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2020年12月31日 イイね!

ママチャリで灯油の買い出し。



新年を前に、本日大晦日の新型コロナの感染者数は非常にインパクトがありました。来年は厳しそう。関東圏の広がりが特にすごく、出来れば近づきたくないですが、どうしても仕事で行く機会が出てくるので今から警戒しています。

12月に入り急に寒くなり灯油を買う機会も一気に増加。我が家の暖房はファンヒーター一択なので灯油は必要不可欠です。昨年までは灯油の買い出しといえばカリブでしたが、クロスカブが来てからはカブで買いに行くことがほとんどで、カリブの出番は他の用事のついでに買う時ぐらいでしょうか。



ガソリン以上に灯油は店によって価格差が大きく、リッター10~20円違うので、20Lで100~200円の価格差が生じ、その差は結構大きい。それで最安店まで足を運ぶのですが、田舎ということもあって店までが結構遠い。その点でも燃費の良いクロスカブは大変重宝します。

それとは別に、寒くなると外出や自転車に乗る機会が減り、運動不足&体重増加になりがちで、どうしても健康面での不安が出てきます。特に今年はコロナの影響をモロに受け、体重がじわじわと増えて現在も困っております。

それで外出機会の動機づけ&運動不足解消&ついでにコスト削減で「灯油の買い出しに自転車でいけないだろうか?」と考えた次第です。



まずはママチャリで「案ずるより産むが易し」の精神で挑戦。
カゴに20Lの灯油タンクがスッポリ収まるので灯油向き。

目指すはバイパスにあるセルフではないスタンド。往復30㎞あります。
自分の感覚ではこの距離は「すぐそこ」「軽い運動」「ポタリング感覚」です。
普段から自転車に乗り慣れていない人にとっては「結構な距離」らしいです。

まずは給油中の様子から。ママチャリならではの頑丈なセンタースタンドのおかげで不安なく給油可能です。ただし、給油が進むに従い後輪荷重になり、前輪が浮き上がって左右に動きやすいので、これでバランスを崩しやすくなるのでここは要注意です。車体とほぼ同じ重量20㎏を高い位置に積載することはかなり不安定なので、地面が傾斜していたり強風の日は特に注意が必要です。

帰りの走行の様子。運転にはかな~り気を遣います。基本は車体を極力傾けずに曲がる直立のリーンインのイメージ。サスペンションはないので路面の凹凸に気を遣い、臨機応変に速度を加減しないといけません。かといって低速になり過ぎると不安定で危険なので、低速でもふらつかない運転スキルと自在に速度を上げられる脚力も必要です。ママチャリなのでお決まりの3段変速しかなく、しかも重めのギヤ構成なので、これは結構なハンデになります。田舎の道は起伏が多く、重いママチャリ+20㎏積載を自在に走らせるには脚力と運転スキルが必要です。それか無いなら押して歩く根性が必要。致命的なのが乗降しやすさを優先させたフレーム(U型)の剛性不足で、ダイヤモンド形状のフレームに比べて非常に柔く、たわみます。

総評。乗り慣れていないと結構難しいです。無理なら、帰りは押して歩くのが無難です。総重量40㎏の自転車を片道15㎞押して歩けますか?それか電動アシスト自転車が非常に向いていると思います。パワーがあって、元々が重くて重心も低く、車体剛性も高そう。子どもを乗せるよりも大人しい灯油の方がはるかに楽でしょう。



下駄代わりの二代目「BS スパイダー」を灯油も含めた買い物仕様に変更。
※自転車本体は あえてパーツ変更せずオリジナルのまま

まずは押入れに眠っていたトピークのフロントバッグを取り付け。10年以上前に買って結局使わずじまいだったものを再利用。リアキャリアも取り付け、これでサイドバッグが取り付けられます。



ママチャリから一時的にカゴを移し替え、良ければカゴを新たに買い足し取り付ける予定。見るからにバランスが良くないですね!



