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2023年08月31日 イイね!

3年ぶりの上臈岩。


お盆休み、衝動的に上臈岩へ行ってきました。

初めて登ったのが3年前で、見事に分岐点を見過ごして、後日リベンジを果たした記憶はバッチリ焼き付いております。もう分岐点を見過ごすことはないでしょう。



前回はシュートン沢林道まで自転車でしたが、今回は「県民の森」駐車場まではスーパカブで行き、そこから明治100年の先のシュートン沢林道までひたすらてくてく歩きました。林道の終点から一気に北尾根まで登り、そこから東尾根へ進むとすぐに「分かり難い分岐点」があり、ここの分岐さえ間違えなければ大丈夫。

2回目なので精神的には楽勝のはずでしたが、体力的には猛暑だったこともあり、意外とハードに感じました。やはりアプローチが自転車だった前回は楽でしたね。



上臈岩群一帯は起伏が激しく迷路のような地形で、結構歩かされて体力を消耗します。暑くて脱水気味で衣類は汗でビチャビチャでした。

普段自転車ばかり乗っているので意外と気がつきませんが、自転車は空冷で熱中症になりにくいです。時速20~30キロで巡行する冷却効果は大きく、日なたの草刈りの方が危険だと感じます。



後日、鳳来湖から眺めてきました。

体を動かす気持ちよさはバイクでは味わえない。
速度域と気楽でフリーダムなフィーリングも自転車ならでは。



遠くから眺めても良し。登って眺めるも良し。二度楽しめる上臈岩。

【8月の走行距離】

クロスカブ  384㎞
カブ( JA07 ) 327㎞

カブ合計   711㎞ (先月 696㎞) (先々月 639㎞)
自転車    712㎞ (先月 623㎞) (先々月 482㎞)
カリブ    108㎞ (先月 122㎞) (先々月 160㎞)

  合計 1,531㎞ (先月 1,441㎞ )(先々月 1,281㎞ )

8月の走行距離は僅差で①自転車②カブ③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて21日、②カブが20日、③カリブはたったの5日で、走行距離も108㎞たらず。昨日の時点で90㎞だったので、本日マイカー通勤して距離を稼ぎました。先月「今後はもう少し積極的に車に乗るようにします。」と言っておきながら、さらに距離が減ったのは雨天が多く乗ると車が汚れるのを嫌ってのこと。

スーパーカブ(JA07)なら汚れても平気なので、雨の日の移動でも重宝しております。しかし、20年前のゴアテックスのカッパを久しぶりに着ましたが、強烈な土砂降りでは中が結構濡れました。やはり防水性が衰えているようで、買い替えないと。

相変わらず体重管理に苦労しており、ボーダーの65㎏を行ったり来たりです。

急遽増車することになったスーパーカブの整備を優先していることもあり、カリブをいじる時間がありません!「自転車数台のメンテもしなくちゃ」と思いつつ手が回りません。やり繰りが大変で忙しいです。

優先順位としては、①スーパーカブの冬支度&雨の日仕様化&快適化 ②自転車のメンテ ③カリブとクロスカブは現状で調子よくメンテは後回しになりがち。



Posted at 2023/08/31 23:55:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2023年06月30日 イイね!

大雨の爪痕。



今月初めの記録的大雨の翌日、様子を見に、河口に向かって川沿いにポタリングに出かけてきました。同じことやってるスーパーカブに遭遇。

河口から数十キロ離れているので、河川の水量がかなり増えていても氾濫等の被害はほとんど見られませんでした。しかし、南米の大河っぽくダイナミックで迫力がありました。



河原の公園・グラウンドも被害は免れておりました。



河口にかなり近づくと、低いエリアでは一部氾濫が見られ、この道は危険なので迂回しました。

この場所以外では、意外と、自転車は膝くらいの深さまでなら普通に走れることが分かり、車が迂回している冠水場所も乗って通ることができました。

歩いて通ることが可能なら、担いで進められるので、その点では無茶が出来ますし、そもそも電気系統とは無縁なので水に強い。渋滞とも無縁で、通常の巡航速度で移動可能で、今回のような水害時の機動力は非常に高いと感じました。確実に時速20キロで移動できるのは魅力的。



