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2014年10月03日 イイね!

5ナンバーサイズのワゴンについて。


いつのまにか10月。慌ててブログを更新する感じです!

カリブのユーザーなら感じているであろう感覚や思いが、「カリブみたいな車が少ない!」ではないでしょうか。
先日、ネットで見かけた記事『日産ウイングロードが一部改良で得たもの、なくしたものとは?』、が非常に興味深い内容で、5ナンバーサイズのワゴンの現状について考えさせられました。

まず、その記事を一部、掲載します。

『日産ウイングロードが一部改良で得たもの、なくしたものとは?』
ミニバンやSUVに押されたのか、5ナンバーサイズに収まるコンパクトなステーションワゴンは、トヨタのカローラ・フィールダー、ホンダのフィット・シャトルなどと数少なく、両モデルともにハイブリッドを設定することでモデルライフを永らえている、そんな印象さえ抱かせます。

しかし、取り回ししやすいサイズに広い荷室はアウトドアなどの趣味を持つ人や、後席にチャイルドシートをふたつ装着して、さらにベビーカーを2台積むなどというファミリーにも最適なはず。
「積みやすさ」を考えると車高が低いモデルが多く、フラットなラゲッジを有するだけにミニバンやSUVよりも上です。

全長4440×全幅1695×全高1505mmというコンパクトサイズの日産ウイングロードも数少ない一台。
今回、全車にVDCを採用することで法規制に対応し、さらに4WDを廃止、トランスミッションも4ATを廃止して全車がエクストロニックCVTになっています。
これにより全グレードが自動車取得税60%、自動車重量税が50%の減税対象になります。

4WDの廃止は残念ですが、おそらく販売台数が少ないための措置で、モデル自体の存続にはほっとします。
                            clicccar.com(クリッカー), 2014年9月14日 (塚田勝弘)

記事の要点をまとめると

・5ナンバーサイズのステーションワゴンが非常に少ない。
(カローラ・フィールダー、フィット・シャトル、ウイングロードぐらい?)

・取り回ししやすい、広い荷室、「積みやすさ」はミニバンやSUVよりも上。
(アウトドアや、ファミリーにも最適なはず)

・販売台数が少なく、ハイブリッドの設定や法規制に対応し、モデルライフを永らえている。

確かに的を得ていますね。

5ナンバーのワゴンが非常に少ない理由は、やはり、ライフスタイルの多様化に伴い車との関わり方が変化し、大は小を兼ねる的な発想でミニバンが主流になり、こういった快適性や多様化に対応した性能を重視するユーザーのニーズと、付加価値のある車を売りたいメーカーの思惑が一致した時代性だと思います。それと「レガシー」のようにワイドボディ、3ナンバー化が進んだ影響も大きいでしょう。ミニバンや3ナンバーのワゴンなど、大きな車を選択しておけば、万能で困らない、間違いないということだと思います。
実際、5ナンバーのワゴンで4名乗車+荷物では余裕がなく窮屈なので、2名+荷物という使い方に向いているレイアウトだと思います。どちらかというと若いカップル向きの車で、子どもの成長に伴いミニバンに乗り換えるのが、やはりベストな選択だと思います。

あと、ダイハツ「タント」のような軽のミニバンの存在も大きいでしょう。軽自動車の販売が好調の背景には、こういった5ナンバーワゴンの代替車として乗り換えるユーザーも相当数いるのではないかと予想しています。実際に試乗してみると分かりますが、十分代替車として使えますし、なによりも車両価格や維持費が安いですから、エコノミーな時流にも沿っています。ユーザーのニーズに徹底的に沿った車作りがなされ、日本の環境にマッチした、日本人向けの車という印象で、勢いと将来性を感じる一台ですね、軽トールワゴン。

取り回ししやすい、広い荷室、「積みやすさ」はミニバンやSUVよりも上。
ここについては、まさにその通りで、カリブの長所や乗っている理由でもあり、ここにこだわる人が5ナンバーのワゴンを選択するのだと思います。
本当にこだわる人は、現在の車に不満を抱きながら我慢しているか、私のように古いタイプを選択しているのだろうと、勝手に想像しています。だって、荷室がフラットにならなかったり、荷室が高くなったりして、安全基準が比較的緩かった一昔前の方が優れたパッケージングをしています。
同じ5ナンバーサイズでも、一昔前のデザインは前後の横幅が絞られていて、視覚的にも車幅が広く感じないので運転しやすく、最近の車は逆に大きく見せるためにフロントフェイスの横幅が強調されるデザインなので、車幅が広く感じ、慣れ以外でも運転しにくく感じます。

販売台数が少なく、ハイブリッドの設定や法規制に対応し、モデルライフを永らえている。
ここは、HVが追加される前と後のフィールダーの販売台数の変化に表れているように、燃費の良さが販売台数に大きな影響を及ぼし、ワゴンとか5ナンバーとか関係なく、車種全般的にそうでしょう。
燃費=販売台数に直結ということで、メーカーは血のにじむような努力をして、快適性を犠牲にしてまで低燃費車を開発・販売するわけですね。
買う側の立場から見ても、ガソリンが高いので燃費の良さでカバーしたいという発想は自然で、エコという流行にも沿っていますし、心理的にもとても分かりやすいですよね。

4WDの廃止ですが、東北や北海道といった豪雪地帯のニーズを無視した、合理性を追求した割り切った選択は、利益のでない車は他社まかせという、無責任な印象を抱かせます。特に最近の日産はこういった傾向が強いように感じます。

今回のウイングロードの例を見ても、自分の好みとは逆行しているという印象を強く持ちました。
CVT化、4WDの廃止、フラットにならない二列目シート…
ますます「カリブみたいな車が少ない!」と嘆きたくなります!
もはや、発想の転換が必要で、「在るだけでありがたい」と、そんな危機的な状況なのかもしれませんね、5ナンバーサイズのステーションワゴン。
5ナンバー、AT、センターデフ、ダブルフォールディングが、こんなに希少になるとはね!あはは…

とってもガラパゴスな車、「カリブ」。



現在の5ナンバーサイズのステーションワゴンが置かれている状況はとても厳しいと思いますが、普遍的な長所を持っているので、無くなってしまうことはないと思っています。(期待も込めて)
むしろ、最近感じるのは、レボーグのようにジャストサイズという考え方が出てきたり、軽自動車が売れていたりと、もしかしたら、ユーザーの意識や時代性が変化してきているのかもしれないので、もしそうなら、少し期待がもてるような気がします。

P.S.
記事『5ナンバーサイズのステーションワゴン』は心から書いてみたい内容というか、不満の核心的な存在であることに気がつきました。なので、これからも書いていこうと思っています。以前のように、前編・後編としてしまうと、まとめるのが大変で負担になるので、柔軟性を重視して、記事ごとに独立させます。

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