人生初?のセンタースタンドも取り付け。この商品は高さ調整可能で、チェーンラインとの干渉を防げそうなので選びました。結果、全く問題なかったです。このセンタースタンドが無いと灯油の買い出しは困難なので必須アイテムです。

目指すは前回買いに行ったバイパスの店ではなく、さらに先にある市内最安値のセルフスタンド。ここは水洗い洗車が200円なので、洗車する時は毎回ここを利用。往復約38㎞と遠いのが欠点で、往復1時間50分かかります。



給油中の様子から。一応は給油可能ですがバランスを崩しやすいので目が離せません。同じセンタースタンドでもBB後方に取り付けるタイプと後輪軸に取り付けるママチャリの頑丈なタイプとでは安定感がかなり違います。出来れば常に片手をハンドルに添えておきたいくらいに不安でした。地面がフラットでしっかりし、風もなければ一応は自立するので、使う場所を選べばちゃんと使えます。この日は寒くて風も強めだったので、用を足して写真を撮るだけでもヒヤヒヤしていました。短時間だったので一応は大丈夫でしたが、強風一発で倒れる危うさは常にあります。



走行中の様子。気は遣いますがママチャリに比べればかなり快適になりました。車体が軽く剛性が高いので、まず走りが軽くて速度コントロールも楽です。2×6段変速なので上り坂は軽いギヤを選べ楽ですし、下りや平坦も適切なギヤを選んで速度を乗せられ、結果として巡航速度が上がり、無理な姿勢による体への変な負担も減りました。ママチャリはポジジョンに無理があり、いつもの乗車姿勢やペダリングが出来ないのも結構ストレスで、ここが改善されるだけでも随分変わります。(ママチャリはピラーが短かすぎてサドルが低すぎ。ハンドルも近くて高い)



今回一番気になったのが灯油の積載位置で、明らかにリヤキャリアとの兼ね合いでバランスが悪く、段差を通過する時はかなり気を遣いました。ここは改善の余地がありますが、サドル位置との関係もありどうしようか悩むところ。



押入れに保管してあった別のリアキャリアに交換するといい感じに荷台が後方にシフト。OGKの大型バスケットを新たに購入し取り付けていい感じにまとまりました。買い物カゴを丸ごと入れられて実用性もアップ。



これが現在の仕様です。片道15分程度の買い物ならこれで十分です。
これぐらいの距離だとかえってバイクや車の方が面倒に感じられます。



本日大晦日。さっそく灯油を買いに行って乗り味を試してきました。荒れた天候で、気温が低く強風で、途中から雪が舞う状況。正午をだいぶ過ぎており、往復30㎞のバイパス店にしておきました。ハンドルカバーとシューズカバーは必須で、-5度対応のフル装備で丁度いい感じでした。これくらい寒いと2時間以上は走りたくないです。



走行中の挙動がかなり良くなりました。へんな揺らぎが無くなり、灯油と車体との一体感が出てきて、スピードを乗せて「スパっ」とコーナーを曲がっても暴れなくなりました。慣性でグイグイ進み、ランドナーに荷物積んで走っている感覚に近くなり、爽快感もあってママチャリとは別物です。チューブを使った固定バンドもいい仕事してます。

車が普及したせいで、自転車で灯油を買いに行く人はめっきり少なくなりましたよね。最近見たことないです。車があって、バイクもあって、家から遠いのに、お金に困っている訳でもなく、ケチっているのとも違い、自分の場合は散歩ついでに買い物してくる感覚の延長なのですよ。

【12月の走行距離】

クロスカブ 165㎞
自転車   483㎞
カリブ   330㎞

合計 978㎞

【ガソリン代】

カリブ    3900円(31.4L)燃費 10.5㎞ / 1リッター
クロスカブ  382円 (3.1L)燃費 53.3㎞ / 1リッター

合計 4282円(34.5L)総合燃費 14.3㎞ / 1リッター

師走という事で、先月に比べて今月は車を使う機会が増えました。一方、急に寒くなった影響でクロスカブに乗る機会はぐっと減り、その分自転車で買い物等の用事を済ませることが増えました。体重がじわじわと増加し続け、危機感から積極的に自転車に乗る機会を増やしたこともあり、今月は自転車の走行距離が一番多くなりました。去年12月のガソリン代が 8250円(59.1L)と、今月のガソリン代は二分の一程度になっております。コロナとクロスカブ効果ですね。

