
自宅近くのよく通る道に、極端にロードノイズがうるさくなる区間があり、舗装の継ぎ目を境に静かに戻るという、とてもわかりやすい場所があります。
(写真)上がうるさい舗装で下が静か(普通の)な舗装。
通るたびに気になり、舗装した年代が違うことは分かるのですが、どう違うのか不思議に思っていました。

舗装の継ぎ目、車内からは舗装の色の区別はつくのですが、それ以外見分けがつきません。
自転車でもよく通るのですが、自転車はロードノイズはほとんど発生しないので感覚的にも違いが分からない、自転車でゆっくり走っていても外見は同じようにしか見えない。
そこで、自転車から降りて舗装の状態を間近で見比べてみると・・ 違いを発見!

うるさい舗装の表面は、細かい砂利が表面に出ていて、凸凹している。
こちらが多分古い舗装なので、柔らかいアスファルトが削られ、硬い砂利が残ったのか?
それとも、最初からこういう舗装だったのか。

静かな舗装の表面は、細かい砂利がアスファルトに埋まっていて、表面がフラットでした。
ロードノイズ=表面の凸凹に比例して音・振動が発生するようです。
音や騒音は正直なので、こういった細かな違いに気がつかせてくれます。
最近の舗装は、排水性や騒音対策で「コンポジット舗装」などが採用されることが多いようですが、ロードノイズの静かさでは、一昔前の表面がつるつるな舗装の方が静かだと「新東名」を走って思いましたが、評判はとても良くほとんどの方は満足しているようなので、この感覚の違いが車の静粛性の差なのでしょう。
どーも、「カリブ」のような車(4WD、静粛性の低いボディ、多走行・高年式、)はロードノイズも気になりやすいようです。
自転車で走っていると道路舗装の状態がよく分かるので、最近、老朽化の進んだ道路がとても多いという印象を持っています。特に田舎の国道や県道で、ひび割れも珍しくありません。
大部分の道路は作りっぱなしだと思うので、老朽化はますます進み、タイヤの静粛性がより重要になっていくでしょう。
しかし「カリブ」の(185/65 R14)というタイヤサイズでは「スタンダードタイヤ」以外選択肢が無く、しかも、ミシュランでは「セイバー」しかタイヤサイズがなく、「プライマシー」やその他メーカーのコンフォート系タイヤを選択できないという現実。
例外は「BSのレグノ」、静粛性の低い車ほどコンフォートタイヤが必要だとも思うので、そういった意味でスタンダードタイヤ並みの豊富なタイヤサイズを展開しているのは、エライ!
Posted at 2013/10/12 23:16:35 | |
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