さらに河口に近づくと田んぼが広範囲に渡って冠水しており、思わず「千と千尋の神隠し」の終盤のワンシーンを連想。

さらに進むと、冠水の影響で通行できる道路が限られ、この先は進むのが難しくなっており、時間も少なかったので引き返しました。

河口付近の低い土地の被害が一番大きかったです。水没した車も数十台見かけ、冠水に弱い印象はぬぐえません。一台は中におじいさんが乗ったままで、念の為に声をかけましたが、プライドの高い頑固オヤジ的な素っ気ない反応でした。

その横を普通に走っていたから大したものです、自転車。



今度は別の日に、山間部の様子を偵察してきました。



まず、地元の主要国道が通行止めのままで、不便で今後支障が出る可能性もあり、どんな様子か気になっておりました。

自転車なので歩いて通れましたが、土砂のスケールが予想以上に大きくて驚きました。全く復旧する気配も感じられず、大変ひっそりしていたことにも驚きました。



別の日にまた偵察。こんどは、よく自転車で走っている完全舗装の林道です。



ここは迂回して通りませんでした。酷かったです。



こんなんでも通ります。



渡って、反対から撮りました。



こんなのは楽勝。



倒木が本当に多い。



ギリギリ車は通れそうですが、路肩の完全復旧は難しそう。





こんな感じで、舗装路にしてはアドベンチャー感の高いコースになっており、MTBに限って言えば、これはこれで楽しいかも。車も来ないし。

この林道は数年前から崩落と復旧を繰り返し、恒常的に工事&通行止め箇所が数か所あり、自転車・徒歩・オフロードバイクなら強引に通行できるような状態になっておりました。

それが今回の大雨で一気に被害が拡大し、自転車・徒歩でしか通れなくなり、復旧もさらに困難そうで「もう無理なんじゃないの?」って正直思っています。

台風が通過し、線状降水帯が発生しただけの、ポピュラーな気象現象でこんな被害が発生するのですから。気候が変化したと諦めるしかない。



完全舗装の比較的新しい林道でこんな状態。未舗装の林道は荒れて、まともに走れる状態ではないのでしばらく行ってません。

日本全国、山間部はどこも似たり寄ったりだと思うので、従来コースでの「SDA王滝」開催は非常に難しいと思えるのです。

【6月の走行距離】

カブ    639㎞ (先月 566㎞) (先々月 527㎞)
自転車   482㎞ (先月 363㎞) (先々月 300㎞)
カリブ   160㎞ (先月 224㎞) (先々月 359㎞)

  合計 1,281㎞ (先月 1,153㎞ )(先々月 1,186㎞ )

6月の走行距離は①カブ②自転車③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて14日、②カブが12日、③カリブが7日でした。自転車の距離が少ないですが、替わりに山歩き・その他で健康・体力維持に努めております。体重はボーダーの65㎏を行ったり来たり、そんな感じです。

本日6月30日は、カリブのオイル交換の予定日でしたが、忙しいので後日実施します。走行距離が少ないので全然平気です。

Posted at 2023/06/30 23:58:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2023年05月31日 イイね!

2023年5月のブログ。


みんカラのプロフィール画像ですが、これはNZ・豪州を自転車旅行した時のもので、自分のアイデンティティをあらわすのに相応しいと思い採用しました。

初めて自転車に乗り始めた幼少の頃から、自転車に乗ってふら~っと出かけるのが好きで、その範囲が次第に拡大していき、日本一周・海外まで行ってしまったわけですが、基本スタイルは自転車に乗って知らない風景・町を眺めながら のんびり移動するのが好きなのです。



みんカラのプロフィール画像の自転車は現在このような姿になっており、主にポタリング用として現在も現役で使用中。細めのスリック系タイヤ&軽量ホイールの組み合わせで漕ぎの軽さは抜群で、デュアルコントロールレバー採用で遊び心を持たせ、楽に上って・走れ、乗って楽しい自転車に仕上がっております。



