
数年ぶりに雪が積もりました。これぐらいの積雪ならノーマルタイヤのカリブで楽勝に通勤できますが、MTBで雪上を走る欲求が勝り、自転車通勤しました。
そのMTBですが、数ヶ月前、ついにヘッドショックが壊れ、修理・復活したばかりなのです。なにしろ25年前の古いモデルなので、リペアパーツの入手は非常に困難で、修理可能なショップも少なく、費用も高額なので困ります。
それなので自分で分解・整備できないと古いヘッドショックの維持は困難です。それに意外とヘッドショックの分解・整備は難しくありません。専用工具はパークツールのカニ目スパナ(SPA-1)が一本あれば基本的に分解・組付け可能です。
今回の故障ですが、林道のダートの下りで突然サスペンションがフニャフニャになり、ロックも掛からなくなり、「ついに壊れたな!」ってすぐに分かりました。
さっそく分解して現状を確かめてみると…
エラストマーが加水分解で粉々に砕け、スプリングも2ヵ所で断裂しておりました。リペアパーツの入手は困難だと諦め、代替部品でなんとか現状復帰させることにしました。
エラストマーの代わりにウレタン丸棒を使い、スプリングも適当なもので代用。
若干乗り味が硬めですが、現状、この組み合わせで使用しております。
今後はウレタン丸棒とゴムを組み合わせようか思案中。
エラストマーの代替は、ウレタン丸棒で硬度が一番柔らかいものをチョイス。
それでもエラストマーに比べ硬めなので、乗り味も硬くなりました。
スプリングは最初水色を使用し、ソフト過ぎだったので後にパープルに変更。
巻き方が純正と逆方向なので、引っ掛かっていい感じです。
オイルダンパーカートリッジはシール漏れも無く、状態は良好でした。
分解・清掃・オイル交換しておきました。
ちなみに、SDA王滝100キロ出場直後の2016年にOHしたときのエラストマー&スプリングの状態はこんな感じでまずまず良好でした。
この時はニードルベアリングまでフルOHしたので、後の組付けが大変でした。
組付けは難しく、リスクも高いので、ニードルベアリングの分解は止めた方が無難です。しかしヘッドショックの構造を知るには絶好の機会ではあります。
2016年以降はSDA王滝はこっちのMTBで出場しており、オレンジの方が練習用&普段乗りとなっております。もっともコロナ禍以降は一度も出場しておらず、今後出場できるかも不明。座敷で保管しているので状態は良好。
後で知ったのですが、純正エラストマー&スプリングのセットを現在ヤフオクで販売しておりました。1万円以上しますが。
【2月の走行距離】
クロスカブ 142㎞( 5日)
カブ( JA07 ) 33㎞( 2日)
カブ合計 175㎞ (先月 290㎞) (先々月 231㎞)
自転車 500㎞ (先月 483㎞) (先々月 396㎞)
カリブ 167㎞ (先月 153㎞) (先々月 183㎞)
合計 842㎞ (先月 926㎞ )(先々月 819㎞ )
2月の走行距離は①自転車②カブ③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて24日、②カブとカリブは7日ずつでした。カリブは頑張って乗ってこの程度。
クロスカブは灯油の買い出しがほとんどで、JA07はたった2日乗っただけなのは先月、先々月とまったく同じ。それでも、たまに乗るバイクは楽しい。
それ以外では、山歩きは70分を3回。固定ローラーは1日も無し。ランニングも1日も無し。まったく運動しない休養日は4日でした。
Posted at 2025/02/28 23:26:36 | |
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