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2018年11月24日 イイね!

リアデフ オイル交換 & NC81投入




先日発見した リアデフからのオイル漏れ。車検が近いので早急に対応しなくてはなりません。
まずは車検をクリアーすることが大前提ですから。

このオイル漏れですが、修理書の構成図から判断しても、コンパニオンフランジ後部のドライブピニオンオイルシールから漏れていることはまず間違いなさそうです。



一見、部品構成はシンプルで、DIYでシール交換も可能な感じがしました。

左右両サイドのシール交換は より簡単そうに見え、どうせならこちらも交換しておきたいと欲も出てきます。どうやら、左右のシャフトはスナップリングで止まっているだけのようで、バール等で外側から抜けられそうです。左右両サイドに限れば、デフを車体から降ろさずにシール交換が可能なようにも見えます。

※ その後、デフカバーを開けて内部からスナップを外さないと左右のシャフトは抜けられないことが判明しました。(2018.11.26 追加)



その後、修理書を読んでいて気がついたのですが、ドライブピニオンオイルシールの交換にはプレロード調整が絡んでくるようで、これは少し厄介そうです。そもそもプレロードそのものを良く知りませんが、「適度な締め付けによって最適なギヤのクリアランスを確保させている」と、一応解釈しております。

最悪の場合、シール交換そのもは完了し漏れは収まっても、プレロードの不良で別のトラブルを起こしかねません。デフのシール交換は、プレロードを熟知している専門店が確実で安心でしょう。

個人で行うDIYの場合、細かなことは妥協しないと挑戦できない場合もあるので、そこは個人の自己責任として割り切って作業することも時には必要だとも思います。ここは個々の考え方で差が出る部分だと思いますし、その時の気分でも変わるでしょう。

こういったプレロードの絡みがあって、リアデフのドライブピニオンオイルシールの交換はややハードルが高いというか、出来れば触れたくはない場所ではあります。



ここでシール交換は一旦諦めて別の方法を考えることにしました。

カリブの2代目と3代目で最も大きく変わったところはリアの足まわり周辺一式です。3代目で独立懸架となり、それに伴ってデフ単体だけを取り外すことが可能になり、整備性も格段に向上しました。

4WDの駆動系はカローラセダンやその他の110系AE一族と大部分が共通なので、中古部品の入手は比較的容易で価格も安い傾向にあります。それなので、短期的に捉えた場合は、シール交換するよりもDIYでデフを交換した方が手っ取り早くて経済的だと思います。

それに私は、以前交換したデフの予備が物置に保管してあるので、それを使うことができます。かといって、いきなり予備のデフに交換することはせず、最後の手段として残しておきます。

デフは重量がそこそこあり、脱着作業もそれなりに大変ですから…。



プランとして、まずはデフのオイルを新品にリフレッシュし、同時にNC81を投入して、これで漏れが治まるか様子を伺うことにします。NC81は前回トランスファーに使った残りを使います。

NC81はギアオイルにも使え何かと重宝し、機能的にも実績が高いので比較的期待はもてます。

トヨタ純正のハイポイドギヤオイルを使うのは今回が初めてでしたが、色が赤く、軟らかそうで、従来のギアオイルとはやや雰囲気が異なり独特感があります。必要な量は0.9Lですが、4L缶が一番経済的だったので多めに買ってしまう破目に。需要はありそうなのに、1L缶を最近なぜかあまり見かけなくなりました。



デフからオイルを抜く前に、まずはオイルを投入する側のドレンの位置を確認。

ドレンの位置にドライブシャフトが被っていたら、車を前後に微調整して確実に被らない位置に合わせておきます。これをやっておかないと後でオイルを入れられなくて困ってしまいます。