ちなみに基本仕様はこんな感じ

・フレーム「テスタッチ ハイジ」(クロモリ タンゲMTB Wバテッド)
・ホイール「アラヤプロホイール チーム XC395」(26インチ)
・メインコンポ「シマノデオーレXT」(フロント3段×リア8段)
・サドル「ブルックス」(皮サドル)
・タイヤ「コンチネンタル コンタクトシティ」(26×1.75)

フレームはかなりレアで、MTB用のクロモリパイプを使ったランドナーとMTBを融合させたような珍しいスケルトン・仕様で、市場に出回ることはまずないでしょう。

アラヤの職人が組んだ完組ホイールも、漕ぎの軽さと絶妙な剛性感で気に入っております。ニップルがアルミだったので、保管中に経年劣化で破損し、怖いので全てブラス(真鍮)に交換して乗っております。耐久性より軽量化を重視するアルミニップルはやはり競技用です。

ブルックスの皮サドルはポジションの融通が利かないのでポジション出しに苦労します。ピラーのヤグラを削って出来るだけ後ろにしてもまだ足りないくらい。しかたないので前乗りで我慢して乗ってます。



この日はノコギリと軍手持参でポタリング。
目当ては気になっていた道路をふさぐ倒木と大量の落ち葉の除去。



随分前から走る度に邪魔で気になっていたのですが、一向に取り除かれる気配は無く、「誰も道路管理者に連絡しないの?」「地元で取り除く人は誰もいないの?」と不満気味でした。

とうとう諦めて、自分で取り除くことにしました。




思ったより木が大きくて大変でしたが、ギリギリ一人でも運べました。



この後、落ち葉を取り除きました。
だいぶスッキリして通行もしやすくなったでしょう。

この日はこれで一旦終了。あくまでもポタリングのついでなので、体力・時間と相談して残りは後日行うことに。



後日、夏日でハードな作業が予想され、スコップ・熊手も必要だったので、この日はクロスカブで来ました。とてもカブっぽい使い方。まさに働く車です。



今回は前回作業した場所の奥、コーナー付近とその先を実施。



結構重労働でしたが頑張りました。
スッキリして大満足。

この道は他にも掃除したい場所が複数あるのですが、倒木が太かったり、草が生い茂っていたり、安易に手がだせません。



そもそも、最近倒木が多い。林道や登山道でもよく目にします。

「SDA王滝」はコース維持が困難で、「従来のコースでの開催はもう無理なんじゃないか?」とさえ思えます。

【5月の走行距離】

クロスカブ 566㎞ (先月 527㎞) (先々月 523㎞)
自転車   363㎞ (先月 300㎞) (先々月 653㎞)
カリブ   224㎞ (先月 359㎞) (先々月 216㎞)

  合計 1,153㎞ (先月 1,186㎞ )(先々月 1,392㎞ )

5月の走行距離は①クロスカブ②自転車③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて16日、②クロスカブが13日、③カリブが8日でした。先月同様、自転車の距離が少ないですが、替わりに山歩き・その他で健康・体力維持に努めております。

クロスカブは毎月500㎞前後で安定して利用しており、年間6,000㎞ペースで推移し、間もなく3年経過で18,000㎞手前。



先月に続いて、5月はとても忙しく、自由な時間が少なくストレスが多い月でした。運動不足とストレスで体重管理が難しく、ボーダーの65㎏を行ったり来たりしており、梅雨入りしてさらに体重管理が難しくなりそうで厳しい。



4年前の5月初旬はこんな状態でした。

Posted at 2023/05/31 23:58:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2023年01月31日 イイね!

