープを巻き、タイラップできつく締める、たったこれだけでも効果絶大でした。



色々試しましたがこれが一番シンプルで効果も高かったです。両面テープは強力でもすぐに粘着力が弱まり、水回りには不向きだという事も分かりました。



今回の漏水の原因ですが、このT継手の接続部から漏れていたので、接着部の経年劣化でしょうか。やはり業者の話でも継手周辺から漏れることが多いそうです。


パイプ接続の兼ね合いもあり、この範囲まるごと交換 これで4000円は安い

基本的に塩ビ管の耐久性は高く、100年でも持つという話でした。「本当か?経年劣化とかあるだろう?」と思い半信半疑で聞いておりましたが、地中に埋まっていれば紫外線や熱の影響はほぼ皆無なので、本当ににそれぐらい持つのかもしれません。そう信じたいです。水冷だし。



今回使った道具は ①Wらせん穴掘りSD-75②大きめマイナスドライバー③潮干狩用くま手。特に①②が大活躍。それ以外で思いがけず重宝したのが、アウトドア用に買っておいた蛇口付きのポリタンクです。台所に置いて水道蛇口として使え、元栓を閉めたままに出来ました。非常時に断水した時も重宝しそう。

水道料金の減免は結局利用しませんでした。4000円程戻って来る計算でしたが、減免の手続きに1万円程度かかるらしいので諦めました。ちなみに減免手続きは指定業者しか行えないとのことでした(個人では不可)。

2ヶ月間不自由な節水生活していたことで水の有り難さを以前よりも実感しております。もちろん水道使用量も以前の低水準に戻り、2ヶ月で2000円程度を予想。

※2023年2月27日追記
その後、水道料金は2,500円前後に戻り、安定しております。
この程度の漏水でも実際の漏水量は通常の5~6倍ありました。
(使用水量通常は10~13㎥ → 55~57㎥)
今回の件があり、水道料金の体系が良く分かり勉強になりました。
自治体によって料金の差があるので、そこは注意して下さい。



Posted at 2022/09/29 19:39:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2022年03月31日 イイね!

さよならガラケー。よろしくガラホ。バイバイ3G。


auの3G回線停波に伴い、3G対応機種が2022年3月31で使えなくなるということで、残り一ヶ月のタイミングで機種変更することに…。

1年ほど前から「重要なお知らせ」なる封筒がauから数回届いておりましたが、今使っているガラケーに愛着もあり、機種変更はギリギリまで先延ばししておりました。いよいよ残り一ヶ月近くなり「さすがにギリギリ過ぎるのもマズい」と思い、2月中に機種変更するノルマを自分に課し、ようやく真剣に機種変更の選定に入りました。

正直、機種変更すら煩わしい。面倒なので郵送で機種変更可能な「かんたんケータイ」にするつもりでしたが、投函期限が2月8日までと勘違いし、とっくに期限を過ぎていると思い込んでしまったのです。投函期限が2月8日は昨年度届いた案内のもので、実際は2月28日まで大丈夫でした。

こういった勘違いが発端で、煩わしい電話での機種変更に入ることになり、こうなると、機種変更も簡単な「かんたんケータイ」にする理由は無く、他の機種も選択肢に入ってきます。

気になっていた「インフォバーXV」の料金を尋ねると「何と!機種代金実質0円」。無難な二つ折り携帯とで少し迷いましたが、外観のデザインがシンプルで好みだったこと、キー配列・操作性が非常に似ており「届いてすぐ使えそう」という理由でインフォバーXVに決定。色は3色ありましたが、おっさんなので実質「ナスコン」しか選択肢はナシ。

ところが…一筋縄にはいきませんでした。インフォバーXVは電話では機種変更出来ないと言われ、わざわざ実店舗の地元auショップに出かける羽目に。さらに実店舗にも在庫が無く「現在は製造中止で、auオンラインショップには在庫があり、そこで機種変更してください」と店員に促されて帰宅。自宅PCから「auオンラインショップ」にアクセスするも、初めての利用でログインに手間取り、原因不明のエラーメッセージが出て手続きに入れない。しょうがないので、再び煩わしい電話での機種変更に入るのですが、「電話では機種変更出来ない。auオンラインショップでしか機種変更出来ない」の繰り返しで、らちが明かない。