ちなみに、室内でのローラ練習は計算には含めておりません。それを含めるともっと走っておりますが、その割には体重が全然減らず困ってます。理由はたくさん食べるから。食べるのを我慢するのが嫌いなので、それなら運動した方がずっといいと考えます。特に甘いものが大好きで好きなだけ食べます。

過去のクロスカブの燃費計算で誤差が判明し、サイコンとメータとの誤差分だけズレが生じており、実際の燃費よりも良い数字が出ていました。今後はオドメーターの数字と燃料で燃費計算していきます。余り乗らないので、その検証もし難い状況で、正確な詳細は不明。冬場は一ヶ月に一回給油すれば十分なのです。

そうそう、例年ならカリブのオイル交換を実施しているはずですが、8月以降走行距離が激減しており、その影響でオイルの量も汚れもまだ大丈夫なのです。それで無理しないで、暇な時にいつでも実施できるかなぁと。こんな天候ですし。一応本日ゲージだけ確認しましたがやっぱり大丈夫でした。6ヶ月の交換サイクルは都合が良いので、これは変えるつもりはなく、多分新年早々にでも交換することになるでしょう。

Posted at 2020/12/31 21:47:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2020年11月30日 イイね!

クロスカブで灯油の買い出し&その他雑感。

明日からもう12月ですか。今年もあっと言う間の1年でしたね。
どんな年末年始になり、いったい来年はどうなっているのでしょう?



11月までは比較的快適にバイクに乗れており、日中の暖かい時間を選べば全然平気です。ただ、気温20℃の日中でも川沿いの日陰とは雲泥の差がありますので服装には気を遣います。

クロスカブの燃費も秋以降は60㎞台に下がってきました。寒いので長距離乗らないし、暖機時間も若干増え、気温が高い方が燃費はいいのは間違いなさそうです。結局フロントのスプロケは15Tのままで、激坂は物足りませんが、その分平地の55キロ巡行が楽なので捨てがたいのです。

先日初めてクロスカブで灯油を買いに行ってきましたが、思いのほか普通でした。ポリタンクを荷台に乗せたまま給油できるので運ぶ手間が省け、自分もスタッフも楽ちんです。帰りはローカルな下道を通ってみましたが、凸凹道では多少サスペンションがぼよんぼよん跳ねるものの概ね平気でした。

荷台にコンテナ+出光の20Lポリタンク、この組み合わせなら不安なく灯油を買いに行けます。コンテナの荷台への固定はタイラップ(10ヶ所くらい)だけですが、太めのゴムバンドを併用していることもあり、これまでのところ不安はありません。適度にタイラップがズレたり、力が10ヶ所で分散されることで、かえって良いのかもしれません。本来は位置決め目的の暫定的固定でしたが、手軽で、安上がりで、頑丈で、意外といいです。



灯油以外の買い物もしたかったので、余っていた自転車用のサイドバックを試しに取り付けてみました。シンプルにSカンで固定させただけですが、普通の買い物程度の重量なら十分使えます。このバックは20年以上前の『オーストリッチS7』で、防水では無いですが造りが比較的しっかりしており、前後左右用、全部で4ケあります。

真冬用の装備として準備したのは、ズボンは南海のオーバーパンツ、上着はダウン。モコモコになりますが50キロ程度のスピードではさほど苦にならず、その点でもカブは気楽でいいです。そもそも寒いとスピード出せないのでカブはちょうどいいです。バイクは寒ければ着込めば済みますが、バイクから降りた時に暑く感じるので、意外と状況に合わせた温度バランスが難しいです。



小物入れが欲しかったので、絣の小物入れをハンドル下部に取り付けました。
主に財布と携帯を入れ、たまにペットボトルや缶コーヒーを入れたりもします。
あまりゴチャゴチャ付けるのが嫌なので、これぐらいが丁度いいです。

油温計もタコメーターもシフトインジケーターもサイコンも順調に機能しており快適です。現状で特に不満はありませんが、ハザードがあれば便利だとは思います。ハザード化は色々と面倒そうなので多分このままです。ノーマルのカチカチ音が無くなると困るのでそれが一番の理由です。

クロスカブと比べるとカリブは標準で当たり前のように色んなものが付いていて、ほんと有り難く感じます。どうしてバイクは標準でついていないのか不思議?最低でもシフトインジケーターは是非標準装備して欲しい。



