
まず年末のオイル交換の様子から。
今回初めてドレンボルトを回す工具を買い、使ってみましたが、正直イマイチでした。手は確かに汚れませんが、作業スペースが狭いせいで作業性が非常に悪く、手で回した方が数倍手っ取り早くて、個人で行うDIYには向かないという印象でした。オイル交換でジャッキアップはしないし…。
リフトアップ出来る環境下でこそ威力を発揮する、つまりプロ向きの商品ですね!無駄な買い物をしてしまいましたが、まあ、マグネットでボルトを回せるので、他の作業等、特に狭い場所で利用できそうなのでそこに期待します。
最近の傾向として、コロ・クロ効果(コロナ禍&クロスカブの略称)で走行距離が激減し、中途オイル補充の必要が無くなりました。前回・前々回分の残りが1.8Lほど残っており、これに新しいオイル1.4Lを追加し、トータル3.2L入れ、これでゲージの目盛で6割を示す感じ。
コロナ禍前は3.5L入れて途中で0.5L補充し6ヶ月後はゲージ先端にギリギリ付くくらいで、若干際どくてオイル消費と残量には気を遣わなくてはなりませんでした。去年は年間4,000㎞しか走行しておらず、こうなると途中で補充する必要もなくなり、3.2L入れておけば楽勝で残量をキープできます。しかもオイルの色も比較的キレイ。
今回もオイルは定番の『シグマパワークリーンSP 5W-40』。4L缶で2200円くらいなのでコスパ最強。もう結構長く使い続けており、今後もこのオイルを使い続けるつもり。
振り返ってみると、『シグマパワークリーンSP 5W-40』は2013年10月から使い始め、当時の走行距離は181,000㎞で、9年半で80,000㎞程走行しており、現在までエンジンは好調です。
【過去のオイル交換を振り返ってみる】
前期型のカリブ(AE-115G CWPGK)に乗っていた頃(1999年~2006年末頃)のオイル交換は、イエローハットで量り売りの一番安い鉱物油で交換してもらっていました。多少の価格変動があり、うろ覚えですが、だいたい2000~3000円くらいだったかと。
当時はオイル交換すら面倒で、ショップ任せの方が合理的で良いと考えており、車検も安くて楽だったのでお願いしていました。この頃は年式も比較的新しく、最長でも18万キロ程度しか走っておらず、車検時に追加で発生する費用はドライブシャフトブーツ交換くらいしか記憶にありません。
その頃、カリブの整備・消耗品の交換等は会社の車両管理を任せているモータースにその都度頼むという形で、会社に車を取りに来てくれたので非常に楽でした。頼んだのはブレーキ回り・タイミングベルト&ウォーターポンプ交換・球切れぐらいで、ついでにオイル交換も頼む場合があり、その時も一番安いやつでお願いしていました。無関心だったのでグレード等は覚えておりませんが、もしかしたら鉱物油よりいいやつを使っていたかもしれません。費用は2000~3000円くらいだったと思います。
2006年12月末に後期型カリブ(現在所有中の)に乗り替えました。前期型はまだ走行距離18万キロで好調でしたが、将来を見据えて「修理するよりも乗り替えた方がいいだろう」と判断。この頃はどうしてもカリブに乗りたかった訳ではなく、他に安くて手頃な4WDワゴンが無かったからです。実際、一時期アウトバック(NHK ドラマ『ノースライト』に登場するやつ。現在でもカッコイイと思う)を買うつもりでした。その後、紆余曲折あり、カリブと出会い現在に至ります。
後期型に乗り替えた後もしばらくはイエローハットで従来通りのオイル交換を実施。それがいつ頃からかDIYで自分で行うようになり、日用品の買い物で頻繁に通っていたカインズで格安オイルを見つけ、自然とそのオイルを使うようになりました。昔から安いオイルに対する抵抗感は全くなかったので。
DIYのきっかけは、量り売りのオイルが廃止されたか、もしくは鉱物油が廃止され、割安感が無くなったこと。利用を止める直前の頃は店で4L缶を選んで交換してもらうのですが、そのとき「安いオイル選びに困った」記憶があります。当時はオイル価格が高騰気味だったのも影響していたかと。
