7月初旬、年2回の定期エンジンオイル交換を実施。エレメントも同時交換。
オイルは毎度「シグマパワークリーンSP」、エレメントはモノタロウ。
オイルは4Lで2800円、エレメントは400円とリーズナブル。
交換後のテスト走行もバッチリ絶好調で、ご機嫌でした。
その10日後くらい、出先で半日ほど炎天下に駐車した後のこと、エンジンを始動すると見慣れない警告灯が点灯しておりました。
直ぐにウォッシャー液の警告灯だと気づき、これまで長年カリブに乗ってきましたがウォッシャー液を切らしたことが過去一度も無く、点灯するのを見たのも初めて。直感的に、絶対にウォッシャー液が切れているはずがなく「これはおかしい『何らかの異常・トラブル』だ」と察知しつつ、ウォッシャー液の警告灯くらい簡単に対処できるだろうと考えておりました。
しかし見慣れない警告灯は気になって、心理的によろしくない。
帰宅後直ぐにボンネットを開けて状況確認&分析。
タンク内のウォッシャー液がお湯ぐらい熱いのはちょっと意外でした。
ウォッシャータンクを外すと、おおよそ想像通りの構造で、ポンプとは別に水量センサーが設置してありました。
水量センサーはフロート式で、フロートの上下変化を電気信号で伝えているようで、まず最初にこの水量センサーの故障を疑い、単体で正常に機能しているか動作テスト。
ウォッシャータンクから外した状態ではフロートの上下に応じて正常に点灯・消灯するのですが、こんどは、エンジン始動前のイグニッションON時に点灯しないという不具合が発生。やはり水量センサーが怪しい・おかしい。
スポイトを使ってウォッシャー液を抜き取り、水量センサーが反応する水位で様子を伺って症状を分析することに。しかしカリブにあまり乗らないので…
上り下りでは水量センサーがしっかり反応して点灯しつつも、反応の仕方にタイムラグがあったり、やはり少しおかしい。「水量センサーを掃除したことである程度治ったのか?」とも思いましたが、こんどはウォッシャー液を満タンにしてみるも、再び最初の症状(常に警告灯が点灯する)に戻ってしまう。結局、この二つの症状を繰り返すことが判明。
水量センサーが故障している可能性が非常に高いと判断でき、水量センサーを交換することにしました。
品名:ウォッシャ レベル ウォーニングスイッチ 品番「85397-12360」
予想に反して、カローラ-・スプリンターセダンのみならず、共通車種の少なさにまず驚いた!トヨタらしくないぞ!「レビン・トレノ・セレス・マリノ・カリブ」というグループ分けからは中古部品の入手が容易ではないことが容易に伺えます。
どうやらこの時代、ウォッシャ液の警告灯は標準装備されていないようです。
カリブに付いている=当たり前の装備だと思っておりました。
110系カローラシリーズはコストダウンを意識したつくりらしいですが、100系の旧式部品をしっかり流用。130系のカローラシリーズは何もかも刷新され「ウォッシャ レベル ウォーニングスイッチ」も互換性が無い。
110系カリブの中古ウォッシャータンク自体がレアになっているようで簡単に見つけられない。110系カリブもいつの間にか厳しい時代に突入したなぁ。
品番「85397-12360」の「ウォッシャ レベル ウォーニングスイッチ」をモノタロウで一応注文できたので、いつもの「新品はまだ手に入るかも?」と淡い期待半分諦め半分で待つこと3日で取り扱い終了のメールが届く。
代替相当品「85397-50090」があるようなので問い合わせてみると、一応互換性ありでしたが、こちらも既に取り扱い終了だとさ。ちなみに「85397-50090」はUCF20系セルシオ(LS400)用です。
UCF20系セルシオ用の中古ウォッシャータンクは比較的容易に入手可能ですが、中古の部品は近いうちに故障しそうなので、この選択はかなり微妙。そもそもウォッシャー警告灯は無くても困らない機能なので、点灯しないように加工するのが利口かも。車検に関わるトラブルでは無いので深刻度はかなり低い。
ネオクラシックカーブームですが、この時代の車は豪華装備だったり凝ったギミックだったり機能面でも魅力的な車が多いですが、反面半導体部品を多用している点は見逃せません。今回の「ウォッシャ レベル ウォーニングスイッチ」の故障がまさにそれで、半導体部品が経年劣化で壊れ、純正部品の供給も止まり、代替品も取り扱い終了で、まさにお手上げ状態。故障した部品が重要部品ではなかったのが幸いで、これがもしEFIのセンサー部品だったりしたら大事になったかも。
こういった不安は今後避けては通れず、ずっと付きまとうことになります。半導体部品を多用しているという、クラシカルな旧車にはない、維持が難しい一面でもあります。国産部品の高品質な性能に支えられてはいても、いずれ寿命はきます。その都度どのように対処するのかは、実際になってみないと分かりません。
ただ、国産車の耐久性は想像以上に高いことも多く、今回の「ウォッシャ レベル ウォーニングスイッチ」の故障も製造から28年経過しており、水温マイナス5℃~60℃の過酷な状況下という点も見逃せません。
2025年7月31日現在、ウォッシャ警告灯以外は好調です。これまで走行中のエンスト・不具合は一度も無く、無論レッカー移動されたこともありません。
【7月の走行距離】
クロスカブ 45㎞( 2日)
カブ( JA07 ) 163㎞( 5日)
カブ合計 208㎞ (先月 170㎞) (先々月 137㎞)
自転車 441㎞ (先月 516㎞) (先々月 480㎞)
カリブ 194㎞ (先月 119㎞) (先々月 254㎞)
合計 843㎞ (先月 805㎞ )(先々月 871㎞ )
7月の走行距離は①自転車②カブ③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて23日、②カリブが8日、③カブが7日でした。暑いので自転車は控えめ。
それ以外では、ランニングは30分と70分を2回。ウォーキング・山歩き・固定ローラーは無し。まったく運動しない休養日は3日でした。
Posted at 2025/07/31 23:38:32 | |
トラックバック(0) | 日記