キズ防止対策として鍵の下に透明の保護シートを貼りました。
ここは傷が付きやすくキーホルダーの素材にも気を遣います。



足が当たりやすいこの場所にも貼りました。
ここは乗る度に靴底の汚れやキズが付きやすく、乗車時に毎回気を遣います。



使ったのはこのテープ。【3M 表面保護テープ 331 透明 50mm幅x10m】
接着力が弱いのがミソで、クロスカブ以外でも色んな場所で使えそうです。
エンジンの両サイド、ステップ周辺にも貼っておきました。



最近めっきりカリブを見かけなくなりました。数年前まではちらほら見かけましたが、一気に減った感じがします。それでもまだ地元では2台のカリブを見かけ、その内の一台は95Gで、かれこれ30年前の車です。カインズでたまに見かけたあの95Gで、他県ナンバーですがどうやら意外と近くに住んでいるようです。近いといっても田舎なので半径25㎞圏内とかですが。

今のところ自分も車を買い替える気は全くありません。

カリブの燃費の悪さもクロスカブと併用することで相殺され、総合的な燃費ではほとんど最新のエコカー並みになり、全くエコにはこだわってはいませんが、古い車に乗っていても堂々と胸を張れるエコカーライフを送れていると思います。

現状、このようにエコカーの必要性を全く感じておらず、むしろ車の買い替えに伴って発生するであろうネガティブな部分の方が心配で、以前よりも「このまま古い車を修理して乗り続けた方がいい」と思うようになってきました。

最近の車のネガティブに感じる点

・構造が複雑化し、車体が大きく重く、車両価格も高い
・整備性も悪く、DIYに向かない
・電子的な部分での進歩が著しく、ついていけず、不安で、かえって余計かも
・手頃なサイズのワゴンの選択肢が少なく、ミニバンを選ばざるを得ない
・↑こういった事情から、新車よりも適度に古い年式の中古車に魅力を感じます
・↑だったら「このまま修理して乗り続けた方がいい」という結論に落ち着く

たまにカリブに乗り続けている理由を聞かれると面倒なので、「まだ十分乗れるから。もったいないから。」とさらっと答えます。


『ウィキペディア(Wikipedia)より参照

最近話題になったり目にする機会があった二台の多走行車への率直な感想を簡潔に書きます。「私はこの二台をこう見る」です。

【 伊藤かずえ シーマ 】

・初代シーマはいい車。日産ではY30セドリックと共に好き
・塗装費100万円の見積もり金額にためらってDIYで父が塗ったのには苦笑い
・その塗装の仕上がり具合が中途半端で、もう一度苦笑い
・探せば60万円くらいで出来そうなので、是非キレイな外観を維持して欲しい
・全てディーラーに任せっきりのようで、言いなりで、維持費用は高額そう
・自分のカリブの方が断然美しい外観だと、ひいき目無しで思いました

【 ユーチューブで見た『85万㎞走行のプロボックス』】

・トラック並みの85万㎞走行というのは結構凄いと思いました
・エンジンを30万㎞ごとに交換しており、三機目ということで納得
・プロボックスの1NZエンジンの耐久性30万㎞はさほど高くはない
・それ以前のA型エンジン、1.5Lなら5Aの方が耐久性は高いでしょう
・MTのミッション無交換というのは耐久性の高さを物語っています
・歯車・ギヤというのは耐久性が非常に高いことが分かりました
・ハイエースとプロボックスが特別耐久性が高いとは思いません
・滅多にそこまで乗る人が少ないだけです
・カローラ・ランクル・クラウン・RAV4・カムリ…いっぱいあります
・カリブの7Aエンジンは30万㎞は楽勝だと思っています
・もし今乗り替えるならプロボックスかなあ(CVT以外の4ATか5F)

【11月の走行距離】

クロスカブ 376㎞
自転車   258㎞
カリブ   209㎞

合計 843㎞

【ガソリン代】

カリブ    2668円(22.1L)
クロスカブ  739円 (5.8L)

合計 3482円(27.9L)総合燃費 20.9㎞ / 1リッター

先月同様、ガソリン代は三分の一程度で推移しております。
カブは自転車と同じ道を走れるので、遠回りでもストレスを避けられていいです。
田舎は年寄りばっかりでほんとストレスが溜まります。
スーパー等でマスクをしていないのはほぼ中高年の男性。
回りを見渡していても車依存が深刻で、メタボ&不健康な人も多いです。

個人的な最新のトレンドは原付二種とマイカーを上手に併用すること(+自転車が入ると直良し)。趣味性と経済性を両立させ、健康的で、無理せず日常を楽しんでいるか?です。

なんかバタバタしてまとまりがありません。

Posted at 2020/11/30 23:11:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2020年10月31日 イイね!