「そもそも、電話で機種変更が出来ないって?利用者目線ではあり得ないレベルで不便過ぎ。閉口&不満だらけ。」3Gガラケーで十分満足していれば尚更。

一旦冷静になり、時間を置いたらなぜか?「auオンラインショップ」へのログインに成功し、それ以降インフォバーXVの購入・機種変更はスムーズに出来ました。が、こんどは料金プランの選択で問題が発生し、再度、煩わしい電話で問い合わせする羽目に。「auオンラインショップ」では設定時にVKプランSに「ダブル定額」がセットメニューになってしまい省けないことが判明。それ以外にも「LTE NET」が強制加入となってしまい、結果、料金が倍近く高くなってしまうのです。

機種変更後に、もう一度電話対応で「ダブル定額」と「LTE NET」を省くプラン変更の手間が必要になりますが、一応は機種変更前と同じ料金(998円)に出来ることが判明し安堵。しかし…このシステムは、まるで強制加入に誘導しているようで「なんだかなぁ」と気分を害されました。スマホへの誘導だったり、複雑な料金プランだったり、携帯電話会社の闇を感じる一面でした。

ここまでの一連の手続きでかなりストレスが溜まりました。
auに限った話ではありませんが、電話サポート対応はストレスが凄い!!
待ち時間が長過ぎ。本人確認が煩わしくてクドイ。

今回のインフォバーXVへの機種変更に伴う出費

・機種代金 0円(3G回線停波に伴う機種変更なので、対象機種は実質無料)
・毎月の利用料 998円 VKプランS(「ダブル定額」「LTE NET」は無し)
・手数料等 0円(「全部自分で行う羽目になった」というのが正直なところ)

実質余分な出費は発生せずに機種変更が行え、利用料金もこれまでと全く同じです。3Gガラケーの頃からネット関連のオプションは全て省き、通話とCメールのみで運用し、これで必要十分でした。初めて携帯を使い始めた20代の頃から通話専用機として割り切って使っており、ネット環境は自宅や職場に整っていれば十分で、現在でもこれで特に困るということはありません。外泊時はミニノートを持参し、数日ならこれで必要十分です。

とにかく電話がちゃんと出来る、通話に特化した携帯電話が欲しいだけ。
音楽はiPod。ネットや動画はPC。写真はデジカメ。個々で使い分けたい。
なので、この機会にスマホデビューする気は全く無かったです。



数日後に新機種が宅配便で届き、初めての経験でしたが、取説を見ながら回線切り替え手続きも自分で行い、無事以前のように通話ができる状態になりました。

新しい機種インフォバーXVを実際に使用した感想。

サイズはほぼ同じで重量が若干増えた感じ。操作は全般的に違和感なくすんなり可能でしたが、丸みを帯びた旧型のような包み込むような大らかさは無く、ボデーサイドを手で支えながらポチポチ操作している感じはクールで現代的な印象。キー配列はほとんど同じで、キーのサイズも特に問題なく、従来通り普通に使えました。

違和感があったのが着信音で、従来のオーソドックスなものから「テクノっぽい」電子音になり、着信音量を最大に設定しても従来より聞こえにくくなり、着信に気がつかないことが数回ありました。この点が少し不満で、やはり着信音は重要なので従来通りの電話らしい音がいいです。現在は少しずつ慣れてきて割と平気になってきました。

ネット接続&アプリダウンロードが当り前の時代の機種なので、標準装備の機能は旧型に比べシンプルで、それ故に変更可能な機能もごく限られてきます。設定・セッティングはインフォバー2の方が充実しており、いじり甲斐がありました。丸みを帯びたインフォバー2のデザインも名残惜しい。



