11月6日、前回の交換から5ヶ月(4,904㎞走行)でオイル交換を実施しました。
前々回がシグマ パワークリンスペシャル5W-40 → 前回はシェブロン10W-40 → 今回もシェブロン10W-40という流れです。
オイルを補充するタイミングを逃し、結局これくらいの残りになってしまったので、早めにオイル交換をすることになりました。
自転車等々で忙しかったということもあり、正直、補充か早めの交換かで迷いがありました。
なんか汚れも目立つような気が…「シグマパワークリンスペシャル」よりも少し汚れやすいようです。
あと、オイルの減り方も若干早いという印象があります。
オイルの抜き取り時にドレンパッキンが廃油入れに落ちてしまう。
ちょうど在庫もあったので、ドレンパッキンも新品を使いました。
カインズで買ったこれ!こういう時もあるので予備があると安心です。
前回のオイル交換はオイル容器から直接流し込んだので、ヘッド周辺にこぼしてしまいました。
その反省から、今回はジョウゴを使って確実に作業を進めました。
当然こぼしたりしません。やっぱりジョウゴがあった方が楽でいいです。
シェブロンの容器は「ふにゃ」っとしていて、こぼさずに入れるにはちょっとコツがいるのです。
4本目は半分ほど残し、どこかのタイミングで補充します。
容器の側面がゲージになっていたとは!
フィルター交換無しで3.4L入れ、オイルゲージの8割といった感じです。
いつものように廃油は空き缶に詰め替え再利用します。
燃えるゴミと一緒に処分するのが一番楽なのですが、再利用した方が気持ち的には罪悪感を感じなくて済むので、そうします。そういう社会にいつの間にかなったということでしょうか。
後日、ブレーキフルードも含め3缶たまったので会社に持っていき処分しました。
ドラム缶が一杯になると業者が回収に来て、なにかの燃料に使われます。
多分、重油の代替品的な使われ方をすると思います。
5ヶ月で走行距離は4,904㎞走りましたが、同じオイルなので、交換後の新旧の違いが体感できました。シェブロン10W-40は劣化による粘度低下が大きく、新品交換直後は粘度回復によるフィーリングの違いがよく分かりました。
シェブロンの交換直後のフィーリングは良好なので、10W-40の高粘度は古い車のエンジンには合っていると思いました。おそらく、高粘度の油膜がシリンダーの隙間を密閉し、コンプレッションを回復させ、フィーリングが良好に感じられるのでしょう。
シェブロン10W-40は鉱物油なので、その良好なフィーリングもそれ程長くは続かず、5,000㎞も走れば劣化による粘度低下が大きいのでしょう。これはネット上の鉱物油オイルの性質とも一致します。
シグマからシェブロンに交換した直後は、今回のようなフィーリングの違いは体感出来なかったので、シグマの粘度低下は比較的小さいのだと考えられます。おそらく、ここが鉱物油との一番の違いなのでしょう。
フィーリングを重視して、シェブロン10W-40を3,000kmもしくは3ヶ月程度の短い周期で交換するのもいいでしょう。そうなると交換回数が増え、どうしてもコスト的には割高になってしまうのが欠点です。
単純計算でシグマパワークリンスペシャルの2倍のコストになり、シェブロン10W-40をチョイスすることでそれだけの“価格差に見合ったメリット“が生まれるかどうかが選択の基準になるでしょう。
私的あるいはカリブ的にはズバリ、“価格差に見合ったメリット“は感じません。
倍のコストをかけたいとは全く思っていません。
現時点ではシグマパワークリンスペシャル5W-40が総合的にはベストなオイルだと思います。
次の交換時期までオイル性能が安定し、フィーリングもそこそこ良好で、何よりも価格が安いです。
シェブロン10W-40はマニアックな旧車を大切に維持管理するような使い方に向いていると思いました。コンプレッションの低下が大きいエンジンや躊躇いなく3,000kmもしくは3ヶ月程度の短い周期でオイル交換できる方にはシェブロンは合っていると思います。
シェブロンが1.5本残っているので、これを使い切ったらシグマに戻すつもりでいます。
やはり、コスパ最強「シグマパワークリンスペシャル5W-40」です。
いよいよ車検の更新が来月です。
「静粛性以外は好調」といっていいコンディションなので安心して車検に臨めます。
そうそう、中古で購入してちょうど10年になります。1997年製なので、カリブも来年は20歳の節目です。車検つきで20万で買って、10年乗って、まだ乗るつもりでいるという質素なカーライフな私。
走行距離 218,203 ㎞