鳳来湖(宇連ダム) 上臈岩へ登ってきた。



鳳来湖(宇連ダム)といえば昨年5月に貯水率0%が話題になり、実際に現地に出向いて干上がった湖底を散策したのが記憶に新しいところですが、今回はずっと以前から気になっていた鳳来湖の岩(上臈岩)に登ってきました。



おさらいすると、2019年5月の鳳来湖はこんな感じでした。
まるで猿の惑星のロケ地のよう。



ひときわ目立つこの岩が上臈岩です。
正確には上臈岩群で、いくつかの岩の集まりになっております。
調べると、どうやら県民の森側からみなさん登っているようです。
コロナの影響もあり、今回ようやく実現しました。



上臈岩へのアプローチは県民の森からが一般的で、今回私もそうしました。
シュートン沢まで自転車で行き、そこから山登りです。

F900まだ現役です。ヘッドショックがエアー式ではないエラストマー式で、当時のキャノンデールのフレームは品質が高く頑丈で壊れません。放置期間も含めて、かれこれ20年乗ってます。(2000年当時に定価20万くらいの試乗車を8万で購入)

上臈岩へは別ルートとして、鳳来湖の奥からも行けるようですが、行くまでに距離があり、駐車スペースも少なく、ルート的にも大変そうです。



シュートン沢から急峻な壁を登っていくと北尾根に出ます。そこから東尾根へと向かうのですが、途中にある上臈岩への分岐地点を通り過ぎてしまいます。



その少し先の景観が開けた場所で鳳来湖のダムが見えてきました。

ここで誤った判断をしてしまいます。「こんなにダムが近いのはおかしい」「本当は東尾根方面ではなく、反対の北尾根方面へ進むべきだったのでは?」。こうして目の前にある上臈岩への分岐地点を再び通り過ぎ、来た道をまた戻ってしまいます。



ここの上臈岩への分岐地点は看板等が一切ないので、事前に情報をしっかり仕入れておかないとうっかり通りすぎてしまう可能性があります。特にスマホを持たない自分のようなタイプは現地で検索・ルート修正が効かないので注意が必要です。

今回自分は「有名な上臈岩へのルートなので、分岐地点に地図や目印ぐらいあるだろう」とすっかり思い込んでおり、「まさかこんなに間違いやすい場所に看板等が一切ない訳がない」と疑うことなく呑気に尾根を進んでいたのです。



行ったことがある方はご存じだと思いますが、この東尾根から北尾根にかけてのルートはタフなコースになっており、本格的な登山のトレーニングに十分使えそうなハードコースです。

県民の森は管理用の車道は初心者向きですが、一歩山に入るとどこも急峻です。範囲が広くルートも自由に選択可能なので上級者でも十分楽しめる懐の深さがあります。また、宇連山経由で自然歩道にも合流可能で、本格的な距離の縦走も楽しめます。

もっともこの区間は、鳳来寺山経由で宇連山とその先に行く方がルート的にはバラエティに富んで楽しめます。鳳来寺山は東照宮のその先の奥がまったくの別世界になっており、初めて行った時は感動しました。鳳来寺山は非常に険しい難易度の高い山なので、ハシゴ場等がないととても危険なのが分かります。



結局、宇連山の看板がある地点まできてしまいました。

この日は出発が遅く時間に余裕がなかったので、途中から「分岐地点を通りすぎたな」と思いながらも北尾根をどんどん進み、上臈岩は諦めてトレーニングだと割り切って山歩きを堪能することにしました。

