昨年末、ISCVの点検・清掃後は暖冬が数日続き、寒い日の始動性の変化を確かめる機会が数日空きました。暖かい日中の条件ではエンジン始動はスムーズで、始動性以外では吹け上がりのフィーリングが若干良くなったように感じられていました。
この時点では ISCVの清掃の効果が表れ 何となく良くなったように感じていたので、その分冷間始動時のアイドルアップのフィーリングも良くなるだろうと期待していました。
ところが、ようやく寒い日が訪れた朝のエンジン始動では、一発目でエンストし 二発目でようやくエンジンがかかるような状況で、急激に寒くなったこともあり、逆に始動性が悪くなったような気さえしました。
その後も、特に外気温が氷点下になるような寒い日に一発でエンジンがかからないことが普通になってきて、昨年までは真冬でもエンジンは一発で始動していたので、始動性の衰えを認めざるを得ない状況になってきました。

芸術性すら感じさせる、ちょっと不思議なボンネット
気温によって症状が変化し、 ISCVの制御の問題なのかエンジンの始動性の問題なのか見極めが難しく、どう対応したらいいのか迷っていました。
対策としてはISCVを交換すれば どちらが原因なのかハッキリするのですが、新品が44,604円と高いので交換を躊躇っていました。しかも、手頃な価格の中古も見つからず、具体的な対策を打てない状況がしばらく続きました。
・ISCVを交換すれば絶対に良くなるという保証が無い状況では出せない金額
・原因もハッキリしておらず、中古品も見つからないので試すことも出来ない
『この先も間違いなく長く乗っていく』ということがハッキリしていないと それに見合うだけの投資も行えず、色々と迷うことになります。今回の件をきっかけに、現在の車のコンディションを把握し、将来的なことも含めて総合的に考える時期にきていると感じました。
いつ頃 別れるのか いつまで付き合うのか
「みんカラ」のプロフィールでは、一応『25万キロを目安に整備して乗っている』となっています。
これは暫定的に設定した大まかな目標で、追突事故の修理費や交換部品等の費用がそれなりにかかっているので、『最低これくらいは乗れれば元はとれるかな』という考えで設定し、最低でも5、6年は乗りたいと考えたわけです。
それに、今後 新たな出費が少なくて済みそうな現実的な距離が25万キロ辺りだったのです。
具体的にはエンジンとATが25万キロまでは問題なく持つだろうという計算です。
もし本当に25万キロで乗り替えることになれば、あと3年しか乗らないことになり 、今年の12月が最後の車検になります。それに、もしそうなった場合 次に乗る車のことも考えないといけませんが、現時点ではそれも決まっていません。
年末から新年にかけ、『もしかしたら今年が最後の車検になるかも』と真剣に考えていたら、
“いつか来る別れ”が現実味を帯びてきて なんだか切なくなってきました。
こういう状況だったので、ただの『アイドルアップのフィーリングが今一!』だけでは済まず、それで正月休みは暇さえあれば「カリブ」をいじり、整備手帳も自然と増えていきました。
これからも高額な修理が必要になる事に、こういった買い替えの問題が生じ、その都度 同じように悩むことになるのでしょう。
『これからも ずっと長く乗っていきたい』と思ったり、『どこかでキッパリと乗り替えるべきだ』と冷静になったり、気持ちは揺れ動き ブレるのです。
どうしても欲しい車とかがあれば、きっと もっと単純なのでしょうが。
トヨタ車並に故障しない先代のルノー「カングー」があれば欲しい。
Posted at 2016/01/27 20:38:20 | |
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