コロナ禍の運転免許更新。 



5年ぶりの運転免許更新に出かけてきました。
3回連続のゴールドになります。

過去全て運転免許センターに出向き、ほぼ正月休みに更新してきたので、毎回無茶苦茶混雑しておりました。今回はコロナ第8波の真っただ中にあり、まだまだ収まる気配もなく、流石に正月休みの更新はマズいと思い取りやめました。

コロナの状況を伺いつつどうしようか悩んでいるうちに免許更新を忘れてしまうのもアホなので、さっさと更新しておきたいところなのですが、密は絶対に避けたいというジレンマ。そこで今回は最寄りの警察署での更新を初めて試すことになりました。最寄りの警察署は自宅よりもさらに山間部に位置し、かなりローカルな地域・警察署なので密解消という点ではかなり期待できそうでした。

不安だったのが、事前情報が少なく古い情報も混ざっていたりで、最近の正確な情報を得られなかったことです。例えば「即日交付されない」とか、何年前の情報だよって感じ。



仕事の兼ね合いで時間が空いたこの日に突発的に出かけました。

スマートにカリブかクロスカブで出かけても良かったのですが、正月太り&運動不足解消を兼ねて自転車で行ってきました。灯油運搬で破損したキャリアもこの通り無事復活しております。

「健康は地味な努力の積み重ね」がマイ・スローガン。
なんとか65㎏以下の体重をキープ出来ております。



ベルが付いていなかったので代わりに「ダイソーのアヒルちゃん」(正式名バイシクルパフホーン)を装着。警察署に出向くので万が一ベルが無いことを指摘されると面倒なので保険のアヒルちゃんなのです。この日は風が強く行きはひたすら向かい風だったのでプロペラがグルグルと元気良く回っておりました。

この警察署を利用するのは免許更新以外でも全くの初めてで、コロナ禍で数年ぶりに通った久しぶりの方面・ルートということもあり、道路の整備が進んでいたり、前回通ったときとは随分変化しており戸惑いました。

例えば、トンネルの強度を補うためでしょうか、一部内側に厚みが増したことで歩道が狭まってギリギリ通れるくらいになっていたり、非常に走りにくくて危険で、自転車目線では全体的にストレスが増す変更になっておりました。



極めつけは、交通量の多い国道を避けるためにいつものローカルな道を選んだつもりが、終盤、想定外の通行止めになっておりました。



70年代の円谷プロ作品に出てきそうな警告音声。
過去、数々の通行止め現場に遭遇しましたが、こんなの初めて。

結局来た道を戻り、交通量が多くて歩道も整備されていない拡張工事中の国道を通るしか選択肢はありませんでした。しかもこの先は4㎞で200m上る難所なのです。その内の3㎞は190m上る6~7%の勾配で、これまで九十九折りだった道を真っすぐに改修中で、勾配は以前にも増してきつくなっており、相変わらず強風の向かい風基調でなかなか厳しかったです。



終盤が予想以上にハードで、予定より50分ほど遅れながらも無事に警察署に到着。
標高が高く、気温は多分5℃くらいしかなく、汗かいて体も冷えて寒い。

いきなり駐輪場が無くて門の壁に立てかけるという洗礼。玄関を入ると手作りと思われる木製の足踏み式の消毒器があり、踏むと足踏みが「ガタン!」と外れてしまい、手で直して再度踏み直す始末。体温測定器もいくら待っても反応せず、額ではなく手をかざすタイプだとさ。手をかざすと自転車で来たせいか冷え冷えの33℃を何度測定しても示す。低い分にはOKで問題なく通してくれました。

この時点でローカル感満載。田舎の警察署すごいわー!建物内部も昭和のまんまで警察署独特の冷たく暗い雰囲気と相まってドラマのセットのようで独特の存在・空気感でした。

肝心の更新手続きですが

①受付にハガキ・免許証を提示後、申請用紙を渡され記入する。5分
②申請用紙を記入後、再度受付に提示し、暗証番号を機械で入力・印刷。1分
③受付前の通路で待機後に別部屋(8畳ほどのプレハブ小屋)へ移動。5分ほど
④お決まりの講習(講義15分 ビデオ15分)30分きっちりで終了
⑤すぐに別室へ移動し適性検査(視力)写真撮影。3分程で終了
⑥受付で料金(3000円)支払い、同時に免許証を渡され全て終了