この後は下石の滝まで壁のような山道を一気に下り、林道に出てシュートン沢に戻りました。トータル2時間20分のいいトレーニングが出来ました。

初めての上臈岩は道に迷って撃沈という意外な結果になりました。
後日再挑戦することに。



そして再挑戦の日。前回の帰宅後にしっかり情報収集したので今回は大丈夫です。
前回同様、今回もシュートン沢まで自転車移動です。



北尾根を東尾根方面へ進み18分で分岐地点へ到着。
「こんなに近くにあったなんて…」
「看板ぐらい設置しておいて欲しかったよ」



分岐地点を曲がってしばらくすると第一展望所が出現。
ここからはしっかり看板があるという摩訶不思議な道。



続いて第二展望所。



奥に橋が見え、その横にある建物がキャンプ場になっています。

登山やクライミングや釣り客向けに一定の需要があるようです。非常に静かな場所なのでクロスカブでソロキャンプするのもいいかも。近くの集落にファミマとホームセンターがあるので一泊程度なら全然困らないでしょう。



途中、馬の背を通らないと行けません。中程度の高所恐怖症なので馬の背と名の付く場所は大抵苦手で、ここも結構怖かったです。上臈岩は怖ければ近寄らなければ済みますが、その点ではこの馬の背を通る時が一番怖かったかもしれません。



シュートン沢登り口から上臈岩までは片道約40分でした。
ここからあちこちの岩まで行ったり戻ったりするのに結構時間がかかります。



現地は複雑な地形になっていますが、親切な地図がこまめに設置してあるおかげで迷うことはまずありません。暗くなってくると非常に危険なので夕方以降は入らない方が無難です。小さい子も危ないです。柵とか一切ありません。









下の上臈からの眺めが一番よさげでした。
恐くて、這いつくばっても崖下を覗きこめませんでした。



裏の上臈も結構怖かったです。
ここも恐くて、崖下を覗きこめませんでした。



往復2時間でシュートン沢まで無事戻ってこれました。
山登りもトレーニングにいいと思いました。

県民の森駐車場から7時間くらいかけて往復する人もいますが、
このコースが一番簡単に上臈岩まで行けそうです。

ここからは今月のまとめです。

【10月の走行距離】

クロスカブ 384㎞
自転車   380㎞
カリブ   204㎞

合計 986㎞

【ガソリン代】

カリブ    2750円(22.5L)
クロスカブ  732円 (5.7L)

合計 3482円(28.2L)

【クロスカブの燃費】

1回目の給油が 71㎞
2回目の給油が67.5㎞

初めて70㎞を切りました。これは短距離の街乗りばかりなのと、気温が低くなってきたせいでしょう。油温も全然上がりません。

平均月1万円超えていたガソリン代が三分の一程度になっております。
これから本格的に寒くなり、車に乗る機会も増えてくるはずで、真冬のガソリン代がどの程度になるのか興味津々。



バイクはやっぱり寒いですね。自転車とは速度が倍近く違い、体が温まらない点でも大きく違います。防寒対策をしっかりしないと冬のバイクライフはきつそう。若い頃は冬でも平気で乗っていられたけど、車の快適さを知ってしまった現在は多分無理。

自転車用の-5℃対応の真冬用防寒上着がクラスカブでは秋用にしかならない。
一通りバイク用ウェアを揃える必要がありそうです。

とりあえず、効果絶大なのを自転車で知っているのでハンドルカバーは買っておきました。レッグシールドを付けてしまうと『普通のカブ』になってしまうので多分付けない。

Posted at 2020/10/31 18:24:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2020年04月30日 イイね!

昨年のGWが懐かしい、2020年の春。


2019年5月 大阪 淀川

明日からGWが始まりますが、自粛のため予定は全てキャンセル。本来ならビワイチして大阪に行く予定でいましたが、今年はさすがにそんな状況ではなく、おとなしく自宅で過ごすことに。ここ10年以上続けてGWは大阪で過ごしており、なんだか変な気分のGW期間です。

去年のGWもビワイチ後に大阪入り。楽しかったレンタルサイクルでの市内ポタリング。今年は大阪の風景や人々の姿を見られません。平和な昨年の写真を見ていると現在の状況が悪夢のようです。平凡な日常はいつ戻ってくるのでしょう…

