そういえば… しばらくWAX掛けをしていませんでした。
最後に掛けたのは年末なので4ヶ月にもなります。もう、全然 水滴をはじかない。
GWに「カリブ」で遠出する予定なので、それまでにWAX掛けをしておきたい。
4月は天候が不順な日が多いので、出来る時にやっておくのがいいでしょう
ちょうど昨日はWAX掛け日和だったので、さっそく実施しました。
まず200円の洗車機に入れて、きれいに水洗いします。
久しぶりの洗車日和だったせいでしょうか、 この日は洗車機が混雑し、4台待ちでした。
そこの洗車場で偶然110系スプリンターセダンと遭遇しました。
「カリブ」を拭きながら、横目で「スプリンター」の様子をしばらく観察していましたが、どうやら車を大切にしている様子だったので さりげなく声をかけてみました。
すると、新車で購入してから20年経過のワンオーナー車。
95年製の前期型でエンジンはディーゼル。
走行距離は なんと26万キロでした。
ディーゼルエンジンは珍しいので写真を撮らせてもらい、色々と話も聞けました。
前期型なので2000ccの「2C-III」型エンジン。
後期型からはエンジンが2200ccの「3C-E」に変更されています。
排気量が2000ccもあり、スプリンターのボディにはやや大き過ぎるエンジン本体という印象。
バッテリーも巨大で、エンジンルームのスペースが少なく 、整備性はあまり良くはなさそうです。
エンジン上部がボンネットに干渉してしまうので、運転席側に傾斜させて載せてあるのでしょう。
ボンネット裏側とエンジンルーム後方に、それぞれ厚めのインシュレーターと防音パネルが設置されていることから、防音対策には気を使っていることが伺えます。やはりディーゼルなので“音はうるさい”そうです。静粛性対策に、この純正のインシュレーターと防音パネルは使えそうです。
まあ、7AFEはエンジン音は比較的静かなので必要ありませんが。
AT車でしたが燃費は15キロはいくそうです。軽油自体の安さと共に、十分エコノミーな車だと自分には映りました。オイル消費も普通で、3ヶ月ごとのオイル交換で済んでいるということでした。
タイミングベルト、フロント・ドライブシャフト、エアコン・コンプレッサー、燃料フィルターは交換し、それ以外の部品交換や修理は特に行っていない様子でした。多分記憶にないだけで、車検時に細かな部品交換をしているとは思うのですが。
このオーナーの方は特に車にこだわりがあるわけではなく、経済・実用的な面で長く乗ってきた様子でした。特別な整備などはしてきていないのに普通に20年 26万キロ走行できてしまうのはやはりカローラだからだと思います。これが、世界中で認められてきたカローラの品質なのでしょう。
そして「カリブ」のエンジンルームを見て、「新品みたい」と言ってもらえました。
同じく、ヘッドライトのレンズも、くもり・黄ばみがまったく見られず少し驚いていました。
「スプリンター」はくもり・黄ばみが酷く、「暗いので電球を『HID』に交換した」ということでした。
明る過ぎて対向車が眩しいようで、よくパッシングされるとも言っていました。
私も対向車のライトは眩しくて気になることが多いので、光軸調整とフォグランプの使いかたには特に気をつけています。あと、スピードを出し過ぎなければロービームで十分なので、ハイビームは使いません。経験上、夜行性の野生動物はハイビームに驚いて飛び出すことが多いようなので、動物事故を減らせると考えてそうしています。
あたりまえですが、地球は人間だけが生きている場所ではないので、動物との共存は大切なテーマだと感じています。
帰宅してさっそくWAX掛けを実施。今回は「シェアラスター」を使って撥水性を重視し、ボンネットと屋根だけソフト99で汚れをとってから行いました。
そういえば追突事故からちょうど2年が経っていました。
事故が起きたのは二年前の4月10日。後方の車の車間距離が不自然で、スマホの操作をミラーでも確認し十分注意していたのですが、結局追突されてしまいました!
事故当時、修理して乗り続けることは迷いませんでしたが、静粛性が改善できるのかが読めなくて、我慢して乗ることになってしまわないかが不安でした。あれから、もう2年も乗っていますし、乗り続ける選択をして正解でした。やっぱりこの車が好きなのです。
現在「カリブ」は絶好調!運転が楽しくて、気持ちがいい。
よくここまで復活させたと、自分でも感心してしまいます。
今は、あの事故が試金石のように感じられます。
「スプリンター」と遭遇したことで、同じような多走行車に対して客観的に観察することができ、なんとなく勇気づけられました。まだまだ大切に乗っていきたいという気持ちも、より湧きました。
優等生な「エコカー」だらけじゃぁ、面白くない。
燃費が良くないからこそ、ガソリンを大切に使って、乗るって発想もあります。