合理的に、今回は直接空き缶でオイルを受けました。



外したドレン。

汚れや鉄粉は普通ですかね。

普通=並=大したことない、そういうニュアンスです。



NC81の添加割合は6~10%なので、デフオイルの指定量0.9L に対してこれぐらいになります。

リスク回避よりも効果大を期待してのねらい目は8~9%です。欲張って10%を超えないことがポイントでしょうか。

リスクが高まり、効果自体も低下する可能性があるので、使い方をしっかり守ることが大事なのは料理とレシピの関係に似ているでしょうか。適切な割合があり、多ければ良いというものではありません。



攪拌前。



攪拌後。

ブレンドしたことで色に深みが出てきました。



100均のシャンプーボトルに移し替え、これから下に潜って、ひたすらしゅぽしゅぽとポンピングを繰り返します。窮屈な体勢で250回近くポンピングするので筋トレ並みに大変な作業です。

オイル粘度の違いは抵抗となって直接体に響いてくるので、高粘度のオイルや気温の低い冬場はより大変です。その場合、手間ですがお湯などで温めておくと作業が楽になるでしょう。過去の経験では、粘度が90前後ならそのままでも割と平気で、140になると結構大変でした。





両サイドのシャフト周辺も薄っすら湿っている感じで、ここのシールも寿命が近い気がしました。

一度デフを交換しているので正確な距離や年数は不明ですが、20年近く経っているのは間違いないでしょう。



今回はカースロープを使いましたが、これだけで作業が格段に楽になります。
最近は潜る機会が多いこともあり何かと重宝しています。

リフトはさすがに無理ですが、カースロープは絶対あった方がいいです。
低床タイプでも十分ですが、もう少し高いやつがあるとより便利かもしれません。



先日のぬかるんだ道を走ったせいで、車体下部全体が泥でとても汚なかったです。
作業中気になってしかたなかったです

この汚れ、頑固にこびりついて簡単には落ちません!まるで「王滝」後のMTBのようです。

これも車検までにはなんとかしなければ。



そして、24万キロ超えました。あと6万キロで30万キロです。

漏れ以外は調子いいので、ここを乗り越えられれば30万キロも決して大変ではないような気がしたり、しなかったり。このペースだと30万キロまで、あと5年かぁ。

まずは、頑張れ NC81!!
Posted at 2018/11/24 09:33:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | スプリンターカリブ | 日記
2018年11月10日 イイね!

そろそろ12月の車検の準備を始める。




12月の車検が近づいてきたので、先月から、暖かい日を選んで少しずつ準備を行っています。

もう何回目のユーザー車検になるでしょうか?2012年が最初でしたので、今回でもう4回目になります。何だか緊張感が年々薄れつつあるような気がします。でも当日は緊張するでしょうね。

今年は、「近々車を乗り替える可能性が無くもない」という微妙な状況なので、そこら辺を考慮して極力「後整備」にし、それで車検後に今後の見通しや状況に応じて整備していくというスタイルにします。なので今年の車検整備は従来よりも簡素で、その分負担も少ないでしょう。

それにしてもカリブの中古車、少しずつ価格が高くなってきておりちょっと手が出し難いです。
3代目すら普通に50万近いので、これなら買い替えるよりも修理して乗り続けた方が経済的だと思います。個人的な尺度では35~40万くらいがボーダーラインでしょうか。それに4WDの比率も低く、排気量も1.8は少ないという状況で、気に入った個体を見つけるハードルはグッと上がってきているように感じます。

初代と2代目は既に希少性が高く、且つ実用性を兼ね備えていることから、今後はますます手が出し難くなると予想。それに連動し、3代目の価値と価格も上昇していきそうで、特に4WDは希少価値が出てくると思います。

好きなのはデザインが秀逸な2代目ですが、総合的な車のポテンシャルでは間違いなく3代目に軍配が上がるでしょう。初代も大好きですが、維持管理のハードルはグッと上がり、希少性が高いゆえに乗るのももったいないとさえ思えてきそうで、車の性格と合わせても日常の足として使うには不向きで、初代は既にコレクター車に分類していいでしょう。立派なガレージのある裕福な方がセカンドカーとしてオシャレに乗りこなすのがいいでしょう。