現在までのところ外出に特に制約はありません。田舎なので基本的に人口は少なくあまり密集しませんし、マイカー移動が殆どなので、ほぼ普段どおりの生活が送れています。買い物の回数を減らしたり、密集しそうな状況を避けるくらい。

春の『SDA王滝』も実質中止となり、自転車に乗るモチベーションも低下気味。小休止というか、引きこもっていたい気分で、辛うじて最低限度の体力と健康は維持しているという状況。一応、8月の『乗鞍ヒルクライム』はエントリーしていますが、実際に開催されるのかも不明でモチベーションも湧いてきません。ダラダラしないようにギリギリ踏ん張っているというのが正直なところ。

しばらくはスポーツどころでは… スポーツ選手は大変そう。 

リーマンショックの時がそうでしたが、不況になると『自転車が趣味で良かった!』と実感します。今回の騒動&自粛でもストレス解消や運動不足解消に非常に役立っており、身近でも、自転車でぶらぶらしている子どもや学生を、以前よりもよく見かけるようになりました。みんな時間を持て余し、行き場を失っているようです。休校や自粛による社会全体のストレスは相当なものだと想像します。こういった背景もあり、今後ますます自転車の魅力が見直され、需要も増えていくでしょう。



我が家は、一部屋が自転車置き場兼作業室。もう一部屋はローラー用に使っています。一軒家なので騒音も気にせず、環境的にはかなり恵まれているかと。体力維持は基本自転車通勤でキープし、室内でのローラーは雨天やジテ通できないときの補助です。室内は安全で快適で映画見ながら練習できるのがいいです。反面、ローラーは地味で単調であまり楽しさはありません。自分は元々競技指向は薄く、自転車は楽しむための乗り物やツールだと考えており、最近は特に歳のせいもありLSD的な走りしかしません。



これまで通り通勤は自転車で、最近はエチケットとしてマスクを着用するようになりました。ネットで「マスク無しランナー」が話題になったりしてますので、空気を読んでそうしています。マスク着用は呼吸し難いですが、そういう社会的ムードなのでしかたがないと納得するしかありません。同じくエチケットとして、公園などでの散歩やコンビニやスーパーの店内でもマスクをします。

ちなみに自転車通勤は2007年から始まり、現在まで13年続いております。
そのネタをブログに書こうと思いつつ、そうやって何年経過したことか!

地元でもマスク不足が深刻でまったく解消されません。結局これまで、マスクは一つも買えず、常備してあった100円ショップの5枚入り不織布マスクをだましだまし使ってきました。長期化しそうなのでいよいよマスクをなんとかしなくてはなりません。

ひと月前の政府の言葉「もうじきマスク不足は解消される」を信じた結果がこれ。見通しが完全に甘かったよね政府!もし、ひと月前からシャープなどのメーカーが製造に携わっていたら、もう少し状況が違っていたと思う。中国製は信用ならないのでその点でも出来れば国産が望ましいマスク。


2枚1000円

マスクについてネットで動向を伺うも「ぼったくり価格」や「奪い合ってまで手に入れたくない」という理由で、最終的にハンドメイドマスクを買うことになりました。そこそこの価格ですが、個人レベルで国内経済が潤いますし、洗って繰り返し使えて合理的ですし、極めつけはクオリティが非常に高く満足度が高いことです。不織布マスクに比べ着け心地がとてもいいです。

居住する市の感染状況はまだ一人だけということ、密集する場所が少ない生活環境などを踏まえ、着用する頻度や長期化することを想定し、機能と快適性を総合的に判断して布マスクを選びました。全部で6枚購入し4000円程の出費になりましたが、それも誰かの生活費の足しになっているはずで、もったいないという感情はまったくありません。むしろ、助け合っているような感じがして好感触。

一方の「政府の布マスク配布」ですが、肝心な時に届きませんし、今後届いてもあまり嬉しくありません。正直不必要かも。この費用を優先度の高い他の政策に回した方が絶対いいと思います。個人レベルで解決できることと政府しか出来ないことをしっかり見極めて迅速かつ的確に実行していただきたい。

首相よりも大阪や北海道の若い知事の方がしっかりして頼もしく感じませんか?
あと、鳥取の平井知事は聡明で大変素晴らしい。東京都知事はまずまずですが、言い方が回りくどいので少し損をしていませんか?



