オイル漏れなど色々ありましたが、先月、無事に車検を通してきました。
例年は期限が切れる一週間~10日前に通していましたが、今回はオイル漏れの処置&対策絡みで車検期限の一ヶ月前の11月に通すことになりました。早めに車検をクリアしておくつもりでしたが、まさかこんなに早く通すことになるとは正直自分でも思っていませんでした。
NC81投入直後からオイル漏れが見事にピタッと止まっていたので、「よし!今のうちにササっと車検を通しておこう♪」と、成り行きで早まった感じですね。
12月は毎年何かと忙しくなりがちで、11月に車検を通しておいて正解だったと実感しております。おそらく、全国的に職種を問わず慢性的な人手不足の状態だと思われるので、その分12月の忙しさも相対的に厳しく感じられることでしょう。
ある大手スーパーのレジでは、14レーンあるのに4レーンしか稼働しておらず、平日の混雑していない時間帯にもかかわらず長い列ができ、これが日常化しつつあります。この4人のレジの方は相当のストレスとプレッシャーを背負っていると思われ、実際、スキャンも早かったです。
肝心のNC81の効果の詳細についてですが
12月23日現在、投入から一ヶ月半以上経過しており、その間に1,600㎞以上走行しました。
投入直後、用事で30㎞程走行し、帰宅後に漏れを確認すると数滴マフラーにオイルが付着。この時は「効果が表れるまでには若干のタイムラグがあるはずなので、その間に漏れたオイルの可能性が高い」と判断。念入りに拭き取ると同時に次ぎからが勝負だと思いました。
それから走行後は必ず漏れを確認するようにしていましたが、それ以降は漏れがピタッと治まり、現在まで一滴も漏れていません。一滴もです。
乗り方としては街乗りメインで、60キロ以下のスピードで、一度の走行距離50㎞程度ですが、これぐらいの使い方ならば しばらくは十分耐えてくれそうな手応えを感じています。
NC81の効果が頼もしいので、つい調子に乗って高速道路で試しそうになりましたが、ここはぐっと堪え「まずは無難に車検を通しておこう」と冷静になり我慢しました(その後も高速道路を利用する機会がなく、残念ながらまだ試してはおりません)。
投入直後から効果が明確に表れ、それが現在まで継続しているので、NC81は確かに効果はあると客観的に判断できます。もちろん状況に応じてでしょうが、試す価値は十分にある商品だと思います。まあ、前評判通りですね。
以前トランスファーのギヤオイルに使い、効果が分かり難かったことがありましたが、今回の結果からも、それなりに効果があったのだと思えるようになりました。https://minkara.carview.co.jp/userid/1648221/blog/m201806/
当初の仮説通り、2種のオイルを分離するタイプのシールにおいて、ギヤオイル側の漏れに対してはNC81投入の効果から漏れが治まり、一方のATF側からの漏れはそのまま続き、その結果、漏れているオイルの色が変化したという予想は概ね正しかったと思います。
今後は効果の持続期間が気になるところで、こちらも見極めながら、しっかり漏れをコントロールしていくつもりです。状況に変化が起こればそのときはまたブログに書きたいと思います。
一番過酷なのは真夏の高速道路だと思われ、お盆休みの連休~秋にかけての遠出が一番増える時期に果たして耐えられるかどうか、その前に効果が終わってしまわないか、正直、期待と不安が半々といったところですかね。
投入前
投入後
~現在の様子(12月23日)
オイルの漏れはちょっとした隙間でも時間が経過するとそこそこ目立つ量になってしまうので、つい驚いてしまうかもしれませんが、隙間自体は小さいことがほとんどだろうと考えています。特にギヤオイルやATFは性質的に漏れやすいようなので尚更です。
このような微小の隙間からの漏れに対してはNC81等の漏れ止め剤でも十分効果を発揮するであろうと、理論的にも納得できますし、今回の結果からもそう判断できます。
ただ、効果と同じかそれ以上に大事なのは悪影響の方で、漏れは治まっても肝心のメインオイルの性能を大きく変えたり劣化させてしまっては本末転倒といった状況を招きかねません。
この観点では、差動油としてシビアな性能を求められるATFは、漏れ止めの効果の高さとATFへの悪影響のバランスが難しいであろうと容易に想像できますし、実際も漏れ止め効果の高い商品はATへの悪影響も大きいような気がしています。
以前にAT用の漏れ止め剤としてリスローンを選んだのは安さもありますが、効果があまり高そうではないという理由もありました。なので、やや矛盾しますが効かなくて安心している部分も少なからずあります。ATの調子そのものは好調なので、漏れが止まらなくても全然OKです。
薬の作用と副作用の関係性と同じで、漏れ止め剤や添加剤というのは間違いなく不純物なので、効果との兼ね合いでどれだけ悪影響をコントロールできるかが使い方のカギと言えます。
その点、ギヤオイルはATFと比べてもあまりシビアに考えなくて良さそうなので気が楽です。
車検時の予想走行距離245,000kmに対して、現時点で241,942kmと、約3,000kmの誤差です。
今年は小豆島へ行かなかったりと、例年に比べ遠出が少なかったですから、その結果かと。
車検後一段落し、冷静になって考えていたのですが、もしもユーザー車検でなかったら車を乗り替えることになっていたかもしれません。やはり、一般ユーザーにとって「車検を通りませんよ!」は殺し文句なので、素直に聞き入れ、従ってしまうでしょう。
それとも、もし良心的な車屋さんが身近にあれば、こんな面倒なことでもマメにしてくれるのでしょうか?いやいや、それはないでしょう。トランスファーからの漏れもあるので、やはりユーザー車検ならではの柔軟な対応によってのみ可能だったのだと思います。
それか、車に深い愛着があれば、高額修理コースになっていたでしょう。適当な業者なら、直前に拭き取って、それで良しとしてしまうかもしれませんが、こういう意識が低い方は問題外で、私はプロとは認めません。
今回の車検費用トータルで69,440円と7万切ってます♪♪ユーザー車検万歳!
車検の詳細やトランスファーの漏れ対策についても近々書く予定でいますが、最近忙しいのでいつになるやら。そういえば、整備手帳も更新したいなぁ…
P.S.
車検から帰宅し、さっそくステッカーを貼るも、折り目を間違えて失敗しかけますが、途中で気がつきなんとか修正することが出来、無事貼ることができました。油断禁物!というか、このステッカー、慣れていない一般人には少し分かり難いので、失敗する方はそこそこいて当然ですかね。ステッカーを無事貼り終えるまでがユーザー車検だと肝に銘じました。
こんな教訓も含めて、2年後には車検のことはほとんど忘れてしまうので、場数を踏んでも毎回初心者のようなものですが…。