待ち時間は非常に少なく、講習のタイミングが良かったこともあり、大変スムーズで、玄関入ってから50分程度で帰れる感じでした。密に関しても、受付前の通路が狭くて少し密になりやすかったですが、それでもせいぜい5,6人程度しか集まらず、しかもすぐ横がドアで出入りも頻繁なので不安感はさほど感じませんでした。講習の受講者は自分も含めてたった3人しかおらず、そもそも椅子が6脚しかないことから6人定員だと思われます。

総合的に大満足の警察署での免許更新でありました。密に関しても免許センターとは雲泥の差でしょう。ゴールド免許で良かった。



帰りは追い風、下り基調、意気揚々と無事帰宅。途中買い物も済ませてのトータル4時間程の日程。程よく体重も減り、これで食事も気兼ねなく沢山食べられました。

常にクールな保険のアヒルちゃん。ホーンは一応は鳴りますが、コツがあって非常時に片手だけで鳴らすのは難しく、ほとんど飾りか魔除けのよう。プロペラは良く回るので、単調な自転車・バイクには気晴らしにはなるかも。

【1月の走行距離】

クロスカブ 673㎞ (先月 715㎞) (先々月 728㎞)
自転車   511㎞ (先月 415㎞) (先々月 286㎞)
カリブ   303㎞ (先月 489㎞) (先々月 352㎞)

  合計 1,487㎞ (先月 1,619㎞ )(先々月 1,366㎞ )

1月の走行距離は①クロスカブ②自転車③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて18日、②クロスカブが13日、③カリブが11日でした。

1年で一番寒い時期ですが、いつも通り自転車とバイクがメインで、車は短い距離ばかりをちょろっと乗る感じです。この時期にしては自転車もよく乗りました。最低気温はせいぜい‐5度程度なので、装備が充実していれば冬のバイク・自転車も割と平気で、長時間でなければそこそこ乗って楽しめます。

しかしながら、若い頃に比べて寒さに弱くなっており、特に手足が冷えやすく、この時期は毎年霜焼けに悩まされます。そんななか、バイク用に買った電熱グローブが自転車で活躍中で、これまで使ってきたどのグローブよりも快適です。

もっぱらバイクはグリップヒーターで十分こと足りており、2輪はグリップヒーターと厚くないグローブの組み合わせがベストかも。ハンドルカバーがあれば尚良し。
Posted at 2023/01/31 22:03:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2022年09月29日 イイね!

水道料金が3倍に跳ね上がった。築34年『自宅の漏水』


6月下旬、通常の3倍に跳ね上がった水道料金(9,000円)の紙を渡され、漏水が発覚。検針員に対処方を尋ねると「指定業者一覧表を渡され、その中から選んで連絡・見てもらう」とのこと。

漏水でも大小様々なケースがあり、自分で簡単に直せる場合もありそうなので、まずは室内の水回りを総点検。トイレ・浴室・洗面所・台所といった室内は全て問題なく、外もざっと点検しましたがそれらしき場所は見つかりませんでした。

漏水個所が家の外となると、見つけるのは難しいと判断し、早速、近所の指定業者に連絡し、翌日に来てもらう運びとなりました。

翌日、指定時間よりかなり早く業者が来て戸惑う。まずは室内の水回りの点検から始め、やはり室内は大丈夫でした。どうやら漏水は地中に埋まった配管の可能性が高く、こうなると漏水個所の特定も容易ではなく、高額になるケースもあり、普通に数万単位の費用がかかりそうな話を聞かされる。

イメージ的にはハイテク機器を駆使してスマートに発見できるものと思っていたので、土の湿りや音を頼りに、探って掘り返す原始的手法を聞いた時は少なからず驚きました。後で知ったのですが、一般的な水道屋と漏水個所を検知する専門家とは区別され、状況に応じて使い分けるようです。