消費税の増税前にミシンを買っておいたので、一応マスクは作れますが、このクオリティには到底敵わないこともあり、今後も自分で作るつもりはありません。ミシンも需要が急増し、品不足&価格が高騰しているようで、いいタイミングで買っておいて正解でした。その他、一部モノが入手し難くなっているので動向を注視しております。

ミシンは他でも使う機会が度々あって重宝しています。衣料品がネット通販で安く簡単に手に入るのはいいのですが、品質に問題があることが時々あって、縫う機会も増えています。



例えば、この自転車用のパット付きインナーパンツですが、パットの位置が不適切で、これだけずらして縫い直さなければ使いものになりませんでした。これ以外にも色々ありましたが、最近はもう慣れてしまいあまり驚かなくなりました。価格とトレードオフで我慢なのです。


板金塗装屋にて 塗り終え 受け取り時のカリブ

肝心のカリブですが、その後塗装に出し、見違える程キレイになって戻ってきております。社会情勢がガラッと変わってしまい、ブログをアップする気分にもなれず、塗装の詳細についてはまたいずれ改めて書くつもりでいます。

おそらく、GW明けから不況感が増してくると思われ、そっちのほうがはるかに深刻で心配です。今後の見通しは不明ですが厳しいものになると覚悟しています。

そして、環境が厳しくなれば健康状態がより重要になってくるはずです。長期化する可能性が大きく、自分の健康は自分で管理していくしかありません。これが現在のモチベーションでしょうか。環境の変化に柔軟に対応するためにも、自分でしっかり考え行動することも大切になってくるでしょう。

来年の今頃はどうなっていることやら。
Posted at 2020/04/30 06:10:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2019年07月31日 イイね!

貯水率ほぼ100パーセントの宇連ダムを見てくる。



なんだか前回の続編みたいになってしまいました。
これほどまでにダムの貯水率が気になる日がくるとは… 意外。

振り返ってみると、貯水率0%から急上昇し、短期間であっという間に100%に到達。梅雨の時期と重なったこともあるでしょうが、それにしても極端過ぎます。

毎日のように貯水率の推移をチェックしていますが、どうも100%を超えてしまうとマズイようで、放流によって99パーセント台を絶妙に維持しているようです。よって貯水率115%とかは無さそうです。まあ理由はなんとなく分かります。

たぶん、水源の確保と治水機能の両立、みたいなことでしょう。
なぜか大島ダムの貯水率は100%の表示で、この1%の差が気になった。







貯水率ほぼ100%のダムの景観は大体イメージ通りで、特に感動もありませんでした。当たり前ですが、褐色の岩肌は隠れてしまう=水がくるから木が育たない。木が生い茂るラインが満タンの水面になるようです。

それよりも、先日の0%の状態がいかに不自然で特別だったかを思い知らされた感じです。現在では、湖底に下りて橋を渡った出来事がまぼろしのようにさえ思えてきます。

やはり渡っておいて良かったです。



ダムが満タンだと当たり前ですが水面も近く、すぐ目の前にあります。



ボートもこんなに近くまで浮上しています。



天気がよければもう少し雰囲気も違ってくるのでしょうが、山の緑と水面の色がほぼ同じ色なので、緑一色で見栄えが良くありません。



この日はほとんど人は見かけませんでした。ダムの見物人1名。釣り人数名。
まあこれが普通でしょう。


2019.05.19 貯水率 0%


2019.06.29 貯水率 50%


2019.07.21 貯水率 ほぼ100%

こんなんで、魚とか水中の生物は大丈夫なのでしょうか?心配。

魚といえば、うなぎも高騰したままですし、さんまやいわしの缶詰も最近は高い傾向にあります。これらも異常気象と関係ありそうな気がします。

今夜も暑い、暑い、熱帯夜です。これも冷夏だった反動でしょうか。
子どもの頃は真夏でも夜になると比較的過ごしやすかった記憶があります。

冬は毎年雪が積もっていましたし、気候的に変化してきているのはまず間違いないでしょう。その象徴としての今回の宇連ダム40年ぶりの貯水率0%騒動。
Posted at 2019/07/31 22:20:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記

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