ともかく、ほぼ従来と同じ感覚で通話でき、まずは一安心。デザインや手になじむフィーリングは前のインフォバー2の方が好きでしたが、これはこれでインフォバーらしさにあふれ、まずまず気に入っており、及第点の出来。どうやら液晶サイズに制約があり、キー配列が小さいこのようなデザインになったようです。液晶画面の大型化が進み、小さいサイズで高機能な液晶が入手出来なかったようです。

そういった制約のなかでインフォバーらしいシンプルでデザイン性の高い機種を出した熱意は感じられ、一定の評価はできます。私は特別インフォバーシリーズにこだわりがある訳では無く、「シンプリ-603SI 」のようなシンプルなデザインのストレート型携帯が好きなだけ。

一番最初に所有した携帯は「TH661 by 富士通」で、どうやらこの頃から好みは変わっていないようです。当時はやや奇抜な機種でしたが、自分はデザインに一目惚れし、とても気に入って使っておりました。まるでトランシーバーをデフォルトしたような外観で、「パコっ」てフタが開いて小さいキー配列を操作する玩具っぽさも粋でした。



待ち受け画面もそっくり入れ替えてほぼ同じ外観と操作性。ほとんど仕事用の通話専用機なんで通話絡みの機能さえしっかりしていればOKなのです。

私の感覚では、スマホの機種代金が数万円とか通話料金数千円とか、住む世界が違うくらいに感じます。反面、スマホ&LINEにどっぷりの人間からすれば、通話そのものが面倒らしく、どうやら「ガラケーは変人が使うもの」らしいです。

利用する人間も含めてガラパゴスってことかな♪

ネット環境は生活に必要不可欠で大いに利用しており、大賛成です。アマゾンもプライムビデオもユーチューブも大好きです。しかし常に手放さず、どこででも利用するというのには疑問を感じます。

携帯電話の名の元に普及した超小型パソコンがスマホ。そして所かまわず常にパソコンを操作しながら生活している日常が常態化。スマホ操作の為に駐停車している車も目につくようになりました。

スマホが問題になるのは、操作中は周りに気配りや配慮が行えないこと。問題の多くはこの配慮不足に起因し、あらゆる分野・場所で問題を生じていくことでしょう。その結果、以前よりも住みにくい社会になってしまうかもしれません。

ネット上の人間関係に縛られるのも非常に問題だと感じます。多くの学生がネットの人間関係に縛られ、スマホから目が離せない状況に陥っているのは辛そう。自分の学生時代を振り返ってみると、学校の人間関係から解放される自宅等での時間は自由で気楽でもあり、ほっとしたものです。また自分と向き合うという面でも大変貴重でした。携帯電話はもちろんのこと、自宅に固定電話すら無い家庭も少数ですが存在しておりました。



支払いは現金が一番確実で、特に不便もありません。万が一への備えもクレジットカードが1枚あればOK。これまで出番はないけどね!


【3月の走行距離】

クロスカブ 554㎞ (先月 493㎞)
自転車   492㎞ (先月 342㎞)
カリブ   337㎞ (先月 285㎞)

   合計 1,383㎞ (先月 1,120㎞)

ガソリン価格が高騰しておりますが、日常のメインの乗り物がクロスカブなのでさほど気になりません。カリブに給油するときは気になり、そもそもカブシリーズの満タンで数百円の感覚に慣れているので数千円はインパクトが大きい。

それよりも暖房用の灯油代の方がはるかに高額で、この冬は灯油代だけで一ヶ月2万前後ですから痛い。灯油代に比べたら我が家のガソリン代なんてたかが知れており、年間を通して比較しても灯油代とガソリン代は同程度かも。消費量に関してはもしかしたら灯油の方が多いくらいかも。

温暖化抑制目的で脱化石燃料化&EV推進しておりますが、なぜか暖房器具に関しては電気ストーブの推奨は全く聞かない。この辺りに核心が見え隠れしていると同時に難しさも垣間見れるようです。

「ぽかぽか灯油の暖房を使うことは罪ですか?」


Posted at 2022/03/31 22:55:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記

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