今回依頼した水道屋の場合、具体的な作業手順としては、「埋まっている水道管を見つけ、中間辺りを一度切断・止水し、漏水エリアを半分に絞り込み、その後、地味に配管をたどって漏水を見つけていく」とのことでした。

さらに、業者も忙しいようで、基本的に肉体労働なので年齢・体力的にきついこともあり、「出来れば自分で掘ってもらえると助かる」と言われ、同情し引き受けてしまう。

こうして埋まっている水道管を自分で見つけ、中間地点を掘り、その後業者に連絡して漏水個所を特定&修理してもらう運びとなりました。「やれやれ…まさか自分で水道管を掘ることになるとは!」※ (結局、漏水箇所の発見まで自力で行い、修理のみ水道業者に依頼。暇な時間にコツコツ作業したので、漏水発見まで2ヶ月。集中して一気に作業すれば1~3日の作業内容)



自宅の建築図面を引っ張り出すも配管経路は記載されておらず、こうなると地中に埋まっている配管を元栓からたどっていくしかありません。管がひたすら直線に走っているだけなら簡単ですが、実際は曲がったり・上がったり・下がったり・向きを変え走っているのでなかなか厄介です。

一番確実なのは、水道管を元栓からたどりながら ひたすら掘り進める手法ですが、これだと時間と労力がかかり過ぎます。それなので直線部は極力掘らず、分岐や曲がっている場所を予想しながら堀るのですが、これは見当違い・見落とし・勘違いが発生しやすく、かえって発見が遅れる可能性もありリスキー。



これが実際の配管と漏水箇所ですが、このT字路を見落とした為に、かなり遠回りしてしまい、結局労力は数倍かかってしまいました。外の蛇口の存在によって翻弄された感じ。結果的には自宅の水道管の位置をほぼ把握できたこと、ついでに床下を一巡りして土台や床の状態を見られたことは有益でした。



T字路を見落としたことで経路を見失い、ほぼ正反対の台所の配管からたどってスタート地点に戻ってきて発見。掘った穴はざっと10ヶ所以上。深さは35cm前後が多く、一度掘っているせいかサクサク掘れました。らせん穴掘りSD-75と大きめマイナスドライバーが重宝しました。



床下に潜り捜索中の自分。地面に段ボールを敷き詰めると意外と楽に移動できました。あと痩せていて良かったと痛感。普段使わない筋肉を使ったりしますので意外と体力は消耗します。通気が良いせいか暑さは苦になりませんでした。

見えない所は結構適当だなぁと思ったり、通気が良くて意外と清潔だったり、シロアリや腐食は皆無だったことなど、大きな不安要素が見つからなくてまずは一安心といったところの我が家の土台でした。



こうした地味な作業を積み重ね、漏水個所を無事発見。



漏水箇所は元栓のすぐ近くにあり、水道管を元栓からたどりながらひたすら掘り進める一番確実な手法をとっていれば苦労なく見つけられたのは事実なので、多少なりとも「やってしまった感」は否めません。



後になって思えばこのT字路は怪しい要素が複数ありました。①土がかなり湿っていた。②周辺の植物の育ちが際立って良い。③水道管は基本的に建物の外周に沿って走っており、床下を経由して走っていくことは不自然。

しかし外の蛇口の存在によって、結果的に見逃がしてしまいました。

・土が湿っているのは頻繁に水道を使うから

・浴槽やトイレ等の水回りは台所周辺の一か所に集中しており、水道管を建物の下を走らせると近く・合理的に思えた

・水道管は建物外周に沿って走らせるという基本を知らなかった。


                        水道屋による配管修理中



漏水発覚から2ヶ月半後に水道屋が来て無事修理完了。

【かかった費用】

水道屋 修理代 (作業 1.5時間 配管代等含む) ¥4,000
浅香工業 金象印 Wらせん穴掘りSD-75      ¥3,464        

                      計 ¥7,464

これに、約2ヶ月間の漏水によって増えた水道料金¥6,000を加えると、トータル¥13,464となります。もっとも穴掘りSD-75 は今後もガーデニング等の庭いじりで使うつもりで購入しており、実質¥10,000ポッキリで済んだ感じ。