以降イエローハットの利用は激減し、ここ数年は一切利用しておりません。ノーマルプラグも置いていなかったり、カインズ等のホームセンターの方が利便性が高くて安い。近所のホームセンターは廃油を無料で引き取ってくれたり利用価値が高い。タイヤ交換も価格差が大きいので利用する気にはなれませんし、今後も利用しない可能性が高い。
オイルが『カインズ』から『シグマパワークリーンSP』に変わったのが2013年9月頃で、5W-40の粘度とリーズナブルな価格に惹かれたからでしょうか。よく覚えていませんが、多走行のエンジンとの相性は良かったかもしれません。
2016年3月、多走行なカリブに合ったよりベストなオイルを求め、当時格安だったシェブロン鉱物油10W-40を1ダース購入。使い切るまでのたった1年半でしたが試しに使ってみました。まずまず良い印象でしたが、『シグマ』に比べて特に際立った優位性は感じられず、少し割高感もあり、結局シェブロンはこれっきりになりました。
当時はコストコで格安で販売されていたり、市場価格も全般的に安かったという背景がありましたが、現在はシェブロン鉱物油10W-40は安くないのであえて使うメリットは感じません。独特の樹脂製容器は注ぎやすく、処分も楽で、そこは非常に良かったです。オイル性能は総合的に『シグマ』の方が上で、特に冬の始動性で差がでました。
長年使って感じた『シグマパワークリーンSP 5W-40』の特徴
・真冬から真夏まで安心して使えるワイドレンジな基本性能がある
・オイル消費が少ない(特に走行距離が多い車・欧州車)
・粘度が高いのにエンジンが滑らかに回る印象
・劣化速度も特に早いとは感じられない(6ヶ月キープ)
・価格が2000円前後で安定して安く、入手にも困らない
アマゾンのレビューを見ていて思うのは、性能の悪い粗悪品と呼べそうなオイルは流通・販売していないということです。レビュー数が少ない評価は偏って信憑性が薄いですが、ある程度の数(最低でも30以上)のレビューがあればオイルの評価は★4つ以上になっているはずです。つまり使用感はどのオイルも大体同じ、もしくはオイルの正確で客観的な評価なんて出来ない、それだからこそブランドやラベルで選びがち。万が一、大切な愛車に何かあってはいけないので、心理的にメジャーブランドを選択しがち、大体そういうことだと思います。
これまでカリブを、前期型3万~18万キロまで、後期型9万~現在26万キロを超え、合計21年32万キロ乗ってきました。途中から『シグマ』にグレードアップしましたが、それまでの使用オイルのほとんどは安い鉱物油10W-30でした。
適切な交換時期を守っていれば指定粘度・グレードの安いオイルで十分です。
今年の年末年始は厳しい寒さが続き、結局オイル交換の実施は年明けの3日になってしまいました。さらに年末恒例の洗車&WAX掛けも今年はやらずじまい。以前からから興味があったケミカルでヘッドライトのレンズ磨きを試し、後はバンパー・サイドバンパーだけ磨いて終了。
というのも、常時カバーで覆っているせいで十分キレイなのです。年間洗車回数はたった3,4回程度で、あとは汚れた都度、ファイバークロスでざっとボデーを拭くだけです。たったこれだけで従来と遜色ない程度の外観は維持できています。青空駐車はボデー・塗装の傷みだけではなく、洗車管理的にも効率が悪く、多少面倒でもカバーで覆う効果は絶大です。
普段からスプレー式のクレ『LOOX』で磨いていますが、このヘッドライトのレンズ磨きはそれなりの効果があり、この製品はまずまず良かったです。アマゾンで安く(1800円)買えましたし、リピートあるかも。
【12月の走行距離】
クロスカブ 354㎞ (先月 257㎞)
自転車 500㎞ (先月 396㎞)
カリブ 169㎞ (先月 283㎞)
合計 1,023㎞ (先月 936㎞)
【2021年度 年間走行距離】
クロスカブ 5,340㎞
自転車 5,266㎞
カリブ 3,850㎞
合計14,456㎞
【1月の走行距離】
クロスカブ 507㎞ (先月 354㎞)
自転車 471㎞ (先月 500㎞)
カリブ 187㎞ (先月 169㎞)
合計 1,165㎞ (先月 1,023㎞)
健康は地味な努力の積み重ね。有酸素運動バンザイ。
一番長い時間乗っているのはやはり自転車。健康の要。
クロスカブは買い物の道中だけで楽しい。娯楽的買い出しマシン。
雨の日、積載性、長距離で頼れるカリブ。