初代カリブが似合いそうな有名人(お金持ち)は誰?
ベネディクト・カンバーバッチとかハリソン・フォードが乗ってたらオシャレに見えるよね。

まあ、旧車っぽくなってきたということでしょうか、三代目カリブも。

毎回、車検のタイミングの前後になると目を付けていたカリブの中古車が売れてしまいます。こういったことも乗り替えが進まない要因の一つだと思います。今後は、本気で買い替えるつもりなら、気に入った個体を見つけたら車検のタイミングを待たずに買っておいた方が確実でしょう。でも実際は、そういう時に限って車の調子が良かったりするので、なかなか決断が難しいのですよ。

それに、人は必ず心変わりするものなので、未来についてはなかなか確信が持てません。

色も同じものはまず出てこないでしょうし、修理して乗り続ける価値は年々上がってきている気がします。12年前は、2年車検付きで20万で買えたのになぁ。もうそんなに経つんだねぇ、自分でもびっくりです。

前置きはこの辺で、つまり、こんな、やや複雑な心境のなかでの車検準備なのです。



まずは、車検とは関係ありませんが切れていたメーター球の交換から。
パーキングブレーキの警告灯が切れていたので交換しました。

以前から、薄々と、なにか物足りない気がしてはいましたが中々気がつきませんでした。確かにそこそこ使用頻度は高いので切れてもおかしくはない場所ですし、走行中は点灯しないので切れていても気がつき難いのも納得です。



カリブの取り扱い説明書も久しぶりに見ました。たまに役立つのであった方がいいです、取説。

⑪が球切れのブレーキ警告灯です。



カリブのセンターコンソールBOX内には常にこれだけ常備してあります。

メーター球の予備もしっかりありました。

ヒューズはほとんど使った記憶がありませんが念のため。
昔の車はもっと頻繁ににヒューズが切れたような記憶がありますが気のせいでしょうか?
たまたま、自分がそういうボロ車に乗っていただけ?

初代ワークスはよく切れたような記憶が…。なぜかこの車、夏はオーバーヒートもしやすかったなぁ。
思いだしていると新型ワークスが欲しくなっちゃいます。運転が楽しそうでいいなぁ。



サクッと外して交換。

これまで何回も外している場所なので手慣れたものです。



点灯確認後、元の状態に戻して無事完了。

このように、トラブルに対処しやすい点も同じ車に永く乗り続ける大きなメリットです。
乗り替えるとまた一からスタートになりますから、勉強にはなりますが大変です。

その点でも、カリブは知り尽くしていると言ってもいいくらいになっていますから楽なのです。



続いてプラグ交換です。

前回は2016年10月9日(217,597km)に交換しているので、ピッタリ2年での交換になります。
まだまだ使おうと思えば使えるでしょうが、安いものなので消耗品と割り切っての定期交換です。

ノーマルプラグ以外使いませんので、一本300円程度で、送料込みでも1400円程で済みます。



前回交換したプラグが保管してあったので、今回交換したプラグと ざっと外観を比較してみました。

しっかり番号を書いておいたので気筒ごとに比較できました。



細いボールペンが2016年、太字のマジックが2018年交換のプラグです。

ざっと感想です

・全体的に焼け方は良好で、エンジンの状態は良好でしょう

・気筒ごとに焼け方のクセが見られ、若干の気筒差があることが分かる

・ワッシャの潰れ加減に差が見られる

・同じ一本のプラグでも焼け方が均一ではない(2018年の3番プラグが特に顕著)

プラグの焼け方でエンジンの状態がほぼ判断できてしまうので、まずは正常でほっとしました。



プラグワッシャの潰れが均一ではないのは、回転の角度よりも締め付け加減を重視するからで、ネジ穴とプラグとのクリアランスに差がある限りは仕方がないことだと思います。実用上でも、たとえワッシャの潰れ方に差があっても、トルク管理がしっかり出来ていればそれで十分だと考えます。