同じような一軒家の漏水で修理に何十万円もかかっているケースもあるようなので、それに比べたら破格の値段です。今回修理してもらった業者でも、漏水箇所の発見に時間がかかると高額になり、実際に20万円ほどかかったケースもあるとのこと。悪徳業者に頼んでしまうとぼったくられそうで、なんだか怖いですね。

漏水箇所の発見は大変ですが、難しくて専門性が求められる類の大変さではなく、地味で時間がかかったり、肉体労働的な大変さなので、基本的にはシロウトでもコツコツ作業を積み重ねていけば十分可能だと思いました。ただし、地面がコンクリ等で覆われていると専用の道具が必要になってきますので、シロウトではかなり難しいでしょう。

業者に修理を依頼する場合ですが、大々的に宣伝している大手よりも、地元の信頼できる業者に頼む方がいいでしょう。ただし地元業者は人手不足等で忙しい場合も多く、近い割にスピーディーさに欠けるかもしれませんので、その点は大目に見てあげましょう。

・漏水しても慌てて修理依頼&契約してしまわない 
・水道料金と修理代を天秤にかけ、冷静に修理プランを検討する
・自分で状況を冷静に把握・分析・観察する
・元栓の開け閉めだけでも漏水被害は多少なりとも抑えられる
・信頼できる業者を見つけることがまず重要。じっくり選ぶ
・地面が土だったり、掘れそうなら自分でチャレンジするのも有り

幸い我が家は周囲が土と砂利だけだったので助かりました。ガレージ等でのコンクリート化は、こういったケースもあるので配管の位置等を考慮し慎重に施工した方が無難で、やはり新築時にガレージを立てるのが安心ですね。



応急処置だけでも、短時間なら漏水量の90%近く減らせるので、修理するまでの間節約できます。ビニールテープでぐるぐる巻いて、さらにガムテープを巻き、タイラップできつく締める、たったこれだけでも効果絶大でした。



色々試しましたがこれが一番シンプルで効果も高かったです。両面テープは強力でもすぐに粘着力が弱まり、水回りには不向きだという事も分かりました。



今回の漏水の原因ですが、このT継手の接続部から漏れていたので、接着部の経年劣化でしょうか。やはり業者の話でも継手周辺から漏れることが多いそうです。


パイプ接続の兼ね合いもあり、この範囲まるごと交換 これで4000円は安い

基本的に塩ビ管の耐久性は高く、100年でも持つという話でした。「本当か?経年劣化とかあるだろう?」と思い半信半疑で聞いておりましたが、地中に埋まっていれば紫外線や熱の影響はほぼ皆無なので、本当ににそれぐらい持つのかもしれません。そう信じたいです。水冷だし。



今回使った道具は ①Wらせん穴掘りSD-75②大きめマイナスドライバー③潮干狩用くま手。特に①②が大活躍。それ以外で思いがけず重宝したのが、アウトドア用に買っておいた蛇口付きのポリタンクです。台所に置いて水道蛇口として使え、元栓を閉めたままに出来ました。非常時に断水した時も重宝しそう。

水道料金の減免は結局利用しませんでした。4000円程戻って来る計算でしたが、減免の手続きに1万円程度かかるらしいので諦めました。ちなみに減免手続きは指定業者しか行えないとのことでした(個人では不可)。

2ヶ月間不自由な節水生活していたことで水の有り難さを以前よりも実感しております。もちろん水道使用量も以前の低水準に戻り、2ヶ月で2000円程度を予想。

※2023年2月27日追記
その後、水道料金は2,500円前後に戻り、安定しております。
この程度の漏水でも実際の漏水量は通常の5~6倍ありました。
(使用水量通常は10~13㎥ → 55~57㎥)
今回の件があり、水道料金の体系が良く分かり勉強になりました。
自治体によって料金の差があるので、そこは注意して下さい。



Posted at 2022/09/29 19:39:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記

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