やはり、シリンダーのネジ穴をダメにしてしまうのが一番怖いので、今後も同じ方法で、安全第一で慎重に締め付けながら作業するでしょう。滅多にやらない作業なので締め付けの感覚を忘れてしまい、そこがやはり不安になるのです。仕事などでしょっちゅうやっていれば何てことはない作業でしょうが、滅多にやらないとプラグ交換は割と緊張します。



続いて、日課のようになっているトランスファーからのATF漏れの確認&処置。
こちらは相変わらずで特に変化はなく、悪化もせず、漏れが止まる気配もありません。

その流れで、リヤ下回りを点検中に嫌なものを発見してしまう。

マフラーにやや大きめのシミが数滴付着しており、触ってみるとオイルでした。
ニオイからもギヤオイルだということがすぐに分かりました。



どこから漏れているのかも直ぐに分かりました。

リヤデフの前部にあるコンパニオンフランジのシールからのオイル漏れです。



プロペラシャフトが回転し、同心円の放射状にオイルが飛び散っていくので場所が非常に分かりやすいです。マフラーにはオイルが焼き付いたような模様が出来ており、てっきり溶接の跡だと勘違いしていました。

一度きれいに拭き取って様子を見ていましたが、やっぱり、街乗り程度でも漏れてきます。

車検直前になってのリヤデフ(コンパニオンフランジシール)からのオイル漏れはタイミングが悪く、精神的にちょっとキツイです。トランスファーからの漏れ対策のこともあり、今回の車検を通すのはなかなか大変そうで、なんか急に緊張感が出てきました。一応予備のデフを持っているのが救いでしょうか。

もう、「手頃なカリブの中古車があればすぐにでも乗り替えたい」そんな心境です。
幸い?売れてしまって無い!



ここにきてシール絡みのオイル漏れが続いていますが、これは決して偶然ではなく、シール類の寿命がきていると考えるのが自然でしょう。ベアリングの耐久性も凄いですが、このシール類の耐久性も大したものだと思います。

ベアリングは金属ですがシール類の素材はゴムです。ベアリング同様にシールも、地味で目立ちませんが重要で過酷な場所に使われることが多く、それで20年、24万キロ、無交換ですから。

シール類の交換は交換作業が困難なことも多く、工賃も高額になりやすいので、状況次第では車の買い替えをも左右するとても重要な部品です。一般の人は10年10万キロ以内で買い替えることがほとんどなので関係のない話になりますが、私のように、古い車に長く乗るようになるとシール類の耐久性がとても重要になってきます。

ゴム製品なので高分子化学の技術発展と共に進歩し、今後も新素材の開発等に伴ってより発展していく可能性のある部品だとも思います。しかし、常にコストの問題が障壁になってくるでしょうから、そこら辺のバランスで安くて高性能なものが採用されていくのでしょう。そう考えるとオーバースペックというのも無駄に思え、現在採用されている性能で必要十分な気もします。

理想を言えば、新車の購入時にオプションで耐久性の高いシール類をチョイスとかできるといいのですが、とにかく世知辛い時代ですから、夢のまた夢のような話ですね。

車検は12月中旬の予定なので、後一ヶ月ちょっとしかありません。
がんばってなんとかしなければ!!

P.S 
まったく関係ありませんが、「シエンタ」のマイナーチェンジはとても良いと思います。
個性的なデザインはともかくとして、シートアレンジや荷室の魅力が増し、より使える車になりました。なによりも、ユーザーのニーズをしっかり反映しているところに好感がもてます。個性的なデザインは私の世代ではギリギリセーフですかねぇ。やはり、インパネデザインはハイエースやマークXが好みで、外観も含め総合的には、信頼性の問題をかかえてはいますが先代のカングーの方が好きです。
Posted at 2018/11/10 10:26:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリンターカリブ | 日記

プロフィール

「カリブ、ウォッシャ警告灯点灯。 http://cvw.jp/b/1648221/48573986/
何シテル?   07/31 23:38
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